--------------------------------------------------------------------------------                HMXーType12                 テクニカルマニュアル <ファイラーコマンド用解説書> -------------------------------------------------------------------------------- [メニュー]   1.  挨拶    −1 はじめに    −2 概要   2.  書式    −1 書式について   3.  ファイルの書き換え   4.  レジストリの書き換え   5.  後書き    −1 終わりに    −2 履歴   6.  資料    −1 コマンド一覧    −2 書式一覧    −3 環境変数一覧    −4 使用可能なエスケープシーケンス一覧 1.挨拶 1−1 はじめに   このほどは『HMX-Type12』(以後HMX)をお使いくださりありがとうございま  す。このテキストはファイラーの作り方とそれに用いられるコマンド類につ  いての説明が書かれております。 1−2 概要    ....制作中m(__)m.... 2.書式 2−1 書式について    ....制作中m(__)m.... 3.ファイルの書き換え    ....制作中m(__)m.... 4.レジストリの書き換え    ....制作中m(__)m.... 5.後書き 5−1 終わりに   とりあえず、一覧だけ完成いたしました^^;;;他はまだ未完です(汗)  今後予定を書いておきますと近日中にファイルの部分的な追加や削除と  バイナリレベルでの置換機能を追加したいと思っています。それと現在  要望にある物としてはテキスト形式でのファイルの取り扱いとエディト  機能です。前者に関しては既にコマンドは整備完了しています(笑)。後  はコマンドの細部設定や追加コマンドはないか調べた上で実装したいと  思っています。後者に関しては現在、どのような形で実装するか思案中  です。気長にお待ちください(汗)それと現在こちらで考えていること  は変数などを使えるようにスクリプト機能の強化、そして VC++ への環  境移植でしょうか。どちらもなかなか作業が進まずにいますが(汗)   どれに関してもぼちぼちやっていますので温かく見守ってくださると  ありがたいです。またにバグ・要望・ファイラーに関しての質問等は受  け付けていますが必ずしも返事が出来るとは限りませんのでご了承くだ  さい。もし、メール等を出して1〜2週間以内に返事がない場合、見過  ごしている可能性もありますのでもう一度連絡くださると助かります。  また、ファイラーに関してそれぞれ作った人に著作権はありますが、も  し可能であれば作った物を送ってくださるとうれしいです。また、その  際は公開の有無はっきり書いてくださると助かります。公開の際は追っ  てこちらから連絡いたしますので連絡先を書いてくださるとありがたい  です。    5−2 履歴   '98/10/11    ・HMX のバージョン 0.10用として一覧だけ完成(ほか未完成)   '98/10/13    ・決定前のコマンド群名が入っていたのを修正 (出来る限り0.10のファイルは使わないでください) ・xxxFile, RegxxxValue コマンドに Insertxxx と DeleteRange のサブコマンドを追加 6.資料 6−1 コマンド一覧(Version 0.10時点) HMX Type-12 Technical Manual ClearFlag 【名前】 ClearFlag - フラグをクリアする 【書式】 ClearFlag 【説明】 ClearFlag は YesNo3(or NoYes3)で設定したフラグをクリアし、コ マンドの実行を再開します。詳しくは YesNo コマンドをご覧ください。 【属性】 メインコマンド、CreateFile, RegCreateValue, OpenFile, RegOpenValue のサブコマンド 【参照】 NoYes3, YesNo3 HMX Type-12 Technical Manual CloseFile 【名前】 CloseFile - ファイルを閉じる 【書式】 CloseFile 【説明】 OpenFile や CreateFile で開いたファイルを閉じます。 【属性】 メインコマンド 【参照】 CreateFile, OpenFile HMX Type-12 Technical Manual Contents 【名前】 Contents - ファイラーの内容を表示する 【書式】 Contents = Explanation 【説明】 Contents は Explanation で書かれたファイラーの説明をリスト上に 表示します。 ex. Contents = このようにここに説明文を書きます。 【属性】 リストコマンド 【参照】 なし HMX Type-12 Technical Manual CreateFile 【名前】 CreateFile - ファイルを作成する 【書式】 CreateFile = FileName:Size 【説明】 CreateFile は FileName を SaveDialog に渡し、指定した場所に FileName 名のファイルがある場合はそれを開き、無い場合は FileName の名前と Size の大きさでファイルを作成します。Size を指定しなか った場合、Windows側でとれる最大値がセットされます。 【属性】 メインコマンド 【参照】 CloseFile, OpenFile HMX Type-12 Technical Manual Creator 【名前】 Creator - 作者名を表示する 【書式】 Creator = CName 【説明】 Creator は CName で書かれた名前をリスト上に表示します。 【属性】 リストコマンド 【参照】 なし HMX Type-12 Technical Manual DeleteRange 【名前】 DeleteRange - 範囲を削除する(予定。現在うまく動作しません) 【書式】 DeleteRange = 書式1 【説明】 DeleteRange は 書式1 に記された範囲の削除を行います。「値」は 『数値1-値』や『数値1:数値2-値』の書式の場合、「数値1」から Bytes 単位ので表す削除する長さの数値を記述しますが、それ以外は無視されます。 通常は 0 を記述してください。 ex1. DeleteRange = 0x80-0x100 ex2. DeleteRange = 0x120>0x190-0 ex3. DeleteRange = 0x00+0x5F-0 ex4. DeleteRange = 0x2048:20-4 【属性】 CreateFile, RegCreateValue, OpenFile, RegOpenValue のサブコマンド 【参照】 InsertBinary, InsertChar, InsertLong, InsertShort, InsertString, WriteBinary, WriteChar, WriteLong, WriteShort, WriteString HMX Type-12 Technical Manual End 【名前】 End - その行でファイラーを終了する 【書式】 End 【説明】 End はメインコマンドの場合はファイラーの実行をその行で終わら せ、サブコマンドの時は現在開いているファイル等を終了させ Close File や CloseRegValue まで行を進めます。基本的には YesNo3 や NoYes3 と組み合わせて使うことになると思います。 【属性】 メインコマンド、CreateFile, RegCreateKey, RegCreateValue, OpenFile, RegOpenKey, RegOpenValue のサブコマンド 【参照】 YesNo3, NoYes3, FlagClear HMX Type-12 Technical Manual Env 【名前】 Env - String系コマンドでの環境変数使用有無 【書式】 Env = { On / Off } 【説明】 Env は RegSetString や WriteString の「値」で環境変数を使用 するかどうかを設定します。デフォルトは「On」です。 ex. Env = Off 【属性】 メインコマンド、CreateFile, RegCreateKey, RegCreateValue, OpenFile, RegOpenKey, RegOpenValue のサブコマンド 【参照】 RegSetString, WriteString HMX Type-12 Technical Manual ESC 【名前】 ESC - String系コマンドでのエスケープシーケンス使用有無 【書式】 ESC = { On / Off } 【説明】 ESC は RegSetString や WriteString の「値」でエスケープシー ケンスを使用するかどうかを設定します。デフォルトは「Off」です。 ex. ESC = On 【属性】 メインコマンド、CreateFile, RegCreateKey, RegCreateValue, OpenFile, RegOpenKey, RegOpenValue のサブコマンド 【参照】 RegSetString, WriteString HMX Type-12 Technical Manual FileClose 【名前】 FileClose - ファイルを閉じる 【説明】 名称の統一を図るため CloseFile に変更いたしました。昔との整合 性のため残していますが出来る限り CloseFile をお使いください。書 式等は CloseFile と全く同じです。 HMX Type-12 Technical Manual FileCreate 【名前】 FileCreate - ファイルを作成する 【説明】 名称の統一を図るため CreateFile に変更いたしました。昔との整合 性のため残していますが出来る限り CreateFile をお使いください。書 式等は CreateFile と全く同じです。 HMX Type-12 Technical Manual FileOpen 【名前】 FileOpen - ファイルを開く 【説明】 名称の統一を図るため OpenFile に変更いたしました。昔との整合性 のため残していますが出来る限り OpenFile をお使いください。書式等 は OpenFile と全く同じです。 HMX Type-12 Technical Manual FlagClear 【名前】 FlagClear - フラグをクリアする 【説明】 名称の統一を図るため ClearFlag に変更いたしました。昔との整合 性のため残していますが出来る限り ClearFlag をお使いください。 書式等は ClearFlag と全く同じです。 HMX Type-12 Technical Manual Folder 【名前】 Folder - Dialog を開くときの Folder を指定する 【書式】 Folder = FolderName 【説明】 Folder は OpenDialog や SaveDialog が開くときの初期フォルダー の位置を FolderName で指定します。環境変数も指定できます。 【属性】 メインコマンド 【参照】 CreateFile, OpenFile HMX Type-12 Technical Manual InsertBinary 【名前】 InsertBinary - バイナリ形式を挿入する 【書式】 InsertBinary = 書式1 【説明】 InsertBinary は 書式1 に記された形式に従いバイナリ形式で書かれ た「値」を挿入していきます。ただし、「0x」は頭に付けないでください。 また、連続した「値」を記述する場合そのまま並べるかバイト毎に「,」を加 えてください。 ex1. InsertBinary = 0x00>0x0F-00010000 ex2. InsertBinary = 0x12F-00,01,00,00 【属性】 CreateFile, RegCreateValue, OpenFile, RegOpenValue のサブコマンド 【参照】 DeleteRange, InsertChar, InsertLong, InsertShort, InsertString, WriteBinary, WriteChar, WriteLong, WriteShort, WriteString HMX Type-12 Technical Manual InsertLong, InsertShort, InsertChar 【名前】 InsertLong, InsertShort, InsertChar - 決められたサイズの値を挿入する 【書式】 /* Long サイズ(4Bytes) */ InsertLong = 書式1 /* Short サイズ(2Bytes) */ InsertShort = 書式1 /* Char サイズ(1Bytes) */ InsertChar = 書式1 【説明】 この関数は 書式1 に記された形式に従い「値」に書かれた数値を決め られたサイズのバイナリ形式に変更し挿入します。 ex1. InsertShort = 0x100>0x1000-7F ex2. InsertLong = 0x300:0x1F-0F ex3. InsertChar = 0x00>0x09-01 【属性】 CreateFile, RegCreateValue, OpenFile, RegOpenValue のサブコマンド 【参照】 DeleteRange, InsertBinary, InsertString, WriteBinary, WriteChar, WriteLong, WriteShort, WriteString HMX Type-12 Technical Manual InsertString 【名前】 InsertString - 文字列を挿入する 【書式】 InsertString = 書式1 【説明】 InsertString は 書式1 に記された形式に従い「値」の文字列をそのま ま挿入します。文字列の「値」にはデフォルトで環境変数を使えるが Env や ESC コマンドにて変更する事が出来ます。 ex. InsertString = Sample-これを挿入します。 【属性】 RegCreateKey, RegOpenKey のサブコマンド 【参照】 DeleteRange, InsertBinary, InsertChar, InsertLong, InsertShort, WriteBinary, WriteChar, WriteLong, WriteShort, WriteString HMX Type-12 Technical Manual Maker 【名前】 Maker - メーカー名を表示する 【書式】 Maker = MakerName 【説明】 Maker は MakerName で書かれたメーカー名をリスト上に表示します。 【属性】 リストコマンド 【参照】 なし HMX Type-12 Technical Manual Message 【名前】 Message - 文字列を MessageBox にて表示する 【書式】 Message = Text 【説明】 Message は Text で表された文字列を MessageBox にて表示しま す。StringFormat には環境変数ほかエスケープシーケンスも使用 することが出来ます。 【属性】 メインコマンド、CreateFile, RegCreateKey, RegCreateValue, OpenFile, RegOpenKey, RegOpenValue のサブコマンド 【参照】 NoYes, NoYes2, NoYes3, YesNo, YesNo2, YesNo3 HMX Type-12 Technical Manual NoYes, NoYes2, NoYes3 【名前】 NoYes, NoYes2, NoYes3 - コマンドを実行するかの確認 【説明】 詳しくは YesNo コマンドをご覧ください。 HMX Type-12 Technical Manual OpenFile 【名前】 OpenFile - ファイルを開く 【書式】 OpenFile = FileName( FileName...) 【説明】 OpenFile は FileName を OpenDialog に渡し、指定したファイルを開 きます。FileName にはワイルドカードで記述できるほか、「 」や「;」 を重ねることで複数指定できます。ただし、開けるファイルは一つだけ です。 ex1. $OpenFile = Sample.dat ex2. $OpenFile = Save0?.sav Save1?.sav 【属性】 メインコマンド 【参照】 CloseFile, CreateFile, Folder HMX Type-12 Technical Manual RegClose 【名前】 RegClose - レジストリを閉じる 【書式】 RegClose 【説明】 RegOpenKey や RegOpenValue、RegCreateKey、RegCreateValue で開いた レジストリを閉じます。 【属性】 メインコマンド 【参照】 RegOpenKey, RegOpenValue, RegCreateKey, RegCreateValue HMX Type-12 Technical Manual RegCreate 【名前】 RegCreate - レジストリのキーを作成する 【説明】 名称の統一を図るため RegCreateKey に変更いたしました。昔との整 合性のため残していますが出来る限り RegCreateKey をお使いください。 書式等は RegCreateKey と全く同じです。 HMX Type-12 Technical Manual RegCreateKey 【名前】 RegCreateKey - レジストリのキーを作成する 【書式】 RegCreateKey = KeyPath 【説明】 RegCreateKey は KeyPath が指定した場所にキーが存在していれば開き、 存在しなければ KeyPath の名前でキーを作成します。 ex. RegCreateKey = HKEY_CURRENT_USER\Software\M2\HMX 【属性】 メインコマンド 【参照】 CloseReg, RegCreateValue, RegOpenKey, RegOpenValue HMX Type-12 Technical Manual RegCreateValue 【名前】 RegCreateValue - レジストリキーの値を作成する 【書式】 RegCreateValue = ValuePath:Size 【説明】 RegCreateValue は ValuePath が指定したレジストリキーの場所に値が存 在していればバイナリ形式で開き、存在しなければ ValuePath の名前と Size の大きさでバイナリ形式の値を作成します。 ※注意……バイナリ形式以外は作成できません。その他の形式で作成したい 場合は RegSetDWORD や RegSetString を使用してください。 ex. RegCreateValue = HKEY_CURRENT_USER\Software\M2\DUMMY:20 【属性】 メインコマンド 【参照】 CloseReg, RegCreateKey, RegOpenKey, RegOpenValue, RegSetBinary HMX Type-12 Technical Manual RegDelete 【名前】 RegDelete - レジストリのキーを削除する 【説明】 名称の統一を図るため RegDeleteKey に変更いたしました。昔との整 合性のため残していますが出来る限り RegDeleteKey をお使いください。 書式等は RegDeleteKey と全く同じです。 HMX Type-12 Technical Manual RegDeleteKey 【名前】 RegDeleteKey - レジストリのキーを削除する 【書式】 RegDeleteKey = KeyPath 【説明】 RegDeleteKey はフルパスで指定した KeyPath のレジストリキーを削除し ます。 ※注意……WindowsNT 4.0 ではキーになにかしらの値がセットしてる場合、 キーは削除されません(Windows NT 4.0 の仕様)。 前もって RegDeleteValue 等で値を削除した後お使いください。 【属性】 メインコマンド 【参照】 RegCreateKey, RegOpenKey, RegDeleteValue HMX Type-12 Technical Manual RegDeleteValue 【名前】 RegDeleteValue - レジストリキーの値を削除する 【書式】 /* メインコマンド */ RegDeleteValue = ValuePath /* サブコマンド */ RegDeleteValue = ValueName 【説明】 RegDeleteValue は指定したレジストリキーの値を削除します。メインコマ ンドの場合はフルパスで ValuePath を指定してください。サブコマンド場合 は ValueName に値の名前のみを記述してください。 /* メインコマンド */ ex1. RegDeleteValue = HKEY_CURRENT_USER\Software\M2\DUMMY /* サブコマンド */ ex2. RegDeleteValue = DUMMY 【属性】 メインコマンド、RegCreateKey, RegOpenKey のサブコマンド 【参照】 RegCreateKey, RegCreateValue, RegOpenKey, RegOpenValue HMX Type-12 Technical Manual RegOpen 【名前】 RegOpen - レジストリのキーを開く 【説明】 名称の統一を図るため RegOpenKey に変更いたしました。昔との整合 性のため残していますが出来る限り RegOpenKey をお使いください。 書式等は RegOpenKey と全く同じです。 HMX Type-12 Technical Manual RegOpenKey 【名前】 RegOpenKey - レジストリのキーを開く 【書式】 RegOpenKey = KeyPath 【説明】 RegOpenKey は KeyPath が指定した場所のキーを開きます。もし、キーが 存在していなければなにもせずに終了します。 【属性】 メインコマンド 【参照】 CloseReg, RegCreateKey, RegCreateValue, RegOpenValue HMX Type-12 Technical Manual RegOpenValue 【名前】 RegOpenValue - レジストリのキーを開く 【書式】 RegOpenValue = ValuePath 【説明】 RegOpenValue は ValuePath が指定した場所のレジストリキーの値を開き ます。もし、値が存在していなければなにもせずに終了します。 【属性】 メインコマンド 【参照】 CloseReg, RegCreateKey, RegCreateValue, RegOpenValue HMX Type-12 Technical Manual RegSetBinary 【名前】 RegSetBinary - レジストリキーの値をバイナリで書き込む 【書式】 RegSetBinary = 書式2 or 書式3 【説明】 RegSetBinary は 書式2 に記された形式に従いレジストリキーの値 をバイナリ属性の「名前」でバイナリ形式の「値」をセットします。ただし、 「値」を書くときに「0x」は頭に付けないでください。また、連続した「値」を 書く場合はそのまま並べて書くかバイト毎に「,」を書き加えるほか、書式3 に従った繰り返しを使ったりその2つを併用し並べて書くことで表すこと も出来ます。 ex1. RegSetBinary = SystemFlag-00000101 ex2. RegSetBinary = SystemFlag:0x0F-FF ex3. RegSetBinary = SaveSystem:04-00-20,00,01:19-00-1f,00,07,00 【属性】 RegCreateKey, RegOpenKey のサブコマンド 【参照】 RegSetDWORD, RegSetString HMX Type-12 Technical Manual RegSetDWORD 【名前】 RegSetDWORD - レジストリキーの値を DWORD で書き込む 【書式】 RegSetDWORD = 書式2 【説明】 RegSetDWORD は 書式2 に記された形式に従いレジストリキーの値を DWORD 属性の「名前」で DWORD(32bit符号無し数値) の「値」をセットします。 ex. RegSetDWORD = Width-640 【属性】 RegCreateKey, RegOpenKey のサブコマンド 【参照】 RegSetBinary, RegSetString HMX Type-12 Technical Manual RegSetString 【名前】 RegSetString - レジストリキーの値を文字列で書き込む 【書式】 RegSetString = 書式2 【説明】 RegSetString は 書式2 に記された形式に従いレジストリキーの値 を文字列属性の「名前」で文字列の「値」をセットします。文字列の「値」に はデフォルトで環境変数を使えるが Env や ESC コマンドにて変更する 事が出来ます。 ex1. RegSetString = Sample-これはサンプルです。 ex2. RegSetString = User-%UserName% が使用しています。 【属性】 RegCreateKey, RegOpenKey のサブコマンド 【参照】 RegSetBinary, RegSetDWORD HMX Type-12 Technical Manual RegWriteBinary 【名前】 RegWriteBinary - レジストリキーの値をバイナリで書き込む 【説明】 名称の統一を図るため RegSetBinary に変更いたしました。昔との 整合性のため残していますが出来る限り RegSetBinary をお使いくだ さい。書式等は RegSetBinary と全く同じです。 HMX Type-12 Technical Manual RegWriteInt 【名前】 RegWriteInt - レジストリキーの値を DWORD で書き込む 【説明】 名称の統一を図るため RegSetDWORD に変更いたしました。昔との 整合性のため残していますが出来る限り RegSetDWORD をお使いくだ さい。書式等は RegSetDWORD と全く同じです。 HMX Type-12 Technical Manual RegWriteString 【名前】 RegWriteString - レジストリキーの値を文字列で書き込む 【説明】 名称の統一を図るため RegSetString に変更いたしました。昔との 整合性のため残していますが出来る限り RegSetString をお使いくだ さい。書式等は RegSetString と全く同じです。 HMX Type-12 Technical Manual SoftName 【名前】 SoftName - ソフト名を表示します 【書式】 SoftName = Soft 【説明】 SoftName は Soft で書かれたメーカー名をリスト上に表示します。 【属性】 リストコマンド 【参照】 なし HMX Type-12 Technical Manual Warning 【名前】 Warning - レジストリを書き換えるときに警告等を出すか 【書式】 Warning = { On / Off } 【説明】 Warning は レジストリに手を加えるときの書き換えるかどうかの 確認、書き換えたことを知らせる等を行うかどうかを設定します。 デフォルトは「On」です。 ex. Warning = Off 【属性】 メインコマンド、RegCreateKey, RegCreateValue, RegOpenKey, RegOpenValue のサブコマンド 【参照】 RegCreateKey, RegCreateValue, RegOpenKey, RegOpenValue HMX Type-12 Technical Manual WriteBinary 【名前】 WriteBinary - バイナリ形式で書き込む 【書式】 WriteBinary = 書式1 【説明】 WriteBinary は 書式1 に記された形式に従いバイナリ形式で書かれ た「値」を書き込みます。ただし、「0x」は頭に付けないでください。また、 連続した「値」を書く場合はそのまま並べて書くかバイト毎に「,」を書き 加えてください。 ex1. WriteBinary = 0x00>0x0F-00010000 ex2. WriteBinary = 0x15F-1F,2F,3F,4F 【属性】 CreateFile, RegCreateValue, OpenFile, RegOpenValue のサブコマンド 【参照】 DeleteRange, InsertBinary, InsertChar, InsertLong, InsertShort, InsertString, WriteChar, WriteLong, WriteShort, WriteString HMX Type-12 Technical Manual WriteLong, WriteShort, WriteChar 【名前】 WriteLong, WriteShort, WriteChar - 決められたサイズで値を書き込む 【書式】 /* Long サイズ(4Bytes) */ WriteLong = 書式1 /* Short サイズ(2Bytes) */ WriteShort = 書式1 /* Char サイズ(1Bytes) */ WriteChar = 書式1 【説明】 この関数は 書式1 に記された形式に従い「値」に書かれた数値を決め られたサイズのバイナリ形式の変更して書き込んでいきます。また、 「値」の先頭に「+」や「-」の符号を付ける事によりその場所に書き込まれた 値の増減を行うことも出来ます。 ex1. WriteShort = 0x00>0x0F-20 ex2. WriteLong = 0x200:15-255 ex3. WriteChar = 0x00-077 ex4. WriteShort = 0x1248:13-+5 【属性】 CreateFile, RegCreateValue, OpenFile, RegOpenValue のサブコマンド 【参照】 DeleteRange, InsertBinary, InsertString, WriteBinary, WriteString HMX Type-12 Technical Manual WriteString 【名前】 WriteString - 文字列で書き込む 【書式】 WriteString = 書式1 【説明】 WriteString は 書式1 に記された形式に従い「値」の文字列をそのま ま書き込みます。文字列の「値」にはデフォルトで環境変数を使えるが Env や ESC コマンドにて変更する事が出来ます。 ex1. WriteString = Sample-これはサンプルです。 ex2. WriteString = User-%UserName% が使用しています。 【属性】 RegCreateKey, RegOpenKey のサブコマンド 【参照】 DeleteRange, InsertBinary, InsertChar, InsertLong, InsertShort, InsertString, WriteBinary, WriteChar, WriteLong, WriteShort HMX Type-12 Technical Manual YesNo, YesNo2, YesNo3 【名前】 YesNo, YesNo2, YesNo3 - コマンドを実行するかの確認 【書式】 YesNo(or NoYes) = Text YesNo2(or NoYes2) = Text YesNo3(or NoYes3) = Text 【説明】 YesNo 関連のコマンドは同じレベルコマンドでその先を続けるかどう かの確認を行います。  YesNo は次のコマンドを実行するかどうかを Text の文字列と共に問 い合わせを行い、「はい」ならそのまま実行「いいえ」ならそのコマンドを 飛ばし次から実行していきます。YesNo2 はそれをもう一段か進めたタ イプで「いいえ」を実行するとその場で End コマンドを実行させファイ ラーを終了させたりファイルを閉じたりします。YesNo3 はその間を取 った機能で「いいえ」を選ぶとフラグが立ち、そのフラグが立っている間 はフラグをクリアする ClearFlag コマンド以外の一切のコマンドをと ばしていきます(ただし、サブコマンド時はサブコマンドが終了した時 点でフラグの効果が切れます)。  また、それぞれのコマンドには「はい」と「いいえ」を反対にしたコマン ド NoYes, NoYes2, NoYes3 がそれぞれ用意されているほか文字列には Message コマンド同様環境変数やエスケープシーケンスが利用できます。 ex1. YesNo = 次のコマンドを実行しますか? ex2. NoYes2 = もう終了しますか? 【属性】 メインコマンド、CreateFile, RegCreateValue, OpenFile, RegOpenValue のサブコマンド 【参照】 ClearFlag, End, MessageNoYes3, YesNo3 6−2 書式一覧  ・書式1 数値1-値 ……………「数値1」に「値」を書き込む 数値1>数値2-値……「数値1」から「数値2」までを「値」で埋める 数値1+数値2-値……「数値1」から「数値1+数値2」までを「値」で埋める 数値1:数値2-値……「数値1」から「数値2」回分「値」を繰り返し書く  ・書式2 名前-値 ………………「名前」に「値」を書き込む  ・書式3(※RegSetBinaryのみ) 名前:数値-値…………「名前」に「数値」回分「値」を繰り返し書く 名前-値:数値-値...…「名前」に「-値」と「:数値-値」を複合して書いていく 6−3 環境変数一覧  ・BootDrv - 起動ドライブ 起動ドライブが C の場合 %BootDrv% = C: 起動ドライブが A の場合 %BootDrv% = A: PC/AT では起動ドライブは通常 C: ですが PC-98x1シリーズだとかえられるのでその対策です。  ・WindowsDir - Windowsのフォルダーを指定 例えばWindowsフォルダーが C: にある場合 ex. %WindowsDir% = C:\Windows  ・Program FilesDir - Program Filesのフォルダーを指定 例えばProgram Filesフォルダーが C: にある場合 ex. %Program FilesDir% = C:\Program Files  ・SystemDir - Systemのフォルダーを指定 例えばSystemフォルダーが C: にある場合 ex. %SystemDir% = C:\Windows\System  ・TempDir - Tempのフォルダーを指定 例えばTempフォルダーが C: にある場合 ex. %Temp% = C:\Windows\Temp  ・UserName - 現在の環境で使っているUserNameの出力 例えばUserName「M2」でWindowsを使っている場合 ex. %UserName% = M2 6−4 使用可能なエスケープシーケンス一覧 ・\a - ベル(07h) ・\b - バックスペース(08h) ・\e - エスケープ(1bh) ・\f - フォームフィード(0ch) ・\n - ラインフィード(0ah) ・\r - キャリッジリターン(0dh) ・\t - タブ(09h) ・\v - バーチカルタブ(0bh)