Future Wave Editor (FWE) の変更です. このテキストの目次は,FWE の「検索」メニューから「しおり一覧」で 表示されます.(しおり記号を変更されていない場合.) =============================================================================== ■Version 0.00 ==> Version 0.85(公開前の開発) =============================================================================== 1).FWE 公開. =============================================================================== ■Version 0.85 ==> Version 0.90 =============================================================================== 1).通常選択領域が存在する場合にキー入力をされれば、選択領域を削除し 選択領域の先頭に入力文字が入力されるように変更。 但し、行/ブロック選択時は Version 0.85 のまま。 2).マウスでの領域選択で、全角文字の半分が選択されてしまう問題を修正。 3).「編集」メニューの「削除」が動かなかったのを修正。 4).「編集」メニューの「貼り付け」が有効にならない問題を修正。 5).「ファイル」メニューに「閉じて開く」を追加。 6).マウスでの領域選択で、選択領域が無かった時にカーソルが選択モードに なっているのを修正。 7).左端に余白を表示している場合に、マウスでの領域選択が行いにくい問題を 修正。 8).バルーン・ヘルプが表示されるまでの時間を短縮。 9).デフォルトのカーソル表示色を黒に、スタイルを「I」型に変更。 10).デフォルトのキー割り当てで、TAB を「TAB の入力」に変更。 また、Shift + TAB でのバック・タブを無設定に変更。 11).自動保存有効時に、保存されずにバック・アップが作成されてしまう問題を 修正。 12).2行以上のテキストの場合に、最終行が保存されない問題を修正。 13).フリー・カーソル・モード時に EOL を越えた位置から左移動をした場合に カーソルが動き過ぎる問題を修正。 14).インデント方法を、「環境設定」の「カーソル」にて「インデント時 TAB 使用」をチェックされていない場合に、空白文字でインデントを行っていた のを、上行で使用されている文字(空白/TAB)にてインデントを行うように 変更。 15).キー・リピートを無視するオプションを追加。 画面描画がキー入力に追いつかない場合、キーを離してからもバッファ内に たまったキー入力メッセージを処理して画面を描画していたが、これを行わない オプションを追加。 この機能は、「環境設定」の「カーソル」ページで「キー・リピート分移動」の 選択を外す(行わない)事で機能します。 但し、描画速度を少し改善したので、初めは「キー・リピート分移動」の設定に て画面描画が付いてこないのを確認してから設定は外して下さい。 16).カーソルの存在する1行に色を付け、カーソル行を識別できる機能を追加。 この機能は、「環境設定」の「カーソル」ページで「カーソル行着色」を選択 し、「表示色」ページの「カーソル行」で色を選択できます。 17).ルーラー表示機能を追加。 この機能は、「環境設定」の「ウインドウ」ページで「ルーラーを表示」を 選択し、「表示色」の2ページ目でルーラーの色を選択できます。 但し、描画フォントを System VIO などの英語フォントでは、Warp 4 より 日本語が表示できるようになっていますが、固定幅フォントでも強引に日本語 を表示する (?) ので、半角と全角のフォント幅が異なります。この場合は ルーラー上のカーソル位置が画面上のカーソルの直上には来ません。 18).マウス・ドラッグ操作での領域選択時のドラッグが終了しない問題を修正。 ドラッグ時のオート・スクロール絡みの問題も修正。 19).ポップ・アップ・メニューの表示位置が不適切なのを修正。 20).ポップ・アップ・メニュー表示状態を、「右ボタンを押している間表示」と 「右ボタンを押せば、項目選択するかキャンセルされるまで表示」を選択できる ように修正。 また、押している間表示では、初期表示時に勝手に項目が選択されている場合が ある問題を修正。 21).ポップ・アップ・メニューで表示されるメニュー項目の編集を可能した。 22).マウスでの領域選択終了時にカーソル位置が選択終了位置に移動する様に変更。 23).最大編集可能行数を越えたファイル読み込み時に、ループしてしまう問題を 修正。 24).改行コードが入っているファイル名のドロップにて、オープンが出来なかった 問題を解決。 25).ツール・バー項目の編集を可能した。 26).キー割り当ての設定方法を、以前のキーを選択してから機能を選択する方法よ り、機能を選択してから割り当てたいキーを選択する方法に変更。 27).フリー・カーソル・モードにて選択領域を指定文字で埋め込みで、EOL を越えた 領域を選択されている場合に、選択領域よりも大きなサイズを埋め込むことが あった問題を修正。 28).単語選択時に単語でない文字のところで選択を行えばハング・アップする場合が あった問題を修正。 29).Undo 回数制限オプションの設定が「する/しない」で反転していた問題を 修正。 30).「オプション」の「稼働構成」にて、稼働構成を変更し保存した場合に、まれに FWE が終了できなくなる問題を修正。 また、環境/キー割り当て変更後の稼働構成保管が動かなかった問題を修正。 31).印刷機能を追加 32).印刷プレビュー機能を追加 印刷ダイアログにて、印刷方法に WYSIWYG を選択すると印刷フォントが アウト・ライン・フォントになり、プレビュー表示が可能になります。 =============================================================================== ■Version 0.90 ==> Version 0.92 =============================================================================== 1).ウインドウの切り換え方法を変更 Version 0.90 までは、ダイアログを表示したまま他のウインドウに切り換え、 そのウインドウよりウインドウ切り換え機能でウインドウを順に切り換えた 場合に、ダイアログのフォーカスが消失してしまっていた。 2).ファイル・オープン時のフィルターに「すべてのファイル」を追加。 3).FWE 終了時のカレント・パスを保存し、次回起動時に適用するように変更。 この機能は、「環境設定」の「ウインドウ」ページにて「終了時のディレクト リーを保存」を選択する事により有効となります。 4).マージン設定を越える DBCS 文字入力で入力内容がおかしくなる問題を修正。 5).折り返し行の先頭で行分割(改行入力含む)が行われるとトラップする問題を 修正。 6).通常選択領域が存在する場合に貼り付け処理を行えば、選択領域を削除し 選択領域の先頭から貼り付けが開始されるように変更。 但し、行/ブロック選択時は Version 0.90 のまま。 7).「閉じて開く」処理の場合に、次のファイルを開く前に編集中のファイルを 閉じていたのを、次の編集ファイルが選択されるまで現編集ファイルを閉じ ないように変更。 8).マウス・ドラッグでの領域選択時に、ウインドウ外でドラッグを終了した場合に ドラッグが終了しない事がある問題を修正 9).マウス・ドラッグでの領域選択方法を、ウインドウ外にドラッグすればオート スクロールが開始されるように変更。 10).ファイル保存時にファイル・サイズがゼロのファイルを削除するオプションを 追加。この機能は、「環境設定」の「ファイル」2ページ目で「サイズ 0 の 場合は削除」を選択する事により有効となります。 但し、自動保存時は、勝手に削除するのは変なので、サイズがゼロでも保存を 行います。 11).前の FWE への切り換え機能を追加。 Version 0.90 までは、次の FWE に切り換える事しか出来なかった。 12).キー割り当て処理でトラップする問題を修正。 13).タグ・ジャンプ機能を追加。 結局、ほとんどのコンパイラー出力タグが取れそうなんでサポートしました。 この機能は、「検索」メニュー中に追加され、Shift + PF10 キーに省略時 設定されています。 14).リング機能の追加。 本機能は、「ファイル」メニュー中の「リングへ追加」からファイルを選択し、 「ウインドウ」メニューの「リング切り換え」にてリング内のファイルを切り 換えられます。(「リング切り換え」のみ Shift + PF12 キーに省略時設定) FWE では、最大3ファイル(編集中ファイル含む)をリング内に保持できます。 15).バックアップ先ディレクトリーの指定が行えるように変更。 16).grep 機能の追加。 本機能は、「検索」メニュー中に追加され、Ctrl + G キーに省略時設定されて います。 17).マージンで折り返された行の途中で選択削除を行うと、画面の再描画が 行われない問題を修正。 18).行頭での単語削除がおかしな処理になっていたのを修正。 19).単語削除を単語でない部分で実行した場合に、なんの動作もしなかったのを 次の単語までの単語区切り文字を削除するように変更。 但し、改行文字は単語区切り文字だが、改行文字は一気に削除せず、改行文字 で一度単語削除を止めるようにした。 20).[EOF] が 2個以上表示される場合がある問題を修正。 21).キーワードを2種類の表示色で表示きるように変更。 22).2ストローク・キーに対応。 設定は、「キー割り当て」の「その他」ページに「2 ストローク #1 〜 #10」 がありますので、1ストローク目に設定したいキーをこれらに割り当て、 「2ストローク目設定」ボタンを押して2ストローク目の機能を割り当てて 下さい。 23).情報表示領域のカーソル位置の横に、カーソル位置の文字コードを表示する ように変更。 24).ファイル・オープン時のダイアログで、ファイル名 または ファイル日時 の昇順/降順にて、ファイルをソートできる機能を追加。 25).検索/置換処理にて、TAB 文字が指定できるように変更。 但し、ダイアログでの TAB 入力は、次のフィールドへ切り換え機能が標準で 提供されていますので、この操作は変えずに Ctrl + T キーにて検索/置換 文字列入力領域に TAB を入力可能とした。 26).保存ダイアログで、参照表示しているファイル名をリスト・ボックスより選択 可能に変更。 27).起動時のウインドウ・サイズに前回終了時の位置とサイズを復元する機能を 追加。この機能は、「環境設定」の「ウインドウ」2ページ目の「前回終了 時の位置とサイズ」を選択する事により使用可能になります。 28).印刷時に用紙設定がおかしく出力できなかった問題を修正。 29).印刷プレビューが表示されない場合がある問題を修正。 30).印刷プレビュー表示後、FWE へのフォーカスが消失する問題を修正。 31).読み込み専用ファイル編集時に自動保存が有効の場合、保存を行いエラー となっていたのを、読み込み専用ファイルを更新しないように変更。 32).FWE 起動時に fwe c:\xxx\*.txt で、そのディレクトリーにある *.txt ファイルを全部(最大16)開く機能を追加。 また、fwe c:\xxx でファイル選択メニューが出る機能も追加。 33).ファイル名のドロップにて、オープンができないファイルがあった問題を解決。 34).カーソル・スタイルに既存の Box の反対(Vz 風 ?) を追加。 35).アウト・ライン・フォントの選択を可能にした。 でも、アウト・ライン・フォント絡みでのバグが多くでるようであれば 元に戻します。 36).行選択/ブロック選択開始キーを行選択/ブロック選択開始/取消の トグルに変更。 37).同一機能を重複して複数のキーに割り当てられるように変更。 但し、表示上はどれか一つだけになります。 この当たりは、キー割り当て情報をテキストに出力できるようになれば それで解決すると考えています。 =============================================================================== ■Version 0.92 ==> Version 0.95 =============================================================================== 1).しおり機能を追加。 この機能は、先頭桁のある記号をしおり(ドキュメントの章の始まり)と 認識し、しおりへジャンプしたり、しおり一覧を表示したりする機能。 具体的には、「検索」メニューから「しおり一覧」を選択し、このファイルで 動作を確認して下さい。 しおり記号は、「環境設定」の「その他」ページで設定します。 2).キー・リピート分の移動をしない場合の処理方法を変更。 以前のバージョンで、キー・リピート分移動して困っている方は、一度試して 下さい。 3).キー割り当てにて、割り当てられているキーの割り当て解除ができない 問題を修正。 4).文字列置き換え時の開始位置をカーソル位置からに変更。 5).Shift + Ctrl + Left / Right での領域選択が行えるように変更。 6).引用符付きコピー機能の追加。 省略時設定では、マウス右ボタンでのポップ・アップ・メニューに登録されて います。また、引用符として使用する文字列は、「環境設定」の「その他」 ページにて設定します。 7).アイコン状態のまま終了すると、2度と起動しなくなる問題を修正。 8).初期設定時のマージン・サイズを80桁に変更。 9).複数ファイルのドラッグ時にオープンできない事があった問題を修正。 10).複数ファイルのドラッグ時にフォーカスを消失してしまう問題を修正。 11).ツール・バーを表示しないとトラップする事がある問題を修正。 12).保存時オプションで「空白を TAB に変換」を選択して保存すると、 「9」と言う文字が保存されてしまう問題を修正。 13).選択領域の切取り時に表示上1行無くなってしまう問題を修正。 14).大きなファイルを開く場合に、稼働状況が分からないため FWE が動いている か分からなかったので、ファイルをロードする前にウインドウを描画する様に 変更した。これにより、ウインドウの表示の仕方が以前のバージョンと異なり 少し違和感があるかもしれません。 15).大きなファイルを読み込んでいる途中で、他のタスクへ切り換えができる様に 変更。これは、保存時、カット、コピー 及び 貼り付け時にも有効。 但し、完全なマルチ・スレッド処理を行っていないので、実際にディスク I/O を行っている間はタスク切り換えが遅れます。 16).デスクトップの保存/復元機能を追加。 但し、解像度変更時の問題もあるため、デスクトップ上からはみ出る位置で 保存した状態を復元する場合、復元されたウインドウ位置は出来る限りデスク トップ上に収まるように位置補正を行います。 また、アイコン状態で保存された場合も復元後の視認性の問題より、アイコン 化される前のウインドウ・サイズで保管/復元されます。 17).表示中の最上行/最下行にカーソル移動機能を追加。 これらは、Alt + Home / End キーに省略時割り当てされています。 18).「環境設定」、「キーワード設定」のダイアログをサイズ変更可能なウインドウ に変更。また、すべてのダイアログを少し大きく変更。 これでもまだ NEC PC98 Warp にて文字が切れる場合は御連絡下さい。 19).TAB 文字の検索で、引っ掛からない TAB 文字がでる問題を修正。 20).名前を付けて保存した場合も、保存したファイル名をオープン・ファイル・ リストに追加するように変更。 21).終了時のカーソル位置を保存するオプションを追加。 終了時のカーソル位置を保存すれば、次回オープン時にカーソルが前回の 終了位置に移動します。(最大8ファイルまで保存) この機能は、「環境設定」の「カーソル」ページの「終了時のカーソル位置を 保存」を選択する事により有効となります。 22).ファイル・オープン時の省略時検索パスの指定が行える機能を追加。 この機能は、Vz エディターの VZPATH のような機能を提供します。 検索パスは「キーワード」設定を使用して最大6個までを設定します。 エディターなどで直接編集する場合は、ヘルプの「キーワード」の テキスト・フォーマットの解説を参照の上、間違いないように設定します。 23).バイナリー・ファイルをオープンした場合に、FWE が固まる問題を修正。 24).かな漢の単語登録が行える機能を追加。 この機能は、登録したい文字列を選択してから、「編集」メニュー中の 「単語登録」を選択して下さい。 ※但し、IM32 インターフェイスで使用できるかな漢に限ります。 25).起動時にかな漢を自動で ON にするオプションを追加。 この機能は、「環境設定」の「その他」ページで設定します。 ※但し、IM32 インターフェイスで使用できるかな漢に限ります。 26).テン・キー側の改行キーがきかなかった問題を修正。 27).キー割り当ての「ファイルへの出力」、「ファイルからの入力」機能を追加。 「キー割り当て」ダイアログに各ボタンが追加されています。 28).禁則処理機能を追加。 これらの設定は、「環境設定」の「その他」ページで行います。 29).ワードラップ機能を追加。 これらの設定は、「環境設定」の「その他」ページで行います。 ワードラップで使用する単語区切り文字を空白と TAB のみにしようかと思った が、キーワード設定にて単語区切り文字を設定していますので、ワードラップも この単語区切り文字を使用して単語を切り分けラップする様にした。 30).行間を広く空けるオプションでの、空ける行間を1行分、1/2行分、 1/3行分、1/4行分から選択できるように修正。 任意の行間はサポートせず。 31).編集行の行番号を識別表示する機能を追加。 行番号表示が行われていれば、編集行が強調文字で表示されます。 但し、初期設計時に考慮していなかったため、やり直しのやり直し時と 保存後のやり直し時に、1行多く強調表示される場合がありますが、 使用上差し支えないので、本プログラムの仕様とさせていただきます。 32).マウスのドラッグによる選択領域の移動機能を追加。 通常選択領域(すなわち、行/ブロック選択領域以外)でマウス左ボタンを 押下し、そのままドラッグして選択領域を移動する事ができます。 また、ドラッグ終了時に Ctrl キーが押されていれば移動では無く、コピー 機能として働きます。 33).「環境設定」の「バックアップ先」に以下の簡易マクロ機能を追加。 マクロ %Y : システム年(下2桁 yy) %M : システム月(2桁 mm) %D : システム月(2桁 dd) %% : % 記号(マクロ識別のため) ※大文字/小文字の区別はありません。 これにより、「%Y%M%D」と「バックアップ先」に指定すれば、編集中ファイルの あるディレクトリー下に YYMMDD サブ・ディレクトリーが作成され、バック アップ・ファイルはそのディレクトリーに保存されます。 当然、C:\TEMP\%Y%M%D で「C:\TEMP\YYMMDD」ディレクトリーになります。 34).バックアップ・ファイルの拡張子を重複させないオプションを追加。 この機能は、「環境設定」の「ファイル」の「重複しない拡張子使用」 を選択する事により有効となります。 この機能は、通常 BAK 拡張子で作成されるバックアップ・ファイルを 作成前に存在を確認し、存在すれば Ba1, Ba2 ... B99 と 99 個まで 重複しない拡張子を順番に割り当てます。B99 まで行くと B99 で上書き されます。 35).印刷プレビュー・ウィンドウ終了時の位置とサイズを保存し、次回起動時に 前回の位置とサイズを復元する様に変更。 36).検索時のカーソル位置を検索前にあった画面上の位置と、出来る限り同一行に 表示する様に変更。 37).タグ・ジャンプ時のカーソル位置を出来る限り画面中央になる様に変更。 38).テンキー側のハンドリングを変更。 39).grep ダイアログでの検索ファイルのパスしていに、ドライブ/パス選択 項目を追加。これで、マウスによる検索パスの指定が可能になります。 =============================================================================== ■Version 0.95 ==> Version 0.97 =============================================================================== 1).キー割り当てテキスト・ファイルにコメントを付けられる様に変更。 コメントは、;; (セミコロン2つ)以降改行文字までとします。 キーワード設定テキストには、コメントは付けられません。 2).検索、置換で改行文字が処理できるように変更。 対応しない旨を公表していましたが、やっぱり対応しました。 検索、置換ダイアログにて \n で改行文字を指定します。 3).検索、置換で TAB 文字の指定を \t に変更。 4).ブロック領域の削除時にカーソルがブロック選択領域の選択開始位置に戻る 様に変更。ただし、右から左に選択した場合は、選択開始行の最左桁に移動。 5).全上書き保存機能を追加。 6).読み込み専用ファイルのオープン時は、タイトルに "読み込み専用" を表示し、 タイトル文字表示色を非活動状態時の色にする様に変更。 タイトル・バーの背景色は通常のまま。 7).最初からやり直し機能を追加(UndoAll)。 この機能は、直前の保存された状態までやり直しを実行します。 但し、カーソル位置の復元は行えません。 また、メニュ・バーには登録されていませんので、ご使用前には キーに機能を割り当てる必要があります。 8).単語の移動/選択/削除方法を変更。 詳細は、「ヘルプ索引」から「単語判別方法」を参照して下さい。 9).カーソル以前/以降の単語削除機能を追加。 初期キー割り当てでは、これら機能は割り当てられていません。 10).単語拡張コピー機能(ExpandWordCopy)を追加。 この機能は、初回時はカーソル位置の単語をコピーし、二回目以降は 次の単語、その次の単語を連続して追加コピーする機能です。 初期キー割り当てではどのキーにも割り当てられていません。 11).ステータス・ラインの表示色が選択できるように変更。 「環境設定」の「表示色」の2、3ページ目で設定します。 12).タブ機能処理時に、入力状態(上書/挿入)を判別して動作モードを切り換える 機能を追加。この機能は、「環境設定」の「カーソル」ページにある「TAB 入力状態に連動」を選択する事により有効となります。 13).制御コード入力機能を追加。 初期キー割り当ては、Ctrl + V キーに割り当てられています。 但し、入力できる制御コードは 01h〜1fh の範囲です。 また、入力された制御コードを表示する時に表示上の特別な記号などへの マップは行わず、フォントの該当コードに対応する文字で表示します。 14).印刷時に Ctrl + C コードで改頁するオプションを追加。 このオプションは、印刷ダイアログで選択できます。 15).起動時オプションに起動直後のカーソル位置指定が行えるように変更。 桁位置 /C:n、行位置 /L:n で、共に n に指定する桁/行位置を指定します。 また、行番号 n に -1 を指定するとファイルの最後にジャンプします。 ジャンプ後のカーソル行位置は、出来る限り画面中央になります。 16).環境設定の「ウィンドウ」2ページ目「折り返し桁数」などの数値設定で 数字を直接キー入力可能なように変更。 17).マクロ機能の搭載。 標準で、 コンパイラー起動 (Compile.Mac) システム年月日入力 (InpDate.Mac) システム時刻入力 (InpTime.Mac) 指定桁でのテキスト整形 (Split.Mac) の簡単なマクロをサンプルとして同梱しています。 18).行数指定によるページ制御機能の追加。 設定は、「環境設定」の「ウインドウ」3ページ目で行います。 多分、こんな機能だろうと付加したのですが、ご希望通りでないかも しれません。(^^; 19).行単位でのやり直し機能(UndoLine/RedoLine)の追加。 この機能は、編集中の行に対して Undo を繰り返し実行し、その行を カーソルが位置づけられる前の状態に戻します。 但し、カーソルが別の行に移動することでその行は確定し、 行単位のやり直しは行えなくなります。 また、メニュ・バーには登録されていませんので、ご使用前には キーに機能を割り当てる必要があります。 20).ツール・バーに独自のビット・マップを貼り付けられるように変更。 21).ツール・バーの形状に、最近の Windows 風な平面なボタンをサポート。 22).ツール・バーのボタンに、大きなアイコンを指定できる機能を追加。 また、項目テキストを同時に表示するオプションも追加。 23).編集禁止(閲覧専用)モード機能(SwitchEditMode)追加。 この機能は、読み込み時に編集禁止を指定するか、「キー割り当て」の 「その他」ページにある「編集可能/禁止切り換え」機能をキーに割り当て 使用します。この機能は、ウインドウ単位に作用します。 起動時に読み込みファイルを編集禁止状態で開くには、/NoEdit オプションを 使用します。 =============================================================================== ■Version 0.97 ==> Version 0.98 =============================================================================== 1).標準で Java 言語キーワードを設定できるようにした。 2).改行文字の入力時に、新規作成された行に直上行の内容が表示上コピー されてしまう問題を修正。 3).閉じて開く時に、画面が再描画されない事がある問題を修正。 多分、直っていると思います。(^^; 4).オープン・ダイアログのソート・オプションが保存されない問題を修正。 5).無題にファイルを編集禁止で読み込んでも編集禁止状態にならない問題を修正。 6).コンパイラー呼び出しのサンプル・マクロがバグっていたのを修正。 7).ファイル保存時のオプションで行末の空白文字を削除が選択されている場合に、 行末の TAB 文字が削除されなかった問題を修正。 8).置き換え途中で自動保存される事が無いように変更。 9).ウインドウ・リストからのクローズ処理時に編集内容に変更があれば、 保存を行える機会を提供できるように変更。 10).Warp3 使用時にかな漢から DBCS 文字が入力できない。 =============================================================================== ■Version 0.98 ==> Version 0.99 =============================================================================== 1).ファイル比較機能(CompareFile)を追加。 この機能は、「ウインドウ」メニューに「他のファイルと比較」項目として 追加され、他の FWE で読み込まれているファイル内容をカーソル位置から ファイル終わり方向に比較します。 標準では、Alt + C に割り当てられています。 2).保存時に、更新されていないファイルが保存される事が無いように変更。 これにより、grep 結果表示ウインドウが(変更されない限り)全保存時に 保存対象になる事が無いようになった。 3).TAB 文字を含む検索処理と大文字/小文字を無視して検索するオプションを 指定した場合、元から速くない検索処理に輪をかけて遅くなっていたのを 検索処理ロジックの見直しにより、通常検索とほぼ同じ速度での検索処理時間 に短縮。 4).TAB 文字を含む文字列の単語検索が正しく動いていなかったのを修正。 5).grep 処理にて、TAB 文字の検索が行えるように変更。 TAB 文字は、\t にて指定します。 6).grep 処理にて、バイナリー・ファイルの検索を出来る限り無視するように変更。 7).単語拡張コピー時にコピー文字列をステータス行に表示していたが、 分かりにくいのでコピーした文字列までを選択表示するように変更。 これにより、ステータス行への表示は行わないようにした。 8).単語選択、単語拡張コピー時に行終わりの改行文字は選択できないように変更。 改行文字を含む場合は、その他の方法で選択/コピーして下さい。 9).単語拡張コピー機能を、標準で Shift + PF5 に割り当てた。 10).OS/2 標準のファイル・ダイアログを使用できるオプションを追加。 この機能は、「環境設定」の「ファイル」ページで設定します。 11).保存直後に Undo 処理を行うと、変更ファイルが保存できない場合があった 問題を修正。 12).複数の FWE を瞬時に同時起動させた場合に、開かれないファイルがあった 問題を修正。 13).ページ区切り線を表示している場合にカーソル行に下線を引くと、 ページ区切り線が切れてしまう問題を修正。 14).標準の行間隔を諸事情により2ドット(以前は1ドット)に変更。(^^; 15).ウインドウ一覧をダイアログにて表示できるようにした。 この機能は、Alt + L に割り当てられています。 16).かな漢の ON/OFF を切り換える機能(SwitchIm)を追加。 17).2 ストローク・キーが動かなかった問題を修正。 18).行末コードが CR のみのファイルを正常に読み込めるように変更。 19).保存時に使用する行末コードを指定できるようにした。 設定は、「環境設定」の「ファイル」2ページ目で行います。 20).ウインドウ・サイズ/位置の問い合わせ 及び 設定関数を追加。 それぞれ、以下の関数で処理します。 ウインドウ高さの問い合わせ : FweQueryWinHeight ウインドウ幅の問い合わせ : FweQueryWinWidth ウインドウ・サイズの設定 : FweSetWinSize ウインドウ Y 位置の問い合わせ : FweQueryWinPosY ウインドウ X 位置の問い合わせ : FweQueryWinPosX ウインドウ位置の設定 : FweSetWinPos 詳細は、ヘルプを参照して下さい。 21).キーにユーザー定義のポップ・アップ・メニューを割り当てられる機能を追加。 この機能は、「キー割り当て」の「その他」ページに「メニュー #1 - #5」と して定義されています。 また、メニューの定義は、「キー割り当て」から「メニュー #1 - #5」を選択 し、「メニュー定義」ボタンを押下する事により設定できます。 22).標準で、Vz エディターのようなキー割り当てファイルを付属した。 但し、作成者は Vz エディターを使えないため、どこまで似ているか不明。(^^; 見当違いな部分は、御連絡頂ければ次回バージョン時に Fix します。 この割り当てファイルを使用するには、「オプション」の「稼働構成」より キー割り当て構成に「VzLike」を選択した後保存し、FWE を再起動して下さい。 23).FWE オリジナル、Vz ライクの初期キー割り当て状況を知るために、 Fwe.Txt、VzLike.Txt として、初期キー割り当てをコメント付で 同梱した。 これらのファイルは、初期キー割り当てのヘルプとしてご覧ください。 また、これらのファイルに変更を加え、キー割り当てで入力する事も可能です。 =============================================================================== ■Version 0.99 ==> Version 1.00 =============================================================================== 1).ヘルプ索引が見にくく不評だったので、ヘルプ目次に変更した。 2).2ストローク・キーの2ストローク目を待っている状態で文字入力されると 入力が可能になっていたが、この場合2ストローク・キー処理のキャンセル に変更した。 3).検索処理時に文字入力できてしまう問題を修正。 4).Undo 回数を制限されている場合の行やり直し時に、問題が発生する事が あった部分を変更。 5).置き換え、前のしおり検索機能が、とても遅かった問題を修正。 6).終了時のカーソル位置を保存している場合に「閉じて開く」、 「リングに追加」を使用すると終了時のカーソル位置が保存されなかった 問題を修正。 また、起動時引数で指定されたファイルに対して、初期カーソル位置の 値がクリアされていたため、カーソルが移動しなかった問題を修正。 7).0 バイトのファイルを読み込んだ場合に EOF が 2 個表示される問題を修正。 8).メモリー不足エラーが発生した場合に、処理が完了できなかった問題を修正。 9).複数台のプリンターが導入されている環境で、印刷ダイアログが正常に稼動 しない場合があった問題を修正。 また、印刷時に行折り返しを行うときの速度低下をまねくロジックを変更。 10).最大編集可能数の FWE が稼動しているとき、外部から別セッションで もう一つ以上のファイルを開こうとすると、Beep がなるだけでエラー・ メッセージが表示されなかったのを、表示するようにした。 11).ファイル排他制御によって、書き込みエラーが発生する場合があった問題を 修正。ただし、これにより、バックアップ作成時に元ファイルにあった拡張 属性は、バックアップ・ファイルには反映されなくなりました。 12).ツール・バー用のアイコンを、設定できる機能分用意した。 でも、あまりセンス良くないかも......。(^^; 13).ご要望が多かったので、外部プログラムをショート・カット・キーや ツール・バー、ポップ・アップ・メニューから起動できるようにした。 起動するには、まず、「オプション」メニューの「起動プログラム」から 起動したい外部プログラムを登録し、「キー割り当て」や「環境設定」で キーやツール・バーなどに機能(プログラム #1 - #10)を割り当てます。 また、マクロからも利用できるように FweExecPgm 関数を追加。 ============================================================================== ■Version 1.00 ==> Version 1.10 ============================================================================== 1).バックアップ・ファイルに拡張属性を含められるように対応した。 また,バックアップ・ファイルのファイル日時がおかしい場合があった 問題を修正。 2).ネットワーク先のファイル(\\NetWork\ShareName スタイルのパス)を 扱えるようにした。但し,grep 機能などは既存のまま。 3).カーソル位置を保存していた場合に,「閉じて開く」を使用すると おかしな場所にカーソルが移動していた問題を修正。 4).使用環境によって,ツール・バーを表示していると,リソース不足が原因で 最大数のウインドウが開けない事があったので,これに対応するためツール・ バーのロジックを変更した。 5).複数のしおり記号が使用できるように変更した。 複数のしおり記号は,「環境設定」の「その他」ページにて,1記号ずつを 半角の空白文字で区切り指定します。 6).マクロ #7 がキー,ツール・バー,ポップ・アップ・メニューに割り当てられ なかった問題を修正。 7).「環境設定」の「ファイル」ページに,マクロ格納パス設定項目を追加。 マクロの実行や登録時に,この項目に設定されているパスをデフォルトと して扱います。 8).「環境設定」の「ウインドウ」ページにて,折り返し桁数が変更された場合に 変更後のカーソル位置を,変更前の桁,行位置に移動するようにした。 9).デスクトップの復元時に「環境設定」の「カーソル」ページにて,終了時の カーソル位置保存が設定されている場合は,カーソル位置を復元するように 変更した。 10).カーソル位置の保存機能を変更した。これにより,従来の機能は削除した。 新しい機能名は MarkPos,JumpMarkPos になり,従来の SaveCurPos, RestoreCurPos は無くなりました。(マクロも同じ) よって,この機能を使用する場合,導入時に Fwe.Key,Fwe.Txt を上書きされ なかった時は,Fwe.Txt の該当部分を書替えてキー割り当てから読み込んで 下さい。 11).登録マクロに名称を付加できるようにし,ポップ・アップ・メニューに 登録されているマクロは,メニュー表示時にこの名称で表示するように 変更した。また,マクロ・メニュー中に登録されたマクロを最大16個まで 自動で追加するようにした。 12).JRE.DLL を利用して,正規表現を検索に使用できるようにした。 13).印刷時のオプションで,行間が表示時に使用している値を取り込めなかった ものを取り込めるようにした。 ============================================================================== ■Version 1.10 ==> Version 1.20 ============================================================================== 1).選択領域中テキストの大文字/小文字変換時に,領域を越えて変換してしまう 場合があった問題を修正. 2).キー設定でテキスト・ファイルから入力させた場合にエラーがあっても無視さ れてしまう事があった問題を修正. 3).EUC,JIS 形式のファイルの読み込み/保存が行えるようにした. EUC, JIS 形式のファイルを読み込む方法は, 1.「環境設定」の「ファイル」ページにて EUC, JIS 自動判別を選択する. 2.オープン・ダイアログで「EUC, JIS 形式」を読み込むつど選択する. の2通りあり,1 の方法ではアイコンのドロップにも対応するが全体の パフォーマンスが悪い.よって,ドロップにて EUC や JIS 形式のファイルを 読み込ませないのであれば,これらファイルを読み込むつどオープン・ダイア ログで指定する方法を推奨する. EUC, JIS 形式のファイルの保存は,基本的には読み込んだコードで保存する が,明示的に形式を変更したい場合は「ファイル」メニューの「保存コード」 から保存したい形式を選択する事により変更可能. 4).grep 処理で,検索で使用できていたエスケープ・シーケンスが使用できなかっ た問題を修正. 5).NPSWPS のキー変換使用時に,変換されたキー・コードが処理できなかった問題を 対応した.ちょっと,テスト不足.(^^; 6).改行,TAB,全角空白文字の表示キャラクターを変更できるようにした. 但し,描画速度重視のために,グラフィック描画は行っておらず,適当な文字 で表示している.よって,選択したキャラクターが使用中のフォントでは異なる キャラクターで表示される場合もある.また,適当な文字キャラクターで補って いる事から,見栄えが他と混同してしまう問題もある事はある.(^^; 7).パス記号(通常は \)に / 記号を使用できるようにした. 使用するには,「環境設定」の「ファイル」ページにて「/ を \ 記号に使用」 を選択しておく必要がある.また,最後に追加してあまりテストが行えていない ので,未対応の部分が残っているかも知れないが,その場合は御連絡を下さい. ============================================================================== ■Version 1.20 ==> Version 1.30 ============================================================================== 1).環境設定のファイル・ページにて「マクロ格納パス」の値が,正常に保存されな かった問題を修正. 2).コード・ページ 943 時に FWE が動作するように変更. 3).Shift+SPACE, Alt+SPACE, Ctrl+SPACE, Shift+Alt+SPACE, Shift+Ctrl+SPACE, Shift+Alt+Ctrl+SPACE, Alt+Ctrl+SPACE のキー割り当てが変更できるように した.よって,FWE.TXT, VZLIKE.TXT, HIDELIKE.TXT にも追加した. 4).ワード・ラップ時の区切り文字を空白文字のみに変更した. 5).FWE マクロが特定 DOS の起動されている環境で止まってしまうため,FWE マクロ 処理スレッドの優先順位を上げた.ただし,キー入力監視を行っている様な DOS プログラムとの併用では,常に DOS プログラムに CPU を占有されてしまうの で,マクロの動作は非常に遅くなります. 6).印刷時の行間が,オプション設定と一致しない場合があった問題を修正. 7).印刷時にプリンター側に装置フォントが無い場合,出力方法に Text が選択でき ず常に WYSIWYG を選択する事になっていたが,WYSIWYG での印刷は出力データ が大きく印刷に時間がかかり過ぎていたので,装置フォントを持たないプリンタ ーでも Text 出力が可能なように変更した.ただし当方の環境では,装置フォン トを持たないプリンターが無いため,動くのかどうか不明.もし,以前のバージ ョンで出力方法に Text が選択できなかった方で,本バージョンにて Text 出力 を動かされた方がいらっしゃれば,出来る限り動作報告をお願いします. 8).スクロールできる領域が残っていても,FWE のスクロール・バーが有効にならな い場合があった問題を修正.ただし,横方向スクロール・バーは以前と同じで, スクロールの目安ととして考えて下さい.(スクロール・バーが有効になって いなくとも,カーソル移動によってスクロールされます.) 9).貼り付け時に画面描画が正常に行われない場合があった問題を修正. 10).稼働環境によっては,検索/置換が実行できない場合があった問題を修正. また,全保存して終了などの全ファイルに対する動作時に問題がでる可能性が あるコードを変更した. 11).ヘルプに,導入/削除方法とアーカイブ内のファイル一覧を追加. 12).保存時に EOF コードを付加しないオプションを追加.使用は,「環境設定」の 「ファイル」2ページ目にある「EOF を含めない」を選択します. 13).TAB 文字と全角空白文字を着色できるオプションを追加.使用は,「環境設定」 の「ウインドウ」3ページ目にある「TAB 文字,全角空白文字を着色」を選択し ます.着色は EOL/EOF 表示色と同じ色になります.ただし,キーワード検索と 一緒にご使用の場合は,キーワード検索が優先的に処理されますので,文字列 定数中やコメント中のこれらの文字は,文字列定数やコメントとしてそれらの 表示色で表示されます. 14).カーソル位置の単語をカーソル位置以前まで削除(fncDeleteWordBefore)で, カーソル位置が単語の先頭にある場合に全く機能しなかったが,カーソル位置が 単語の先頭にある場合には,カーソル位置の前の単語を処理対象とするように 変更した. 15).選択領域のコピー(fncCopy),引用符付きコピー(fncUseMarkCopy), 切り取り(fncCut),追加コピー(fncAddCopy),追加切り取り(fncAddCut)の 時に選択領域が無ければデフォルト動作としてカーソル行を処理対象にする様に 変更した.また,行の二重化(fncDupLine)の動作を,選択領域が存在する場合 には,選択領域直下に選択領域の内容で新規行を作成する機能を付加した. 16).マクロに画面描画を禁止する関数(FweEnableUpdate)を追加.この関数は, テキスト表示ウインドウ 及び ステータス領域の更新を制御出来ます. 詳細な使用方法はマクロ・ヘルプを参照して下さい. 17).TAB 入力によって TAB 文字を使用せず TAB 桁数分の空白文字を使用できるオプ ションを設定した.使用は,「環境設定」の「ウインドウ」2ページ目の「空白 を使用」を選択します.このオプションを選択すると,読み込んだファイルの TAB 文字もすべて空白文字で置き換えられますが,読み込み済みのテキストへの 反映には再読み込みが必要です. 18).置換で置換文字列の指定なしの場合に,検索(置換対象)文字列の削除が実行で きるように変更した. 19).ルーラー上の特定桁を強調表示できるようにした.使用は,「環境設定」の「ウ インドウ」2ページ目にある「折り返し桁数」の2行目で強調表示したい桁位置 を指定します.ここで,0 または折り返し桁数以上の桁位置を設定すれば強調表 示は行われません. 20).拡張選択(SelectExpand)機能を追加.この機能は,通常の選択と行選択を合わ せた様な機能を実現し,カーソル上下移動によって行選択を行い,左右移動に よって通常の選択処理に切り替わります.この機能は,標準のキー割り当てでは 使用されていませんので,使用するには「キー割り当て設定」の「編集」ページ にある,「拡張選択開始」を適当なキーに割り当てて下さい.また,同機能のマ クロ関数として FweSelectExpand を追加. 21).ファイル拡張子によって,稼働構成を自動で変更できる機能を追加. 使用方法は,「オプション」メニューの「稼働構成」で環境とキー割り当てに ファイル拡張子を関連付けます. 22).上書きモード時の動作を文字対応にした. ただし,以前の状態(桁対応)にも設定できるように,「環境設定」の「カーソ ル」ページに「入力時桁対応」オプションを追加した. 23).ルーラーを画面下部に表示できるオプションを追加.設定するには,「環境設定 」の「ウインドウ」ページでルーラーの表示位置を選択します. 24).通常の改行キーとテン・キーの改行キーとで動作が異なっていた問題を修正. 25).マクロに,保存コード状態取得/設定(FweQueryCode / FweSetCode), 選択領域有無(種別)の問い合わせ(FweQuerySelecting),カーソル位置の 文字問い合わせ(FweQueryChar),カーソル位置の文字タイプ問い合わせ (FweQueryCharType),表示されている範囲(FweQueryTopNo, FweQueryBottomNo),表示されている行数(FweQueryWinLines),マーク されている行/桁番号(FweQueryMarkLineY, FweQueryMarkLineX), 選択領域の開始/終了座標の問い合わせ(FweQuerySelStartY, FweQuerySelStartX, FweQuerySelEndY, FweQuerySelEndX),選択領域中の テキスト(FweQuerySelText)とそのテキストの長さ(FweQuerySelTextLen)を 問い合わせる関数とおおよそ80%の環境設定状態を取得する関数 (FweQueryOptions)及び 設定する関数(FweSetOptions)を追加. 現在はこれ以上のオプション問い合わせ/設定が必要だとは考えていないので, もし必要であれば理由を添えて御連絡下さい.それからご相談しましょう. 26).環境設定でトラップしてしまう場合があった問題を修正. 27).外部プログラムの起動時にカレント・ディレクトリーを起動プログラムが存在す るパスに一時的に変更するようにした.これによって,起動時のカレント・パス から初期設定ファイル等を読み込むプログラムも正常時稼働できるようになる. 28).導入プログラムを改良. 29).マクロで,マクロ実行ウインドウ以外の操作が可能な様に変更した. このため,ウインドウ切り換え関数(FweChangeWindow)とフォーカス設定関数 (FweSetFocus) を追加した.使用方法などはマクロ・ヘルプを参照の事. 30).ToLower(), ToUpper() の動作を,選択領域が無い場合にはカーソル位置の単語を 処理対象とするように変更.また,ChangeCase() 機能時に選択領域がある場合は 選択領域を処理対象にするように変更. 31).キー割り当てダイアログの「出力」,「入力」時のデフォルト・ディレクトリー を FWE 導入ディレクトリーに変更した. 32).ユーザー定義のヘルプ・ファイルを設定できるようにした.設定は「環境設定」 の「その他」2ページ目で行います. 33).前回、ファイル・ダイアログを閉じた時のディレクトリを初期位置とする機能を 追加.この機能は,「環境設定」の「ファイル」ページにて「ダイアログに最終 パス使用」を選択すれば有効になります. 34).確認有りの置き換え時に表示される「置き換えますか」のダイアログが必ず ウインドウ中央に表示されていたのを,ウインドウ毎に前回表示位置を適用 するよう変更した.これにより,置き換え確認ダイアログが置き換え文字列に 重なっても,一度ダイアログを動かすと2回目以降は重ならないようになった. 35).正規表現を使用した検索で,検索パターンが正常にコンパイル出来なかった 場合に,次の検索で FWE が終了してしまう事があった問題を修正. 36).選択されている文字列、もしくはカーソル位置以降の単語とみなせる文字列を 対象として、カーソル位置の文字を大文字小文字変換し、残りをそれに合わせ て変換する機能(ChangeCaseWord)及び マクロ関数(FweChangeCaseWord)を 追加. 37).正規表現を利用した「^」「$」のみの検索が正常に行えなかった問題を修正. 38).検索/置換に「文書全体」「選択領域中のみ」の処理範囲が設定できるように した. 39).拡張子に割り当てられた環境がデフォルト環境以外の場合で,そのウインドウ を開いた時に環境設定中の起動時サイズが反映されない問題を修正. ただし,起動時サイズに「指定サイズ」が設定されている場合のみ,その設定 が反映されますが,ウインドウの表示位置は反映されません.また,起動時サイ ズに「省略時」または「前回終了時」を設定されている場合は反映されません. これは仕様とさせて頂きます. ============================================================================== ■Version 1.30 ==> Version 1.31 ============================================================================== 1).コンパイラーの CSD レベルを変えたための不具合を修正した. ============================================================================== ■Version 1.31 ==> Version 1.35 ============================================================================== 1).Vz に近いキー割り当て(VzLike.Txt)を変更した. また,2ストローク・キーを使用するスタイルの項目も追加した. このタイプの方がいい方は,VzLike.Txt ファイル内の指示に従い,一部変更し てからキー割り当てを最設定して下さい. 2).128 桁以上を一度に表示させた場合でルーラー表示が有効になっている時に トラップする問題を修正. 3).正規表現を利用した検索で,TAB 文字が含まれている行の検索が正常に行えない 場合があった問題を修正. 4).ヘルプ中の検索/置換で分からない表現があったのを修正.(^^; 5).マクロの実行中、ステータスバーの「マクロ実行中...お待ち下さい.」の表示が マクロ終了後も消去されない場合があった問題を修正. まだ,消去されない場合があれば,実行しているマクロと共に御連絡を下さい. 6).Warp3 で,起動時に /ICON オプションが動かなかった場合がある問題を修正. まだ現象が発生する場合は,起動時サイズに設定されている値と共にご連絡下さ い. 7).ファイル・ダイアログを使用して .lynxrc 等の . から始まるファイルが オープンできなかった問題を修正. 8).Shift / Alt / Ctrl + SPACE 時の処理を,機能が割り当てられていない場合は 通常の空白入力にするように変更した. 9).ツール・バーのアイコンを FweIcons.DLL にまとめた. 10).印刷プレビュー画面でカーソル上/下にて表示画面の上/下スクロール, PageUp/Down にて前/次のページに切り換えるようにした. 11).「ファイル」メニュー中の「保存コード」項目が消えていた問題を修正. 12).サイズ0の無題のファイルは,変更された後があってもエディター終了時に 「保存しますか?」のダイアログを表示しないようにした. 13).メニューから選択できる機能を増やした.これは,「ファイル」,「編集」, 「検索」メニューに反映されています. 14).バックアップ作成時に拡張属性の .LONGNAME が設定されているファイルの場合, 拡張属性が変更されなかった問題を修正. 15).選択領域が無い場合のデフォルト切り抜き/追加切り抜きで,EOF 行を処理する とフリーズする場合があった問題を修正. 16).マクロ実行中にスクロール・バーが使用できた問題を修正. 17).印刷時に TAB 部分にゴミが印刷されてしまう問題を修正. 18).複数の環境を使用した場合に,環境切り換え後のウインドウ位置に環境設定の 「表示位置」の上下を反映できるようにした. 19).キー割り当てで「入力」処理を行う場合に,入力するテキストのコメントが正 常に扱えない場合があった問題を修正. 20).引用符付き貼り付け(UseMarkPaste)機能を追加. マクロ名は(FweUseMarkPaste). 21).フリー・カーソル・モードでない時にカーソルの上下移動で必ず行末にカーソル が移動していたが,ブロック選択が出来ないので,上下移動はフリー・カーソル と同様の動きとした. 22).選択領域中の半角文字を全角文字に 及び その逆の変換をする機能を追加. 選択領域が無い場合にはカーソル位置の単語を処理対象にします. メニュー : 「編集」「変換」中の「半角 <=> 全角」 機能名 : ConvertWord (FweConvertWord) 23).カーソル位置の単語のカーソル位置以降を,アルファベットは ABCabc を ABCabc に,かなは あいうえお --> アイウエオ --> アイウエオ に変換する機能を 追加.ただし,選択領域が存在する場合には選択領域を処理対象とします. メニュー : 「編集」「変換」中の「順変換」 機能名 : ToggleWord (FweToggleWord) 24).マクロ FweAddRing と FweWinNextInRing が正常に動かなかった問題を修正. 25).カーソル行の行頭に引用符記号を挿入する機能を追加. 選択領域が存在していれば選択領域を処理対象とします. メニュー : 「編集」中の「引用符記号の挿入」 機能名 : InsertUseMark (FweInsertUseMark) 26).選択領域が存在しない場合に,カーソル行をデフォルト処理単位にしていた 機能を,デフォルト処理しないオプションを追加.これは,環境設定の「その 他」ページで「行単位の省略時処理を行わない」を選択する事によって設定し ます.このオプションは,次の機能について働きます. コピー(Copy) 切り取り(Cut) 追加コピー(AddCopy) 追加切り取り(AddCut) 引用符付きコピー(UseMarkCopy) 引用符記号の挿入(InsertuseMark) 27).選択領域が存在しない場合に,カーソル位置の単語を処理単位にしていた機能 のデフォルト処理を,カーソル位置の単語のカーソル以降を処理単位とするオ プションを追加.これは,環境設定の「その他」ページで「単語の処理対象は カーソル以降」を選択する事によって設定します.このオプションは,次の機 能について働きます. 英大文字を小文字に変換(LowerCase) 英小文字を大文字に変換(UpperCase) 英大文字 <=> 小文字変換(ChangeCaseWord) 半角 <=> 全角変換(ConvertWord) 順変換(ToggleWord) 28).Pascal キーワード設定のコメントで「(* *)」の設定を追加. 29).Shift + マウス・クリックにて領域選択ができる様にした. また,Shift + Alt / Ctrl + マウス・クリックにてブロック選択ができる 様にもした. 30).CandyBarZ 使用時に,FWE のタイトル・バーがグラデーション表示されなかった 問題を修正. 31).EUC / JIS コードで保存時に,一部文字が化けてしまう事があった問題を修正. 32).以前のバージョンのキー割り当てを使用していた場合に,Space キーに機能が 割り当てられなかった問題を修正. 33).マクロ実行時に引数を指定できるようにした. 34).マクロで変更した環境設定内容を,マクロ終了時に破棄する機能を付けた. 実際には,FweSetOptions() マクロの環境反映オプション(Execute, Flush)に 反映方法を指定する事で実現している. また,マクロ中の検索と置き換えも,検索情報は残らないようにした. ただし,検索文字列を(置き換えは置き換え文字列も)指定しないで実行した (すなわち,検索/置換ダイアログが表示された)場合は,履歴中には残る様に した. 35).キーを押しっぱなしにすると,おかしな動作をする場合が合った問題を修正. 36).他のファイルと比較の継続を行う,「比較の継続」機能をウインドウ・メニュー に追加.また,Alt + R にも初期設定で割り当てた(CompContinue). 37).改行する行が空白や TAB 文字だけでもインデントするオプションを追加.この 機能は,「環境設定」の「カーソル・ページ」で「必ずインデントする」を選択 すれば有効になります.また,これによってマクロ FweQueryOptions の Cursor - INDENT が変更され,新たに INDENTMODE が追加. 38).現在のペーストモードを問い合わせるマクロ関数(FweQueryInClipBrd)を追加. また,変更する関数(FweSetInClipBrd)も追加.詳細はヘルプを. 39).折り返し位置に縦線を引く機能を追加.使用は,「環境設定」の「ウインドウ」 1ページ目にある「折り返し位置に線表示」を選択します.線は,行番号と同じ 色を使用して描画されます. 40).環境変数 FWEPATH と FWELOG を使用できるようにした.詳細はヘルプを. 41).ヘルプに手を加えた. 42).キーワードに設定できる文字列数を増やした. ============================================================================== ■Version 1.35 ==> Version 1.40 ============================================================================== 1).起動時引数のパス名に \ 記号の代わりに / 記号を使用した場合に,パス名の 認識が行えなかった問題を修正. 2).環境設定/キーワード設定/起動プログラム設定のダイアログが,環境によって は全て表示しきれなかった問題を修正. 3).フリー・カーソル・モードで無い場合の動きを,Version 1.31 までの動作と同 じに戻し,Version 1.35 時の動きは「仮想フリー・カーソル・モード」として 環境設定の「カーソル」ページから選択するようにした.ただし,どちらもブロ ック選択時はフリー・カーソルと同じ動きをするようにした. これに伴い,FweQueryOptions / FweSetOptions のフリー・カーソルの戻り値が 変更された. 4).ファイルの比較で,EOL 以降にカーソルがある場合に正常に比較できなかった問 題を修正. 5).固定サイズ・フォントの印刷時に,用紙の大きさを正常に取り込めなかった問題 を修正. 6).A4 以外の用紙で印刷できない場合がある問題に対応すべくコードを修正した. でも,当方の環境(EPSON LP-1500S)では問題が出ていなかったので,直ってい るかどうか不明.(^^; 7).キー割り当てテキストにマクロ・ファイル名を記述できるようにした. 記述は,キー名="マクロ・ファイル", "マクロ引数" です. 例えば,Ctrl + A キーに割り当てる場合は, Ctrl+A="Macro.MAC", "Macro-Args" となります.(詳細はヘルプを) 8).折り返し線が再描画されない場合があった問題を修正. ============================================================================== ■Version 1.40 ==> Version 1.50 ============================================================================== 1).スタックが不足していたのでスタックを増量した. 2).ツール・バーのボタンが押下状態のまま戻らない場合があった問題を修正. 3).マクロ起動時の引数を入力しなかった場合に,マクロが実行できなかった問題を 修正. 4).環境設定 - ウインドウ3ページ目に「マクロ引数入力を行わない」項目を追加. また,同様の設定を FWE 標準オープン・ダイアログから一時的に行えるように した. 5).行二重化を改行のない行で部分的に選択して実行するとごみが付加される問題を 修正.また,表示幅を越える長さの行では FWE が落ちてしまう問題を修正. 6).行貼り付け位置をカーソル行の下に設定してある場合で,EOF 以降に貼り付けを 実行した場合に,問題が出る場合があったのを修正. 7).行選択で EOF 行を選択して切り取ると,表示がおかしくなる問題を修正. 8).正規表現を利用した置き換えで, 「^」 --> 「\n」 「$」 --> 「\n」 「\n」 --> 「\n\n」 などの置き換えが,永久ループに陥ってしまう問題を修正. ただし,以前のバージョンでは EOF も EOL と同等文字とみなして検索していた が,本バージョンより EOF は検索できない文字に仕様変更した. 9).EOL 以降でカーソルより前を削除(DeleteBefore())した場合に,フリーズして しまう問題を修正. 10).仮想フリー・カーソル時の挙動を,もっと通常のカーソル移動に近づけた.(^^; まだ,通常のカーソル動作に近づけないといけない部分がありましたら,御連絡 を下さい. 11).マクロ登録,環境設定,キー割り当て,キーワード設定,起動プログラムの各ダ イアログで,[適用(A)], [保存(S)], [キャンセル(C)], [ヘルプ(H)] がショー ト・カット・キーにて動作するようにした. 12).ヘルプが使用できるダイアログで,PF1 にてヘルプを表示できるようにした. また,ESC キーでダイアログを終了できるようにもした. 13).キー割り当てテキストのマクロ名称と引数の文字ケースを保存するようにした. 14).編集可能な行数を 10,000,000 行に増やした. 15).ファンクション・キーを表示できるようにした.表示は,「環境設定」の「ウイ ンドウ」3ページ目で設定します.ただ,格好悪い気も...(^^; 16).自動保存でオリジナル・ファイルに保管しない(一時ファイルに保管する)オプ ションを追加.設定は「環境設定」の「ファイル」ページで行います. 17).外部プログラムの起動で,起動前にプログラム・ディレクトリーにカレントを設 定してから起動していたが,この場合ファイル・ハンドルが引き継がれるために 他で問題が出るので,ディレクトリー変更を行わないようにした. これによって,一部のプログラムではプログラム独自のデータが参照できない可 能性があります.これは George(島田高広) 氏作の FileStar などが該当しま す.この FileStart Version 2.33 を例にプログラムの変更点を以下に示しま す. ---------------------- 以下,変更例 ----------------------------- void main(INT argc,CHAR *argv[]) { /******************* '97/11/24 Add Shigenori **********************/ char drive[_MAX_DRIVE]; char dir[_MAX_PATH]; long len; _splitpath( argv[0], drive, dir+2, NULL, NULL ); memcpy( dir, drive, 2 ); /* カレント・ドライブを設定する */ drive[1] = 0x00; if( drive[0] >= 'a' ) drive[0] = drive[0] - 0x60; else drive[0] = drive[0] - 0x40; DosSetDefaultDisk( (ULONG)drive[0] ); /* カレント・ディレクトリーを設定する */ len = strlen( dir ); if( len > 3 ) { if( dir[len-1] == '\\' ) dir[len-1] = 0x00; } DosSetCurrentDir( dir ); /******************************************************************/ if (argc>1) strcpy(FulDirNm,argv[1]); ------------------------ ここまで ------------------------------- と,アスタリスク行で挟まれた部分を追加します.これは,単純にプログラムの 存在するディレクトリーに起動直後に変更しているだけです.FileStar をご使用 の方は,FileStar のアーカイブに付属しているソースの該当部分にソースを追加 し,適当にリコンパイルすれば環境を読み込んで動作するようになります. ============================================================================== ■Version 1.50 ==> Version 1.60 ============================================================================== 1).言語用のキーワード(コメント/文字列)判別ロジックが一部おかしかったのを 修正した. 2).かな漢字変換中の文字列が,テキストと異なるフォントで描画されてしまう問題 を修正.(やっと発見...実はたんなるミス....(-_-;) 3).ファイル名のみの行でも,タグ・ジャンプが可能なようにした. 4).Caps キー入力で,異なるキーの機能が動いてしまう事がある問題を修正. 多分,他のキーには影響は出ていないと思いますが,ちょっとテスト不足.(^^; 5).表示色にシステム・カラー・インデックスを使用していたのを RGB を使用する ように変更した.これにより,環境設定の「表示色」ページ,キーワード設定の 表示色設定のインターフェイスが変更された.また,表示色設定方法として OS/2 システム設定内の混色カラー・パレットから環境設定内の表示色表示短形へのド ロップ操作も有効とするようにした. 6).起動時に複数ファイルを指定して FWE を開いた後,別プロセスから再度 FWE を 起動すると「これ以上のウインドウは起動できない」趣旨のメッセージが出る 問題を修正. 7).OS/2 の start コマンドで /F オプションを指定して FWE を起動した場合に, システムが固まる事があった問題を修正. ただ,当方の環境ではフリーズする事は無くなったが,テスターの環境で一度の みだが同様と思われる現象が発生しているので,根本的な原因解明には至ってい ないと思われる.よって,お手数ですが現象が出る場合は再度御連絡を下さい. (テスターって名前はかっこいいがたんなる連れ....(^^;) 8).タグ・ジャンプで、ロング・ディレクトリー名の中にピリオドが含まれていると ジャンプできなかった問題を修正.これでもジャンプできない場合は,他の問題 が考えられますので,ディレクトリー名を添えて御連絡をお願いします. 9).タグ情報として,Warp J_POCKET の AIXLIKE Tools - Grep の出力が使用できる ようにした. 10).タグ・ジャンプ後に,カーソル位置を1行下に移動するようにした. 11).印刷時に改頁コードが複数個続く場合に,2個目以降を無視してしまっていた 問題を修正.(印刷プレビュー表示を含む) 12).印刷時に CTRL+L コードにて改頁するオプションを追加. 13).印刷時に特定文字列を改頁記号として識別する機能の追加. 改頁する特定文字列は印刷オプション・ダイアログにて設定します. 14).改行文字のコード表示時に,必ず 0x0d0a になっていたのを環境設定の「ファイ ル」2ページ目の行末コードを基準に推測するようにした.ファイル本来に使用 されている行末コードを使用していないので,このロジックでは 100% 完全な行 末コードを表示する事はできないが,これは仕様とさせていただきます. (特に Undo 処理時に行末コードは変更されてしまう.) 15).Undo 結果が空になる場合に,メモリー不足エラーが出ていた問題を修正. また,ファイル挿入に続けて Undo した場合の不具合も修正した. 16).「全保存して終了」を実行するとハングする問題を修正. 17).行選択時に選択開始位置より前方に向かって選択を行った場合,カーソル移動後 の行から選択されるように変更した. 18).Shift + Alt + Ctrl + Delete キーに機能が割り当てられるようになっていたの で,割り当てられないようにした. 19).選択領域内の置き換えで,置き換え文字列によって選択領域が自動増減する様に 変更した.多分大丈夫だと....(^^; 20).印刷プレビュー表示と実際の印刷で,1ページに印刷される行数が異なる場合が あった問題を修正. また,今回も印刷ロジックを少し変更したので,特定用紙しか出力できなかった 環境でご使用の方は,出力できなかった用紙でテスト印刷してみて下さい. 21).印刷時に文字が細過ぎるのを補正する機能を追加.本機能は,印刷ダイアログ中 の「オプション」ボタンを押して表示されるダイアログで設定します. 単純に印刷濃度を上げるだけであれば,「プロパティ」ボタンを押して表示され るダイアログで設定する(この設定が無いプリンターもあると思われる)方が印 字品質は上ですが,線を少し太く印字したい場合に使用します. ただし,太くなるのは縦方向のみ.(^^; でも十分使えると思います. 22).検索ダイアログで検索開始にダイアログ中のボタンしか使用できなかったのを, キー割り当ての内容を反映して検索開始キーとする事にした. 23).WordStar に近い(?)キー割り当てを用意した. ただし,WordStar を使った事が無いので,おかしな部分は直して下さい.(^^; また,直す方法を御連絡いただければ次回バージョンで反映します. 24).行番号が 5 桁以上表示されなかったのを,5 桁以上になった場合は表示領域を 拡大して表示するようにした. 25).バックアップの作成位置が相対ディレクトリの場合に,ルートからの相対位置に なる事がある問題を修正. ============================================================================== ■Version 1.60 ==> Version 1.70 ============================================================================== 1).ノートブック/ダイアログのタブで右クリックして表示されるメニューから ページ切り換えできない問題を修正. 2).表示色設定項目のあるダイアログで TAB によるカーソル移動 及び 入力が出来な かった問題を修正. 3).ウインドウメニューのリストで grep のウインドウ・タイトルも表示するように 変更. 4).grep 処理で,前回 grep 実行時のパスをデフォルト開始位置とできるように 変更.ただし,標準設定ではカレントがデフォルト・パスになっているため, grep 実行時にダイアログ中の「カレント・ディレクトリー」のチェックを 外せば,次回 grep 時より前回実行時のパスがデフォルトとなります. 5).2ストローク・キーの2ストローク目が入力できない事があった問題を修正. 6).言語キーワードで /* *//* */ などになる場合に,後のキーワードが着色されな かった問題を修正. 7).タグ・ジャンプ時にカーソルを1行下に移動させていた処理を,デフォルトでは 行わないようにした.前バージョンと同じ動作をさせるには「環境設定」の 「カーソル」ページにてオプション指定して下さい. 8).タスク・リスト,「ウインドウ」メニュー中の一覧より,ファイル変更状態が確 認できるようにした. 9).検索/置き換え文字列長を 256 バイトに拡大した. 10).検索/置き換え文字列指定時に選択領域があると選択領域中の文字列を処理対象 としてデフォルト設定するようにした.また,検索領域が無い場合のデフォルト 検索文字列(単語)は「環境設定」の「その他」ページで指定する「単語の処理 対象はカーソル以降」オプションを反映するようにした. 11).マクロでの置き換え処理時に,置き換え文字列を空にする("")と検索文字列の 削除が動かなかった問題を修正. 12).「強制保存(ForceSave)」と「編集ファイルの再読込(Reload)」機能を追加. それぞれ「ファイル」メニューに登録されています. また,強制保存(FweForceSave)と編集ファイルの再読込(FweReload)マクロ 関数を追加. 13). [EOF] を越えて矩形領域がペーストされると表示がおかしくなる問題を修正. 14). grep の検索対象ファイル名に複数個のファイル(ワイルド・カード)指定が 行えるように変更した.複数個の指定を行う場合はカンマ(,)で区切って指定 します.ただし,検索しないファイル(ワイルド・カード)指定は,ちょっと 面倒なんで勘弁して下さい.(^^; 15).grep にて正規表現が使用できるようにした. 16).正規表現を使用した置き換えで検索文字列に「^」,「$」のみを指定し,置き 換え文字列の指定を行わないで実行した場合に,FWE が固まる問題を修正. 17).選択領域中のみ置き換えた場合に,選択領域を越えて余分に1行置き換えてし まう問題を修正. 18).選択領域中の置き換え処理後に,選択領域を解除しないようにした. 19).特定の文字並びの場合で「ワード・ラップ」と「禁則(追い出し)」が共に有効 になっている場合に,FWE が固まる問題を修正. 20).キー割り当ての設定可能なユーザー定義メニュー数を5個から8個に増やした. 21).環境設定で表示色のみテスト反映させるボタンを追加. 22).マクロから grep 処理(マクロ名:FweGrep)を呼び出せるようにした. 詳細はヘルプを.... 23).キー操作記録関連機能を変更した.これにより,以前のバージョンで取り込んで ファイルに保管してあるキー操作ファイルは読み込めなくなった. 24).検索,置き換えで,処理範囲を選択領域中のみとして実行した場合に, 次の処理時に範囲が「通常」に戻っていた問題を修正. 25).ウインドウ・サイズで行を折り返す機能を追加.この機能は,「環境設定」 2ページ目の「折り返し桁数 - ウインドウ」を選択します. 26).スクロール・バー制御方法の設計を変更したので,一般的なアプリケーションと 同一の動きをするようになった.(^^; ただし,32768 行(実際に 32000 行位)を越えるテキスト表示時にスライダーを ドラッグ操作で動かしてスクロール・ダウンできるのは約 32000 行まで. 27).システム・リソースの問題により,環境によって最大数の FWE を起動した場合 に非常に不安定になる場合があったので,同時に編集できる FWE の数を12個 に減らした.将来的にも16個に戻す予定は無いので,これに対するご意見は 受付けません.(^^; 28).2ストローク・キーの2ストローク目に通常のキー入力をサポートするように した.ただし,Shift キーと同時押下のキー判別はサポートしていない.(今後 もサポートする予定はない.)したがって,2ストローク目に「A」,「a」, 「1」などのキーは設定できるが「!」などの Shift キーと同時に押さなくては ならないキーは以前と同じく未サポート. 29).環境によって外部ヘルプが FWE から起動できなかった問題を修正. 30).今回も印刷処理ロジックを変更した.お手数ですが,以前に印刷で問題が出てい た方は再度テストをお願いします. 31).読み込み専用ファイルを保存時に読み込み属性が外れていた場合,保存完了後に タイトル・バーに表示している「(読み込み専用)」を消去するようにした. また,逆の場合も同じ. 32).検索結果文字列を反転表示するようにした. また,「環境設定」の「カーソル」2ページ目で「検索結果の表示状態」に 「選択」を指定すると,反転表示のみではなくその文字列が選択状態として扱う ようにした. 33).カーソル下/右移動時のスクロール開始を少し手前で始めるように変更した. 34).EUC,JIS 自動判別で判別できなかった場合に備え,「ファイル」メニューの 「文字コード」で表示されるダイアログで,文字コードを指定して編集ファイル の再読み込みが出来る機能を追加. 35).grep にて EUC,JIS 形式ファイル内も検索が可能なようにした. (パフォーマンスは悪い....(^^;) 36).キーワードやコメントの識別表示を,論理行単位で行っていたが物理行単位に 変更した.表示上折り返している場合でも正常に識別描画できるようになった. 37).対応する括弧にジャンプする機能(JumpPare)を追加. 括弧記号(文字列)は,「オプション」の「キーワード」で表示されるダイアロ グの「拡張処理」ページで定義します. 38).関数一覧,前/次の関数開始位置に移動する機能(FuncList,FuncPrev, FuncNext)を追加.詳細はヘルプを.... この機能ついてはテスト的に導入しており,今後一切改良は行われないかも知れ ませんので,ご了承のほど宜しくお願いします. 39).C/C++,Java に専用のインデント処理機能を追加. 有効にするには,「オプション」の「キーワード」で表示されるダイアログの 「拡張処理」の最終ページで設定します. この機能により,「{」を入力後改行すると指定桁ずれ,「}」を入力すると対応 する「{」まで上がります. この機能ついてはテスト的に導入しており,今後一切改良は行われないかも知れ ませんので,ご了承のほど宜しくお願いします. 40).秀丸に近いキー割り当てを,現行の秀丸の Windows 風なものに変更した. また,Vz に近いキー割り当ても ESC による2ストローク・キー割り当てを追加 したので,以前よりは Vz に近くなったと思われる.(^^; 41).保存方法を変更した. ============================================================================== ■Version 1.70 ==> Version 1.80 ============================================================================== 1).領域コメントの終了記号のみが存在する行で,表示上はコメント扱いになって いるのに,カーソルを移動させると通常の表示色に戻る問題を修正. 2).領域コメントの終了記号のみが存在する行で,行すべてがコメント扱いになる 問題を修正. 3).常駐させておくと,次に FWE を起動した場合に Trap する事がある問題を修正. 4).デスクトップ復元を行うと Trap する問題を修正. 5).最大数のウインドウを開いている場合に「開く」処理を行った場合に,ファイル 選択をする前にエラー・メッセージを表示するように変更. 6).タグ・ジャンプ時に,すでに開いているウインドウへのジャンプでも最大数の ウインドウが開いているとジャンプできなかった問題を修正. 7).grep ダイアログの検索対象ファイルに,最後に使用されたファイル名をデフォ ルト表示するようにした. 8).マウスでの選択領域ドラッグ時に,選択領域が指定桁に移動できなかった事が ある問題を修正. 9).128KB を越えるテキストをカット&ペーストした場合に,FWE が Trap する 場合がある問題を修正した. 10).関数一覧表示時のバグをつぶした. 11).しおり一覧,関数一覧表示リスト・ボックス中の選択を,カーソル位置を対象に 選択するように変更した. 12).起動時オプションが /ICON のみで起動時に読み込むファイルを指定しない場合に 新規ファイルの編集状態でアイコン化していたが,これを止めた. 13).大幅な機能追加に伴い,機能名 WinCascad,マクロ名 FweWinCascad を WinCascade,FweWinCascade に変更した.(^^; 14).ウィンドウ幅をちょっと広げた. 15).マーク位置リスト・ダイアログで数字キーのショットカットを有効にした. 16).ステータス・ラインに,編集中ファイルのテキスト・コード種別と保存時に使用 される行末コードを表示するようにした. 17).先行スクロールを上方向と左方法のカーソル移動時にも適用するようにした. 18).先行スクロール機能を止めるオプションを追加. 先行スクロールを止めるには「環境設定」の「カーソル」ページで 「先行スクロールを行わない」を選択します. 19).表示上の最上下行にカーソル移動(TopInScreen / BottomInScreen) 機能は,つねにスクロールが行われない範囲の最上下に移動するようにした. 20).描画フォントにアウト・ライン・フォントを選択した場合に,ルーラーの表示が おかしくなる(最描画されない)問題を修正. 21).常駐している場合に,カレントをルートに一時変更するようにした. 以降(クリップボードのスタック化関連機能)は,テスト的に機能追加しております. 以降の機能で問題が出た場合は,問題報告を行っていただいた後に,使用を停止して 通常のクリップボード処理をご使用下さい.(Version 2.0 までには正式対応できる と思います.) 大きな機能追加としては,次の通りです. ・FWE 専用のクリップ・ボード・スタックを用意した. 大きさは,64K バイト または 1項目のどちらか大きい方. ・検索文字列スタックを追加した. 大きさは,1項目最大 256 バイトで 20 項目です. ・削除文字列スタックを追加した. 大きさは,1K バイト または 1項目のどちらか大きい方. 22).クリップ・ボード・スタックを使用する次の機能を追加した. コピー(スタックへ Push).................CopyToStack, 引用符を付けてコピー(スタックへ Push)...UseMarkCopyToStack, カットしてスタックへ Push.................CutToStack, ポップせずペースト........................PasteFromStack, ポップしてペースト........................PasteFromStackPop, 引用符を付けてポップせずペースト..........UseMarkPasteFromStack, 引用符を付けてポップしてペースト..........UseMarkPasteFromStackPop, 1個をポップだけ..........................PopFromStack, 全部ポップだけ............................ClearStack ただし,Undo 時にスタック領域中のやり直しまでは行えない. 23).拡張単語コピー機能(ExpandWordCopy)を検索文字列スタックへコピーする ように変更した.また,これと対になる拡張単語貼り付け(ExpandWordPaste) 機能と拡張単語貼り付け(選択)(ExpandWordPasteSelect)を付加した. ただし,ExpandWordPasteSelect についてはマクロ関数はない. 24).削除(Delete,BackSpace),カーソル以前を削除(DeleteBefore),カーソル 以降を削除(DeleteAfter),単語削除(DeleteWord),単語のカーソルより前 を削除(DeleteWordBefore),単語のカーソルより後を削除(DeleteWordAfter) で削除された文字列を,削除スタックへ移動するようにした. また,削除スタックから貼り付ける機能(PasteFromDelStackPop)も追加. (ただし,貼り付け後は必ず Pop する.) 25).直前のコマンド再実行する機能を追加(MacroBeforeCmd). マクロ関数はない. 26).Vz に近いキー割り当てで,カット&ペーストにスタック関連機能を使用する ように変更した.より,Vz らしいキー割り当てを作成された方は,宜しければ ご提供下さい.宜しくお願いします. ============================================================================== ■Version 1.80 ==> Version 1.90 ============================================================================== 1).UndoLine と RedoLine を統合し,UndoLine とした. 2).対応する括弧にジャンプ機能で,コメント内や文字列定数内を出来る限り除い ていたのをやめた. 3).ファイルの再読み込み(Reload)で,編集中ファイルに変更があった場合に表示 されるダイアログのデフォルト・ボタンを「保存しない」にした. また,保存が選択された場合は「別名保存」ダイアログを表示するようにした. 4).リングに複数ファイルを読み込んでいる場合に,一つを閉じると全て閉じて しまう問題を修正. 5).モーダルダイアログ表示時に,他の FWE から WinPrev, WinList などの コマンドにてウインドウ切り換えを行った場合に,ダイアログのフォーカスを 失っていた問題を修正. 6).Vz の Shift + 改行キーの動作のような機能(カーソル行の上で改行)を追加. 機能名 : InsertNewLine,マクロ名 : FweInsertNewLine です. これにより,Vz-Like キー割り当ても変更した. 7).検索文字列スタックと置き換え文字列スタック,grep 文字列スタックを統合 し,検索文字列スタックとした. 8).「環境設定」の「その他」ページに,行省略時の処理単位を物理行単位にする オプションを追加. 9).拡張単語コピーで,連続して単語がコピーできない場合があった問題を修正. 10).拡張単語コピー機能の処理を,環境設定の「その他」ページで設定する「単語の 処理対象はカーソル以降」オプションを反映するようにした. 11).キーワード設定の「単語区切り文字」に「。」と「.」を含めた. 12).検索文字列スタックの表示方法を変更した.(検索/置き換え/grep) これにより,カーソル下キーで履歴を表示していたのをカーソル上キーで 履歴表示に変わった. 13).検索/置き換え/grep ダイアログに,共通の「前回検索文字列を初期表示」 チェック・ボックスを追加した.このチェック・ボックスを選択しておけば ダイアログ表示時の初期表示文字列には,検索文字列スタックの先頭項目が 表示されるようになる. 14).検索文字列スタック内容を消去する起動時オプションを追加. FWE 初回の起動時に「/cls」を指定すると検索文字列スタック内容を消去. すでに FWE が起動されている場合は,このオプションは無視されます. 15).検索文字列スタックに固定文字列を定義できる起動時オプションを追加. FWE 初回の起動時に「/s:定義ファイル名」を指定すると,定義ファイル内に記述 された内容を検索文字列スタックに追加します.この内容は保管されません. 定義ファイルは,登録する文字列を順番に改行で区切り記述します. 定義できる数は最大で10個です. 16).論理行削除(DeleteLine)機能で,EOF 行の削除がおかしかった問題を修正. 17).範囲選択を削除した場合にも,削除文字列スタックへ登録されるようにした. 18).FWE クリップボード・スタックの先頭項目と OS/2 クリップボードの内容が 一致するようにした.(ただし,FWE 側で作業している場合のみ.) 19).既にファイルを開いている時に,それを含む複数のファイルを指定して FWE を 起動すると,ファイルがオープンされなかった問題を修正. 20).マクロ関数 FweQueryText() と FweQueryTextLength() に,物理行番号を指定 できるオプション引数を追加. 21).FWE 終了時に異常終了する場合があった問題を(多分 ?)修正した. 22).折り返し桁数のサイズを 1024 桁,キーワード文字列のサイズを 32 文字まで 拡大した.ただし,折り返し桁数の最小サイズも 40 桁に拡大された. 23).FX00505 を OS/2 にあてると,環境設定,キー割り当て,マクロ登録ダイアログ が正常に表示されなかった問題に対応. ============================================================================== ■Version 1.90 ==> Version 1.91 ============================================================================== 1).折り返し線とカーソル下の線を同時に表示させると折り返し線が欠ける問題を 修正. 2).描画エンジン部の設計変更が終わったので,複数行にまたがる領域コメントを 識別表示できるようになった. 3).拡張単語コピー時に,コピーされる領域が選択領域扱いになっていたものを, 反転表示のみの扱いに変更した. 4).Ctrl+Home(Top - FweTop -),Ctrl+End(Bottom - FweBottom -)の動きを 実際のファイルの先頭/最後に移動するように変更した. 5).選択領域のコピー後,選択領域をクリアしないオプションを追加. 「環境設定」の「その他」ページでにて設定します. 6).表示されない制御コードに対応するために,制御コード 01h - 19h を A - Y, 1Bh を e,1Ch を r,1Dh を l,1Eh を u,1Fh を d に置き換えて表示する オプションを「環境設定」の「ウインドウ」ページに「制御文字を表示」とし て追加.また,テキストに置き換えるだけでは混乱するので,「表示色」の3 ページ目に「制御文字」項目を設け表示色設定が出来るようにした. 7).上記に伴い,「表示色」ページにあった「入力状態」項目がなくなった. カーソルの入力状態は「カーソル位置表示」表示色と同じとなった. 8).仮想フリー・カーソル・モードで行末以降にカーソルがある場合、Delete() が 効かなかった問題を修正. 9).一行コメント中のタブ/全角空白文字表示が適切に行われなかった問題を修正. 10).FweQueryTopNo(), FweQueryBottomNo() が正しい値を返していない問題を修正. 11).DeleteBefore(), DeleteAfter() で正常に削除文字列スタックに入らない問題を 修正. 12).キー操作記録を行っている場合で,キー操作記録バッファが一杯になった時に, メッセージ表示とともにキー操作記録を終了するようにした. 13).カーソル移動可能な領域の上下左右を取得するマクロ関数(FweQueryMoveCur)を 追加.詳細はヘルプを. 14).ウィンドウの表示開始行を設定するマクロ関数(FweSetTopNo)を追加.詳細は ヘルプを. 15).ヒープ管理ロジックの見直しを行い,メモリー・リークの問題に対応. (多分,全てのリーク部分が修正されているはずだが....) 16).仮想カーソル・モード時に,行末を越えた位置からカーソルを左に動かすと カーソルがおかしな位置に位置づけされてしまう問題を修正. 17).行頭の開文字列からの対応する括弧へのジャンプが行えなかった問題を修正. 18).マクロ・ヘルプの更新が行われていなかった問題を修正. ============================================================================== ■Version 1.91 ==> Version 1.92 ============================================================================== 1).C ランタイム関数 localtime() にて Trap していたので DosGetDateTime() 関数を使用するように変更した. 2).スクロール・バーのトラッキング動作で,トラッキングが引っ掛かる事が あった問題を修正. 3).全角空白文字を表示させない場合に,全角空白文字の表示で Trap する事が あった問題を修正. ============================================================================== ■Version 1.92 ==> Version 1.93 ============================================================================== 1).外部プログラム設定時に,必ずフル・パスで指定しなければならない問題を 修正.これで,パスの通っているディレクトリーにあるプログラムは,プログ ラム名だけで起動できるようになった.(パス検索ロジックにバグがあった) 2).印刷時に TAB 文字以降が印刷されなかった問題を修正. 3).印刷時に用紙最上段に印刷する付加情報(ヘッダー)を,用紙の余白に印刷する ように変更した.これによって,余白の設定が少しめんどうになったが,適度に 設定値を変更することで,以前より出力結果が良好となる. 4).印刷プレビュー表示の 50%,75%,125% 縮小/拡大時の表示が,おかしかった 問題を修正.また印刷ダイアログで,必ずプリンター・ジョブ設定ダイアログを 表示しないと印刷実行できないようにした. 5).ファイル比較時に,比較するファイルの TAB 桁数が異なる場合に,比較結果に NULL 文字が含まれてしまう問題を修正. 6).マウス・ドラッグでの領域選択終了時に,カーソルを選択終了位置に移動させる ようにした. 7).キーワード表示にて,キーワードでない部分を着色表示してしまう場合があった 問題を修正. 8).マクロや置き換え処理にて,大量の入力処理を行った後に領域コメントの表示で メモリー不足エラーが起きる場合があった問題を修正. 9).複雑に入れ子になった領域コメントが正しく描画できない場合があった問題を 修正. 10).検索文字列設定ダイアログに「記憶」ボタンを追加. この機能は,検索文字列スタックに検索対象文字列を記憶し,検索文字列として 設定するだけで実際の検索は行わない. 11).選択領域を検索文字列スタックにコピーする機能(CopyToFindStack)を追加. この機能は,選択領域中のテキストを検索文字列スタックにコピーしますが, 検索文字列としては設定されません.選択領域がない場合は,カーソル位置の 単語(環境設定にてカーソル位置単語のカーソル以降に変更可能)を検索文字列 スタックへコピーします. 12).折り返し桁数に 512 桁以上を指定した場合に,描画/印刷で問題が起こる場合が あった問題を修正. 13).編集禁止状態時に TAB の入力が有効になっていた問題を修正. 編集禁止状態時は TAB の移動に変更した. 14).SetCode 機能にて,保存時の改行コード,EOF コードの有無も設定できるように した.これに伴いマクロ使用時の引数も変更. 15).検索,置き換え,grep ダイアログを表示する時に,呼び出しウインドウの IM 状態を引き継ぐようにした. 16).検索,置き換え,grep 処理時に,半角/全角を無視して検索するオプションを 追加.ただし,改行コードを無視する機能は,実装時期未定.(^^; 17).Warp3 使用時にも,「起動時にかな漢を ON にする機能」や「かな漢の ON/OFF」 など,単語登録以外の機能が動くようにした. 18).ダイアログ画面で Alt キーを押すと,親ウインドウのメニューが有効になって いた問題を修正(したはず). 19).AllSave() にて,リング中の裏テキストが保存対象にならなかった問題を修正. 20).既にリングに入っているテキストを更に追加できてしまう問題を修正. 既にリングに存在する場合はアラームを鳴らし,そのファイルを編集状態にする ようにした. 21).リング中のファイルを閉じるマクロ関数 FweRemoveRing を追加. この関数は,編集中ファイルを閉じ(リングから除去)ます. ただし,リングにファイルが読み込まれていない場合は機能しません. 22).拡張選択処理時に桁/行単位の状態推移を,カーソル移動目的のキー操作を トリガとするようにした. 23).選択領域が存在する場合の文字入力が,入力文字での選択領域置き換え/選択 領域削除になっていなかった一部状態を修正. 24).ユーザー定義のキーワード設定が登録できるようにした. この機能は,従来の「その他1」,「その他2」キーワード・オブジェクトを 派生する事で対応している.追加方法は,「その他1」,「その他2」の どちらかを選択してキーワード設定を行い,保存時に表示されるダイアログ から新しいファイル名を与えることにより行う. 25).編集時に使用されているキーワード情報が分かるように,メニュー中の使用 キーワード情報にチェック・マークを表示するようにした. 26).環境設定の「カーソル」,「ファイル」ページの一部内容が,環境設定の適用 により,欠落してしまう問題を修正. 27).指定ファイルの編集中ウインドウを検索するマクロ関数 (FweQueryWindowFromName)を追加. この関数で,指定ファイルが「開かれているか否か」開かれている場合は 「他のウィンドウか、現ウィンドウのリング中か」,「編集可能か、編集禁 止か」,「変更されているか否か」が分かります. ただ,戻り値が少しややこしく,次のようになります. 戻り値 1Byte 目 : 検索を実行したウインドウ内に存在するかどうか 2Byte 目 : リング内に存在しているのかどうか 3Byte 目 : 編集可能かどうか 4Byte 目 : 変更されているかどうか 5Byte 目以降 : 編集中のウインドウ ID ※1Byte 目〜4Byte 目までは,すでて真 = 1,偽 = 0 となります. 指定ファイルが見つからない場合は 0 を戻します. (次の次の項目中の例を参照.) 28).ウインドウ切り換えマクロ関数(FweChangeWindow)に引数を追加. 追加した引数は「ウインドウ ID」であり,上記の FweQueryWindowFromName 関数と共に使用する事で,ウインドウ切り換えを行えるようにした. (次の項目中の例を参照.) 29).リング切り換えマクロ関数(FweWinNextInRing)に引数を追加. 追加した引数は「パス名」であり,上記の FweQueryWindowFromName 関数と共に使用する事で,リング切り換えを行えるようにした. 例).D:\CONFIG.SYS を編集しているウインドウを探し切り換える. szFile = 'D:\CONFIG.SYS'; rcInfo = FweQueryWindowFromName( szFile ); if length(rcInfo) > 4 then do /* 対象ファイルは他のウインドウ ? */ if SubStr(rcInfo,1,1) = '0' then do /* ウインドウを切り換える */ rc = FweChangeWindow( "", SubStr( rcInfo, 5 ) ); /* 対象ファイルはリング内 ? */ if SubStr(rcInfo,2,1) = '1' then do say 'リング切り換えはマクロ起動を行ったウインドウのみ'; end; end; else do /* 対象ファイルはリング内 ? */ if SubStr(rcInfo,2,1) = '1' then do rc = FweWinNextInRing( szFile ); end; end; end else do say '指定ファイルは開かれていません'; end; 30).TAB 文字を含む置き換えで,無限ループに入る事があった問題を修正. 31).タブ文字のところで行折返しが行なわれると、正常に処理できない問題を修正. 32).文字列置き換え処理で,置き換え文字列に "" を指定した場合(検索文字列を 削除時),検索文字列スタックの内容が破棄される問題を修正. 33).32768 行を越えるテキスト時に,スクロール・バーが動かなかった問題を修正. ============================================================================== ■Version 1.93 ==> Version 1.94(非公開版) ============================================================================== 1).改行文字を無視して検索する機能を,「検索」,「置き換え」,「grep」に 追加した. 2).行選択領域内の置き換えで,不要な空白文字列が挿入される場合があった問題を 修正. 3).環境設定で「キーワード表示」を ON がデフォルトに変更した. 4).環境設定,印刷ダイアログでのフォント選択方法を変更. 5).印刷時に必ずプロパティ表示しなければならなかったのを,初期表示時に 前回印刷に使用したプリンターの場合は印刷可能なようにした. 6).キーワード設定ダイアログ中の「適用」ボタンをなくした. また,キーワード情報保存後に,保存したキーワード情報を必ず使用する ようになっていたのを,編集中テキストと関連付けされているキーワードを 使用するように変更した. 7).FWE 以外でコピーしたテキストを PasteFromStack 系コマンドでも貼り付けが 可能なように変更した. 8).キーワード文字列設定時に,文字列の後ろの空白文字を強制的に削除していた が,これを止め後ろの空白文字をそのまま保存するようにした. 9).キーワードのマッチングにバグがあったのを修正. 10).キーワード検索時の単語区切り文字を,エディター動作字の単語区切り文字とは 別に指定できるようにした. 11).定数の識別表示が可能なようにした. 各種キーワード設定内のページに「定数」として追加されているので,これを 使用して設定します. ただし,動作速度は遅くなるので,キーワード表示を行われている方で定数 識別表示が不要な方は,定数を表示しない設定にしてご使用下さい. また,演算構文の解析までは行っていないので,負の値の場合の先行 - 記号 は識別表示されません. 12).検索,置き換え,grep 処理開始時に,選択領域があると FWE がトラップする 場合があった問題を修正. ============================================================================== ■Version 1.94(非公開版) ==> Version 1.95 ============================================================================== 1).検索,置き換え処理時の TAB ハンドリングを見直した. 2).キーワード設定の定数設定方法を変更した. これにより,Version 1.94 での設定値はクリアされるので再設定が必要. (設定ダイアログは,Alt / ESC キーによる動作が不確定状態.) 3).使用中の(カレント)キーワード設定を行う機能(SetKeyword)を追加. またオプション・メニュー中のキーワード・メニュー内にも「カンレント」を 追加. 4).ユーザー定義キーワード一覧表時を行う機能(ListUserKwd)を追加. この機能はキーに割り当てて使用します. 5).次のショート・カット,ツール・バー・ポップ・アップ・メニュー設定を削除. SetKwdC, SetKwdJava, SetKwdPas, SetKwdBas, SetKwdRexx, SetKwdOther1, SetKwdOther2, SetKwdDefault よって,これらを使用していた場合は設定画面から削除して下さい. 6).印刷時の余白領域を,現行のミリ・メートルと 1/100 インチの両方で設定できる ように切り換えボタンを追加した. 7).印刷時の印刷日時に使用される日付区切り記号を,OS/2 システムから獲得できる 日付区切り記号に変更した. 8).grep にて DBCS 2バイト目が単独文字としてヒットする問題を修正. 9).複数行コメントの開始記号のみが,複数行に渡って存在する場合,これを削除し た時にコメント領域でない部分の再描画が行えなかった問題を修正.(たぶん) 10).領域コメントの閉じる記号のみの場合に,その行の行頭まで着色表示していた のを,その記号のみ着色表示するようにした. 11).DupLine() も「環境設定-その他-省略時の行処理単位」を反映するようにした. 12).「半角/全角区別なし」オプションを指定して検索した場合に,一部の文字の判別 に失敗していたため,発見位置がずれる場合があった問題を修正. ============================================================================== ■Version 1.95 ==> Version 2.00 ============================================================================== 1).環境設定で設定できる折り返し桁数の最小を20桁に変更した. 2).DupLine() の処理後に,カーソルが1行多く下方に移動される事があった問題を 修正. 3).REXX キーワード文字列に "THEN"、"WHEN","OTHERWISE","EXPOSE" を追加. C/C++ キーワードに "##", "#elif", "bool", "const_cast", "dynamic_cast", "explicit", "false", "mutable", "namespace", "reinterpret_cast", "restrict", "static_cast", "true", "typeid", "typename", "using" を追加. 4).単語削除機能で,改行文字も削除できるようにした. 5).自動保存時に,保存領域に不足がある場合に FWE がトラップしてしまう問題を 修正.(たぶん....) 6).IBM連文節変換プログラムを使用時に,全角の空白文字が入力できなかった 問題を修正. 7).印刷時に,選択領域内のテキストのみを出力できるオプションを追加. 8).ファイル読み書き時エンジンの更新が完了したので,それら処理時に疑似マルチ タスク処理していたのを,真のマルチタスク処理できるようになった. 9).マウスのクリックでカーソル位置を移動させる場合に,移動位置がシステム・ エディターなどに比べ少しおかしい部分があった問題を修正. (文字間をクリックした場合など) 10).印刷にて,上下左右のマージンを大きくとると,プレビュー表示と実際の印字で 出力形態が大きく食い違う問題を修正. 11).他国語環境で,左 Alt + テンキーにて,欧州アクセントなどを入力した場合に, 入力途中の数字も確定文字として入力されていた問題を修正. 例えば,「左Alt + 225」入力時に,入力結果が「"22B"(B は"β" sz)」と なってしまっていた. 12).標準のキー割り当てを Windows-Like に変更した. ============================================================================== ■Version 2.00 ==> Version 2.10 ============================================================================== 1).印刷時の行番号を編集中のウインドウと合わせるようにした. よって,印刷時のページ制御が有効であれば,ページ毎に1行目から行番号が 開始されるようになった. 2).選択領域内のみを印刷する場合で行番号表示を行っていた時に,印字される行 番号を編集中のウインドウと合わせるようにした. 3).選択領域内のみを印刷する場合でページ制御が有効になっている時に,1ページ の有効行数を越えて選択領域が存在すると,ページづれを起こす問題を修正. 4).印刷時のマージンを,もっと大きく取れるようにした. 5).キーワード識別のバグを修正. 6).ウィンドウの高さを越える行数のある文章で,中程の行から最後の行まで範囲 選択して削除し,ウィンドウに収まる行数になった場合の動作が無条件に縦方向 スクロール・バーを消去していた問題を修正. 7).行を折り返している場合の Undo 処理で問題が起こる場合があったのを修正. 8).保存時に .LONGNAME 拡張属性のバック・アップ名作成に失敗する場合があった 問題を修正. 9).最初からやり直しを実行した場合に,実行前のカーソル行内容が消去しきれて いなかった問題を修正. 10).キーボード・マクロ実行中の画面の更新を停止するようにした. 11).NM2160 などのビデオ・チップを使用したノート PC で,画面の再描画が非常に 遅くなる問題に対応した. 12).環境設定ダイアログなどの,サイズ変更可能なダイアログの終了時のサイズを 保存し,次回表示時に復元するようにした. ============================================================================== ■Version 2.10 ==> Version 2.20 ============================================================================== 1).使用しているネットワーク・ソフトによっては,grep ダイアログ中に,その ドライブが表示されないことがあった問題を修正. 2).選択領域内のみを印字した場合に,正常に TAB が展開されていなかった問題を 修正. 3).ステータス・バーの各項目を表示している枠を少し大きくした. 4).禁足処理を有効にすると,「改行文字のぶら下げ」が選択されていなくても 改行文字がぶら下げられていた問題を修正. よって改行文字をぶらさげたい場合は,必ず「環境設定-その他」にて「改行 文字のぶら下げ」を選択する必要がある. 5).「前・次の FWE へ切り換え」と「ユーザー定義メニュー表示」機能が割り当て られているキーを同時に押すと,再描画されない領域がでることがあった問題を 修正. 6).ロシア語リソースに対応するコードを追加. ロシア語リソース(fwerus.dll)を入手すれば,メニューとダイアログを ロシア語で表示することが可能となる.(ただし,日本語 OS/2 の副コード・ ページに 866 は指定できないので,日本語 OS/2 では無理.) ロシア語リソースは http://www.futurewave.co.jp にて. 7).マクロ実行を開始したウインドウ以外を,マクロ操作のターゲットに切り換えた 場合で,マクロ終了時に操作ターゲットのウインドウをマクロ実行を開始したウ インドウに戻さなかった場合に,切り換え先のウインドウが入力禁止になる事が あった問題を修正. 8).指定桁で折り返すサンプル・マクロ(Split.Mac)の動きを,折り返し位置が 単語途中であれば,その単語の直前で折り返す(要するに単語途中では折り返さ ない)オプションを追加した. 9).コンパイラー呼び出しマクロの不具合を修正. 10).grep 実行中,ファイル比較実行中に ESC キーを押す事で,それぞれの処理を 中断できるようにした. ============================================================================== ■Version 2.20 ==> Version 2.22 ============================================================================== 1).正規表現を使用して \ 文字を検索できなかった問題を修正. 2).マクロ関数 FweOpen() にて別スレッドが生成された時に,オープン動作が完了す るまでの間,正常に同期が取れていなかった問題を修正. また引数のマクロ・ファイル名,マクロ引数は指定できなくした. 3).マクロ関数 FweChangeWindow() の第2引数を省略した場合の動作がおかしかった 問題を修正.また第一引数が NULL の場合のハンドリングもおかしかった. 4).マクロ関数 FweRemoveRing() でリング内のファイルを削除すると,マクロ終了 時に正常に終了できない場合があった問題を修正. 5).マクロ関数 FweClose() をテスト的に追加. 使用方法はヘルプを.... 6).grep にて改行コードが CR のみで EOF のないファイルの検索をすると,永久に 終了しない問題を修正. 7).検索/置換ダイアログにて,実行範囲のデフォルト設定を 「前回文字列を初期表示(H)」が有効の場合 ---> 現状と同じ 「前回文字列を初期表示(H)」が無効の場合 ---> 前回範囲と同じ とした. 8).キーボード・マクロ中に FWE(REXX)マクロの実行を含んでいた場合に,正常に 動作しなかった問題を修正. 9).直前に実行した置換と同じ置換を実行できるように FweReplace マクロを変更 した.使用方法はヘルプの使用例を参照のこと. ============================================================================== ■Version 2.22 ==> Version 2.25 ============================================================================== 1).ユーザー作成ファイルダイアログの FWE とのリンケージを,プロシージャー名 だけではなく,順序数(Index)でも可能なようにした. 順序数は(Index),オープン用:1000, 保存用:1001 とする. 2).拡張子別 [キーワード設定]-[拡張処理] の括弧文字列に,11文字までの情報 しか設定できないのに12文字分の入力が可能となっていた. よって,12文字入力すると最後の1文字が保存されない問題が発生していた. 3).FweReplace マクロのバグを修正. 4).日本語リソース(FweJpn.DLL)がロードできなければ、英語リソースをロード するように試みるようにした。日本語環境で英語メニューが使用できるように なる。 5).多量テキストのカット&ペースト関連処理を少しチューニングした。