[極写]に関する不具合、至らない点など]

 前頁で褒めちぎってしまいましたが(^^;)細かな不具合などで問題が出てくる所もあります。

 そこで、計測を通じて感じた「これはイカン!」といった点をピックアップしてみました。

これであなたも[極写]が欲しくなくなる!?

・「情報の更新」機能が無い

 ウチの環境では、測定時にいちいちソフトが起動するのがウザいので、「CDのオートラン」を無効にしています。
 ところがこの状態だと、[極写]は起動時の情報しか取得しない上に、作成元ドライブを選ぶ形式になっている為、CDを入れ替えてもその情報が反映されず、入れ替える度にいちいち[極写]を起動し直さないといけなくなります。([革命][携速]では気にせず作成可能)

・デジタル取り込みに関するトラブル

 前頁で褒めた「オーディオのデジタル取り込み」ですが、実はこれかなりドライブを選びます。

 当方では、

○デジタル取り込み可能
 MATSHITA DVD-RAM LF-D201

×デジタル取り込み不可能
 PIONEER DVD-ROM DVD-114
 TEAC CD-W54E

と、3つの内2つが作成出来ませんでした。この恩恵を受けられないと「アナログ取り込み」しか行えないので、速度や種類といったメリットがなくなります。

 また再生に関して、[ルネッサンス:JIN]では、「オープニング曲が1周しないとゲーム本体が起動しない」といった変な不具合が出ました。今の所これだけですが、ちょっとオーディオ再生の能力を疑ってしまいますね。

・ボリュームラベルに関するトラブル

 前項で「同一ボリュームラベルに関しては、2つ目以降は[(1)]の様に識別名が自動でつき、任意に変更することも可能」と書きましたが、これに関してたまにトラブる事があります。
 2つ目以降の[(1)]の識別名が、ファイル名だけでなくボリュームラベルに関しても反映されてしまうので、ボリュームラベルを識別して起動するソフトの場合、不一致で起動しない事があります。また、[ファイル名=ボリュームラベル]なので、書き直す事は可能ですが、連動する為「同一のファイル」が作成しにくくなっています。([革命][携速]では気にせず作成可能)

・アイコン表示がない、作成されたファイルの見栄えが悪い

 前項と関連しますが、[革命][携速]ではアイコンが自動作成されるため容易にファイルが識別可能ですが、[極写]にはアイコン設定が無い為、ボリュームラベルでしか識別の方法がありません。([MixedCD][DVD]などについては種類が表示される)また、作成先も[ShadowCD Files]フォルダ固定のため、フォルダ単位で作成、管理可能な[革命][携速]と比べると、雑多な印象を受けます。(特にオーディオデータを含むタイトルの場合、本体ファイルとオーディオフォルダが別々に表示されるのでよけいに格好悪い)

[まとめ]へ