そは選びたる、ばぁじょん3.0



さて、ver3.0以後用の書式ですが、1つ注意することがあります。
CLDファイルの1行目には、必ず
CLD for SpoilerAL ver 3.0
という文を、入れる必要があります。
もちろん、verの後ろは適時変えて下さい。

新書式は、
[タグ]オプション
という書式で書くことになります。
なお、新書式はタグを書く順番に制約はありませんし、空白行やタグでない文章も許可(無視する)されています。

タグ意味オプション
[0]0ボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[1]1ボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[2]2ボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[3]3ボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[4]4ボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[5]5ボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[6]6ボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[7]7ボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[8]8ボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[9]9ボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[A]Aボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[B]Bボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[C]Cボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[D]Dボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[E]Eボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[F]Fボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[+/-]+/-ボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[BS]BSボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[16/10]16進/10進ボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[Enter]決定ボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[Min]Minボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[Max]Maxボタンの範囲左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,除外矩形の左上隅のX,Y,除外矩形の右下隅のX,Y*3
[Transparent]透過させるか*1透過させるか(させるならtrue,させないならfalse),透過色のあるX,Y
[OldEdit]元の値を表示するボックスの範囲+表示オプション*2左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,モード,文字色,背景色,FontSize,フォント名,影文字色,光文字色,影X差,影Y差,光X差,光Y差,改行指定
[NewEdit]入力した値を表示するボックスの範囲+表示オプション*2左上隅のX,Y,右下隅のX,Y,モード,文字色,背景色,FontSize,フォント名,影文字色,光文字色,影X差,影Y差,光X差,光Y差
[CalcFree]押す前の画像ファイル名(CLDファイルを基準とした相対パス)
[CalcPush]押したときの画像ファイル名(CLDファイルを基準とした相対パス)
[note]直接CLDを指定したときに、テキストエディタに表示する文章を書く。
いわいる注釈を表示したい場合に使います。
[/note][note]から、このタグまでが注釈として表示されます。
[note][/note]間に表示させたい文章を書いてください。

※背景が黄緑色の物や、文字が緑色のオプションは、必ずしも書く必要はありません。ただし、[note]と[/note]はセットで用いますので注意してください。

*1
「透過させるか」 これはどういうことかと言いますと、電卓の背景をすかす、つまり透明な部分を作るか、を指定できるのです。

例えば、ある電卓画像の左上隅(X,Y)=(0,0)が、真っ黒(R,G,B)=(0,0,0)であったとします。
その電卓画像の黒い部分をすかしたい、そう思ったならば、「透過させるか」に、 true,0,0 と書けばよいのです。
※ビデオボードの性能によっては、透過色に指定した色を再現できず透過されない場合がありますので、 透過色の各RGB値はできるだけ8で割れる数(0から始まるので、7や255など)にして下さい。



*2
「元の値を表示するボックスの範囲+表示オプション」
範囲に関しては、特に説明する必要はありませんね?
では、表示オプション。これですね。結論から言いますと、表示オプションを付けなくても動作します。
その場合、各表示オプションデフォルト値(EBOX,0x0,0xFFFFFF,9,MS Pゴシック,0x0,0xFFFFFF,1,1,-1,-1,one_line)が適応されます。
では各オプションの説明に移りましょう。
モード箱形("BOX")、透過("TRANS")、エディットボックス("EBOX")のいずれかを指定します。
なお、"BOX_L"、"BOX_S"、"BOX_LS"や"TRANS_L"、"TRANS_S"、"TRANS_LS"という拡張系もあります。
どのような効果になるかは、実際に試してみた方が早いでしょう。
文字色基本となる文字の色。整数値を指定します。
なお、16進で記述する際は、(RGB)の順で書きます。
例:0xFFFFFF=白、0xFF0000=赤、0x00FFFF=水色
背景色モードに"BOX"、"BOX_S"、"BOX_L"、"BOX_LS"、"EBOX"のいずれかを指定した場合に、背景に使う色を指定できます。
指定法は「文字色」と同じです。
FontSize文字を表示するのに使うフォントを指定します。整数値を指定してください。
フォント名文字を表示するのに使うフォント名を指定します。
影文字色モードに"TRANS_B"、"TRANS_LB"、"BOX_B"、"BOX_LS"のいずれかを指定した場合、基本となる文字の下に、もう一つ文字を書けます(影文字)。
それに用いる色を指定します。指定法は「文字色」と同じです。
光文字色モードに"TRANS_L"、"TRANS_LB"、"BOX_L"、"BOX_LS"のいずれかを指定した場合、基本となる文字の上に、もう一つ文字を書けます(光文字)。
それに用いる色を指定します。指定法は「文字色」と同じです。
影X差影文字のX座標を、基本の文字のX座標からどれだけ離すかを指定します。
影Y差影文字のY座標を、基本の文字のX座標からどれだけ離すかを指定します。
光X差光文字のX座標を、基本の文字のX座標からどれだけ離すかを指定します。
光Y差光文字のY座標を、基本の文字のX座標からどれだけ離すかを指定します。
改行指定[OldEdit]のみの機能です。
"one_line","two_lines","three_lines"のいずれかを指定することで、値名最小値最大値をそれぞれ別行に表示することができます。
ただし、EBOXモードは"one_line"のみとなります。



*3
除外矩形
普通、ボタンの範囲は長方形(正方形)しかありえません。 が、このオプションをうまく使うことで、中をくりぬいた長方形や、左右に分かれた長方形を、範囲とすることが出来ます。
ちょっと分かりにくい表現ですが、実行時に範囲にしたくない範囲を指定してください。
範囲の指定法は、通常の範囲指定と同じです。



さて最後に一つ。
書き終わったCLDですが、ファイル名は「押す前の画像のファイル名(拡張子を除く)+".cld"」にして下さい。
押す前の画像が「test.bmp」なら、CLDファイルは「test.cld」というファイル名にする必要があります。



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