まず、実行前にエクスプローラから「ツール」-「フォルダオプション」-「表示」-「詳細設定」を開いてファイルとフォルダの表示では「すべてのファイルとフォルダを表示する」をチェックし、「登録されているファイルの拡張子は表示しない」のチェックを外すことを推奨します。
次に、MSX PLAYerを一回起動して、使用したい仮想フロッピーディスクにファイルをセーブしてください。何らかのファイルがセーブされないと仮想フロッピーディスクファイルは作成されません。
VDman.exeを起動すると上のような画面が出ます。
まずは、「MSX PLAYerのパス」と書かれた所に、MSX Magazine永久保存版2のMSX PLAYerの実行ファイルのフルパスを書きます。
横の「...」を押すとファイルを選択することができます。
simpleスキンの場合は
C:\Program Files\ASCII\MSXマガジン永久保存版2\simple\turbor_basic.exe
になります。(インストール場所を変更しない場合)
次に、切り替えを行う仮想フロッピーを設定します。
通常は、初期状態で空のディスクDを使用します。
「MSX PLAYerの仮想フロッピーディスクファイル名」と書かれた所に切り替えを行いたい仮想フロッピーディスクのファイル名を入力します。
横の「...」を押すとファイルを選択することができます。
simpleスキンのディスクDの場合は
C:\Program Files\ASCII\MSXマガジン永久保存版2\simple\msx\img\ascii\mmag2003w\user0_dsk_d.sav
になります。(インストール場所を変更しない場合)
1回設定を行うと後は設定ファイルに記録されるので、この作業は不要になります。
添付してある設定ファイルにはこの設定がすでに書かれているので、MSX PLAYerのインストール先を変えずにsimpleスキンをインストールした場合は設定は不要です。
仮想フロッピーディスクについてはMSX Magazine永久保存版2の書籍も参考にしてください。
MSX PLAYerを起動する場合は「起動」ボタンを押してください。
「起動」ボタンを押した際に、「仮想フロッピーディスクファイル」に仮想フロッピーディスクのファイル名が入力されている場合、「仮想フロッピーディスクファイル」に入力したファイルを「MSX PLAYerの仮想フロッピーディスクファイル名」に入力した仮想フロッピーディスクファイルにコピーして、MSX PLAYerを起動します。
「仮想フロッピーディスクファイル」に入力するファイル名を変えることで、複数の仮想フロッピーディスクを切り替えて使うことができます。
「仮想フロッピーディスクファイル」と書いてあるところの横の「...」をクリックするとファイルを選択することができます。
存在しないファイル名を「仮想フロッピーディスクファイル」に入力して、MSX PLAYerを起動し、MSX PLAYerで仮想フロッピーディスクに書き込んでMSX PLAYerを終了すると仮想フロッピーディスクが作成されます。
仮想フロッピーディスクの切り替えを楽にするため、下に仮想フロッピーディスクファイルリストを用意しました。
仮想フロッピーディスクファイルリストのファイル名をクリックすると、「仮想フロッピーディスクファイル」にファイル名がコピーされます。
「登録」ボタンを押すと、「仮想フロッピーディスクファイル」に書かれたファイル名が仮想フロッピーディスクファイルリストに登録されます。
仮想フロッピーディスクファイルリストのファイル名を選択して「削除」ボタンを押すと仮想フロッピーディスクファイルリストから登録が解除されます。
仮想フロッピーディスクを便利にため、仮想フロッピーディスクに既存ファイル・ディスクイメージを持ち込むためのユーティリティを用意しました。
空の仮想フロッピーディスクを新たに作成します。
「ファイル(F)」-「新規(N)」-「空の仮想フロッピーディスク作成(E)」を選択します。
次に、作成するファイルのファイル名を指定してください。
作成したファイルは自動的に仮想フロッピーディスクファイルリストに登録されます。
fMSX等の各種MSXエミュレータで使用されているDSK形式のディスクイメージをMSX PLAYerの仮想フロッピーディスクに変換します。
MSX-DOSやMSX-BASICを介さずにブートセクタから直接起動するタイプのソフトウェアは使用できません。(MSX PLAYerの仕様です。)
「ファイル(F)」-「インポート(I)」-「DSK形式ファイルからインポート(E)」を選択します。
次に、インポート元のディスクイメージとインポート後のファイル名を順に指定・入力してください。
変換したファイルは自動的に仮想フロッピーディスクファイルリストに登録されます。
ファイルを仮想フロッピーディスクにコピーします。
本機能により、フロッピーディスクドライブなしでMSX PLAYerとファイルのやり取りができます。
「ファイル(F)」-「インポート(I)」-「ファイルを仮想フロッピーにコピー(F)」を選択します。
次に、コピーしたいファイル名を指定してください。ファイルは複数指定できます。