夜桜-イザナイ-



作者コメント
 
人の訪れることの無い山裾に桜の老木。
風の吹く月夜に少女の幻を見ると言う。
魅せられた者は異界へといざなわれ二度と還らぬとも・・・
今宵また一人贄となり、命の花を咲かせる。
永久に枯れることのない妖しの花王