HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP HP LaserJet 4PJ プリンタドライバ HPJ5E リリース・ノート Version 31.V2.00 for Windows 3.1J 1995年4月 HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP このドキュメントには、以下の内容が含まれます。 * はじめに * Microsoft Windows 3.1J への組み込みについて * HP LaserJet 4PJ プリンタドライバ HPJ5E の特長 * その他の注意事項 ヒューレット・パッカード社および横河ヒューレット・パッカード株式会社は、 この文書に記述されている情報およびこの文書に付属するソフトウェア(ヒュ ーレット・パッカード HPJ5E プリンタドライバ バージョン 31.V2.00 と称する )に関し、市場性に対する保証および特定の目的に対する適合性に関する保証 を含む一切の保証を行いません。 HPJ5E プリンタドライバ バージョン 31.V2.00 は、以下の条件の下でコピーする ことが可能です: 1) すべてのドキュメント、テキストに変更を加えないこと、また、すべてのページ を添付すること。 2) ディスクに含まれるすべてのファイルを変更を加えずにコピーすること。 (DOS のユーティリティである DISKCOPY コマンドなどを使用する) 3) HPJ5E プリンタ・ドライバ バージョン 31.V2.00 に含まれるすべての製品が、 一緒に提供されること、また同時に、 4) 上記 3) に加え、営利目的で提供されないこと。 Copyright (c) 1990, 1991, 1992, 1993, 1994 Hewlett-Packard Company. Copyright (c) 1985, 1986, 1987, 1988, 1989, 1990 Microsoft Corp. Copyright (c) 1988, 1989 Aldus Co. All Rights Reserved. IBM PC、PC-DOS は、米国 International Business Machines Corporation の商標です。 MS-DOS、Windows は、米国 Microsoft Corporation の登録商標です。 HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP はじめに HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP HPJ5E プリンタ・ドライバは、HP LaserJet 4PJ プリンタ用のプリンタ・ドライバ です。HP LaserJet 4PJ プリンタは、Microsoft Windows 3.1J の標準である TrueType フォントのラスタライザを搭載し、MS 明朝、MSゴシック の2書体 を標準で搭載した600dpiの日本語プリンタです。本プリンタおよびプリンタ ドライバでサポートされたHP 社の標準であるページ記述言語PCLは、2バイト コードのサポートを行っています。これにより、Microsoft Windows 3.1J と HP LaserJet 4PJ プリンタの組み合わせによって、これまでにない高速でかつ高品質な 印刷をご利用いただくことが可能となりました。 このプリンタ・ドライバでは、HP-GL/2 をサポートしています。HP-GL/2 は、HP 社の開発したプロッタ制御用の言語であり、HP-GL/2 のサポートにより複雑なグラ フィックスの印刷も高速でかつ高品質に行うことが可能です。 HPJ5E プリンタ・ドライバでは、設定ダイアログより様々な設定が可能ですが、 特別な必要が無い限り グラフィックスモードを HP-GL/2 としてお使いいただく ことをおすすめします。 HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP Microsoft Windows 3.1J への組み込みについて HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP HPJ5E プリンタ・ドライバを Microsoft Windows 3.1J に組み込むためには、 以下のような操作が必要です: 1. プログラム・マネージャのメインのグループより、コントロール・パネルを選択 します。 2. コントロール・パネルからプリンタ・アイコンを選択すると、プリンタの設定 ダイアログが表示されます。 3. [追加>>] ボタンをクリックします。 4. V組み込むプリンタの選択Vのリスト・ボックスよりV一覧にないプリンタや 更新されたプリンタの組み込みVを選択します(リストの最初の項目です)。 5. [組み込み...] ボタンを選択します。 6. HPJ5E プリンタ・ドライバのフロッピィー・ディスクをディスク・ドライブに 入れ、ドライブ名を指定します。 7. "HP LaserJet 4PJ" を選択し、[OK]ボタンをクリックします。 8. [接続...] ボタンを選択します。 9. V接続先Vリスト・ボックスからポートを選択します。 10. '高速に印刷' を選択し、[OK]ボタンをクリックします。 11. [設定...] ボタンを選択します。 12. 設定ダイアログで、必要な設定を行います。 13. [OK] ボタンをクリックします。 14. [通常使うプリンタとして設定]ボタンをクリックします。 15. [終了]ボタンをクリックします。 HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP HP LaserJet 4PJ プリンタドライバ HPJ5Eの特長 HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP HP LaserJet 4PJ プリンタドライバ HPJ5E バージョン 31.V2.00 には、以下の ような特長があります: 1). グラフィックス品質のサポート 600 dpi のモードにおいて、 600, 300, 150 dpi の解像度が、また、300 dpi の モードにおいて 300, 150, 75 dpi の解像度がサポートされています。これらの 解像度の設定は、実際には数字ではなく、それぞれオプション・ダイアログの Wグラフィックス品質WにおけるW高品質W、W普通W、WドラフトWの選択 選択によって行います。 2). HP-GL/2 のサポート HP-GL/2 が HPJ5E プリンタ・ドライバでサポートされます。 オプション・ダイアログのWグラフィックス・モードWにおいて選択可能です。 ここでは "HP-GL/2"、"ラスタ"の二つが選択可能です。"HP-GL/2"の選択は、 パフォーマンスのよい設定です。デフォルトでは HP-GL/2 が設定されます。 このデフォルトの設定で印刷できない場合、"ラスタ"に設定を変更してもう一度 印刷しなおしてみてください。 詳しくは、オプション・ダイアログのヘルプを参照してください。 3). エコノ・モードのサポート エコノ・モードの設定は、オプション・ダイアログで行います。エコノ・モード での出力は"ドラフト"のグラフィックス品質と似ています。トナーの消費を少 なくするために使用するドットが少なくなるようにコントロールします。 4). 印刷濃度のサポート オプション・ダイアログでは、印刷濃度が設定できます。設定は、1(薄く) から5(濃く)までの5段階で行います。 5). RET のサポート RET とは、印刷品質を向上させるためのヒューレット・パッカード社独自の 印刷技術です。オプション・ダイアログにおいてその設定の度合が選択可能 です。ここでは、"ライト"、"ミディアム"、"ダーク"、"オフ"が選択可能です。 HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP 制限事項について HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP HPJ5E プリンタ ドライバでは以下のような制限事項があります。 1). HP LaserJet 4PJ プリンタは解像度 600 dpi のプリンタです。HPJ5E プリン タ・ドライバでは、600 dpi での高品質印刷をご利用いただくために、600 dpi でのラスタ・データの処理が可能です。 600 dpi でのデータの処理では、300 dpi と比較して 4 倍の大きさのデータ を行うことになり、単純には 4 倍のメモリが必要になります。 メモリの少ないシステムで、ご使用になられる場合や、多くのアプリケー ションを使用している場合など、メモリの不足から予期せぬエラーが発生する 可能性があります。そのような場合は、マイクロソフト ウィンドウズを 再起動し、使用しないアプリケーションを終了してみてください。 また、デバイス・フォントを使用することによって、使用するメモリを 少なくすることができます。MS 明朝、MS ゴシックを使用してみてく ださい。 文書などの作成に当たっては、こまめに文書の保存を行うことをおすすめ します。 2). 複雑なグラフィックスとテキストを使用している場合、プリンタで”メモリ オーバーフロー”が発生する可能性があります。 そのような場合、オプション・ダイアログでグラフィックス モードの設定 を”ラスタ”とし、かつ、”TrueType をグラフィックスとして印刷”を 選択してみてください。これにより、すべてのデータはグラフィックスと して処理され、より少ないメモリでも印刷できる可能性があります。 また、プリンタのメモリを増設することで回避できる可能性があります。 3). WIFE フォントはグラフィックス イメージとして処理されます。そのため、 オプション・ダイアログでの”グラフィックス品質”、アプリケーションの 印刷ダイアログでの”印刷品質”での低解像度の設定が、WIFE フォントの 印刷品質にも影響します。 ラスタ モードで WIFE フォントのテキスト文字の印刷を行う場合、低解像 度を選択すると文字に関するグラフィックスイメージのスケーリングが 正しく行われません。印刷する文書に WIFE フォントを使用している場合は、 高品質(プリンタ・ドライバの設定ダイアログで、解像度 600 dpi の時は 600 dpi、300 dpi の時は 300 dpi)を使用してください。 また、デバイス・フォントを使用することで回避することもできます。 4). WIFE フォントを黒以外のカラーで使用した場合、網かけ、その他の色を バックグラウンドとすると、正しく印刷されない場合があります。 黒以外の色を使用した WIFE フォントが印刷されない場合には、他のグラフ ィック モードを使用するか黒を指定して印刷してください。 また、デバイス・フォントを使用することで回避することもできます。 5). WIFE フォントを用いて縦書き印刷を行う場合、マイクロソフト ウィンド ウズはその文字列をメモリ上で回転させて、そのグラフィックス イメージ を出力しようとします。 回転させる文字列に必要なメモリ・サイズが大きい場合、回転できずに エラーが発生する可能性が報告されています。 これはアプリケーションの処理の方法にも依存しますが、そのような場合は TrueType フォントを使用してください。 6). WIFE フォントをする場合、メモリの不足から印刷時に文字の抜け、あるいは 文字にゴミが入る可能性があることが報告されています。本製品は 600 dpi であるために、300 dpi の製品に比べその可能性がより高くなることが予想 されます。 そのような場合は、もう一度印刷し直すか、TrueType フォントを使用して ください。 7). WIFE フォントなどのいわゆるシステムのラスタ・フォントをボールドとした 場合、または TrueType フォントを”TrueType をグラフィックスとして 印刷”を選択してボールドとする場合、これらは1ドット分だけずらして印刷 することによってボールド化されます。この時 600 dpi では、1ドットが 300 dpi と比較して小さいためボールドに見えにくい場合があります。 より強調されたボールドを使用したい時は、デバイス TrueType フォントを グラフィックス・モードを”HP-GL/2”、もしくは”TrueType をグラフィック スとして印刷”を選択しない”ラスタ”で使用することをおすすめします。 8). デバイス・フォントでない TrueType フォントを”TrueType をグラフィック スとして印刷”を選択せずに使用する場合、そのフォントはプリンタにダウ ンロードされて印刷されますが、この場合ボールドとすることが現在のところ サポートされていません。 そのようなフォントをボールドで使用したい場合は、”TrueType をグラフィ ックスとして印刷”をプリンタのオプション・ダイアログで選択してくださ い。 9). グラフィックス・モードが”ラスタ”である場合、グラフィックスに関する 処理はディスプレイ・ドライバの処理に強く依存します。印刷結果、あるい はアプリケーションの文字の処理が期待したものと異なる場合、使用して いるディスプレイ・ドライバを変更してみることも一つの方法です。 10). HPJ5E プリンタ・ドライバでは、三つの”グラフィックス モード”を サポートしています。グラフィックス モードの変更は、プリンタの機能 に大きく影響し、事実上三つの異なるプリンタ・ドライバが一つになって いるとも考えることができます。 アプリケーションでは、プリンタ・ドライバの機能に合わせてその処理を 行うため、グラフィックス モードを変更した時はその情報をアプリケー ションで設定し直す必要があります。 アプリケーションによっては、プリンタ・ドライバの機能を起動時に一度 だけ行うものがあり、起動中にコントロール・パネルからグラフィックス モードを変更したり、アプリケーションの印刷ダイアログから変更した場 合その後動作が不安定になる場合があります。 グラフィックス モードを変更する時は、一度アプリケーションを終了して からコントロール・パネルで設定するようにしてください。 また、動作が不安定になった時は、アプリケーションを一度終了し、 もう一度起動し直してください。 11). マイクロソフト ウィンドウズの”メモ帳”で印刷する場合、600 dpi の 解像度を使用すると左マージンが正しく設定されない場合があります。 600 dpi では、左マージンを 0 - 1.38 cm(0 - 0.55 インチ)、2.53 - 3.92 cm(1.0 - 1.55 インチ)の間に設定すると、正しく印刷すること ができます。また、プリンタ・ドライバの設定ダイアログで 300 dpi を 選択すれば左マージンは正しく設定されます。 また、他のアプリケーションでも同様な障害が発生する可能性があります。 そのような場合は、適宜マージンを設定してみてください。 12). OASYS/Win V2.0(富士通株式会社)では、600 dpi でのプリンタ・ドライバ の使用をサポートしていません。 プリンタ・ドライバの設定ダイアログで 300 dpi を選択してください。 13). Aldus PageMaker Version 4.0J(アルダス株式会社)を使用して出力を 行う場合、複雑なグラフィックスやテキストを印刷しようとすると”修復 不可能なアプリケーションエラー”が発生する可能性があります。 そのような場合は、複雑なグラフィックスを少なくする、WIFE やシステム のラスタ・フォントを使用せずにデバイス・フォント、TrueType フォント を使用する、もしくは解像度を 300 dpi にするなどによってエラーを回避 できる可能性があります。 基本的には、TrueType フォントを使用することと、ラスタ・グラフィック スを小さくすることをおすすめします。また、文書の作成に当たっては、 こまめに文書の保存を行うことをおすすめします。 14). Freelance/Windows R1.0J(ロータス株式会社)で印刷を行う場合、細かい 色の変化のあるグラフィックスを使用するとプリンタで”メモリ オーバー フロー”が発生することがあります。 そのような場合は、オプション・ダイアログでグラフィックス モードの 設定を”ラスタ”とし、かつ、”TrueType をグラフィックスとして印刷” を選択すると印刷できる可能性があります。 また、プリンタのメモリを増設することで回避できる可能性があります。 15). プリント・マネージャを使用して大量の文書を印刷する場合、印刷の途中 から出力が正しく処理されなくなる可能性があります。 なるべく、プリント・マネージャを使用しないことをおすすめします。 プリント・マネージャを使用しないようにするためには、マイクロソフト・ ウィンドウズの”コントロールパネル”から”プリンタ”を選択し、 ”プリントマネージャの使用”のチェックマークを外してください。 16). 大きな文書(大きなラスタ・イメージを含むような)を印刷している途中 で印刷をキャンセルした場合、出力にごみが印刷される場合があります。 そのような場合、プリンタのコントロールパネルにおいてプリンタを オフラインとし、さらにプリンタをリセットしてください。 HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP その他の注意事項 HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP HPJ5E プリンタ・ドライバには、それぞれのユーザ・インターフェイスにおいて [ヘルプ]ボタンがサポートされています。ヘルプ情報が必要な場合は、こちらを ご利用ください。 HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP YHP カスタマ サポート センタ(CSC) HPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHPHP YHPでは、本ソフトウェアに関するご質問、ご相談を電話により受け付けており ます。電話相談の窓口は以下の通りです。 横河ヒューレット・パッカード株式会社 カスタマ サポート センタ(CSC) 電話 : 03−3335−8333 FAX: 03−3335−8338