発表会速報


マイクロソフト Windows 95発表(95年 10月 26日発表)

問い合わせ先:マイクロソフト株式会社(tel.03-5454-2300)


  • 発売日:11月23日

     本日、13:00より赤坂プリンスホテル新館クリスタルパレスにてWindows 95および周辺ソフトウェアの発表が行なわれ、各製品の発売日、価格などが明らかとなった。

     マイクロソフト本社からも副社長スティーブ・バルマー氏が出席し、NEC、富士通、コンパック、東芝、IBMの各社の担当重役もスピーチを行なった。

     なお、質疑応答の際に、焦点となっているWindows 95対応アプリケーションのバンドリングについて質問がでたが、未発売の製品につき現状では答えられないとの回答であり、WORD95、EXCEL95のバンドリングが噂される各PCメーカーとの交渉の動向が注目される。

     各製品の発売日は下記の通り、

    Windows 95 11/23

    Microsoft Plus! for Windows 95 11/23

    Microsoft OFFICE for Windows 95 11/23

    Microsoft Word95 for Windows 95 12/8

    Microsoft Excel95 for Windows 95 12/8

    Microsoft Project95 for Windows 95 12/8

    Microsoft PowerPoint95 for Windows 95 12/15

    また、いくつか新たに明らかになった情報を記す。

    ・MSNの日本語サービスは11/23より行なわれるが、当初は14,400bpsのみ(28,800bpsはなし)。日本国内からのTCP/IP接続およびインターネットへのフルアクセスサービスは来春。将来的にはISDN 64Kbpsにも対応(ということは38.4Kbpsは未対応か?)

    ・OFFICE95については、当初30万本に限り、特別価格にて販売を行なう。

    ・Plus!についてくるInternet Explorerのバージョンは当初1.0。2.0の日本語版は年末から来年にかけてβテストを行なう。

    ・サポート人員は平常時の100名から、一時的に300名に強化。土、日、祝日もサポートを行なう。

    ・英語版Windows 95で発見されているバグは、ネットワークサービスのセキュリティの問題を含め、すべて修正して発売される。

    ■Windows 95を動かすために必要なシステム構成
    製品形態 アップグレードパッケージ 通常パッケージ
    提供メディア フロッピーディスク版 CD-ROM版 フロッピーディスク版
    対応機種 PC-9800シリーズ対応 PC/AT互換機対応 PC-9800シリーズ対応 PC/AT互換機対応 PC-9800シリーズ対応 PC/AT互換機対応
    必要システム MS-DOS5.0J以上 + Windows3.1J
    または
    OS/2 J2.11以上 + Windows3.1J
    MS-DOS5.0/V or IBM DOS J5.02/V以上 + Windows3.1J
    または
    OS/2 J2.0以上 + Windows3.1J
    MS-DOS5.0J以上 + Windows3.1J
    または
    OS/2 J2.11以上 + Windows3.1J
    MS-DOS5.0/V or IBM DOS J5.02/V以上 + Windows3.1J
    または
    OS/2 J2.0以上 + Windows3.1J
    MS-DOSのみ
    OS/2のみ
    そのほかのOS
    MS-DOSのみ
    IBM DOSのみ
    OS/2のみ
    そのほかのOS
    コンピュータ本体 Intel 486SX以上を搭載したパーソナルコンピュータ
    メモリ 8MB以上(12MB以上を推奨)
    ハードディスク 75MB以上の空き容量が必要
    ディスプレイ 640×480以上表示可能なグラフィックス機能 VGA以上表示可能なグラフィックス機能 640×480以上表示可能なグラフィックス機能 VGA以上表示可能なグラフィックス機能 640×480以上表示可能なグラフィックス機能 VGA以上表示可能なグラフィックス機能
    ドライブ 3.5" 2HD 1.44MBに対応したドライブ CD-ROMドライブ 3.5" 2HD 1.44MBに対応したドライブ

    ■Windows 95のパッケージ構成と標準価格
    CD-ROM版 フロッピーディスク版
    アップグレードパッケージ 13,800円 16,800円
    通常パッケージ --- 29,800円

    ■アカデミックパッケージの標準価格
    CD-ROM版 フロッピーディスク版
    アップグレードパッケージ 7,500円 9,000円
    通常パッケージ --- 14,800円

    ■Microsoft License Pak
    アップグレード価格 追加1ユーザー用 11,000円
    追加20ユーザー用 207,000円
    標準価格 追加1ユーザー用 23,800円
    追加20ユーザー用 447,000円

    ■Microsoft Open License Pak
    アップグレード価格 MOLP-A,B,C共通
    (1ライセンスあたり)
    10,000円
    標準価格 MOLP-A
    (1ライセンスあたり)
    17,600円
    MOLP-B
    (1ライセンスあたり)
    16,700円
    MOLP-C
    (1ライセンスあたり)
    15,800円

    ■License Pak用追加マニュアル
    マニュアル 2,000円


    ■Office 95 Std. Ed. を動かすために必要なシステム構成
    コンピュータ本体 Intel 486以上を搭載し、Windows 95またはWindows NT 3.51 Workstationが稼働するパーソナルコンピュータ(486DX以上を推奨)
    基本ソフトウェア Windows 95またはWindows NT 3.51 Workstation
    メモリ Windows 95の場合は10MB以上(14MBを推奨)
    Windows NT 3.51 Workstationの場合は16MB以上(20MB以上を推奨)
    ハードディスク 35MB以上(最小構成) 70MB以上(標準構成) 130MB(フルセット)
    ※添付のTrueTypeフォントをすべてセットアップするには別途16MB以上の空き容量が必要
    ディスクドライブ CD-ROMまたは3.5"(1.44MB)フロッピーディスクドライブ

    ■Office 95 Std. Ed. のパッケージ構成と標準価格
    CD-ROM版 フロッピーディスク版
    標準価格 72,000円 78,000円
    アップグレードパッケージ 24,000円 30,000円
    発売記念パッケージ 32,000円 48,000円
    アカデミックパッケージ 25,800円 31,800円
    追加マニュアル 10,800円

    (レポート:伊達)


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