AIMS mini「自動空きメモリ量調整ツール」Ver1.7 について 作者 NIFTY-ID : VED00156 メソッド X.前回バージョン(ver1.6)のAIMSとの相違、および継承点。 (1)監視時間、調整時間が最大20秒までに変更。 (2)最大値、最小値を搭載メモリ量の1/2までに変更。 (3)調整量を2Mまでに変更。 (4)バージョン表示窓の追加。 ====================================================================== 0.注意 本ソフトはフリーソフトとします。 ただし、著作権は作者の私(NIFTY-ID:VED00156/メソッド)にあります。 また、以下の事を完全に了承できる方のみ、ご使用をください。 一つでも「こんなの了承できない」等と思った方は、絶対に使用しないで ください。 (0)本ソフトを起動して、デフラグやスキャンディスク等のディスクメンテナ ンスツールを使用しないでください。 ディスクメンテナンスツールを使用する際は必ず、本ソフトを終了してく ださい。 (1)本ソフトを使用して、 機械(パソコン・ハードディスク等の機器全てについて)、 OSを含む他のソフトウェア、 人的(肉体・精神)、 等にいかなる影響(壊れたとか不調になったとか)があったとしても、 作者は一切の責任を負いません。 (2)無断転載は一切禁止します。 転載したい場合は必ずメールにて了承を得てください。 (3)質問や苦情のメールは一切受け付けません。 ただし、良い効果があった等の感想はメールしてくださると、 とてもうれしいです。 (4)不具合(BUG)が発覚したとしても、必ずしも作者はそれを対処する とは限りません。 また対処したとしても、すぐにはできない場合もあります。 (作者の暇な時間の有無と気分次第です。) ====================================================================== 1.はじめに 「自動空きメモリ量調整ツール」等とたいそうな名前を付けていますが、 たいしたものではありません。 WINDOWS95上でいくつもアプリケーションを開いていき、何個目かで空きメモ リがなくなった場合、それ以降なにかを開こうとする度にメモリスワップが一 度に発生し、マシンのパフォーマンスが落ち、とってもいらいらしたりしませ んでしょうか。私はいらいらしています。 そこで、そのメモリスワップを前もって少しずつ定期的に行い、常に空きメモ リを一定量に保ち続けさせられれば、上記のようなパフォーマンスの低下を幾 分か緩和させられるのではないか、という発想を元に作成したのがこのソフト です。 具体的には、以下の処理を繰り返しています。 (1)指定監視時間毎に空きメモリ量が指定最小値以上かをチェック (2)最小値未満になった時点で、指定調節時間毎に指定調節量のメモリを強制ス ワップ(ただし何かがメモリを獲得しようとしている時は、終わるまで待つ) (3)指定最大値の空きができた時点で、また監視を繰り返す 作者は、会社でエディタをいくつも開きながらデバッガーでプログラムを走らせ る時に本ソフトを使用しているのですが、使用前と比べてかなりストレスがな くなりました(結構効果があったようです)。 ただし、すべての環境でためしたわけではないので、必ずしも効果があるとは限 りません。逆効果になる場合もあるかも知れません。 また、本ソフトでは各設定値をユーザーが任意に設定可能としていますので、そ の値により効果が上がったり、逆効果になったりする場合もありえます。 どうしても効果がない、逆効果になる等の場合は使用しないでください。 ====================================================================== 2.使用方法 (1)AIMS.EXEを起動 (2)タスクトレイ(WINDOWS95の標準設定ではタスクバー左の領域)に眼鏡が表示 (3)眼鏡を左クリックするとメニューが表示 設定変更 各設定値を変更するダイアログを表示/非表示 終了 終了ダイアログを表示して終了 (4)右クリックで終了ダイアログを表示して終了 設定値ダイアログ (1)監視間隔設定 空きメモリ量の監視タイミング(秒単位)を設定してください。 CPUの処理能力が高い環境では小さい値に、 CPUの処理能力が低い環境では大きい値にしてください。 ずっと繰り返されるので、全体のパフォーマンスに影響します。 (2)調節間隔設定 空きメモリ量の調節時のタイミング(秒単位)を設定してください。 CPUの処理能力が高い環境では小さい値に、 CPUの処理能力が低い環境では大きい値にしてください。 全体のパフォーマンスに影響します。 ただし、調節時間は限られている(最大値の確保で終了な)ので、 監視時間ほど長くする必要はありません。 逆に長くしすぎると、事前に空き容量を確保できなくなり、 効果がなくなります。 (3)最小値 空きメモリ量の調節を開始する限界値(MByte単位)を指定してください。 物理メモリ量と、使用するソフトのメモリ使用量を考えて設定して ください。 (4)最大値 常に空けておきたいメモリ量(MByte単位)の最大値です。 実際には最小値〜最大値の間を常に確保させています。 物理メモリ量と、使用するソフトのメモリ使用量を考えて設定して ください。 (5)調節値 一回の強制スワップの量(128KByte単位)で指定してください。 ハードディスクの速度が早い場合は大目に、 ハードディスクの速度が低い場合は少なめにしてください。 ハードディスクのアクセス時間を考慮して設定してください。 (6)既定値メニュー 作者の環境に合わせたものです。 ちなみに作者の環境は、P166MMX 48M-RAM です。 ====================================================================== 以上