HTML文法
MIDPLUG control for XGを表示するための代表的なHTML文章の書き方を以下に記述します。
<EMBED SRC="xxxxx.MID(もしくはxxxxx.wav等)" WIDTH="150" HEIGHT="40" PANEL="0" AUTOSTART="true" REPEAT="true" TEXT="xxxxxx" SAVE="true">コントロールパネルのサイズ指定は以下の通りです。
- "WIDTH=150 HEIGHT=40"の時、150 x 40ドットのコントロールパネルを表示します。
(PANEL=0) (PANEL=1)
- "WIDTH=100 HEIGHT=30"の時、100 x 30ドットのコントロールパネルを表示します。
(PANEL=0) (PANEL=1)
- "WIDTH=40 HEIGHT=35"の時、40 x 35ドットのコントロールパネルを表示します。
- "HEIGHT=0"とするとコントロールパネルを消すことができます。ただしこの時操作はできません。
- "AUTOSTART=true"が標準設定で、そのページを開いたときに、自動的に演奏を開始します。"AUTOSTART=false"のときは、コントロールパネルのプレイボタンを押した時に初めて演奏がスタートするように設定できます。
- "REPEAT=true"が標準設定で、停止ボタンが押されるまでループ演奏します。 "REPEAT=false"にすると一度演奏したら曲の終わりで停止します。、
"=" の後に整数値を書く事で繰り返しの回数を指定できます(Ex:"REPEAT=3"と記述すると、3回演奏を繰り返して停止します)。
- "PANEL=0"の時、白基調のコントロールパネルを表示します(標準設定)。 "PANEL=1"の時、黒基調のコントロールパネルを表示します(40 x 35ドットのコントロールパネルは1種類のみなので、"PANEL="で0/1のどちらを選んでも同じパネルが表示されます)。
- "TEXT="の後に文字列を記入すると、その文字がディスプレイ部に表示されます。 全角/半角文字共に表示可能です。表示できる最大文字数は、半角で約14文字を目安にしてください。TEXTオプションを使用しない場合は、MIDI曲のファイル名が表示されます。
- "SAVE=false"が標準設定で、MIDIファイルの保存を禁止します。"SAVE=true"とするとMIDIファイルの保存が可能になります。
OBJECTタグでページにMIDI曲をつける
ActiveXコントロールを用いたページを作成する場合、以下のようにOBJECTタグでコントロールを指定します。<OBJECT ID="MIDPLUG"WIDTH=150 HEIGHT=40 CLASSID="CLSID:B0C207A3-42EE-11D0-9DB3-00805F8A73C5">上から三行目の<PARAM NAME="Src" VALUE="***.mid">では、曲名を指定します。
<PARAM NAME="Src" VALUE="***.mid"></OBJECT>
<PARAM NAME="***" VALUE="***">はActiveXコントロールのプロパティと呼ばれる属性で、コントロールの
表示サイズ、色、フォント他、機能、形状等を指定します。これだけ手書きをするとなると大変ですが、マイクロソフト社から出されている、「ActiveX Control Pad」を使用すれば、簡単に且つ正確にHTML上に表記することが可能です。
このページでは、MIDPLUG control for XGのプロパティを紹介します。(ActiveX Control Padの使い方はYAMAHAホームページをご覧ください)
下記の記述をすれば、Internet Explorer3.0のユーザーでまだMIDPLUG control for XGをインストールしていない人と、Netscape navigator2.0以上のユーザーでMIDPLUG for XGをインストール済みの人に対して、全く同様のページを見せることができます。
<OBJECT ID="MIDPLUG" WIDTH=150 HEIGHT=40 CLASSID="CLSID:B0C207A3-42EE-11D0-9DB3-00805F8A73C5" CODEBASE="http://www.yamaha.co.jp/xg/controls/yamplay.cab> <PARAM NAME="Src" VALUE="int31xg.mid"> <embed src="int31xg.mid" width=150 height=40 autostart=true repeat=true> </OBJECT>
この場合、Internet ExplorerはOBJECTタグを読み、まだMIDPLUGコントロールを持っていない人にはオートインストールをします。 Netscape NavigatorはEMBEDタグを読みます。
MIDPLUGコントロールのプロパティ
AutoStart "TRUE"が標準設定で、そのページを開いたときに、自動的に演奏を開始する。"FALSE"のときは、コントロールパネルのプレイボタンを押した時に初めて演奏がスタートする。 EnableCue Cueイベントを発生させるかどうか。デフォルトはFalse。 EnableEvent 各チャンネルのMIDIアウトでイベントを発生させるかどうか。ビット0がチャンネル1。 デフォルトは全てのビットが0。16チャンネル全てのイベントを発生させたい時は、 65535または、&hffffのように設定する。 Mute 各チャンネルミュートさせるかどうか。ビット0がチャンネル1。デフォルトはすべての ビットが0。16チャンネル全てのイベントを発生させたい時は、65535または、&hffffの ように設定する。 Panel パネルの色を指定。"0"の時、白基調のコントロールパネルを表示(標準設定)。"1"の時、黒基調のコントロールパネルを表示。
("PanelSize=0"の時は、"PANEL"で0/1のどちらを選んでも同じパネルが表示される。)PanelSize パネルのサイズを指定。0:小、1:中、2:大。 Repeat "FALSE"が標準設定で、一度演奏したら曲の終わりで停止する。"TRUE"にすると、停止ボタンが押されるまでループ演奏する。 Src 再生するMIDIファイルの指定。*****.mid。 Tempo テンポ変更。-45%~+45%の間で設定。デフォルトは0。 Text 指定した文字列をディスプレイ部に表示。全角/半角文字共に表示可能。表示できる最大文字数は、半角で約14文字が目安。TEXTオプションを使用しない場合は、MIDI曲のファイル名が表示される。 Transpose トランスポーズの値を設定。上下に1オクターブのトランスポーズが可能(-12~+12)。 デフォルトは0。 Volume ボリュームを0~100%の間で設定。デフォルトは100。 Savable ファイルの保存属性。"0"で保存禁止、"1"で保存許可。デフォルトは0。
MIDPLUGコントロールのプロパティ(読み出し専用)
IsPause 一時停止中の場合、非0、そうでない場合、0。 IsPlaying 再生中の場合、非0、そうでない場合、0。 IsReady 再生可能の場合、非0、そうでない場合、0。
メソッド (すべて戻り値なし)
Play() 曲を再生させる。 PlayEx(loop, Tune) Tune(ファイル名)で指定したデータを再生させる。loop(True/False)はループ指定。 Pause() 曲を一時停止させる。 Stop() 曲を停止させる。 SendMessage(mes1, mes2, mes3) MIDIメッセージmes1~3を出力する。 Open() MIDI出力をオープンする。 Close() MIDI出力をクローズする。 MuteOn(ch) (ch)に記入したMIDIチャンネルをミュートさせる。 MuteOff(ch) (ch)に記入したMIDIチャンネルのミュートを解除する。 VolumeUp() 0から8の間の1ステップのボリュームアップ。 VolumeDown() 0から8の間の1ステップのボリュームダウン。 TempoUp() テンポを5%ずつアップさせる。 TempoDown() テンポを5%ずつダウンさせる。 PitchUp() キーを半音ずつアップさせる。 PitchDown() キーを半音ずつダウンさせる。
イベント
ClickPlay() 再生ボタンが押された時に発生。 ClickPause() 一時停止ボタンが押された時に発生。 ClickStop() 停止ボタンが押された時に発生。 NotifyEnd() 曲の終わりで再生が終了した時に発生。 MidiOut(mes1, mes2, mes3) MIDIを出力したときに発生。 MidiIn(mes1, mes2, mes3) MIDIを入力したときに発生。 Cue(Text) キュー・ポイント(メタイベント)を検出したときに発生。
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