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PlayStation用ソフト「ToHeart」
音声データコンバータ(for Windows95)
PSTHWC.EXE Ver1.00（1999-04-19 正式公開版）
Copyright 1999 (c) いのうえひろし (JBD01755@nifty.ne.jp)
http://member.nifty.ne.jp/hiro-inoue/
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このプログラムは：
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プレイステーション用ソフト「ToHeart」（(株)アクアプラス）の音声デー
タをWAVファイルに変換するコンバータです。
恐らく、ムービー音声以外の全ての音声データを変換可能だと思います。
なお、いくつか注意点などがありますので、このドキュメントの内容を一通
り目を通しから使用して下さるようお願いします。
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実行環境：
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Windows95/98/NTのDOS窓専用です。
MS-DOSでは動作しませんので注意してください。
Windows98/NTについては作者は動作未確認ですが、NT4.0での動作報告を頂
きましたので大丈夫でしょう(^^;)。
（DOS窓用プログラムではありますが、一応、MS-DOSの知識が無くても使える
ようにはしてみたつもりです）
あと、変換した音声データを格納するための十分な空き容量が必要です。
かなり多量の音声データをまとめて変換するため、下手をすると１回の操作で
１ＧＢ以上必要になります。
必要ディスク量は環境によって変わりますが、全部変換すると、多分、４ＧＢ
では済まないと思います。動作報告を下さった方のケースだと、５．６ＧＢに
もなったそうです(^^;)。
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使い方：
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WAVファイルを格納するディレクトリ（フォルダ）に、予め、PSTHWC.EXEを
コピーしておいてください。
まず、「ToHeart」のCD-ROMを、CD-ROMドライブにセットしてください。
DISK1,2のどちらをセットしてもかまいませんが、DISK1と2とでは、変換対象
となる音声データが異なります（詳細は後述）。
次に、PSTHWC.EXEを実行します。
最初に、約100MB毎に一時停止するか否か確認してきます。
ついで、CD-ROMドライブ名、展開する音声グループについて順次質問してきま
すので、対応する１文字を入力してEnter(改行)キーを押してください。
すべての選択と確認が終わると、カレントディレクトリ上に変換したWAVファ
イルを作成します。作成が完了すると、再び「展開する音声の指定」に戻りま
す。
終了するときは、質問でのキー入力待ちのときに"9"を入力してください。
DISKを入れ替えたい場合は、一旦本プログラムを終了させて、ディスクを入れ
替えてから、再度実行して下さい。
なお、キー入力するときはIMEはオフにして半角で入力してください。
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警告：
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このプログラムは変換した音声データを格納するのにかなり多量のディスク
空き容量を必要とします。空き容量はチェックしていないため、事前に、十分
な空き容量があることを確認したうえで実行してください。
空き容量が無いのに実行するとかなり悲惨なことになる可能性もありますので
十分に気をつけてください。
このプログラムの使用によるトラブルについては、私は一切責任を持ちません
のであしからず。
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変換される音声データについて：
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このプログラムで変換可能な音声データはかなりの数にのぼり、個別に指定
するのは大変なので、おおざっぱに以下の８つのグループに分けてグループご
とにまとめて展開します。
0:本編音声１(Disk1) (約 ７００ＭＢ以上必要)
1:本編音声２(Disk1) (約１０００ＭＢ以上必要)
2:本編音声３(Disk1) (約 ２ＭＢ以上必要)
3:本編音声４(Disk2) (約 ７００ＭＢ以上必要)
4:本編音声５(Disk2) (約 ８００ＭＢ以上必要)
5:本編音声６(Disk2) (約 ２５０ＭＢ以上必要)
6:ＢＧＭ音色（参考） (約 １３０ＭＢ以上必要)
7:ＥＤ曲／その他各種音声データ (約 １４０ＭＢ以上必要)
Disk1をセットした場合は、グループ３～５は選択できません。
Disk2をセットした場合は、グループ０～２は選択できません。
グループ６と７は、Disk1,2のどちらでも同じデータが作成されます。
カッコ内は、変換した音声ファイルを格納するのに必要なディスクの空き容
量の目安です。かなり多量の音声データをまとめて変換するため、ディスクの
クラスタサイズによってはこれ以上の空き容量が必要になる可能性もあります。
（残念ながらそこまでは確認できていません）
今回、あまりにもデータ量が多いため、本編音声（グループ０～５）につい
ては、約100MB毎に一時停止する機能をつけました。この機能を使用するかど
うかはプログラム実行時の一番最初に尋ねてきます。約100MBのファイルを生
成する毎に一時停止してEnterキー入力待ちになりますので、その都度、空き
容量を確認してデータを移す／削除するなどの処置を行って下さい。
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著作権・転載など：
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このプログラムの著作権はすべて私、いのうえひろしに帰属します。
このプログラムはフリーウェアです。
営利目的でない限り基本的に転載は自由ですが、商利用（雑誌、書籍への掲載
とか）に関しては、必ず作者の許可をとって下さい。
また、転載にあたっては、本アーカイブファイル及び個々のファイルの内容・
構成の変更・改竄を禁止します。
なお、転載したときは事後でも結構ですので私まで連絡くださるとうれしい
です。
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使用条件＆お約束：
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このプログラムは無保証です。
当たり前ですが、このプログラムを使用したことによる損害等には、使用者が
責任を負うものとし、作者は一切責任を持ちませんしその義務もないとします。
また、このプログラムの不備などに対して、作者は訂正する義務を負いません。
当然ながらこのプログラムを使用するには、PlayStation版「ToHeart」のソフ
トを所持している必要があります。
また、このプログラムにて変換出力される音声ファイルは個人の範囲でのみ利
用可能であり、「ToHeart」の著作権保持者（(株)アクアプラス）の著作権を
侵害するような行為は絶対に禁止します。
それから、このプログラムは、私個人の独自の調査によって作成しています。
したがって、このプログラムについてメーカーに問い合わせるような非常識な
マネは絶対にしないで下さい。
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開発環境：
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マシン：Let's Note mini
コンパイラ：Borland C++ Builder Ver4.0
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おわりに（と言う名の雑談）：
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音声のことについては、ＣＧコンバータのドキュメントにほんちょっと書い
だけにもかかわらず、結構リクエストをもらってしまいました。
なんか、意外にこの雑談部分まできちんと読んで下さってる方が多いんですね(^^;)。
さて、音声のコンバータについては、非公開レベルでは発売日前日に作って
たりします（爆）。ＣＧよりも前なんですね(^^;)。というか、なんで発売日前
かといわれそうですが(^^;)。いやまあ、単に、某所で、フライングゲットされ
たToHeartを、プレイする前にちょっとだけ調べてみたら、とりあえず本編音声
はすぐに判ったので、その場で即席のコンバータ作ってみたわけです(^^;)。
ちなみに、その時に某所に居合わせた人たちの、変換した音声を聞いてみたと
きの反応は、「こんな声か～」、「なんか違う～」とかばっかりでした(^^;)。
私自身も、あまりにも違和感がありすぎるので、何か変換方法間違えたかと思っ
たぐらいなんですが、実際にプレイしてみたらやっぱりそんな声でした（爆）。
いやまあ、やっぱり、Win版をプレイしたことのある人間の間では、どうにも
イメージと違うとか、違和感があるとかいう感は拭えないようですねえ(^^;)。
私の知り合いの中には、「こんなの○○じゃない」とかいって、速攻で全音声
OFFにしちゃった人とかもいますし(^^;)。
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それはさておき、今回の音声データの量は実にとんでもないです。というか、
目茶苦茶です。きちんと計算してませんが、データ全部合わせると、少なくと
も４ＧＢ越すかもしれません。合計再生時間は１２時間を軽くオーバーするか
も。
ちなみに、動作報告して下さった方の例では、NT4.0のNTFS環境下で全データを
変換したときのディスク消費量が５．６ＧＢにもなったそうです(^^;)。
で、ＣＧコンバータのドキュメントにも書きましたが、私のマシンのＨＤＤの
空き容量は、当時で１００ＭＢくらい、今は多少整理しましたがそれでも
１５０ＭＢくらいしかありません。
というわけで、ＣＧコンバータのドキュメントで、「公開しないままになって
しまうかも」と書いた理由がお分かりいただけるかと思います。こんなのでは、
動作チェックはおろか、データチェックやデバッグすらまともにできません(^^;)。
＃誰か私に、Let's note miniで使える大容量の2.5インチＨＤＤを下さい（爆）
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で、そんな状況にもかかわらず、今回、公開版を作ったのは、「100MBぐらい
変換するごとに一時停止する」という対処を思い付いたからだったりします。
こんな単純な方法を今まで思い付かなかったのが情けないですけど、ともあれ、
これを思い付かなかったら、たとえどんなにリクエストをもらっても公開版は
作らなかったことでしょう(^^;)。
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ただし、今回、私自身はデータのチェックや動作確認もほとんどろくにやっ
てません(^^;)。ＣＧコンバータのときは、開発期間の大部分はこれらの作業
に費やされていたのですが、今回はデータ量が完璧に洒落にならないので、最
初からこの辺は諦めて開き直ってます(^^;)。
不特定の人々に公開するからには、それなりに問題のないレベルであることを
チェック・確認をしてから公開するというのが、私自身のプログラマとしての
美学でもあったわけですが、今回の音声データの目茶苦茶な量の前には屈服せ
ざるを得ませんでした(^^;)。
ただ、今回の救いは、ＣＧのときにやったようなデータごとの個別対応を全
くせずに済んだことでしょうか。それゆえに、まあ多分致命的な問題はないだ
ろうと思います。
一応、公開版については、必要があれば個別での修正がしやすいようにプログ
ラムを作ってはありますが、今回は多分個別対応の必要はないだろうと思いま
す。（思いたいです(^^;)）
しかし、データのチェックや個別対応、動作確認＆チェックという作業がなけ
れば本当に楽ですねえ(^^;)。仮公開版は１日で仕上げたんですが、実はその
時間のかなりの部分は、公開用インタフェースに合わせるためのプログラム変
更と、ドキュメント作成だったりするのがなんとも(^^;)。逆に言えば、いか
にこういう作業に取られる時間と労力が大きいかということでもあるんですが。
＃で、それが、私がプログラムを作っても公開しない場合の方が多い大きな理
＃由でもあるわけです。解析やプログラム作りは楽しいけど、公開のために行
＃なう作業ってのは、基本的には私にとってはつまらない作業なんですよねえ。
＃だから、これからも、気が向いたときにしか公開しないでしょう(^^;)。
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というわけで、今回は、私自身はほとんどまともにチェックしてないので、
バグとか変換データの異常とかがあるかもしれません。もし、変換データに異
常等があれば、メールか私のページの掲示板にでもご報告頂ければ幸いです。
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最後に謝辞を。
今回、本編音声に関する最後のチェックをやってくれた、解析仲間の山崎さ
ん。本来なら私がやらねばならないことだったのですが、おかげで本当に助か
りました。
それと、仮公開版のNT4.0での詳細な動作確認報告を速攻でして下さったKAZU
さん、ありがとうございました。おかげで速攻で正式公開に踏み切れました。
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履歴：
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・Ver1.00 1999-04-19(正式公開版)
速攻で動作報告を頂いたので体裁を整えて正式公開する。
仮公開版からはメッセージとドキュメントが変わった程度。
・Ver0.80 1999-04-19(仮公開版。転載禁止)
あまりにもリクエストが多いのと、一定容量ごとに一時停止するという方法
を思い付いたので、公開版を作ることにした。
ＣＧ解析中に所在を確認した、本編以外の音声データにも対応。
例によって公開用の対話型インタフェース仕様に仕上げる。
多分大丈夫だとは思うが、とてもじゃないが全部の動作チェックをしている
暇はないので、とりあえず仮公開とする。
・Ver0.00 1999-03-24(非公開)
某所で、フライングゲットされたPS版ToHeartに対して、プレイ前にちょっ
と解析してみる（ぉぃぉぃ）。とりあえず、本編の音声データはすぐに判っ
たので試しに作ってみる（爆）。
データ量があまりにも多すぎて、私のマシンではデバッグすらまともにでき
ないのでそのまま放置(^^;)。
（なにしろ、ＨＤＤの空き容量が１００ＭＢしかないのである(^^;)）
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連絡先：
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E-Mail: JBD01755@nifty.ne.jp いのうえひろし
Web URL: http://member.nifty.ne.jp/hiro-inoue/
（自作プログラムの最新版・β版などはここで公開しています）
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