===============================================================================      LK-RJ120ZF/ZHバージョンアップについて 作成:松下寿電子工業(株) 作成日:'95.12.19 =============================================================================== この度は、LK-RJ120ZF/ZHをお買い上げいただき、誠にありがとうございます。 『LK-RJ120ZF/ZH DOS用デバイスドライバ、Windows95用デバイスドライバ』 をお送り致します。 【付属品の確認】   ●本製品をお使いになる前に、すべての品が揃っていることを確認してください。    万一、不良の品がありましたら、お手数ですがサポートセンターまでご連絡 ください。      ・ LK-RJ120ZF/ZHバージョンアップ説明書 1冊      ・『Windows95用デバイスドライバ インストール手順』 1冊      ・『LK-RJ120ZF/ZH DOS用デバイスドライバ、        Windows95用ドライバ フロッピーディスク』 1枚 【本フロッピーディスクの内容】 本フロッピーディスクには以下のファイルが収録されています。 [\] README.TXT 本テキストファイル INST120.EXE LK-RJ120ZF/ZH DOS用デバイスドライバ インストーラー CSINFO_N.EXE カードサービスバージョン表示プログラム LKRJ120.INF Windows95対応ドライバセットアップ情報ファイル LKRJ120.MPD Windows95用ミニポートドライバー LKRJ120N.MPD PC-9821Ne専用Windows95用ミニポートドライバー [\ASPI] ASPIGOGO.SYS PC-98シリーズ、EPSONシリーズ用ASPI マネージャー DDVERUP.EXE ハードディスクバージョンアップユーティリティー MIRA_CD.SYS ASPI対応CD-ROMドライバ MIRA_CDN.SYS NEC製CD-ROM用ドライバ MIRA_DD.SYS HDD、MO、PD用ドライバ MIRA_FMT.EXE HDD、MO用フォーマットユーティリティー [\EPSON] MPSBIOSN.SYS PC486/586ノート用SCSI BIOS MPSBIOSP.SYS PC486Portable用SCSI BIOS MPSDRVEP.SYS EPSON用HDD、MOドライブ割り当てドライバ MPSEP_CS.SYS EPSON用クライアントドライバ [\PC98] MPS98_CS.SYS PC-98用クライアントドライバ MPS98_SS.SYS PC-9801NX/C、NS/A、P、NL/R、PC-9821Ne付属のソケット サービス用イネーブラ 【バージョンアップの内容】   ●今回のバージョンアップは、現製品版のLK-RJ120ZF/ZH付属デバイスドライバ、    フォーマットユーティリティーに下記の機能を追加したものです。      ・Windows95用デバイスドライバ(Plug&Play対応)の追加。      ・フォーマットユーティリティーにハードディスクのパーティション設定       機能を追加。      ・ハードディスクのバージョンアップユーティリティーの追加。   ●下記の項目に該当する場合は、本説明書を参考にバージョンアップを行ってくだ    さい。      ・ハードディスクに対してパーティションの設定を行いたい場合。      ・現製品版フォーマットユーティリティーMIRA_FMT.EXE Version 1.07で       フォーマットされたハードディスクをDOS、Windows3.1、Windows95上で       使用したい場合。      ・Windows95でLK-RJ120ZF/ZHを使用する場合。 【バージョンアップ方法】   ●DOS/Windows3.1、Windows95で使用する場合のバージョンアップ手順を示します。     1. DOS/Windows3.1用デバイスドライバのバージョンアップ       DOSを起動し、今回添付のフロッピーディスク『LK-RJ120ZF/ZH DOS用       デバイスドライバ、Windows95用ドライバ』をフロッピーディスク       ドライブにセットし、インストーラーINST120.EXEを実行します。       【例】C:\>A:\INST120 (フロッピーディスクドライブがAドライブの場合)       インストール先のドライブを前回インストールしたドライブに指定し、       ファイルを上書きしてください。       詳しくはLK-RJ120付属の取扱説明書P17からP19にしたがってインストール       を行ってください。     2. Windows95用ドライバのインストール(Windows95を使用する方のみ行って       ください。)       別冊『Windows95用デバイスドライバ インストール手順』を参照し、       Windows95用ドライバをインストールしてください。 【SCSI機器の使用方法】   ●Windows95上でのSCSI機器の使用方法を示します。     A. CD-ROMドライブ        そのまま接続すればご使用になれます。     B. MO,PD        各機器の取扱説明書をご覧ください。     C. ハードディスクドライブ       ・ハードディスクを新規に購入された場合は、ハードディスクの        フォーマット作業が必要になります。詳しくは次の        【ハードディスクのフォーマット方法】(P3)を参照してください。       ・現製品版フォーマットユーティリティー『MIRA_FMT.EXE         Version 1.07』で既にフォーマットされたハードディスクはWindows95        上で認識されません。認識させるには、ハードディスクのバージョン        アップが必要です。        詳しくは【ハードディスクのバージョンアップ方法】(P4)を        参照してください。 【ハードディスクのフォーマット方法】   ●初めてハードディスク/MO/PDをご使用になる場合は、今回送付の製品に付属    しているフォーマットユーティリティー『MIRA_FMT.EXE Version 2.12』    を使用してフォーマットを行ってください。 +---------------------------------------------------------------------------+  | 注!ハードディスクをフォーマットすると、ハードディスク中の全データが |  |   消去されます。間違ったハードディスクをフォーマットしないように注意 |  |   してください。 | | |  | 注!ハードディスクをフォーマットした場合には、パソコンを再起動する必要 | |   があります。フォーマット直後に使用することはできません。 | | |  | 注!MO,PDの場合パーティションの設定は出来ません。 | +---------------------------------------------------------------------------+     1.フォーマットユーティリティーの起動        DOSのプロンプトから『MIRA_FMT.EXE Version 2.12』を実行します。        【例】C:\> C:\LK-RJ120\MIRA_FMT          (Cドライブにインストールした場合)     2.フォーマットの手順       ユーティリティーが起動すると下記の選択項目が画面左上に表示されます        1)Host Adapter 変更        2)Format        3)Quit       "コマンドを入力してください。(1〜3)"というメッセージが表示されます ので1)、2)、3)の順で実行します。       1)Host Adapter変更        複数のSCSIインタフェースを、切り替えて使用する場合に指定します。           @「1」を入力し、Host Adapter変更画面にします。           AHost Adapter Numberの入力を行います。            本PCカード1枚使用している場合は、「0」を入力してください。 複数のSCSIインタフェースを使用している場合は、Host Adapter Numberの割り当て方が次の2通りあります。 a. SCSIカードを接続後、パソコンを起動する場合。 スロット番号の小さいカードから順に 0から番号が割り 当てられますので、その番号を入力してください。 スロット番号については、各パソコンの取扱説明書を 参照してください。 b. Windows95を起動後、SCSIカードを接続した場合。 最初に挿入したSCSIカードから順に0から番号が割り 当てられますので、その番号を入力してください。           BHost Adapter Number入力後は最初の選択画面に戻るので、次の 2)Formatを選択してください。       2)Format        ハードディスク、MO、PDのフォーマットを行います。           @「2」を入力し、Formatの画面にします。           Aフォーマットの実行の確認をします。Yes/Noで答えます。            よろしければ、「Y」を入力してください。           Bフォーマットを行う周辺機器のSCSI IDを入力します。画面上の            SCSI ID一覧を確認してフォーマットを行うSCSI ID番号を入力            してください。           CLow Level Formatの確認をします。Lowレベルフォーマットは            通常必要ありませんので「N」を入力します。           D次にHighレベルフォーマットを行います。            Highレベルフォーマットは、フォーマットを行う周辺機器に            よって次の2通りに分かれます。             a.ハードディスクのフォーマットの場合              a−1. パーティションの設定を行います。                  確保する容量を入力してください。              a−2. パーティションの入力を行った後確認を行います                  よろしければ「Y」を入力してください。                  これでフォーマットが始まります。             b. MO,PDのフォーマットの場合               すぐにMO用フォーマットが実行されます。               (パーティションの設定はできません。)               フォーマット終了後、自動的にメディアを               イジェクトします。           E"High Level Formatを終了しました。<>"            というメッセージが表示されるので何かキーを             押してください。       3)Quit    「3」を入力し、フォーマットユーティリティーを終了します。 【ハードディスクのバージョンアップ方法】   ●下記の項目に該当する場合は、バージョンアップユーティリティー 『DDVERUP.EXE Version 1.00』    を使用してハードディスクをバージョンアップしてください。 ・現製品版フォーマットユーティリティーMIRA_FMT.EXE Version 1.07で     フォーマットされたハードディスクをDOS、Windows3.1、Windows95上で     使用したい場合。 1. バージョンアップユーティリティーの起動     DOSプロンプトから『DDVERUP.EXE Version1.00』を実行します。   【例】C:\>C:\LK-RJ120\DDVERUP(Cドライブにインストールした場合) 2. バージョンアップの手順 @バージョンアップの確認を行います。Yes/Noで答えます。 よろしければ、「Y」を入力してください。 Aバージョンアップを行う周辺機器のSCSI ID番号を入力します。 画面上のSCSI ID一覧を確認して、バージョンアップを行う ID番号を入力してください。 Bバージョンアップ終了後DOSプロンプトを終了しWindows95を 再起動してください。 以上でDOS、Windows3.1、Windows95上でハードディスクがご使用になれます。 +---------------------------------------------------------------------------+ | 注!MIRA_FMT.EXE Version 1.07以外でフォーマットされたハードディスクに | | 対して、このユーティリティーは実行できません。 | | |  | 注!MIRA_FMT.EXE Version 1.07でフォーマットされたMO,PDの各メディアは、 |  |   DOS、Windows3.1、Windows95上でそのまま使用することができます。 | |   このユーティリティーは実行できません。 | +---------------------------------------------------------------------------+ DOS,Windowsは米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です