◎[パッケージ・製品内容](赤字は[革命4]での変更点です)

※[CD革命/Virtual3.0](以下[革命3])
  発売元			:(株)アーク情報システム
  定  価			:¥12,800
  CDサイズ		:  162.2M
  インストールサイズ	:      7.5M
  付属ツール		:無(DirectX5付属)([CD革命/Recordable]の機能が付加)
*備考:インストール時のキーチェック無し
	CDキャッシュを「無し」にしないといけない


◎[仮想CDツールのコントロールパネル]

・上部メニューバーには「挿入」「イジェクト」「検索」「追加」「削除」
  「新たな仮想CDの構築」「レイアウト変更」「仮想CDの編集(データCD)」
 「仮想CDの編集(音楽CD)」のボタン有り
・右クリックには「レイアウト変更」「アイコン変更」「削除」「プロパティ」の
  機能有り
・「プロパティ」で全角文字を含む仮想CDファイルのボリュームラベルを変更可能
・挿入された仮想CDファイルは直接中身の参照が出来ない
・挿入された仮想CDファイルは右側コンテナファイルのダブルクリックで実行可能
・表示可能ファイル長は半角10文字。全角文字ならそれ以上も可能
・一画面に表示可能な仮想CDアイコン数に制限無し
・仮想CDアイコンは任意に変更可能(同一フォルダに仮想CDファイルと同じ名前の
  アイコンを置く。「アイコン変更」からも変更可能)
・仮想CDファイル作成時はドライブ・フォルダ名の指定可能(ファイル名決める時に
  参照出来る物が無い)(デフォルトのボリュームラベルが表示される)
・圧縮率は3段階で変更可能([なし][標準圧縮][高圧縮])
・作成終了時には「ファイルサイズ」「所要時間」等が表示される(内容はログで記録
  が残る)


◎[作成に要する時間]

  作成時間自体は一番高速。ただ、CD-DAを含むソフトだとデータトラックを作成
終了してからオーディオトラックの作成開始までに時間が掛かる事がある。(大体
1分~2分)


◎[圧縮率・動作状況]

  「高圧縮」だと一番効率が良く、「標準圧縮」だと[ViCD]+α程度のサイズに
なる(「高圧縮」+1割程度)。ただ現在の環境では「高圧縮」で作成すると、
MIDIのもたりやPCMのノイズ等、「止まる」とまではいかなくても動作に不具合
を生じるソフト有り。(CD-DA等を使ってファイルはフルインストールするタイプ
なら大丈夫)標準圧縮・非圧縮での動作不具合は特に無し。([V.A.症候群]を除く)


◎[CD-DAを使うソフトの対処法]

  [DirectX]を利用した仮想CDプレイヤー[VCDPLAYER]を使用。「コントロール
パネル」とは別に立ち上げて、CD-DAを鳴らそうとする。([VCDPLAYER]は任意に
切り離し可能)[DirectX]を使っているソフト(例:[アスガルド][がんぶる!]
[WoRKs  DoLL]等)では問題無く[CD-DAとPCMの同時出力]が可能。
  逆に[DirectX]を使っていないソフト(例:[My  Girl][ぱすてるチャイム]
[生贄]等)では[CD-DAとPCMの同時出力]は不可能。つまり、
        「動作自体に支障は出ないが対応しているソフトが少ない」という事。
  ちなみに「音源を2つ用意する(複数音源)」事でほとんどのソフトが問題無く
動作可能。
☆動作備考:[CD-DAとPCMの同時出力]が出来ないソフトで「CD-DAは鳴るけど
PCMが鳴らない」タイプのソフトを[CD-DA無し]で作成し、[VCDPLAYER]を立ち上げて
動作させると「PCMまで鳴らなくなる」事がある。(例:[戦女神]等)
  また、[WoRKs  DoLL]等「本編で使われているPCMのレートが低い
ソフトを動作させると、CD-DAのレートまで低く設定される」現象も起きる。
([44.1kHz 16Bit ステレオ 172kB/sec]で取り込んでも、本編で使われているPCMの
レートが低いので、CD-DAも同じレートまで落されて演奏されてしまう。)


◎[不具合](原因については「推定」)

×ソフトによっては、圧縮形式を指定出来ない物有り。(例:[Wishwell]
[芸夢][ForSeason]等)解決法として[オーディオトラックが無い場合は
別売の[CD革命/Recordable]を使用して圧縮する(「仮想CDの編集(データCD)」
を使用して圧縮する)]事で一応回避可能。
(オーディオトラックを使用している場合には使えない。)
×CD-DAを含むソフトを仮想CD化している時に、「データトラックの作成が
終了してからオーディオトラックの作成を始めるまでに時間が掛かる」ケースが
ある。これはCD-ROMドライブがデータトラックのクローズにもたついている
為で、この時にタイミングが悪いと第2トラックの作成に失敗する事がある。
(第2トラックが10秒程度で切れてしまう)解決法として[データトラックの
作成が終了してCD-ROMの回転が止まったらパネル右下の「一時停止」を
クリックして(この時点では反応しない)さらにCD-ROMをイジェクトし、
すぐに再挿入すると「一時停止」が「停止解除」になるのでドライブの回転が安定
したら「停止解除」する]事で回避可能。(CD-ROMドライブとの相性?)
ATAPICD-ROMでは駄目。SCSIDVD-ROMで動作を確認。)
×(WIN98で運用時に)CD-DAを含むソフトの中に、「複数音源でも
CD-DAが鳴らない」ソフトがある。(例:「生贄」「緊縛の舘」等)これは
1つの音源で無理に同時出力しようとして逆に失敗している為で、
(通称:[音源飛ばし])解決法として、[ソフトを立ち上げる前に何でもいいから
WAVファイルを鳴らし、「音が鳴っている間」にゲームを起動する]事で回避可能。
×CD-DAを含むソフトをプレイ中に、急にCD-DAが出力されなくなる事が
ある。(例:[Missing][To  Heart]等)原因は不明([VCDPLAYER]の
仕様かと・・・)解決法として[「セーブ・ロード」で再度CD-DAを鳴らす]事で
一応回避可能。
×(WIN98で運用時に)[発売元:ビジュアルアーツ]のソフト、又はファイル形式
やインストール形式がこれに準じるソフト(例:[密猟区][未来のミルク]等)を
仮想CD化すると、圧縮・非圧縮を問わず動作中にいきなり止まってしまう事がある。
(通称:[V.A.症候群])症状としては
・メッセージが止まる			・音楽が変にループする
・マウスが反応しなくなる			・キーボードリセットが効かなくなる
で、再起動掛けた時に仮想CDファイルがFAT32ドライブにあると、時々
ブート領域を破壊する。解決法として[OSをWIN95で使うか、ソフトを
フルインストールしてプレイする]事で回避可能。


◎その他・備考

☆別売りの[CD革命/Recordable]を併用する事により、CD-ROM丸ごとだけで
なくファイル単位での編集やHDDのデータ等を組み合わせて仮想CDファイルを作成
する事が可能。(現バージョンではCD-DAを含むソフトを編集するとCD-DAの
呼出しが出来なくなる。)

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