HTML文法


MIDPLUG control for XGを表示するための代表的なHTML文章の書き方を以下に記述します。


<EMBED SRC="xxxxx.MID(もしくはxxxxx.wav等)" WIDTH="150" HEIGHT="40" PANEL="0" AUTOSTART="true" REPEAT="true" TEXT="xxxxxx" SAVE="true">

コントロールパネルのサイズ指定は以下の通りです。





OBJECTタグでページにMIDI曲をつける



ActiveXコントロールを用いたページを作成する場合、以下のようにOBJECTタグでコントロールを指定します。

<OBJECT ID="MIDPLUG"WIDTH=150 HEIGHT=40 CLASSID="CLSID:B0C207A3-42EE-11D0-9DB3-00805F8A73C5">
<PARAM NAME="Src" VALUE="***.mid"></OBJECT>

上から三行目の<PARAM NAME="Src" VALUE="***.mid">では、曲名を指定します。

<PARAM NAME="***" VALUE="***">はActiveXコントロールのプロパティと呼ばれる属性で、コントロールの
表示サイズ、色、フォント他、機能、形状等を指定します。

これだけ手書きをするとなると大変ですが、マイクロソフト社から出されている、「ActiveX Control Pad」を使用すれば、簡単に且つ正確にHTML上に表記することが可能です。
このページでは、MIDPLUG control for XGのプロパティを紹介します。

(ActiveX Control Padの使い方はYAMAHAホームページをご覧ください)


下記の記述をすれば、Internet Explorer3.0のユーザーでまだMIDPLUG control for XGをインストールしていない人と、Netscape navigator2.0以上のユーザーでMIDPLUG for XGをインストール済みの人に対して、全く同様のページを見せることができます。

   
   <OBJECT ID="MIDPLUG" WIDTH=150 HEIGHT=40
      CLASSID="CLSID:B0C207A3-42EE-11D0-9DB3-00805F8A73C5"
      CODEBASE="http://www.yamaha.co.jp/xg/controls/yamplay.cab>
      <PARAM NAME="Src" VALUE="int31xg.mid">
      <embed src="int31xg.mid" width=150 height=40 autostart=true repeat=true>
   </OBJECT>


この場合、Internet ExplorerはOBJECTタグを読み、まだMIDPLUGコントロールを持っていない人にはオートインストールをします。 Netscape NavigatorはEMBEDタグを読みます。


MIDPLUGコントロールのプロパティ

AutoStart "TRUE"が標準設定で、そのページを開いたときに、自動的に演奏を開始する。"FALSE"のときは、コントロールパネルのプレイボタンを押した時に初めて演奏がスタートする。
EnableCue Cueイベントを発生させるかどうか。デフォルトはFalse。
EnableEvent 各チャンネルのMIDIアウトでイベントを発生させるかどうか。ビット0がチャンネル1。 デフォルトは全てのビットが0。16チャンネル全てのイベントを発生させたい時は、 65535または、&hffffのように設定する。
Mute 各チャンネルミュートさせるかどうか。ビット0がチャンネル1。デフォルトはすべての ビットが0。16チャンネル全てのイベントを発生させたい時は、65535または、&hffffの ように設定する。
Panel パネルの色を指定。"0"の時、白基調のコントロールパネルを表示(標準設定)。"1"の時、黒基調のコントロールパネルを表示。
("PanelSize=0"の時は、"PANEL"で0/1のどちらを選んでも同じパネルが表示される。)
PanelSize パネルのサイズを指定。0:小、1:中、2:大。
Repeat "FALSE"が標準設定で、一度演奏したら曲の終わりで停止する。"TRUE"にすると、停止ボタンが押されるまでループ演奏する。
Src 再生するMIDIファイルの指定。*****.mid。
Tempo テンポ変更。-45%~+45%の間で設定。デフォルトは0。
Text 指定した文字列をディスプレイ部に表示。全角/半角文字共に表示可能。表示できる最大文字数は、半角で約14文字が目安。TEXTオプションを使用しない場合は、MIDI曲のファイル名が表示される。
Transpose トランスポーズの値を設定。上下に1オクターブのトランスポーズが可能(-12~+12)。 デフォルトは0。
Volume ボリュームを0~100%の間で設定。デフォルトは100。
Savable ファイルの保存属性。"0"で保存禁止、"1"で保存許可。デフォルトは0。



MIDPLUGコントロールのプロパティ(読み出し専用)

IsPause 一時停止中の場合、非0、そうでない場合、0。
IsPlaying 再生中の場合、非0、そうでない場合、0。
IsReady 再生可能の場合、非0、そうでない場合、0。



メソッド (すべて戻り値なし)

Play() 曲を再生させる。
PlayEx(loop, Tune) Tune(ファイル名)で指定したデータを再生させる。loop(True/False)はループ指定。
Pause() 曲を一時停止させる。
Stop() 曲を停止させる。
SendMessage(mes1, mes2, mes3) MIDIメッセージmes1~3を出力する。
Open() MIDI出力をオープンする。
Close() MIDI出力をクローズする。
MuteOn(ch) (ch)に記入したMIDIチャンネルをミュートさせる。
MuteOff(ch) (ch)に記入したMIDIチャンネルのミュートを解除する。
VolumeUp() 0から8の間の1ステップのボリュームアップ。
VolumeDown() 0から8の間の1ステップのボリュームダウン。
TempoUp() テンポを5%ずつアップさせる。
TempoDown() テンポを5%ずつダウンさせる。
PitchUp() キーを半音ずつアップさせる。
PitchDown() キーを半音ずつダウンさせる。



イベント

ClickPlay() 再生ボタンが押された時に発生。
ClickPause() 一時停止ボタンが押された時に発生。
ClickStop() 停止ボタンが押された時に発生。
NotifyEnd() 曲の終わりで再生が終了した時に発生。
MidiOut(mes1, mes2, mes3) MIDIを出力したときに発生。
MidiIn(mes1, mes2, mes3) MIDIを入力したときに発生。
Cue(Text) キュー・ポイント(メタイベント)を検出したときに発生。



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