EXCALIBURの使い方

● 初歩的な使い方はこちらを見るべし ●


序章 EXCALIBURの概要

序.1 はじめに
序.2 Ver.1.73で追加された機能
序.3 ディスクの内容
序.4 機種による各部名称の違い
序.5 動作環境
序.6 インストールの方法



序.1 はじめに

この度はEXCALIBURを御試用いただき、誠に有難うございます。このEXCALIBURはフロッピーディスクはもとよりハードディスクや光磁気ディスク上のファイルを効率よく整理・管理するためのファイル管理ユーティリティーです。
EXCALIBURは1987年10月に発売して以来、今日までその姿をほとんど変えることなく沈黙を続けてきたのですが、1992年にこの沈黙を破りました。
今回EXCALIBURは、機能面を中心に大幅な見直しを行ないました。今まで慣れ親しんでくださったユーザーのことも考え、これまでのモード・操作性はそのままで機能拡張のみ行なったモードにプラス、大幅な機能拡張を行なった全く新しいモードを新設しました。開発当事者としては勿論新モードのご利用をおすすめしますが、どうしても使い辛いと思われる方は、従来のモードでそのままお使いください。
本書ではこのEXCALIBURをより有効にお使いいただくための使用法や活用法について詳しく記されておりますのでEXCALIBURご使用の前に是非ご一読ください。
では一体どのような機能が追加されたのか、まずは簡単にご紹介することにしましょう。



序.2 Ver.1.73で追加された機能

■新モードの増設

旧EXCALIBURには存在しなかった全く新しいモードを増設しました。
この新モードでは、他のモードに移行することなしに全ての操作を可能にしました。またいくつかの新しい機能も追加されより一層パワフルになりました。

■ローダーの採用

旧EXCALIBURは、1つの実行ファイルのみで動作していたのですが、新EXCALIBURではローダーと本体の2つのファイルで動作するように変更しました。
これによってEXCALIBURから他のアプリケーションを動かす際に、より広い空きメモリを確保可能にしました。

■本体のみによる起動

ローダーには、空きメモリが広くなるという大きなメリットがありましたが、逆にデメリットもあります。それはEXCALIBURから他のアプリケーションを実行した際、終了時に必ずEXCALIBUR本体の再読み込みが必要になることです。これはフロッピー等の低速で交換可能な媒体から起動したときには大変なデメリットになります。そこでEXCALIBUR本体単体での起動を可能とし、本体の再読み込みを必要としないモードを実現しました。

■少ない空きメモリでの実行

旧EXCALIBURは常に250K~300Kの空きメモリを必要としましたが、新EXCALIBURでは128Kから実行可能になりました。
(環境によって必要なメモリは変化します。)

■ローダーのメモリ再配置

メモリに常駐するタイプのプログラムの実行によるメモリの分断を少しでも避けるために、ローダーにメモリ再配置機能を持たせました。アプリケーションの実行終了時にローダー自身より手前に空きメモリを作らないように再配置を行ないます。

■システム起動モード変更・設定モード

ソートモード、ロゴ表示モード、起動メニュー等の設定ができます。1度設定すると次回の起動から設定したモードで起動します。

■ディレクトリ構造の読み込みを高速化

ディレクトリ構造の表示が必要な際、その読み込み処理には大変に時間がかかります。しかし続けて次の作業を行なおうとしているときに、待たされるのは腹立たしいものがあります。そこで新EXCALIBURでは、ディレクトリ構造をファイルで保存可能な仕様にしました。これによりディレクトリ構造が必要になったときでも、1つのファイルをアクセスする時間が必要なだけで、非常にスピーディーな作業が行なえるようになりました。
※Ver.1.73では、未完成で「ディレクトリの作成・削除・コピー・転送」等で変化したディレクトリの更新は行なわれません。手動で行なってください。

■コピー・転送時の空き容量確認

旧EXCALIBURでは相手側の空き容量に関係なくコピー・転送を行なっていました。ですからコピー・転送処理中に相手側の空き容量が足りなくなり処理が中断されることがありました。新EXCALIBURではコピー・転送処理を行なう前に相手側の空き容量を確認するようにしました。

■ファイル転送の高速化

旧EXCALIBURのファイルの転送は、同じドライブ間での転送の場合も一旦コピー作業を行なった後、原本を削除するといった2度手間な作業を行なっていましたが、新EXCALIBURではディレクトリエントリの変更を使用することにより高速化を実現しました。

■ディレクトリ操作に転送を追加

新EXCALIBURではディレクトリ操作に転送処理を追加しました。

■ディレクトリ操作時の基準点を2種に

旧EXCALIBURのディレクトリ操作では、その基準点が指定したディレクトリを含むモードしかありませんでしたが、新EXCALIBURでは指定したディレクトリを含まないモードを追加しました。

■拡張子によるアプリケーションの起動

拡張子に対応したアプリケーションを登録・実行できるモードを2種、持ちました。

■ファイルのコメント表示機能

ファイル名一覧表示画面において、各ファイルに対するコメントが表示・編集・保存できます。またワープロの文章ファイル等はそのタイトルを自動的に表示します。

■ボリュームラベルの設定変更機能

ディスクボリュームラベルの設定及び変更が出来るようになりました。

■手入力によるダイレクトチェンジディレクトリ機能

手入力によるカレントディレクトリの変更を可能にしました。これにより1段下や上のディレクトリへの移動や、短いパス名等の位置への移動がよりスピーディーに行なえるようになりました。

■ヒストリー機能

EXCALIBURのライン入力によるコマンド実行にヒストリー機能を追加しました。これにより同じ様なコマンドを何度も入力する必要性がなくなりました。

■ハイレゾ31行モードをサポート(PC-9801版)

旧EXCALIBURはハイレゾモードで使用できましたが、25行固定表示のため31行表示モードを有効に使えませんでした。この31行表示モードを有効に使うために新EXCALIBURでは両方の表示モードに対応しました。

■3機種のサポート

今回のEXCALIBURより、PC-98シリーズ以外にDOS/V用も開発しました。またPC-98シリーズ用は、ハイレゾモードおよびN-5200シリーズも対応しました。これにより動作可能な機種が大幅に増えました。



序.3 ディスクの内容

■PC-9801版

EX.COM ・・・・・・・・・・・・・・・・ ローダー
EX98.COM ・・・・・・・・・・・・ 本体
EX.HLP ・・・・・・・・・・・・・・・・ ヘルプファイル
EX.CFG ・・・・・・・・・・・・・・・・ 環境設定ファイル

■DOS/V版

EX.COM ・・・・・・・・・・・・・・・・ ローダー
EXVJ.COM ・・・・・・・・・・・・ 本体
EX.HLP ・・・・・・・・・・・・・・・・ ヘルプファイル
EX.CFG ・・・・・・・・・・・・・・・・ 環境設定ファイル




序.4 機種による各部名称の違い

本マニュアルでは NEC PC-9801シリーズの各部名称を使用して説明しております。DOS/Vでは一部名称の異なる部分がありますが、以下にその対応一覧表を示しますので PC-9801以外の機種でご使用になられる方は予めご了承ください。尚、マニュアル中該当する語句は置き換えてご覧いただけますようお願い致します。

■キーボード表記の違いと対応

  ┏━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━┓
  ┃  PC-9801  │    DOS/V    ┃
  ┠─────────┼─────────┨
  ┃       HELP       │       End        ┃
  ┃                  │                  ┃
  ┃     ROLL UP      │    Page Down     ┃
  ┃                  │                  ┃
  ┃    ROLL DOWN     │     Page Up      ┃
  ┃                  │                  ┃
  ┃     HOME CLR     │       Home       ┃
  ┃                  │                  ┃
  ┃ SHIFT + HOME CLR │   SHIFT + Home   ┃
  ┃                  │                  ┃
  ┃       INS        │      Insert      ┃
  ┃                  │                  ┃
  ┃       DEL        │      Delete      ┃
  ┃                  │                  ┃
  ┃       f・1        │        F1        ┃
  ┃                  │                  ┃
  ┃       f・2        │        F2        ┃
  ┃                  │                  ┃
  ┃       f・3        │        F3        ┃
  ┃                  │                  ┃
  ┃       f・4        │        F4        ┃
  ┃                  │                  ┃
  ┃       f・5        │        F5        ┃
  ┃                  │                  ┃
  ┃       f・6        │        F6        ┃
  ┃                  │                  ┃
  ┃       f・7        │        F7        ┃
  ┃                  │                  ┃
  ┃       f・8        │        F8        ┃
  ┃                  │                  ┃
  ┃       f・9        │        F9        ┃
  ┃                  │                  ┃
  ┃       f・10       │        F10       ┃
  ┃                  │                  ┃
  ┗━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━┛

■その他の違いと対応

  ┏━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━┓
  ┃  PC-9801  │    DOS/V    ┃
  ┠─────────┼─────────┨
  ┃    ドライブ 1   │   ドライブ A    ┃
  ┃     EX98.COM     │     EXVJ.COM     ┃
  ┗━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━┛



序.5 動作環境

■PC-9801シリーズ

【本体】
NEC PC-9801シリーズ(PC-9801LT・HAを除く)
PC-98シリーズ PC-H98シリーズ
N-5200シリーズ
PC-9821シリーズ
※PC-98NXはDOS/Vになります。
EPSON PC-286シリーズ PC-386シリーズ

【メモリ】
起動前の使用可能メモリが130K以上必要です。

【ドライブ装置】
最低1台のフロッピーディスクドライブが必要です。

【適応OS】
MS-DOS Ver. 3.1以上


■DOS/Vマシン

【本体】
PC/AT互換機

【メモリ】
起動前の使用可能メモリが130K以上必要です。

【ドライブ装置】
最低1台のフロッピーディスクドライブが必要です。

【適応OS】
MS-DOS Ver. 3.1以上



序.6 インストールの方法

EXCALIBURのオリジナルディスクには、[EX.COM]と[EX98.COM]の2つの実行ファイルと[EX98LOGO.DAT]のロゴ表示ファイルが収められています。

■フロッピーディスクのみの環境の場合
■ハードディスクのみの環境の場合

各機種ともディスク内に収められている3つのファイルをPATH設定のされているディレクトリに複写してください。PATH設定されていないディレクトリでもかまいませんが、その場合は起動時にフルパスでの指定が必要になります。
ローダーと本体は同じディレクトリに入れるのが好ましいですが、何かの理由でローダーと本体を別のディレクトリに入れたい場合は、必ず本体をPATH設定されているディレクトリに入れてください。
ローダーは本体を起動するにあたり、まずローダー自身の起動ディレクトリに本体があるかを調べ、そこに本体がなければ次にカレントディレクトリを調べます。カレントにもなければ今度はPATH設定されているディレクトリを順に調べて行きます。結果本体がどこかにあれば、そのディレクトリから起動しようとしますが、どこにもなければ「EX98.COMが見つかりません」のメッセージを表示し実行を中止します。
ヘルプファイルもローダーや本体と別のディレクトリに入れることができます。ただし、その場合は環境変数にヘルプファイルが存在するディレクトリを指定しておく必要があります。EXCALIBURがヘルプファイルの所在を参照する環境変数は「EX」と「HELP」です。
EXCALIBURは環境を保存する際[EX.CFG]というファイルを作成します。
 このファイルは通常[EX98.COM]と同じディレクトリに作成されますが、環境変数「EXCFG」にパスを指定することで[EX98.COM]とは異なるディレクトリに保存することも可能です。













第1章 旧バージョン互換モード

1.1 EXCALIBURの起動方法
1.2 各コマンド共通機能説明
1.3 各コマンドの説明
1.4 EXCALIBURの終了方法



1.1 EXCALIBURの起動方法

■ローダーから起動する場合

[EX.COM]がPATH設定されているディレクトリにある場合は、コマンドラインから以下のように入力します。

  ┌──────────────【操作】──────────────┐
  │  A>EX                                                          │
  └────────────────────────────────┘

[EX.COM]がPATH設定されていないディレクトリにある場合は、カレントディレクトリを[EX.COM]のあるディレクトリに移動してから上記のように入力するか、あるいは[EX.COM]のあるドライブとディレクトリを含めて直接指定するようにします。

◎カレントディレクトリを移動する場合

  ┌──────────────【操作】──────────────┐
  │  A>B:                                                          │
  │  B>CD \TOOL                                                    │
  │  B>EX                                                          │
  └────────────────────────────────┘

◎カレントディレクトリは移動せずに直接指定する場合

  ┌──────────────【操作】──────────────┐
  │  A>B:\TOOL\EX                                                  │
  └────────────────────────────────┘

[EX.COM]が起動します。
EXCALIBUR本体[EX98.COM]が起動し、【EXCALIBURメインメニュー画面】が表示されます。


  ┏━━━━━━━【上手く動作しない場合の原因と対策】━━━━━━━┓
  ┃┌──────────────────────────────┐┃
  ┃│●「EX98.COMが見つかりません !」と表示して終了した場合      │┃
  ┃│EXCALIBURの本体[EX98.COM]が適切なディレクトリに入っ│┃
  ┃│ていません。もう一度「序.6 インストールの方法」を読んで正し│┃
  ┃│くインストールしてください。                                │┃
  ┃└──────────────────────────────┘┃
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


■ローダーを使わずに本体のみで起動する場合

[EX98.COM]がPATH設定されているディレクトリにある場合は、コマンドラインから以下のように入力します。

  ┌──────────────【操作】──────────────┐
  │  A>EX98                                                        │
  └────────────────────────────────┘

[EX98.COM]がPATH設定されていないディレクトリにある場合は、カレントディレクトリを[EX98.COM]のあるディレクトリに移動してから上記のように入力するか、あるいは[EX98.COM]のあるドライブとディレクトリを含めて直接指定するようにします。

◎カレントディレクトリを移動する場合

  ┌──────────────【操作】──────────────┐
  │  A>B:                                                          │
  │  B>CD \TOOL                                                    │
  │  B>EX98                                                        │
  └────────────────────────────────┘

◎カレントディレクトリは移動せずに直接指定する場合

  ┌──────────────【操作】──────────────┐
  │  A>B:\TOOL\EX98                                                │
  └────────────────────────────────┘

[EX98.COM]が起動し、【EXCALIBURメインメニュー画面】が表示されます。


  ┏━━━━━【ローダーによる起動のメリットとデメリット】━━━━━┓
  ┃┌──────────────────────────────┐┃
  ┃│  ローダーによる起動は、空きメモリが広くなるという大きなメ  │┃
  ┃│リットがある反面、他のアプリケーションを実行すると終了時に必│┃
  ┃│ずEXCALIBUR本体の再読み込みが必要になるというデメリ│┃
  ┃│ットも兼ね備えています。                                    │┃
  ┃│  上記のメリットとデメリットから、ローダーは大容量で高速なア│┃
  ┃│クセスが可能なメディアを持つ環境ではたいへん有効な手法と考え│┃
  ┃│られますが、容量が小さくアクセスに時間がかかり交換の可能なフ│┃
  ┃│ロッピーをメインのメディアとしているシステムでは、不向きと思│┃
  ┃│われます。このようなシステムではEXCALIBUR本体のみで│┃
  ┃│の起動をおすすめします。                                    │┃
  ┃└──────────────────────────────┘┃
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛



1.2 各コマンド共通機能説明

各コマンドには共通した機能や操作方法があります。ここではこれらの共通した機能に関する操作方法について説明します。

1.2.1 ヘルプ機能

メニュー又は各コマンド内で HELP キーを押すと、そのときに操作可能なキーの説明が表示されます。


■ヘルプモードで使える操作キー

↓ ・・・・・・・・・・・・ 次のページに進む

RETURN ・・・・・・ 次のページに進む

↑ ・・・・・・・・・・・・ 前のページに戻る

SPACE ・・・・・・・ 前のページに戻る

ESC ・・・・・・・・・ ヘルプの表示を終了する




1.2.2 ファイル名表示モード変更

EXCALIBURには、ファイル名の表示方法が2種類あります。1行に1つのファイルが持つ全ての情報を表示する「ライン型表示モード」と、1行にファイル名のみを5つ並べて表示する「ワイド型表示モード」の2つです。

この2つの表示方法を切り替えるのに f・5 | 画面 キーを使います。

f・5 | 画面 キーは押す度に、そのときの表示方法と逆のモードに変更されま

す。さらにファイルコメント表示の選択が可能で - キーを操作することでファ

イルコメントの表示・非表示が切り替えられます。




1.2.3 ファイル名表示画面での基本操作

1.2.3.1 ライン型表示モード

このモードでは1つのファイルが持つ全ての情報を1行に表示します。



【ライン型表示モードの内容と説明】

  ┌────────────────────────────────
  │ 1:IO      .SYS    65536 91-11-18 00:00:04 A S H R
  │ 2:MSDOS   .SYS    39614 91-11-18 00:00:04 A S H R

    ↑    ↑     ↑     ↑      ↑       ↑      ↑
   番号 ファイル名 拡張子  長さ    日付     時間    属性

  ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃番号      │表示されている全てのファイルに対する通し番号        ┃
  ┃          │  番号指定でファイルを選択する場合は、この番号を指定┃
  ┃          │する。                                              ┃
  ┠─────┼──────────────────────────┨
  ┃ファイル名│このファイルのファイル名                            ┃
  ┠─────┼──────────────────────────┨
  ┃拡張子    │このファイルの拡張子                                ┃
  ┠─────┼──────────────────────────┨
  ┃長さ      │このファイルの長さ                                  ┃
  ┠─────┼──────────────────────────┨
  ┃日付      │このファイルの最後に書き込みをした日付              ┃
  ┠─────┼──────────────────────────┨
  ┃時間      │このファイルの最後に書き込みをした時間              ┃
  ┠─────┼──────────────────────────┨
  ┃属性      │このファイルの持つ属性                              ┃
  ┃          │  設定されている場合は、各アルファベット頭文字が表示┃
  ┃          │され、設定されていない場合は「-」が表示されます。  ┃
  ┃          │  ┌──────────────────┐          ┃
  ┃          │  │   表示されるアルファベットと意味   │          ┃
  ┃          │  ├─┬────────────────┤          ┃
  ┃          │  │A│ 保存ビット(アーク)           │          ┃
  ┃          │  ├─┼────────────────┤          ┃
  ┃          │  │S│ システムファイル               │          ┃
  ┃          │  ├─┼────────────────┤          ┃
  ┃          │  │H│ 不可視ファイル(ヒドゥン)     │          ┃
  ┃          │  ├─┼────────────────┤          ┃
  ┃          │  │R│ 読み出し専用ファイル           │          ┃
  ┃          │  │  │(書き込み禁止/リードオンリー)│          ┃
  ┃          │  └─┴────────────────┘          ┃
  ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

■ライン型コメント表示モード

このモードではファイル名とコメントを1行に表示します。


コメント表示は「設定」により指定されたファイルの場合は自動的に表示されます。それ以外のファイルは編集機能を使って独自のコメントを設定することが可能です。コメント編集を行なうには目的のファイル名にカーソルを移動し \

キーを押します。するとカーソルバーが消えファイル名横に文字カーソルが表示されライン入力モードになります。コメントの入力・編集を行なって RETURN

キーを押してください。



Y キーを押すとコメントデータファイルがカレントディレクトリに作成され

以降同ディレクトリ内のコメントを編集した場合は自動的に更新されます。 N

キーを押すとコメントデータファイルは作成されませんが他の作業を行なった時点で編集したコメントは無効になります。
このコメントデータファイルは編集とは無関係に W キーを押すことにより作

成または書き込みを行なうことが出来ます。「設定」で指定したファイルのみのコメント表示でよい場合も1度 W キーを押してコメントデータファイルを作成

しておけば、次回からはよりスムーズなコメント表示が行なえます。

コメントとして入力可能な最大文字数は半角60文字です。
編集を間違えた場合は ESC キーを押すと編集前の状態に戻ります。


■ライン型表示モードで使える操作キー

↑ ・・・・・・・・・・・・・・ カーソルが1つ上の行に移動します。

↓ ・・・・・・・・・・・・・・ カーソルが1つ下の行に移動します。

ROLL UP ・・・・・・・ 1画面スクロールアップします。

ROLL DOWN ・・・・・ 1画面スクロールダウンします。

HOME CLR ・・・・・・ カーソルが最初(先頭)のファイル位置に移動します。

SHIFT + HOME CLR カーソルが最後のファイル位置に移動します。

SPACE ・・・・・・・・・ カーソル位置のファイルを選択します。

※複数指定モード時のみ有効(コピー、削除コマンド)
f・5 ・・・・・・・・・・・ ワイド表示モードに切り替えます。

- ・・・・・・・・・・・・・ 標準表示・コメント表示モードを切り替えます。

\ ・・・・・・・・・・・・・ コメント編集に移行します。(コメント表示モードのみ)
W ・・・・・・・・・・・・・ 表示中のコメントをファイルに書き込みます。

RETURN ・・・・・・・・ カーソル位置または選択した全てのファイルに対してコ

マンドを実行します。(「1.3 各コマンドの説明」を参照のこと)



1.2.3.2 ワイド型表示モード

ファイル名のみを1行に5つ表示するモードです。
属性表示領域の表示を - キーを操作して、属性を表示する「標準表示モード」

とファイルコメントを表示する「コメント表示モード」が切り替えられます。



【ワイド型ステータス表示ウインドの内容と説明】

標準表示の時はファイル属性が表示されます。

  ┌──────────────────────────────────
  │ NO.   1  SIZE    65536  DATE 91-11-18  TIME 00:00:04  ATTR A S H R

    ↑              ↑             ↑             ↑             ↑
   番号            長さ           日付           時間           属性

コメント表示の時はファイル番号とコメントが表示されます。

  ┌──────────────────────────────────
  │ NO.   1:

    ↑              ↑
   番号            コメント

コメント表示は「設定」により指定されたファイルの場合は自動的に表示されます。それ以外のファイルは編集機能を使って独自のコメントを設定することが可能です。コメント編集を行なうには目的のファイル名にカーソルを移動し \

キーを押します。するとカーソルバーが消えステータス表示ウインドのコメント表示部に文字カーソルが表示されライン入力モードになります。コメントの入力・編集を行なって RETURN キーを押してください。

Y キーを押すとコメントデータファイルがカレントディレクトリに作成され

以降同ディレクトリ内のコメントを編集した場合は自動的に更新されます。 N

キーを押すとコメントデータファイルは作成されませんが他の作業を行なった時点で編集したコメントは無効になります。
このコメントデータファイルは編集とは無関係に W キーを押すことにより作

成または書き込みを行なうことが出来ます。「設定」で指定したファイルのみのコメント表示でよい場合も1度 W キーを押してコメントデータファイルを作成

しておけば、次回からはよりスムーズなコメント表示が行なえます。

コメントとして入力可能な最大文字数は半角60文字です。
編集を間違えた場合は ESC キーを押すと編集前の状態に戻ります。


■ワイド型表示モードで使える操作キー

↑ ・・・・・・・・・・・・・・ カーソルが1行上のファイルに移動します。

↓ ・・・・・・・・・・・・・・ カーソルが1行下のファイルに移動します。

→ ・・・・・・・・・・・・・・ カーソルが1つ右のファイルに移動します。

※カーソルが右端に位置する場合は1行下の左端に移動します。
← ・・・・・・・・・・・・・・ カーソルが1つ左のファイルに移動します。

※カーソルが左端に位置する場合は1行上の右端に移動します。
HOME CLR ・・・・・・・ カーソルが最初(先頭)のファイルに移動します。

SHIFT + HOME CLR カーソルが最後のファイルに移動します。

ROLL UP ・・・・・・・ 1画面スクロールアップします。

ROLL DOWN ・・・・・ 1画面スクロールダウンします。

SPACE ・・・・・・・・・ カーソル位置のファイルを選択します。

※複数指定モード時のみ有効(コピー、削除コマンド)
f・5 ・・・・・・・・・・・ ライン表示モードに切り替えます。

- ・・・・・・・・・・・・・ 標準表示・コメント表示モードを切り替えます。

\ ・・・・・・・・・・・・・ コメント編集に移行します。(コメント表示モードのみ)
W ・・・・・・・・・・・・・ 表示中のコメントをファイルに書き込みます。

RETURN ・・・・・・・・ カーソル位置または選択した全てのファイルに対してコ

マンドを実行します。(「1.3 各コマンドの説明」を参照のこと)



1.2.4 ドライブの変更

操作するドライブを変更したい場合に行ないます。

■ドライブ変更モードでの操作

メインメニュー画面では HOME CLR キーでカレントドライブの変更モードに移

行できます。
各コマンドモードでは f・1 | ドライブ | コピー元 キーでカレントドライブ(コ

ピー元ドライブ)変更モードに移行できます。コピーコマンドとDIR操作コマンドモードでは f・2 | コピー先 キーで書き込み先のドライブ変更モードに移行で

きます。


ドライブの指定・選択には、2つの方法があります。
1つはキーボードより直接ドライブ名 A ~ Z キーを入力する方法です。

2つ目は ↑ ↓ ← → キーを操作して目的のドライブにカーソルを移動させ

る方法です。何れの場合も RETURN キーを押すとドライブが決定されます。

■ドライブ選択モードで使える操作キー

↑ ・・・・・・・・・・・・ 1行下にカーソルを移動します。

↓ ・・・・・・・・・・・・ 1行上にカーソルを移動します。

← ・・・・・・・・・・・・ カーソルを左右に移動します。(ドライブ数が多い時のみ)

→ ・・・・・・・・・・・・ カーソルを左右に移動します。(ドライブ数が多い時のみ)

TAB ・・・・・・・・・ ディレクトリ選択モードへ移行します。

RETURN ・・・・・・ ドライブを決定します。

ESC ・・・・・・・・・ ドライブ選択を中止します。

A ~ Z ・・・・・・ ドライブ名を直接指定します。




1.2.5 ディレクトリの変更

操作するドライブおよびディレクトリを変更したい場合に行ないます。

■ディレクトリ変更モードでの操作

ディレクトリの変更を行なう場合は、まずドライブの変更モードに入ります。ドライブの変更モードへの移行は、「1.2.4 ドライブの変更」で説明しましたように HOME CLR f・1 | ドライブ| コピー元 f・2 | コピー先 キーの操作によっ

て移行します。 A ~ Z キーあるいは↑ ↓ ← →キーを操作して目的のドライ

ブにカーソルを移動し TAB または SHIFT + RETURN キーを押すとディレクトリ

選択に移行します。


■ディレクトリ選択で使える操作キー

↑ ・・・・・・・・・・・・ 同じ階層の前のディレクトリに移動します。

↓ ・・・・・・・・・・・・ 同じ階層の次のディレクトリに移動します。

← ・・・・・・・・・・・・ 階層の1段深いディレクトリに移動します。

深いディレクトリが無い場合は同階層のディレクトリに移動します。
→ ・・・・・・・・・・・・ 階層の1段浅いディレクトリに移動します。

HOME CLR ・・・・ 最初のディレクトリに移動します。

RETURN ・・・・・・ ディレクトリを決定します。

ESC ・・・・・・・・・ ディレクトリ選択を中止します。

R ・・・・・・・・・・・ 現在のディレクトリ構造を再読み込みします。

W ・・・・・・・・・・・ ディレクトリ構造を[WESTTREE.DAT]に書き込みます。

N ・・・・・・・・・・・ R と W の作業を続けて行ないます。




1.2.6 ディスケット交換後に再読み込み

操作するドライブのディスケットを交換した場合に行ないます。

EXCALIBURはカレントディレクトリの情報を一度読み込むと、再度読み込む必要が発生するまでは2度と読み込みません。このような理由から交換可能な媒体をカレントドライブ(ディレクトリ)にしている場合、そのメディアを交換しても画面に表示されているファイル名リストは交換以前のメディアのものです。このようなときに f・3 | 再読込 キーを押すと強制的に現在挿入されてい

るメディアのファイル情報を読み込みます。



1.2.7 条件指定によるファイル選択

複数のファイルを一括して選択する場合に便利な操作です。
削除とコピーモードでは f・6 | 選択 キーを押すとメニューが表示されます。


ここで↑ ↓キーを操作して目的のモードにカーソルを移動させ RETURN キー

を押すと各モードに移行あるいは実行します。 ESC キーを押すと選択が中止で

きます。

■選択できる項目と説明

┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃全指定      │全てのファイルを選択します。                        ┃
┠──────┼──────────────────────────┨
┃全不指定    │全てのファイルを非選択状態にします。                ┃
┠──────┼──────────────────────────┨
┃ファイル名  │ファイル名の指定により選択します。                  ┃
┃            │  この項目が選択されるとコマンド入力ウインドに「選択┃
┃            │するファイル名を入力( * と ? も使用可能)」と表示さ┃
┃            │れライン入力モードになりますから、ファイル名を入力し┃
┃            │てください。                                        ┃
┃            │  ファイル名にはワイルドカード(「*」や「?」)が使┃
┃            │用できます。(入力の方法は「1.2.10  ライン入力で┃
┃            │の操作」を参照のこと)                              ┃
┠──────┼──────────────────────────┨
┃番号        │ファイル通し番号の指定により選択します。            ┃
┃            │  この項目が選択されるとコマンド入力ウインドに「選択┃
┃            │するファイル番号を入力」と表示されますから、番号を入┃
┃            │力してください。                                    ┃
┃            │  「、」で区切ることにより複数の指定ができます。また┃
┃            │「-」を使えば範囲指定ができます。(入力の方法は「1┃
┃            │.2.10  ライン入力での操作」を参照のこと)        ┃
┠──────┼──────────────────────────┨
┃属性        │ファイル属性の指定により選択します。                ┃
┃            │  この項目を選択すると以下のようなメニューが表示され┃
┃            │ます。                                              ┃
┃            │                                                    ┃
┃            │    どの属性で選択?                                ┃
┃            │    A  保  存                                      ┃
┃            │    S  システム                                    ┃
┃            │    H  不可視                                      ┃
┃            │    R  読み出し専用                                ┃
┃            │                                                    ┃
┃            │                                                    ┃
┃            │  ここで↑ ↓キーを操作して目的の属性にカーソルを移 ┃
┃            │                                                    ┃
┃            │動させ RETURN キーを押すと指定した属性ビットの設定さ┃
┃            │                                                    ┃
┃            │れているファイルが選択されます。 ESC キーを押すと選 ┃
┃            │                                                    ┃
┃            │択が中止できます。                                  ┃
┠──────┼──────────────────────────┨
┃日付        │ファイルのタイムスタンプの指定により選択します。    ┃
┃            │  この項目を選択すると以下のようなメニューが表示され┃
┃            │ます。                                              ┃
┃            │                                                    ┃
┃            │    どの日付で選択?                                ┃
┃            │     今日の日付                                     ┃
┃            │     指定日時                                       ┃
┃            │     指定日時以前                                   ┃
┃            │     指定日時以降                                   ┃
┃            │                                                    ┃
┃            │                                                    ┃
┃            │  ここで↑ ↓キーを操作して目的の項目にカーソルを移 ┃
┃            │                                                    ┃
┃            │動させ RETURN キーを押すと指定した項目の作業に移行し┃
┃            │                                                    ┃
┃            │ます。 ESC キーを押すと選択が中止できます。         ┃
┃            │                                                    ┃
┃            │  「今日の日付」以外の項目を指定した場合は日付と時間┃
┃            │の入力を求めます。日付は ##-##-## 、時間は ##:##:## ┃
┃            │の書式で入力してください。また「#」は任意の数字を意┃
┃            │味しますので「#」を指定すると、その部分はどんな数字┃
┃            │であっても選択されます。(入力の方法は「1.2.10  ┃
┃            │ライン入力での操作」を参照のこと)                  ┃
┠──────┼──────────────────────────┨
┃色          │ファイル名表示色の指定により選択します。            ┃
┃            │  この項目を選択すると以下のようなメニューが表示され┃
┃            │ます。                                              ┃
┃            │                                                    ┃
┃            │    どの色で選択?                                  ┃
┃            │     黄色                                           ┃
┃            │     水色                                           ┃
┃            │     白色                                           ┃
┃            │                                                    ┃
┃            │                                                    ┃
┃            │  ここで↑ ↓キーを操作して目的の色にカーソルを移動 ┃
┃            │                                                    ┃
┃            │させ RETURN キーを押すと指定した色で表示されているフ┃
┃            │                                                    ┃
┃            │ァイルが選択されます。 ESC キーを押すと選択が中止で ┃
┃            │                                                    ┃
┃            │きます。                                            ┃
┃            │                                                    ┃
┃            │  各色は以下のような意味を持ちます。                ┃
┃            │  黄色 ・・・・ コピー条件一致しなかったファイル        ┃
┃            │  水色 ・・・・ コピー処理を行なったファイル            ┃
┃            │  白色 ・・・・ 何も処理を行なっていないファイル        ┃
┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


1.2.8 表示ファイル名の並べ替え

ファイル名の表示を指定した規則に基づいて並べるための機能です。
f・9 | 並替え キーを押すとメニューが表示されます。

ここで↑ ↓キーを操作し目的の並べ替え項目にカーソルを移動させ RETURN

キーを押すと指定したモードでファイル名が並び替ります。 ESC キーを押すと

選択が中止できます。

■指定可能な項目と説明

┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ソートせず  │ファイル名を読み込んだ順番で表示します。            ┃
┃            │  ※1度ソートを行なった場合は再読み込みするまで順番┃
┃            │  は変わりません。                                  ┃
┠──────┼──────────────────────────┨
┃名前正順    │ファイル名のABC順で表示します。                  ┃
┠──────┼──────────────────────────┨
┃拡張子正順  │拡張子のABC順で表示します。                      ┃
┃            │  ※ファイル名もABC順にします。                  ┃
┠──────┼──────────────────────────┨
┃時間正順    │ファイル書き込み時間の早いものから順に表示します。  ┃
┃            │  ※日付は無視して時間のみで比較します。            ┃
┠──────┼──────────────────────────┨
┃日付正順    │ファイル書き込み日付の古いものから順に表示します。  ┃
┠──────┼──────────────────────────┨
┃長さ正順    │ファイル長の短いものから順に表示します。            ┃
┠──────┼──────────────────────────┨
┃逆順のみ    │ファイル名を読み込んだ逆順で表示します              ┃
┃            │  ※1度ソートを行なった場合は再読み込みするまで順番┃
┃            │  は変わりません。                                  ┃
┠──────┼──────────────────────────┨
┃名前逆順    │ファイル名のABC逆順で表示します。                ┃
┠──────┼──────────────────────────┨
┃拡張子逆順  │拡張子のABC逆順で表示します。                    ┃
┃            │  ※ファイル名もABC逆順にします。                ┃
┠──────┼──────────────────────────┨
┃時間逆順    │ファイル書き込み時間の遅いものから順に表示します。  ┃
┃            │  ※日付は無視して時間のみで比較します。            ┃
┠──────┼──────────────────────────┨
┃日付逆順    │ファイル書き込み日付の新しいものから順に表示します。┃
┠──────┼──────────────────────────┨
┃長さ逆順    │ファイル長の長いものから順に表示します。            ┃
┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛



1.2.9 コマンドモードの移行

各コマンド間での移動方法には3種類あります。

■メインメニューを経由する

各コマンドで ESC キーまたは f・10 を押すとメインメニューに戻ります。


ここで↑ ↓ ← →キーを操作し目的のコマンドモードにカーソルを移動させ

RETURN キーを押すと、各モードに移行することができます。


■ f・4 | 他機能 キーを使う


各コマンドで f・4 | 他機能 キーを押すとメニューが表示されます。


ここで↑ ↓キーを操作し目的のコマンドにカーソルを移動させ RETURN キー

を押すと各モードに移行することができます。 ESC キーを押すと選択が中止で

きます。

■ SHIFT + f・? キーを使う


各コマンドで SHIFT キーを押すとファンクションキーの表示が以下のように

変わります。

実行 削除 変更 表示 ダンプ コピー ユーザー1 ユーザー2 DIR


対応するファンクションキーを押すことでモードを移行することができます。



1.2.10 ライン入力での操作

実行・変更・ディレクトリ操作において、ライン入力を行なう必要があります。ここではライン入力を行なう際に必要な共通する操作を説明します。

ライン入力の必要がある場合は、コマンド入力ウインドに以下のような表示がされて文字入力待ち状態になります。



┌──────────────────────────────────
│パラメータ入力>                                                <上書
│     ↑                           ↑                             ↑
  コメントメッセージ部            入力部                          状態
┏━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃コメントメッセージ部│  各部で適切なメッセージが表示されます。    ┃
┠──────────┼──────────────────────┨
┃入力部              │  この部分に入力します。                    ┃
┃                    │  ※「>」「<」で囲まれた範囲以外の入力はで┃
┃                    │  きません。                                ┃
┠──────────┼──────────────────────┨
┃状態                │  挿入/上書のどちらのモードであるかを示しま┃
┃                    │す。                                        ┃
┗━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

■ライン入力モードで使えるキー

BS ・・・・・・・・・・ カーソル位置の左の文字を削除します。

DEL ・・・・・・・・・ カーソル位置の文字を削除します。

INS ・・・・・・・・・ 挿入/上書のモードを切り替えます。

← ・・・・・・・・・・・・ カーソルが左に移動します。

→ ・・・・・・・・・・・・ カーソルが右に移動します。

HOME CLR ・・・・ 全ての入力文字を削除します。

RETURN ・・・・・・ 入力を終了します。

ESC ・・・・・・・・・ 入力を中止します。



1.3 各コマンドの説明

1.3.1 メインメニュー

EXCALIBURを起動すると最初に表示される画面です。(モード設定で最初から異なった画面にすることも可能。)


このメインメニューから各コマンドモードへ移動することができます。また各コマンドモードからこのメインメニューを経由して他のコマンドモードへ移動することもできます。(操作方法は「1.2.9 コマンドモードの移行」を参照のこと)
ここで行なえる操作は、コマンドモードの選択とカレントドライブ・ディレクトリの変更のみです。

■メインメニューで使える操作キー

f・1 ・・・・・・・・・・・ 実行コマンドモードへ移行します。

f・2 ・・・・・・・・・・・ 削除コマンドモードへ移行します。

f・3 ・・・・・・・・・・・ 変更コマンドモードへ移行します。

f・4 ・・・・・・・・・・・ 表示コマンドモードへ移行します。

f・5 ・・・・・・・・・・・ ダンプコマンドモードへ移行します。

f・6 ・・・・・・・・・・・ コピーコマンドモードへ移行します。

f・7 ・・・・・・・・・・・ ユーザー1のバッチファイルを実行します。

f・8 ・・・・・・・・・・・ ユーザー2のバッチファイルを実行します。

※現在はここが「NEW MODE」になっています。
f・9 ・・・・・・・・・・・ ディレクトリ操作コマンドモードへ移行します。

f・10 ・・・・・・・・・・ 終了モードへ移行します。

SHIFT + f・1 ・・・ 外部起動メニューモードへ移行します。

SHIFT + f・2 ・・・ システム設定モードへ移行します。

↑ ・・・・・・・・・・・・・・ カーソルを1つ上のコマンドに移動します。

↓ ・・・・・・・・・・・・・・ カーソルを1つ下のコマンドに移動します。

← ・・・・・・・・・・・・・・ カーソルを左のコマンドに移動します。

※カーソルが左側にある場合は1つ上の右側に移動します。
→ ・・・・・・・・・・・・・・ カーソルを右のコマンドに移動します。

※カーソルが右側にある場合は1つ下の左側に移動します。
HOME CLR ・・・・・・ カレントドライブ・ディレクトリの変更モードに移行し

ます。
RETURN ・・・・・・・・ カーソルのある位置のコマンドモードに移行します。

ESC ・・・・・・・・・・・ 終了モードに移行します。



1.3.2 実行コマンド

EXCALIBURから他のコマンドを実行させるためのモードです。

実行コマンドで表示されるファイルは、実行可能なファイルに限られます。

■アプリケーション、バッチファイル等を実行したい場合

操作はいたって簡単で、実行させたいファイル名のところにカーソルを移動して RETURN キーを押せば実行できます。

実行したいコマンドがカレントディレクトリにない場合は、 f・1 | ドライブ

キーを押して「カレントドライブ・ディレクトリの変更」操作で目的のディレクトリに移動してください。
コマンドを実行する際にオプションパラメータを付ける必要がある場合は、あらかじめ f・2 | 入力 キーを押してパラメータの入力を行なってください。

※ f・2 | 入力 キーを押すとライン入力モードになり、コマンド入力ウインに

「パラメータ入力>」と表示されますから必要な文字列を入力してください。(入力の方法は「1.2.10 ライン入力での操作」を参照のこと)


■コマンド入力[COMMAND.COM]を実行したい場合

[COMMAND.COM]を実行する場合は専用のモードがあります。
f・6 | コマンド キーを押せば[COMMAND.COM]が起動します。

ここでも「アプリケーション、バッチファイル等を実行したい場合」同様、パラメータを与える必要がある場合は、あらかじめ f・2 | 入力 キーを押してパラ

メータ入力を行なってください。

■実行コマンドモードで使える操作キー

f・1 ・・・・・・・・・・・ カレントドライブ・ディレクトリ選択モードへ移行しま

す。
f・2 ・・・・・・・・・・・ パラメータ入力モードへ移行します。

f・3 ・・・・・・・・・・・ 再読み込みを行ないます。

f・4 ・・・・・・・・・・・ 他のコマンドモードへ移行します。

f・5 ・・・・・・・・・・・ ファイル表示モードを変更します。

f・6 ・・・・・・・・・・・ [COMMAMND.COM]を起動します。

f・9 ・・・・・・・・・・・ ファイル表示並び替えモードを指定します。

f・10 ・・・・・・・・・・ メインメニューへ移行します。

SHIFT + f・2 ・・・ 削除コマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・3 ・・・ 変更コマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・4 ・・・ 表示コマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・5 ・・・ ダンプコマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・6 ・・・ コピーコマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・7 ・・・ ユーザー1のバッチファイルを実行します。

SHIFT + f・8 ・・・ ユーザー2のバッチファイルを実行します。

SHIFT + f・9 ・・・ ディレクトリ操作コマンドモードへ移行します。

↑ ↓ ・・・・・・・・・・・ カーソルが上下に移動します。(ライン・ワイド型)

← → ・・・・・・・・・・・ カーソルが左右に移動します。(ワイド型のみ)

HOME CLR ・・・・・・・ カーソルが最初のファイルに移動します。

SHIFT + HOME CLR カーソルが最後のファイルに移動します。

ROLL UP ・・・・・・・ 1画面先にスクロールします。

ROLL DOWN ・・・・・ 1画面前にスクロールします。

RETURN ・・・・・・・・ カーソルがある位置のファイルを実行します。

ESC ・・・・・・・・・・・ メインメニューへ移行します。



1.3.3 削除コマンド

ファイルの削除を行なうモードです。


■削除するファイルを選択する

ライン型表示の場合は↑ ↓キーを、ワイド型表示の場合は↑ ↓ ← →キーを

操作し削除するファイル名位置にカーソルを移動させます。その位置で SPACE

キーを押すとファイル名の表示色が変わり選択されたことを知らせます。この操作を繰返し行ない削除する全てのファイルを選択します。
選択したファイルを非選択状態に戻す場合は、そのファイル名の位置にカーソルを移動させ再度 SPACE キーを押すと元の表示色に戻り非選択状態になります。

(ライン型表示、ワイド型表示に関しては「1.2.3 ファイル名表示画面での基本操作」を参照のこと)
上記方法以外に条件指定によるファイル選択が可能です。(「1.2.7 条件指定によるファイル選択」を参照のこと)


■選択したファイルを1つずつ確認しながら削除する場合

まず f・8 の表示が確認有になっていることを確かめてください。もし f・8 の

表示が確認無になっている場合は f・8 キーを1度押して確認有に変更してくだ

さい。
次に RETURN キーを押すと選択したファイルの削除が開始されます。このとき

ファイル番号が小さいものから順に作業が行なわれます。
「[filename.ext] を削除します。よろしいですか?(Y/N)」と聞いてきますから、削除する場合には Y キーを、削除しない場合には N キーを入力してくださ

い。この場合どちらが指定されたとしても、他に選択したファイルが残っていれば次のファイルの処理を続けます。


■選択したファイルを一括して削除する場合

選択したファイルを一括して削除したい場合は、 f・8 | 確認有 を押してくだ

さい。すると f・8 の表示が確認無に変わります。これで選択ファイル1つずつ

に対する確認はなくなり、 RETURN キーを押した直後に「マーキングファイルを

すべて削除します。よろしいですか?(Y/N)」と一回の確認を取るだけになります。全て削除する場合には Y キーを、削除しない場合には N キーを入力してく

ださい。


■削除しようとするファイルが読み出し専用だった場合

確認有 確認無のモードに関わらず常に「[filename.ext] は読み出し専用ファ

イルです。それでも削除しますか?(Y/N)」と確認を取ります。削除する場合には Y キーを、削除しない場合には N キーを入力してください。


■削除コマンドモードで使える操作キー

f・1 ・・・・・・・・・・・ カレントドライブ・ディレクトリ選択モードへ移行しま

す。
f・3 ・・・・・・・・・・・ 再読み込みを行います。

f・4 ・・・・・・・・・・・ 他のコマンドモードへ移行します。

f・5 ・・・・・・・・・・・ ファイル表示モードを変更します。

f・6 ・・・・・・・・・・・ 条件指定によるファイルの選択を行います。

f・8 ・・・・・・・・・・・ 削除時の確認の有無を指定します。

f・9 ・・・・・・・・・・・ ファイル表示並び替えモードを指定します。

f・10 ・・・・・・・・・・ メインメニューへ移行します。

SHIFT + f・1 ・・・ 実行コマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・3 ・・・ 変更コマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・4 ・・・ 表示コマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・5 ・・・ ダンプコマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・6 ・・・ コピーコマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・7 ・・・ ユーザー1のバッチファイルを実行します。

SHIFT + f・8 ・・・ ユーザー2のバッチファイルを実行します。

SHIFT + f・9 ・・・ ディレクトリ操作コマンドモードへ移行します。

↑ ↓ ・・・・・・・・・・・ カーソルが上下に移動します。(ライン・ワイド型)

← → ・・・・・・・・・・・ カーソルが左右に移動します。(ワイド型のみ)

HOME CLR ・・・・・・・ カーソルが最初のファイルに移動します。

SHIFT + HOME CLR カーソルが最後のファイルに移動します。

ROLL UP ・・・・・・・ 1画面先にスクロールします。

ROLL DOWN ・・・・・ 1画面前にスクロールします。

RETURN ・・・・・・・・ 選択されているファイルを削除します。

ESC ・・・・・・・・・・・ メインメニューへ移行します。



1.3.4 変更コマンド

ファイルの情報を変更するモードです。
変更できる内容は、ファイル名、ファイル属性、タイムスタンプです。


■ RETURN キーを使って変更する方法

変更したいファイル名の位置にカーソルを移動し、 RETURN キーを押すと先の

ようなメニューが表示されます。
ここで↑ ↓キーを使って目的のモードにカーソルを移動し RETURN キーを押

すと各項目の変更操作に移行します。 ESC キーを押すと選択が中止できます。

以後の操作は各項目の操作説明を参照してください。

■ファンクションキーを使って変更項目を直接選択する方法

変更したいファイル名の位置にカーソルを移動し、変更したい項目のファンクションキーを押してください。以後の操作は各項目の操作説明を参照してください。

■ファイル名の変更

コマンド入力ウインドに、現在のファイル名が表示されライン入力待ちになりますから、新しいファイル名に変更してください。(ライン入力の操作方法は「1.2.10 ライン入力での操作」を参照のこと)


■日付と時間の変更(タイムスタンプの変更)

コマンド入力ウインドに、現在設定されている日付が表示され、ライン入力待ちになります。新しく設定したい日付に変更してください。日付の指定が終了すると、次に現在設定されている時間が表示され、ライン入力待ちになります。新しく設定したい時間に変更してください。(ライン入力の操作方法は「1.2.10 ライン入力での操作」を参照のこと)


【日付の書式】

日付の指定は必ず下記フォーマットで入力してください。

##-##-##

↑ ↑ ↑
年 月 日

年・月・日の区切りは必ず「-」を使ってください。

【時間の書式】

時間の指定は必ず下記フォーマットで指定してください。

##:##:##

↑ ↑ ↑
時 分 秒

時・分・秒の区切りは必ず「:」を使ってください。

■ファイル属性の変更

コマンド入力ウインドに、現在設定されている属性が表示され、ライン入力待ちになります。(何も設定されていない場合は、空行表示になります。)新しく設定したい属性を指定してください。


【設定できる属性】

A a ・・・・ 保存ビット(アーク)

S s ・・・・ システムファイル

H h ・・・・ 不可視ファイル(ヒドゥン)

R r ・・・・ 読み出し専用ファイル(書き込み禁止/リードオンリー)


ライン入力の操作方法は「1.2.10 ライン入力での操作」を参照してください。

■変更コマンドモードで使える操作キー

f・1 ・・・・・・・・・・・・ カレントドライブ・ディレクトリ選択モードへ移行しま

す。
f・3 ・・・・・・・・・・・・ 再読み込みを行ないます。

f・4 ・・・・・・・・・・・・ 他のコマンドモードへ移行します。

f・5 ・・・・・・・・・・・・ ファイル表示モードを変更します。

f・6 ・・・・・・・・・・・・ ファイル名の変更を行ないます。

f・7 ・・・・・・・・・・・・ 日付・時間の変更を行ないます。

f・8 ・・・・・・・・・・・・ 属性の変更を行ないます。

f・9 ・・・・・・・・・・・・ ファイル表示並び替えモードを指定します。

f・10 ・・・・・・・・・・・ メインメニューへ移行します。

SHIFT + f・1 ・・・ 実行コマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・2 ・・・ 削除コマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・4 ・・・ 表示コマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・5 ・・・ ダンプコマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・6 ・・・ コピーコマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・7 ・・・ ユーザー1のバッチファイルを実行します。

SHIFT + f・8 ・・・ ユーザー2のバッチファイルを実行します。

SHIFT + f・9 ・・・ ディレクトリ操作コマンドモードへ移行します。

↑ ↓ ・・・・・・・・・・・ カーソルが上下に移動します。(ライン・ワイド型)

← → ・・・・・・・・・・・ カーソルが左右に移動します。(ワイド型のみ)

HOME CLR ・・・・・・ カーソルが最初のファイルに移動します。

SHIFT + HOME CLR カーソルが最後のファイルに移動します。

ROLL UP ・・・・・・・ 1画面先にスクロールします。

ROLL DOWN ・・・・・ 1画面前にスクロールします。

RETURN ・・・・・・・・ カーソル位置のファイルに対して変更作業を行ないます。

ESC ・・・・・・・・・・・ メインメニューへ移行します。




1.3.5 表示コマンド

テキストファイルの内容を表示するモードです。

この表示は文字以外のコードもそれなりに出力しますので「COM」や「EXE」等のバイナリファイルも表示できます。ただしこれらのファイルは文書ファイルではありませんので、意味不明の内容で表示されます。

■表示コマンドモードでの操作

表示させたいファイル名の位置にカーソルを移動して、 RETURN キーを押して

ください。指定ファイルの表示を行ないます。

■表示コマンドモードで使える操作キー

f・1 ・・・・・・・・・・・・ カレントドライブ・ディレクトリ選択モードへ移行しま

す。
f・3 ・・・・・・・・・・・・ 再読み込みを行ないます。

f・4 ・・・・・・・・・・・・ 他のコマンドモードへ移行します。

f・5 ・・・・・・・・・・・・ ファイル表示モードを変更します。

f・9 ・・・・・・・・・・・・ ファイル表示並び替えモードを指定します。

f・10 ・・・・・・・・・・・ メインメニューへ移行します。

SHIFT + f・1 ・・・・ 実行コマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・2 ・・・・ 削除コマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・3 ・・・・ 変更コマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・5 ・・・・ ダンプコマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・6 ・・・・ コピーコマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・7 ・・・・ ユーザー1のバッチファイルを実行します。

SHIFT + f・8 ・・・・ ユーザー2のバッチファイルを実行します。

SHIFT + f・9 ・・・・ ディレクトリ操作コマンドモードへ移行します。

↑ ↓ ・・・・・・・・・・・ カーソルが上下に移動します。(ライン・ワイド型)

← → ・・・・・・・・・・・ カーソルが左右に移動します。(ワイド型のみ)

HOME CLR ・・・・・・ カーソルが最初のファイルに移動します。

SHIFT + HOME CLR カーソルが最後のファイルに移動します。

ROLL UP ・・・・・・・ 1画面先にスクロールします。

ROLL DOWN ・・・・・ 1画面前にスクロールします。

RETURN ・・・・・・・・ カーソル位置のファイルを表示します。

ESC ・・・・・・・・・・・ メインメニューへ移行します。


■ファイル表示中の操作

表示は80文字(半角)を1行とし、1画面に22行表示されます。
※PC-98シリーズのハイレゾ31行モードでは28行表示されます。
コマンド入力ウインドに、表示中のファイル名、表示ページ番号、先頭行の行番号が表示されます。
表示方法としてシフトJISとANKモードが指定できます。
シフトJISモードでは、2バイトコードにあてはまると思われるコードは全て全角文字として表示します。ANKモードでは、全てのコードを半角文字として表示します。

■表示中に使える操作キー

f・6 ・・・・・・・・・・・・ ダンプ表示に切り替えます。

f・7 ・・・・・・・・・・・・ シフトJIS表示モードにします。

f・8 ・・・・・・・・・・・・ ANK表示モードにします。

f・10 ・・・・・・・・・・・ メインメニューへ移行します。

↑ ・・・・・・・・・・・・・・ 画面が1行下へ移動します。

↓ ・・・・・・・・・・・・・・ 画面が1行上へ移動します。

SHIFT +↑ ・・・・・・ キーリピートを待たずに1行上に移動します。

SHIFT +↓ ・・・・・・ キーリピートを待たずに1行下に移動します。

ROLL UP ・・・・・・・ 1画面先にスクロールします。

ROLL DOWN ・・・・・ 1画面前にスクロールします。

SHIFT + ROLL UP キーリピートを待たずに1画面先にスクロールします。

SHIFT + ROLL DOWN キーリピートを待たずに1画面前にスクロールします。

HOME CLR ・・・・・・ ファイルの先頭に移動します。

SHIFT + HOME CLR ファイルの最後に移動します。

RETURN ・・・・・・・・ 1画面先にスクロールします。

ESC ・・・・・・・・・・・ ファイル選択モードへ戻ります。




1.3.6 ダンプコマンド

ファイルの内容を16進数と文字で表示するモードです。

■ダンプコマンドモードでの操作

表示させたいファイル名の位置にカーソルを移動して、 RETURN キーを押して

ください。指定ファイルのダンプが行なわれます。

■ダンプコマンドモードで使える操作キー

f・1 ・・・・・・・・・・・・ カレントドライブ・ディレクトリ選択モードへ移行しま

す。
f・3 ・・・・・・・・・・・・ 再読み込みを行ないます。

f・4 ・・・・・・・・・・・・ 他のコマンドモードへ移行します。

f・5 ・・・・・・・・・・・・ ファイル表示モードを変更します。

f・6 ・・・・・・・・・・・・ メモリの内容をダンプします。

f・9 ・・・・・・・・・・・・ ファイル表示並び替えモードを指定します。

f・10 ・・・・・・・・・・・ メインメニューへ移行します。

SHIFT + f・1 ・・・・ 実行コマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・2 ・・・・ 削除コマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・3 ・・・・ 変更コマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・5 ・・・・ ダンプコマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・6 ・・・・ コピーコマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・7 ・・・・ ユーザー1のバッチファイルを実行します。

SHIFT + f・8 ・・・・ ユーザー2のバッチファイルを実行します。

SHIFT + f・9 ・・・・ ディレクトリ操作コマンドモードへ移行します。

↑ ↓ ・・・・・・・・・・・ カーソルが上下に移動します。(ライン・ワイド型)

← → ・・・・・・・・・・・ カーソルが左右に移動します。(ワイド型のみ)

HOME CLR ・・・・・・ カーソルが最初のファイルに移動します。

SHIFT + HOME CLR カーソルが最後のファイルに移動します。

ROLL UP ・・・・・・・ 1画面先にスクロールします。

ROLL DOWN ・・・・・ 1画面前にスクロールします。

RETURN ・・・・・・・・ カーソル位置のファイルをダンプします。

ESC ・・・・・・・・・・・ メインメニューへ移行します。


■ダンプ表示中の操作

ダンプは1行に16バイトずつ21行表示されます。
※PC-98シリーズのハイレゾ31行モードでは27行表示されます。
1行には16進数のデータとANK文字と漢字がそれぞれのエリアに表示されます。
漢字表示エリアのみ3種類の表示方法が選択できます。


ファイル名は MSDOS.SYS です
ADRS +0+1 +2+3 +4+5 +6+7 +8+9 +A+B +C+D +E+F 0123456789ABCDEF  01234567
0000|                   -                   |                |
0010|                   -                   |                |
0020|                   -                   |                |
0030|    このエリアにファイルの内容が       | このエリアには | このエリ
0040|    16進数で表示されます。           | ANKで表示さ | アには漢
0050|                   -                   | れます。       | 字で表示
0060|                   -                   |                | されます。
0070|                   -                   |                |
0080|                   -                   |                |

【漢字表示エリアの表示方法と説明】

シフトJIS シフトJISコードとして表示します。
NEC-JIS偶数 偶数番地からJISコードとして表示します。
NEC-JIS奇数 奇数番地からJISコードとして表示します。

コマンド入力ウインドに表示中のファイル名が表示されます。
アドレスが0FFFFHを超えた場合は、10000Hを単位とした16進表現の値が[ADRS]の部分に表示されます。


■ダンプ表示画面にタイプ表示

ダンプには表示範囲全てがダンプ表示のモードと下5行の範囲にタイプ表示のできるモードとがあります。この2つのモードは f・5 キーを操作することで切

り替えることができます。


■表示中に使える操作キー

f・5 ・・・・・・・・・・・・ 表示モードが切り替わります。

f・6 ・・・・・・・・・・・・ ダンプ表示に切り替わります。

f・7 ・・・・・・・・・・・・ シフトJIS表示モードにします。

f・8 ・・・・・・・・・・・・ ANK表示モードにします。

f・10 ・・・・・・・・・・・ メインメニューへ移行します。

↑ ・・・・・・・・・・・・・・ カーソルを1行上に移動します。

↓ ・・・・・・・・・・・・・・ カーソルを1行下に移動します。

SHIFT +↑ ・・・・・・ キーリピートを待たずに1行上に移動します。

SHIFT +↓ ・・・・・・ キーリピートを待たずに1行下に移動します。

ROLL UP ・・・・・・・ 1画面先にスクロールする。

ROLL DOWN ・・・・・ 1画面前にスクロールする。

SHIFT + ROLL UP キーリピートを待たずに1画面先にスクロールする。

SHIFT + ROLL DOWN キーリピートを待たずに1画面前にスクロールする。

HOME CLR ・・・・・・ ファイルの先頭に移動します。

SHIFT + HOME CLR ファイルの最後に移動します。

RETURN ・・・・・・・・ 1画面先にスクロールします。

ESC ・・・・・・・・・・・ ファイル選択モードへ戻ります。




1.3.7 コピーコマンド

ファイルのコピーおよび転送を行なうモードです。


■普通にコピーを行なう

f・7 が 条件 に、 f・8 が 複写 になっていることを確認してください。もし

f・7 が 条件 以外の表示になっているときは、 f・7 を押して「選択された全て

のファイル」を選択してください。また f・8 が 複写 以外の表示になっている

場合は、 f・8 を押して「普通にコピーする」を選択してください。

コピーしようとするファイルを↑ ↓ ← →キーと SPACE キーで選択します。

次に f・2|コピー先 を押してコピー先のドライブとディレクトリを設定してくだ

さい。

※EXCALIBURを起動してから一度もコピー先を設定していない場合は、コマンド入力ウインドに「コピー先はまだ設定されていません」と表示されます。またコピー先が既に設定されている場合、たとえば「コピー先は B:\ です」と表示されますから、表示されているディレクトリが目的のディレクトリであれば再度コピー先の設定を行なう必要はありません。

RETURN キーを押すと選択したファイルのコピーが開始されます。このとき

ファイル番号が小さいものから順に作業が行なわれます。コピー先に同名のファイルが存在する場合でもコピーを行ないますが、そのファイルに「読み出し専用」「システム」「不可視」の属性が設定されている場合は、コマンド入力ウインに「コピー先に同名のファイルがあり、読み出し専用ですがコピーしますか?(Y/N)」と表示されます。コピーする場合には Y キー、コピーしない場合には N キーを

入力してください。この場合どちらが指定されたとしても、他に選択したファイルが残っていれば次のファイルの処理を続けます。

■コピーの方法を設定する(転送、保存ビットをクリア)

コピーを行なうときの方法を指定します。
f・8 を押すと以下のようなメニューが表示されます。


どのようにコピーしますか?
普通にコピーする
コピーした後、原本を削除する
コピーした後、保存ビットをクリアする


ここで↑ ↓キーを使って目的の方法にカーソルを移動し RETURN キーを押す

と設定されます。 ESC キーを押すと選択が中止できます。


【選択できる方法と説明】

  ┏━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃普通にコピーする      │  普通にコピーされます。                ┃
  ┠───────────┼────────────────────┨
  ┃コピーした後、        │  コピーを行なった後、コピー元のファイル┃
  ┃原本を削除する        │は削除されますので、結果としては転送した┃
  ┃                      │ことになります。                        ┃
  ┠───────────┼────────────────────┨
  ┃コピーした後、        │  コピーを行なった後、コピー元のファイル┃
  ┃保存ビットをクリアする│属性の保存ビットを解除します。          ┃
  ┗━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

■普通に転送を行なう

f・7 が 条件 に、 f・8 が 転送 になっていることを確認してください。もし

f・7 が 条件 以外の表示になっているときは、 f・7 を押して「選択された全て

のファイル」を選択してください。また f・8 が 転送 以外の表示になっている

場合は、 f・8 を押して「コピーした後、原本を削除する」を選択してください。

f・8 の設定が異なる以外は「普通にコピーを行なう」と同じです。以後の操

作は「普通にコピーを行なう」を参照してください。

■条件付きのコピー・転送を行なう

コピー又は転送を行なうときに条件付けをすることができます。
f・7|条件 を押すと以下のようなメニューが表示されます。


選択されたファイルをどの条件でコピーしますか?
選択された全てのファイル
コピー先より日付時間の新しいファイル
コピー先に存在しかつ日付時間の新しいファイル
コピー先には存在しないファイルのみ
コピー先にも存在するファイルのみ


ここで↑ ↓キーを使って目的の条件にカーソルを移動し RETURN キーを押す

と条件が設定されます。 ESC キーを押すと選択を中止します。


【選択できる条件と説明】

  ┏━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃選択された全てのファイル    │  選択されている全てのファイルを無┃
  ┃                            │条件にコピー・転送します。        ┃
  ┃                            │ただし相手側に「読み出し専用」「シ┃
  ┃                            │ステム」「不可視」の属性が設定され┃
  ┃                            │た同名のファイルが存在する場合は、┃
  ┃                            │実行するかどうかをたずねてきます。┃
  ┠──────────────┼─────────────────┨
  ┃コピー先より                │  選択されたファイルと同名のファイ┃
  ┃日付時間の新しいファイル    │ルが相手側に存在しない場合は普通に┃
  ┃                            │コピー・転送を行ないます。存在する┃
  ┃                            │場合は相手側のファイルよりも選択し┃
  ┃                            │たファイルの方が新しいときのみコピ┃
  ┃                            │ー・転送を行ないます。            ┃
  ┠──────────────┼─────────────────┨
  ┃コピー先に存在し            │  選択されたファイルと同名のファイ┃
  ┃かつ日付時間の新しいファイル│ルが相手側に存在し、相手側のファイ┃
  ┃                            │ルよりも新しいときにのみコピー・転┃
  ┃                            │送を行ないます。                  ┃
  ┠──────────────┼─────────────────┨
  ┃コピー先には                │  選択されたファイルと同名のファイ┃
  ┃存在しないファイルのみ      │ルが相手側に存在しない場合のみコピ┃
  ┃                            │ー・転送を行ないます。            ┃
  ┠──────────────┼─────────────────┨
  ┃コピー先にも                │  選択されたファイルと同名のファイ┃
  ┃存在するファイルのみ        │ルが相手側に存在する場合のみコピー┃
  ┃                            │・転送を行ないます。              ┃
  ┗━━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

■コピーコマンドモードで使える操作キー

f・1 ・・・・・・・・・・・・ カレントドライブ・ディレクトリ選択モードへ移行しま

す。
f・3 ・・・・・・・・・・・・ 再読み込みを行います。

f・4 ・・・・・・・・・・・・ 他のコマンドモードへ移行します。

f・5 ・・・・・・・・・・・・ ファイル表示モードを変更します。

f・6 ・・・・・・・・・・・・ 条件指定によるファイルの選択を行います。

f・7 ・・・・・・・・・・・・ コピー条件を指定します。

f・8 ・・・・・・・・・・・・ コピーモードを指定します。

f・9 ・・・・・・・・・・・・ ファイル表示並び替えモードを指定します。

f・10 ・・・・・・・・・・・ メインメニューへ移行します。

SHIFT + f・1 ・・・・ 実行コマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・2 ・・・・ 削除コマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・3 ・・・・ 変更コマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・4 ・・・・ 表示コマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・5 ・・・・ ダンプコマンドモードへ移行します。

SHIFT + f・7 ・・・・ ユーザー1のバッチファイルを実行します。

SHIFT + f・8 ・・・・ ユーザー2のバッチファイルを実行します。

SHIFT + f・9 ・・・・ ディレクトリ操作コマンドモードへ移行します。

↑ ↓ ・・・・・・・・・・・ カーソルが上下に移動します。(ライン・ワイド型)

← → ・・・・・・・・・・・ カーソルが左右に移動します。(ワイド型のみ)

HOME CLR ・・・・・・・ カーソルが最初のファイルに移動します。

SHIFT + HOME CLR カーソルが最後のファイルに移動します。

ROLL UP ・・・・・・・ 1画面先にスクロールします。

ROLL DOWN ・・・・・ 1画面前にスクロールします。

RETURN ・・・・・・・・ 選択されているファイルをコピー・転送します。

ESC ・・・・・・・・・・・ メインメニューへ移行します。




1.3.8 ユーザー1・ユーザー2コマンド

よく使うコマンドをバッチファイルで実行します。

■ユーザーバッチの実行方法

メインメニューからユーザー1・ユーザー2を選択すると、直ちに指定バッチファイルが実行されます。また各コマンドモードにおいても SHIFT + f・7 また

は SHIFT + f・8 を押すと対応するバッチファイルが実行されます。


■実行するバッチファイル名

ユーザー1で実行されるバッチファイル名

USER1.BAT

ユーザー2で実行されるバッチファイル名

USER2.BAT



1.3.9 ディレクトリ操作コマンド

ディレクトリの作成、削除、コピー等を行ないます。


■ディレクトリ操作コマンドの操作

↑ ↓ ← →キーを操作しカーソルを目的のディレクトリ名に移動した後、実

行する操作キーを押してください。
操作したいドライブが異なる場合は f・1|ドライブ を押して変更してください。


■ディレクトリ内のファイル名を表示

RETURN キーを押すとカーソル位置にあるディレクトリ内のファイル名を表示

します。

【ファイル名表示で使えるキー】

↑ ・・・・・・・・・・・・・・ カーソルが1行上に移動します。

↓ ・・・・・・・・・・・・・・ カーソルが1行下に移動します。

ROLL UP ・・・・・・・ 1画面上に移動します。

ROLL DOWN ・・・・・ 1画面下に移動します。

RETURN ESC ・・・ ディレクトリ表示画面に戻ります。

■ファイルの検索

指定したファイル名をカレントドライブ全てのディレクトリから検索します。

f・2|検索 を押すとコマンド入力ウインドに「検索するファイル名を入力(

* と ? も使用可能)」と表示されライン入力モードになりますから、ファイル名を入力してください。ファイル名の指定にはワイルドカード(「?」や「*」)を使うことができます。(入力の方法は「1.2.10 ライン入力での操作」を参照のこと)

検索の結果は画面に表示されます。
何かキーを押すとディレクトリ表示画面に戻ります。

■ディレクトリの作成

ディレクトリを作成します。

f・6|作成 を押すとコマンド入力ウインドに「ディレクトリ名を入力」と表

示され、ライン入力モードになります。作成するディレクトリ名を入力してください。(ライン入力の操作方法は「1.2.10 ライン入力での操作」を参照のこと)


■ディレクトリ名の変更

ディレクトリ名の変更をします。

f・8|変更 を押すとコマンド入力ウインドに「新しいディレクトリ名を入力」

と表示され、ライン入力モードになります。変更する新しいディレクトリ名を入力してください。(ライン入力の操作方法は「1.2.10 ライン入力での操作」を参照のこと)


■ディレクトリのコピー

ディレクトリ単位でのコピーを行ないます。

f・4|コピー を押すと以下のようなメニューが表示されます。


ここで↑ ↓キーを操作して目的のモードにカーソルを移動させ RETURN キー

を押すとコピー先を聞いてきます。コピー先を指定するとコピー作業を開始します。コピーしたくない場合は ESC キーを押すとディレクトリ表示画面に戻りま

す。

【コピーモードと説明】

指定位置を含む以下全てのファイルとディレクトリをコピーする

カーソルで指定した位置のディレクトリを作成し、内部のファイルもコピーします。さらに指定位置以下のディレクトリとファイルもコピーします。
  ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃コピー元  │ A:\ ────┬DOS                                  ┃
  ┃ A:\USR   │             └USR ────┬WSBACK                 ┃
  ┃          │                           └EX                     ┃
  ┠─────┼──────────────────────────┨
  ┃コピー先  │ B:\ ─────TEST                                 ┃
  ┃ B:\TEST  │                                                    ┃
  ┣━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃コピー結果│ B:\ ─────TEST─────USR ────┬WSBACK   ┃
  ┃          │                                         └EX       ┃
  ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

指定位置を除く以下全てのファイルとディレクトリをコピーする

カーソルで指定した位置のディレクトリは作成せずに、内部のファイルのみコピーします。さらに指定位置以下のディレクトリとファイルもコピーします。
  ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃コピー元  │ A:\ ────┬DOS                                  ┃
  ┃ A:\USR   │             └USR ────┬WSBACK                 ┃
  ┃          │                           └EX                     ┃
  ┠─────┼──────────────────────────┨
  ┃コピー先  │ B:\ ─────TEST                                 ┃
  ┃ B:\TEST  │                                                    ┃
  ┣━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃コピー結果│ B:\ ─────TEST─────USR ────┬WSBACK   ┃
  ┃          │                                         └EX       ┃
  ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
指定位置を含む以下全てのディレクトリ構造のみコピーする

カーソルで指定した位置のディレクトリを含めてディレクトリ構造のみコピーします。ファイルのコピーは行ないません。
  ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃コピー元  │ A:\ ────┬DOS                                  ┃
  ┃ A:\USR   │             └USR ────┬WSBACK                 ┃
  ┃          │                           └EX                     ┃
  ┠─────┼──────────────────────────┨
  ┃コピー先  │ B:\ ─────TEST                                 ┃
  ┃ B:\TEST  │                                                    ┃
  ┣━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃コピー結果│ B:\ ─────TEST─────USR ────┬WSBACK   ┃
  ┃          │                                         └EX       ┃
  ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

指定位置を除く以下全てのディレクトリ構造のみコピーする

カーソルで指定した位置のディレクトリは作成せずに、ディレクトリ構造のみコピーします。ファイルのコピーは行ないません。
  ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃コピー元  │ A:\ ────┬DOS                                  ┃
  ┃ A:\USR   │             └USR ────┬WSBACK                 ┃
  ┃          │                           └EX                     ┃
  ┠─────┼──────────────────────────┨
  ┃コピー先  │ B:\ ─────TEST                                 ┃
  ┃ B:\TEST  │                                                    ┃
  ┣━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃コピー結果│ B:\ ─────TEST────┬WSBACK                 ┃
  ┃          │                           └EX                     ┃
  ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

指定位置のみのファイルをディレクトリを作成してコピーする

カーソルで指定した位置のディレクトリとファイルをコピーします。
  ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃コピー元  │ A:\ ────┬DOS                                  ┃
  ┃ A:\USR   │             └USR ────┬WSBACK                 ┃
  ┃          │                           └EX                     ┃
  ┠─────┼──────────────────────────┨
  ┃コピー先  │ B:\ ─────TEST                                 ┃
  ┃ B:\TEST  │                                                    ┃
  ┣━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃コピー結果│ B:\ ─────TEST─────USR                    ┃
  ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
指定位置のみのファイルをディレクトリを作成せずにコピーする

カーソルで指定した位置のディレクトリは作成せずに、ファイルのみコピーします。
  ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃コピー元  │ A:\ ────┬DOS                                  ┃
  ┃ A:\USR   │             └USR ────┬WSBACK                 ┃
  ┃          │                           └EX                     ┃
  ┠─────┼──────────────────────────┨
  ┃コピー先  │ B:\ ─────TEST                                 ┃
  ┃ B:\TEST  │                                                    ┃
  ┣━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃コピー結果│ B:\ ─────TEST                                 ┃
  ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

■ディレクトリの転送

ディレクトリ単位での転送を行ないます。

f・9|転送 を押すとメニューが表示されます。


ここで↑ ↓キーを操作して目的のモードにカーソルを移動させ RETURN キー

を押すと転送先を聞いてきます。転送先を指定すると転送作業を開始します。転送したくない場合は ESC キーを押すとディレクトリ表示画面に戻ります。

【転送モードと説明】

指定位置を含む以下全てのファイルとディレクトリを転送する

カーソルで指定した位置のディレクトリを作成し、内部のファイルも転送します。さらに指定位置以下のディレクトリとファイルも転送します。
  ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃転送元    │ A:\ ────┬DOS                                  ┃
  ┃ A:\USR   │             └USR ────┬WSBACK                 ┃
  ┃          │                           └EX                     ┃
  ┠─────┼──────────────────────────┨
  ┃転送先    │ B:\ ─────TEST                                 ┃
  ┃ B:\TEST  │                                                    ┃
  ┣━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃転送結果  │ A:\ ─────DOS                                  ┃
  ┃          │                                                    ┃
  ┃          │ B:\ ─────TEST─────USR ────┬WSBACK   ┃
  ┃          │                                         └EX       ┃
  ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

指定位置を除く以下全てのファイルとディレクトリを転送する

カーソルで指定した位置のディレクトリは作成せずに、内部のファイルのみ転送します。さらに指定位置以下のディレクトリとファイルも転送します。
  ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃転送元    │ A:\ ────┬DOS                                  ┃
  ┃ A:\USR   │             └USR ────┬WSBACK                 ┃
  ┃          │                           └EX                     ┃
  ┠─────┼──────────────────────────┨
  ┃転送先    │ B:\ ─────TEST                                 ┃
  ┃ B:\TEST  │                                                    ┃
  ┣━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃転送結果  │ A:\ ─────DOS                                  ┃
  ┃          │                                                    ┃
  ┃          │ B:\ ─────TEST────┬WSBACK                 ┃
  ┃          │                             └EX                   ┃
  ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
指定位置のみのファイルをディレクトリを作成して転送する

カーソルで指定した位置のディレクトリとファイルを転送します。
  ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃転送元    │ A:\ ────┬DOS                                  ┃
  ┃ A:\USR   │             └USR ────┬WSBACK                 ┃
  ┃          │                           └EX                     ┃
  ┠─────┼──────────────────────────┨
  ┃転送先    │ B:\ ─────TEST                                 ┃
  ┃ B:\TEST  │                                                    ┃
  ┣━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃転送結果  │ A:\ ─────DOS                                  ┃
  ┃          │                                                    ┃
  ┃          │ B:\ ─────TEST────┬WSBACK                 ┃
  ┃          │                             └EX                   ┃
  ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

指定位置のみのファイルをディレクトリを作成せずに転送する

カーソルで指定した位置のディレクトリは作成せずに、ファイルのみ転送します。
  ┏━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃転送元    │ A:\ ─────┬DOS                                ┃
  ┃ A:\WSBACK│               └USR ────┬WSBACK               ┃
  ┃          │                             └EX                   ┃
  ┠─────┼──────────────────────────┨
  ┃転送先    │ B:\ ──────TEST                               ┃
  ┃ B:\TEST  │                                                    ┃
  ┣━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃転送結果  │ A:\ ─────┬DOS                                ┃
  ┃          │               └USR ──────EX                 ┃
  ┃          │                                                    ┃
  ┃          │ B:\ ──────TEST                               ┃
  ┗━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

■ディレクトリの削除

ディレクトリ単位での削除を行ないます。

f・7|削除 を押すとメニューが表示されます。

ここで↑ ↓キーを操作して目的のモードにカーソルを移動させ RETURN キー

を押すと削除作業を開始します。削除したくない場合は ESC キーを押すとディ

レクトリ表示画面に戻ります。

【削除モードと説明】

指定位置を含む以下全てのファイルとディレクトリを削除する

指定位置のディレクトリを含む以下全てのファイルとディレクトリを無条件に削除します。
  ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃削除指定位置│ A:\ ────┬DOS                                ┃
  ┃ A:\USR     │             └USR ────┬WSBACK               ┃
  ┃            │                           └EX                   ┃
  ┣━━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃削除結果    │ A:\ ─────DOS                                ┃
  ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
指定位置を含む以下リードオンリー属性以外の全てのファイルとディレクトリを削除する

指定位置のディレクトリを含む以下全てのファイルとディレクトリを削除します。ただしディレクトリ内に「読み出し専用」「システム」「不可視」の属性が設定されたファイルが存在する場合、そのファイルの削除は行ないません。したがって属性の設定されたファイルがない場合の結果は「指定位置を含む以下全てのファイルとディレクトリを削除する」と全く同じですが、たとえばディレクトリ[EX]に読み出し専用ファイルがある場合は以下のような結果になります。
  ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃削除指定位置│ A:\ ────┬DOS                                ┃
  ┃ A:\USR     │             └USR ────┬WSBACK               ┃
  ┃            │                           └EX                   ┃
  ┣━━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃削除結果    │ A:\ ────┬DOS                                ┃
  ┃            │             └USR ─────EX                   ┃
  ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

指定位置を含む以下全てのファイルのみ削除する。(ディレクトリは削除しない)

指定位置のディレクトリを含む以下全てのファイルのみ無条件に削除します。
  ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃削除指定位置│ A:\ ────┬DOS                                ┃
  ┃ A:\USR     │             └USR ────┬WSBACK               ┃
  ┃            │                           └EX                   ┃
  ┣━━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃削除結果    │ A:\ ────┬DOS                                ┃
  ┃            │             └USR ────┬WSBACK               ┃
  ┃            │                           └EX                   ┃
  ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

指定位置のみの全てのファイルを削除する

指定位置にあるディレクトリ内のファイルのみ無条件に削除します。
  ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃削除指定位置│ A:\ ────┬DOS                                ┃
  ┃ A:\WSBACK  │             └USR ────┬WSBACK               ┃
  ┃            │                           └EX                   ┃
  ┣━━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃削除結果    │ A:\ ────┬DOS                                ┃
  ┃            │             └USR ────┬WSBACK               ┃
  ┃            │                           └EX                   ┃
  ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
指定位置のみのリードオンリー属性以外全てのファイルを削除する

指定位置にあるディレクトリ内のファイルのみ削除します。ただし「読み出し専用」「システム」「不可視」の属性が設定されているファイルが存在する場合、そのファイルの削除は行ないません。
  ┏━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃削除指定位置│ A:\ ────┬DOS                                ┃
  ┃ A:\WSBACK  │             └USR ────┬WSBACK               ┃
  ┃            │                           └EX                   ┃
  ┣━━━━━━┿━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
  ┃削除結果    │ A:\ ────┬DOS                                ┃
  ┃            │             └USR ────┬WSBACK               ┃
  ┃            │                           └EX                   ┃
  ┗━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

■ディレクトリ操作コマンドモードで使える操作キー

f・1 ・・・・・・・・・・・・ カレントドライブ選択モードへ移行します。

f・2 ・・・・・・・・・・・・ ファイル名検索を行ないます。

f・3 ・・・・・・・・・・・・ 再読み込みを行います。

f・4 ・・・・・・・・・・・・ ディレクトリコピーを行ないます。

f・5 ・・・・・・・・・・・・ ファイル名表示を行ないます。

f・6 ・・・・・・・・・・・・ ディレクトリの作成を行ないます。

f・7 ・・・・・・・・・・・・ ディレクトリ削除を行ないます。

f・8 ・・・・・・・・・・・・ ディレクトリ名の変更を行ないます。

f・9 ・・・・・・・・・・・・ ディレクトリ転送を行ないます。

f・10 ・・・・・・・・・・・ ディレクトリ操作を終了します。

↑ ↓ ・・・・・・・・・・・ カーソルが上下に移動します。

← → ・・・・・・・・・・・ カーソルが左右に移動します。

HOME CLR ・・・・・・・ カーソルが最初のディレクトリに移動します。

ROLL UP ・・・・・・・ 1画面先にスクロールします。

ROLL DOWN ・・・・・ 1画面前にスクロールします。

RETURN ・・・・・・・・ ファイル名表示を行ないます。

ESC ・・・・・・・・・・・ ディレクトリ操作を終了します。

■ディレクトリ情報ファイルに関して

本Ver.1.73ではディレクトリ構造をファイル化して保存する機能を持っておりますが、ディレクトリ作成・削除時の自動更新はされません。よって手動にて更新作業を行なう必要があります。
EXCALIBURがディレクトリ情報を書き出すファイルは常にそのドライブのルートディレクトリでその名前は[WESTTREE.DAT]固定です。

【ディレクトリ情報ファイルに関するキー操作】

R ・・・・・・・・・・・・・ 現在のディレクトリ構造を読み込みます。

W ・・・・・・・・・・・・・ 現在バッファーにある情報をファイルに書き込みます。

N ・・・・・・・・・・・・・ 現在のディレクトリ構造を読み込んでファイルに書き込

みます。



1.3.10 メニュー操作

EXCALIBURの実行コマンドから頻繁に起動するアプリケーション等を予め登録しておくことにより、よりスピーディーな作業を行なうためのコマンドです。

目的のアプリケーションやコマンドが登録されている位置の先頭に表示されている数字 0 ~ 9 もしくはアルファベット A ~ Z を入力することにより実行し

ます。



1.3.11 設定

「2.3 設定方法」をご覧になってください。



1.4 EXCALIBURの終了方法

EXCALIBURを終了するには、メインメニュー画面にて↑ ↓ → ←

キーを操作して[終了]の位置にカーソルを移動させ RETURN キーを押します。

または ESC キーを押すと終了モードに移行できます。


■終了モードメニュー

終了モードでは以下のようなメニューが表示されます。

エクスカリバー98を終了しますが、どこに戻りますか?
1 起動したDIR A:\USERS
2 現在いるDIR B:\
3 戻るディレクトリを選択する


ここで↑ ↓キーを操作して目的のモードにカーソルを移動させ RETURN キー

を押すと終了できます。終了しない場合は ESC キーを押すとメインメニューに

戻ります。

【終了モードと説明】

┏━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃起動したDIR            │  カレントディレクトリをEXCALIB┃
┃                          │URが起動されたときのディレクトリに移┃
┃                          │動して終了します。                    ┃
┠─────────────┼───────────────────┨
┃現在いるDIR            │  現在EXCALIBURがカレントにし┃
┃                          │ているディレクトリのまま終了します。  ┃
┠─────────────┼───────────────────┨
┃戻るディレクトリを選択する│  ディレクトリ構造が表示され、選択した┃
┃                          │  ディレクトリに移動して終了します。  ┃
┗━━━━━━━━━━━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


終了モードで使えるキー



f・1 ・・・・・・・・・・・・ 「起動したDIR」を選択します。

f・2 ・・・・・・・・・・・・ 「現在いるDIR」を選択します。

f・3 ・・・・・・・・・・・・ 「戻るディレクトリを選択する」選択します。

↑ ・・・・・・・・・・・・・・ カーソルを1行上の項目に移動します。

↓ ・・・・・・・・・・・・・・ カーソルを1行下の項目に移動します。

RETURN ・・・・・・・・ 終了方法を決定し終了します。

※カーソルが画面上から消えている場合はメインメニューに戻ります。
ESC ・・・・・・・・・・・ メインメニューに戻ります。










第2章 新モード

2.序 新モードとは
2.1 新モードでの起動方法
2.2 各コマンドの説明
2.3 設定方法



2.序 新モードとは

このモードは従来のEXCALIBURの操作法とは全く異なったものとなっており、実行・削除・変更・コピー・表示・ダンプ等全ての操作をモードを切り替えることなしに行なうことができます。

2.1 新モードでの起動方法

■ローダーから起動する場合

[EX.COM]がPATH設定されているディレクトリにある場合は、コマンドラインから以下のように入力します。

  ┌──────────────【操作】──────────────┐
  │  A>EX /NEW                                                     │
  └────────────────────────────────┘

[EX.COM]がPATH設定されていないディレクトリにある場合は、カレントディレクトリを[EX.COM]のあるディレクトリに移動してから上記のように入力するか、あるいは[EX.COM]のあるドライブとディレクトリを含めて直接指定するようにします。

◎カレントディレクトリを移動する場合

  ┌──────────────【操作】──────────────┐
  │  A>B:                                                          │
  │  B>CD \TOOL                                                    │
  │  B>EX /NEW                                                     │
  └────────────────────────────────┘

◎カレントディレクトリは移動せずに直接指定する場合

  ┌──────────────【操作】──────────────┐
  │  A>B:\TOOL\EX /NEW                                             │
  └────────────────────────────────┘

[EX.COM]が起動します。
EXCALIBUR本体[EX98.COM]が起動し、【EXCALIBURメインメニュー画面】が表示されます。


  ┏━━━━━━━【上手く動作しない場合の原因と対策】━━━━━━━┓
  ┃┌──────────────────────────────┐┃
  ┃│●「EX98.COMが見つかりません !」と表示して終了した場合      │┃
  ┃│EXCALIBURの本体[EX98.COM]が適切なディレクトリに入っ│┃
  ┃│ていません。もう一度「序.6 インストールの方法」を読んで正し│┃
  ┃│くインストールしてください。                                │┃
  ┃└──────────────────────────────┘┃
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

■ローダーを使わずに本体のみで起動する場合

[EX98.COM]がPATH設定されているディレクトリにある場合は、コマンドラインから以下のように入力します。

  ┌──────────────【操作】──────────────┐
  │  A>EX98 /NEW                                                   │
  └────────────────────────────────┘

[EX98.COM]がPATH設定されていないディレクトリにある場合は、カレントディレクトリを[EX98.COM]のあるディレクトリに移動してから上記のように入力するか、あるいは[EX98.COM]のあるドライブとディレクトリを含めて直接指定するようにします。

◎カレントディレクトリを移動する場合

  ┌──────────────【操作】──────────────┐
  │  A>B:                                                          │
  │  B>CD \TOOL                                                    │
  │  B>EX98 /NEW                                                   │
  └────────────────────────────────┘

◎カレントディレクトリは移動せずに直接指定する場合

  ┌──────────────【操作】──────────────┐
  │  A>B:\TOOL\EX98 /NEW                                           │
  └────────────────────────────────┘

[EX98.COM]が起動し、【EXCALIBURメインメニュー画面】が表示されます。


  ┏━━━━━【ローダーによる起動のメリットとデメリット】━━━━━┓
  ┃┌──────────────────────────────┐┃
  ┃│  ローダーによる起動は、空きメモリが広くなるという大きなメ  │┃
  ┃│リットがある反面、他のアプリケーションを実行すると終了時に必│┃
  ┃│ずEXCALIBUR本体の再読み込みが必要になるというデメリ│┃
  ┃│ットも兼ね備えています。                                    │┃
  ┃│  上記のメリットとデメリットから、ローダーは大容量で高速なア│┃
  ┃│クセスが可能なメディアを持つ環境ではたいへん有効な手法と考え│┃
  ┃│られますが、容量が小さくアクセスに時間がかかり交換の可能なフ│┃
  ┃│ロッピーをメインのメディアとしているシステムでは、不向きと思│┃
  ┃│われます。このようなシステムではEXCALIBUR本体のみで│┃
  ┃│の起動をおすすめします。                                    │┃
  ┃└──────────────────────────────┘┃
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

2.2 各コマンドの説明

2.2.1 ヘルプ機能

旧モードと同じ操作ですので「1 2.1 ヘルプ機能」をご覧ください。


2.2.2 ファイル名表示モード

旧モードでのファイル名表示モードの切り替えは f・5 キーで行ないましたが新

モードでは / キーで行ないます。この操作以外は旧モードと同じですので「1.

2.3 ファイル名表示画面での基本操作」をご覧ください。


2.2.3 条件指定によるファイル選択

f・7 | maRk キーを押すと条件指定によるファイル選択ができます。旧モード

とはこのキーが異なるだけです。「1.2.7 条件指定によるファイル選択」をご覧ください。


2.2.4 表示ファイル名の並べ替え

旧モードと同じですので「1.2.8 表示ファイル名の並べ替え」をご覧ください。


2.2.5 ライン入力での操作

旧モードと同じですので「1.2.8 表示ファイル名の並べ替え」をご覧ください。

2.2.6 ドライブの変更

操作するドライブを変更したい場合に行ないます。

f・1 | ドライブ キーを押すと以下のようなドライブ選択メニューが表示されま

す。このメニューにはMS-DOSで使用可能なドライブのみ表示されます。


ドライブの指定・選択には、2つの方法があります。
1つはキーボードより直接ドライブ名 A ~ Z キーを入力する方法です。

2つ目は↑ ↓ ← →キーを操作して目的のドライブにカーソルを移動させる

方法です。何れの場合も RETURN キーを押すとドライブが決定されます。


■ドライブ選択モードで使える操作キー

↑ ・・・・・・・・・・・・ 1行下にカーソルを移動します。

↓ ・・・・・・・・・・・・ 1行上にカーソルを移動します。

← ・・・・・・・・・・・・ カーソルを左右に移動します。(ドライブ数が多い時のみ)

→ ・・・・・・・・・・・・ カーソルを左右に移動します。(ドライブ数が多い時のみ)

TAB ・・・・・・・・・ ディレクトリ選択モードへ移行します。

RETURN ・・・・・・ ドライブを決定します。

ESC ・・・・・・・・・ ドライブ選択を中止します。

A ~ Z ・・・・・・ ドライブ名を直接指定します。


2.2.7 ディレクトリの変更

操作するドライブおよびディレクトリを変更したい場合に行ないます。

SHIFT + f・1 | ドライブ キーを押すと以下のようなドライブ選択メニューが表

示されます。


↑ ↓ ← →キーまたは A ~ Z キーを操作して目的のドライブ位置にカーソ

ルを移動させます。次に RETURN キーを入力するとディレクトリ選択画面が表示されます。


↑ ↓ ← →キーを操作して目的のディレクトリにカーソルを移動し RETURN

キーを押してください。カレントディレクトリが変更されます。 ESC キーを押

すとディレクトリの変更を中止できます。

■ディレクトリ選択で使える操作キー

↑ ・・・・・・・・・・・・ 同じ階層の前のディレクトリに移動します。

↓ ・・・・・・・・・・・・ 同じ階層の次のディレクトリに移動します。

← ・・・・・・・・・・・・ 階層の1段深いディレクトリに移動します。

深いディレクトリが無い場合は同階層のディレクトリに移動します。
→ ・・・・・・・・・・・・ 階層の1段浅いディレクトリに移動します。

HOME CLR ・・・・ 最初のディレクトリに移動します。

RETURN ・・・・・・ ディレクトリを決定します。

ESC ・・・・・・・・・ ディレクトリ選択を中止します。

R ・・・・・・・・・・・ 現在のディレクトリ構造を再読み込みします。

W ・・・・・・・・・・・ ディレクトリ構造を[WESTTREE.DAT]に書き込みます。

N ・・・・・・・・・・・ R と W の作業を続けて行ないます。


2.2.8 手入力によるディレクトリの変更

手入力によってディレクトリを指定する方が作業が素早く行なえるときに使います。

J または SHIFT + J キーを押すとコマンド入力ウインドが開き、ディレクト

リ名を入力するためのライン入力待ちになります。変更先のディレクトリを入力し RETURN キーを押すとディレクトリが変更できます。

ライン入力モードの時に f・1 キーを押すとビジュアル選択(「2.2.7 ディ

レクトリの変更」と同じ方法)モードに移行します。



2.2.9 コピー

↑ ↓ ← →キーを操作しコピーしようとするファイルにカーソルを移動し、

SPACE キーを押してマーキングします。先の操作を繰返し行ない目的のファイ

ル全てにマーキングをします。次に f・2|Copy または C キーを押します。する

とコピー先ドライブを指定するためのドライブ選択画面が表示されます。


↑ ↓ ← →キーまたは A ~ Z キーを操作して目的のドライブ位置にカーソ

ルを移動させ RETURN キーを押してください。次にコピー先のディレクトリを選

択するためのディレクトリ選択画面が表示されます。


↑ ↓ ← →キーを操作して目的のディレクトリにカーソルを移動し RETURN

キーを押してください。コピーが開始されます。
ESC キーを押すとコピー作業を中止できます。




2.2.10 条件付きコピー

↑ ↓ ← →キーを操作しコピーしようとするファイルにカーソルを移動し、

SPACE キーを押してマーキングします。先の操作を繰返し行ない目的のファイ

ル全てにマーキングをします。次に SHIFT + C キーを押します。

するとコピー条件選択メニューが表示されます。


ここで↑ ↓キーを使って目的の条件にカーソルを移動し RETURN キーを押す

と条件が設定され次にコピー方法選択メニューが表示されます。


↑ ↓キーを操作し目的の方法にカーソルを移動させ RETURN キーを押すと設

定されます。以降コピー先を選択する方法及び動作は「2.2.8 コピー」と同じですのでそちらをご覧ください。



2.2.11 転送

↑ ↓ ← →キーを操作し転送しようとするファイル位置にカーソルを移動し、

SPACE キーを押してマーキングします。先の操作を繰返し行ない目的のファイ

ル全てにマーキングをします。次に SHIFT + f・2|Move または M キーを押しま

す。すると転送先ドライブを指定するためのドライブ選択画面が表示されます。


↑ ↓ ← →キーまたは A ~ Z キーを操作して目的のドライブ位置にカーソ

ルを移動させ RETURN キーを押してください。次にコピー先のディレクトリを選

択するためのディレクトリ選択画面が表示されます。


↑ ↓ ← →キーを操作して目的のディレクトリにカーソルを移動し RETURN

キーを押してください。転送が開始されます。
ESC キーを押すと転送作業を中止できます。



2.2.12 条件付き転送

↑ ↓ ← →キーを操作し転送しようとするファイル位置にカーソルを移動し、

SPACE キーを押してマーキングします。先の操作を繰返し行ない目的のファイ

ル全てにマーキングをします。次に SHIFT + M キーを押します。

すると転送条件選択メニューが表示されます。


ここで↑ ↓キーを使って目的の条件にカーソルを移動し RETURN キーを押す

と条件が設定されます。以降転送先を選択する方法及び動作は「2.2.10 転送」と同じですのでそちらをご覧ください。



2.2.13 削除(1ファイルごとに確認有り)

↑ ↓ ← →キーを操作して削除しようとするファイルにカーソルを移動し、

SPACE キーを押してマーキングします。先の操作を繰返し行ない目的のファイ

ル全てにマーキングをします。次に f・3|Delete または D キーを押すと

[filename.ext] を削除します。よろしいですか?(Y/N)」と表示されます。


削除する場合には Y キーを、削除しない場合には N キーを押してください。

この場合どちらが指定されたとしても、他に選択したファイルが残っていれば次のファイルの処理を続けます。また ESC キーを押すこと処理を中止することが

できます。
削除は常にマーキングしたファイルのファイル番号が小さいものから順に処理されます。



2.2.14 一括削除(選択ファイル一括削除)

↑ ↓ ← →キーを操作して削除しようとするファイルにカーソルを移動し、

SPACE キーを押してマーキングします。先の操作を繰返し行ない目的のファイ

ル全てにマーキングをします。次に SHIFT + f・3|Delete または SHIFT + D

キーを押してください。削除作業を開始するにあたり「マーキングファイルをすべて削除します。よろしいですか?(Y/N)」と表示されます。


削除する場合には Y キーを、削除しない場合には N キーを押してください。


【削除しようとするファイルが読み出し専用だった場合】

f・3|Delete SHIFT + f・3|Delete のモードに関わらず、常に「[filename.

ext] は読み出し専用ファイルです。それでも削除しますか?(Y/N)」と確認を取ります。


削除する場合には Y キーを、削除しない場合には N キーを押してくだ

さい。



2.2.15 表示

↑ ↓ ← →キーを操作し表示させたいファイルにカーソルを移動し SHIFT +

V V f・4|View キーを押すと表示が開始されます。


【ファイル表示中の説明と操作】

旧モードと同じですので「1.3.5 表示コマンド」の章の【ファイル表示中の説明と操作】をご覧ください。


2.2.16 ダンプ

↑ ↓ ← →キーを操作し表示させたいファイルにカーソルを移動し SHIFT +

B B f・5|Dump キーを押すとダンプが開始されます。


【ダンプ表示中の説明と操作】

旧モードと同じですので「1.3.6 ダンプコマンド」の章の【ダンプ表示中の説明と操作】をご覧ください。



2.2.17 変更(メニュー方式)

↑ ↓ ← →キーを操作し変更しようとするファイル名位置にカーソルを移動

し、 f・6|変更 キーを押すとメニューが表示されます。


ここで↑ ↓キーを使って目的のモードにカーソルを移動し RETURN キーを押

すと各項目の変更操作に移行します。 ESC キーを押すと選択が中止できます。


【メニューによるファイル名の変更】

コマンド入力ウインドに、現在のファイル名が表示されライン入力待ちになりますから、新しいファイル名に変更してください。(ライン入力の操作方法は「1.2.10 ライン入力での操作」を参照のこと)

【メニューによる日付と時間の変更(タイムスタンプの変更)】

コマンド入力ウインドに、現在設定されている日付が表示され、ライン入力待ちになります。新しく設定したい日付に変更してください。日付の指定が終了すると、次に現在設定されている時間が表示され、ライン入力待ちになります。新しく設定したい時間に変更してください。(ライン入力の操作方法は「1.2.10 ライン入力での操作」を参照のこと)

【日付の書式】

日付の指定は必ず下記フォーマットで入力してください。

##-##-##

↑ ↑ ↑
年 月 日

年・月・日の区切りは必ず「-」を使ってください。

【時間の書式】

時間の指定は必ず下記フォーマットで指定してください。

##:##:##

↑ ↑ ↑
時 分 秒

時・分・秒の区切りは必ず「:」を使ってください。

【メニューによるファイル属性の変更】

コマンド入力ウインドに、現在設定されている属性が表示され、ライン入力待ちになります。(何も設定されていない場合は、空行表示になります。)新しく設定した属性を指定してください。

【設定できる属性】

A a ・・・・ 保存ビット(アーク)

S s ・・・・ システムファイル

H h ・・・・ 不可視ファイル(ヒドゥン)

R r ・・・・ 読み出し専用ファイル(書き込み禁止/リードオンリー)


ライン入力の操作方法は「1.2.10 ライン入力での操作」を参照してください。

2.2.18 ファイル名の変更(直接実行)

↑ ↓ ← →キーを操作し名前の変更をしようとするファイル名位置にカーソ

ルを移動し、 R SHIFT + R キーを押すとコマンド入力ウインドに、現在の

ファイル名が表示されライン入力待ちになりますから、新しいファイル名に変更してください。(ライン入力の操作方法は「1.2.10 ライン入力での操作」を参照のこと)


2.2.19 日付と時間および属性の変更(直接実行)

↑ ↓ ← →キーを操作し属性・日付の変更をしようとするファイル名位置に

カーソルを移動し、 A SHIFT + A キーを押してください。以後の操作は「変

更(メニュー方式」の「メニューによる日付と時間の変更(タイムスタンプの変更)」と「メニューによるファイル属性の変更」を参照してください。


2.2.20 ディレクトリ操作

f・8|TREE キーを押すとディレクトリ操作に移行します。以後の操作は「1.

3.9 ディレクトリ操作コマンド」を参照してください。


2.2.21 ディスケット交換後に再読み込み

特にこの機能の為に用意されたキーはありませんが、再度ドライブ選択を行なうことにより可能です。ディスクを交換した場合は f・1| Login か L キーを押

して RETURN キーを押してください。


2.2.22 エディタの起動

↑ ↓ ← →キーを操作し編集しようとするファイル名位置ににカーソルを移

動し、 E または SHIFT + f・4|エディタ キーを押すとエディタが起動されます。

エディタはEXCALIBURの内部機能ではないので、ユーザーサイドで準備していただく必要があります。起動するエディタは標準ではDOS付属の[SEDIT]が起動するように設定されていますが、ユーザーが自由に変更することが可能です。設定方法は「2.3 設定方法【テキストエディタの設定】」をご覧ください。


2.2.23 手入力によるコマンドの起動

SHIFT + f・6 か H または SHIFT + H キーを押すとコマンド入力ウインドで

ライン入力待ち状態になりますから、実行したいコマンドを入力してください。 RETURN キーを押すと指定したコマンドが実行されます。

ここで指定するコマンドの実行ファイルがパス設定されたディレクトリに無い場合は必ずドライブ及びディレクトリも共に指定してください。またコマンドの実行は必ず[COMMAND.COM]を経由しますから環境変数「COMSPEC」が正しく設定されている必要があります。


2.2.24 RETURNキーの動作

RETURN キーは各ファイルの内容を確認するための機能です。


RETURN キーを押す時点でカーソルが位置するファイル名の拡張子を基に起動

するコマンドを決定します。この特定の拡張子に対して起動するコマンドはユーザーが自由に設定することが可能です。設定方法は「2.3 設定方法【[RETURN]時の処理設定】」をご覧ください。


2.2.25 Xキーの動作

X キーは各ファイルに対してアプリケーションを実行するための機能です。


X キーを押す時点でカーソルが位置するファイル名の拡張子を基に起動する

アプリケーションを決定します。この特定の拡張子に対して起動するアプリケーションはユーザーが自由に設定することが可能です。設定方法は「2.3 設定方法【[EXEC]時の処理設定】」をご覧ください。


2.2.26 SHIFT+Xキーの動作

SHIFT + X キーは各ファイルのコメントに対してアプリケーションを実行す

るための機能です。

SHIFT + X キーを押す時点でカーソルが位置するファイル名のコメントを基

に起動するアプリケーションを決定します。この特定の拡張子に対して起動するアプリケーションはユーザーが自由に設定することが可能です。設定方法は「2.3 設定方法【コメント外部起動設定】」をご覧ください。


2.2.27 メニュー

頻繁に使用するアプリケーションをスピーディーに起動するための機能です。

TAB キーを押すとメニューが表示され 0 ~ 9 と A ~ Z キーで設定された

コマンドを実行することができます。この設定はユーザーが自由に設定することが可能です。設定方法は「2.3 設定方法【外部起動コマンド設定】」をご覧ください。


2.2.28 ディスクボリュームラベルの設定・削除・変更

CTRL + V キーを押すとカーソルバーが消えLABEL表示部に文字カーソルが表

示されライン入力モードになります。新しいラベル名を入力して RETURN キーを

押してください。
ラベルを削除したい場合はスペースを入力して全ての文字を消してください。


■NEWモードで使える操作キー

f・1 L ・・・・・・・ カレントドライブ変更モードへ以降します。

SHIFT + f・1 ・・・・ カレントドライブ・ディレクトリ選択モードへ移行しま

SHIFT + L す。

f・2 C ・・・・・・・ コピーを行ないます。

SHIFT + C ・・・・・ 条件付きコピーを行ないます。

f・3 D ・・・・・・・ 削除を行ないます。

f・4 V ・・・・・・・ 表示を行ないます。

f・5 B ・・・・・・・ ダンプを行ないます。

f・6 ・・・・・・・・・・・・ 変更を行ないます。

R SHIFT + R ・・ ファイル名の変更を行ないます。

A SHIFT + A ・・ タイムスタンプと属性の変更を行ないます。

H SHIFT + H ・・ 入力コマンドを実行します。

X SHIFT + X ・・ 設定コマンドを実行します。

f・7 ・・・・・・・・・・・・ 条件指定によるファイルの選択を行います。

f・8 T t ・・・・ ディレクトリ操作モードへ移行します。

f・9 S s ・・・・ ファイル表示並び替えモードを指定します。

f・10 ・・・・・・・・・・・ 終了操作に移行します。

SHIFT + f・2 M 転送を行ないます。

SHIFT + M ・・・・・・ 条件付き転送を行ないます。

SHIFT + f・3 d 選択ファイルを全て削除します。

SHIFT + f・4 E エディタを起動します。

SHIFT + E ・・・・・・ バイナリエディタを起動します。

SHIFT + J J ディレクトリの変更

SHIFT + f・5 ・・・・ デバッガーを起動します。

SHIFT + f・6 ・・・・ COMMAND.COMを起動します。

SHIFT + f・7 ・・・・ ファイル名の変更を起動します。

SHIFT + f・9 ・・・・ システム設定モードへ移行します。

CTRL + f・1 ・・・・・ グラフィック表示を停止します。

CTRL + f・2 ・・・・・ グラフィック表示を開始します。

CTRL + f・3 ・・・・・ グラフィック表示をバンク0にします。

CTRL + f・4 ・・・・・ グラフィック表示をバンク1にします。

CTRL + f・5 ・・・・・ 表示バンクのグラフィックを消去します。

CTRL + f・6 ・・・・・ テキスト表示を停止します。

CTRL + f・7 ・・・・・ テキスト表示を開始します。

CTRL + f・8 ・・・・・ グラフィックを8色モードにします。

CTRL + f・9 ・・・・・ グラフィックを16色モードにします。

CTRL + V ・・・・・・ ディスクボリュームラベル設定・変更モードへの移行し
ます。
↑ ↓ ・・・・・・・・・・・ 上下にカーソルを移動します。(ライン・ワイド型)

← → ・・・・・・・・・・・ 左右にカーソルを移動します。(ワイド型のみ)

HOME CLR ・・・・・・ カーソルが最初のファイルに移動します。

SHIFT + HOME CLR カーソルが最後のファイルに移動します。

ROLL UP ・・・・・・・ 1画面先にスクロールします。

ROLL DOWN ・・・・・ 1画面前にスクロールします。

TAB ・・・・・・・・・・・ 外部起動メニューに移行します。

RETURN ・・・・・・・・ 設定コマンドを実行します。

ESC ・・・・・・・・・・・ メインメニューへ移行します。

- ・・・・・・・・・・・・・ コメントの表示・非表示の切り替えを行ないます。

/ ・・・・・・・・・・・・・ ライン型・ワイド型の切り替えを行ないます。


2.3 設定方法

ここではEXCALIBURを使う上での環境設定を行ないます。

SHIFT + f・9 キーを押すと設定モードへ移行し「その他の処理設定」の画面

が表示されます。他の設定画面へは ROLL UP ROLL DOWN キーで移動します。


設定可能な項目を以下に示します。

・起動時のロゴ表示/非表示
・起動モード
・ファイル名表示ソートモード
・ファイル名表示モード
・使用テキストエディタ
・使用バイナリエディタ
・特殊コマンド
・外部起動コマンド
・拡張子別起動コマンド( X キー入力時)

・拡張子別起動コマンド( RETURN キー入力時)

・コメント表示ファイル
・コメント外部起動コマンド

■その他の処理設定


【タイトルロゴ表示モードの設定】

↑ ↓キーを操作してLogoDspの位置にカーソルを移動し RETURN キーを押して

ください。タイトル表示モード選択メニューが表示されます。


↑ ↓キーを操作して目標のモードにカーソルを移動し RETURN キーを押して

ください。メニューが閉じ、設定した表示モードがLogoDspの横に表示されます。

【起動モードの設定】

↑ ↓キーを操作してStartUpの位置にカーソルを移動し RETURN キーを押して

ください。起動モード選択メニューが表示されます。


↑ ↓キーを操作して目標のモードにカーソルを移動し RETURN キーを押して

ください。メニューが閉じ、設定した起動モードがStartUpの横に表示されます。

【ファイル名表示モードの設定】

↑ ↓キーを操作してFileModeの位置にカーソルを移動し RETURN キーを押し

てください。ファイル表示モード選択メニューが表示されます。


↑ ↓キーを操作して目標のモードにカーソルを移動し RETURN キーを押して

ください。メニューが閉じ、設定したファイル表示モードがFileModeの横に表示されます。

【ファイル名表示ソートモードの設定】

↑ ↓キーを操作してSortModeの位置にカーソルを移動し RETURN キーを押し

てください。ファイル表示モード選択メニューが表示されます。


↑ ↓キーを操作して目標のモードにカーソルを移動し RETURN キーを押して

ください。メニューが閉じ、設定したファイル表示ソートモードがSortModeの横に表示されます。

【テキストエディタの設定】

↑ ↓キーを操作してEditorの位置にカーソルを移動し RETURN キーを押して

ください。カーソルバーが消え文字カーソルが表示されライン入力モードになります。ご使用になるエディタの実行ファイル名を入力して RETURN キーを押して

ください。入力を間違えた時は ESC キーを押すと入力前の状態に戻ります。


指定可能な最大文字数は31文字です。尚、ここで指定するエディタの実行ファイルがパス設定されたディレクトリに無い場合は必ずドライブ及びディレクトリも共に指定してください。

【バイナリエディタの設定】

↑ ↓キーを操作してBin Editの位置にカーソルを移動し RETURN キーを押し

てください。カーソルバーが消え文字カーソルが表示されライン入力モードになります。ご使用になるエディタの実行ファイル名を入力して RETURN キーを押し

てください。入力を間違えた時は ESC キーを押すと入力前の状態に戻ります。


指定可能な最大文字数は31文字です。尚、ここで指定するエディタの実行ファイルがパス設定されたディレクトリに無い場合は必ずドライブ及びディレクトリも共に指定してください。

【デバッガーの設定】

↑ ↓キーを操作してDebugerの位置にカーソルを移動し RETURN キーを押して

ください。カーソルバーが消え文字カーソルが表示されライン入力モードになります。ご使用になるデバッガーの実行ファイル名を入力して RETURN キーを押し

てください。入力を間違えた時は ESC キーを押すと入力前の状態に戻ります。


指定可能な最大文字数は31文字です。尚、ここで指定するデバッガーの実行ファイルがパス設定されたディレクトリに無い場合は必ずドライブ及びディレクトリも共に指定してください。

  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃┌──────────────────────────────┐┃
  ┃│テキストエディタ、バイナリエディタ及びデバッガーはEXCAL│┃
  ┃│IBUR内部での扱に特別な違いは無く、何れの起動の場合も指定│┃
  ┃│された実行ファイル名の後ろに選択されたファイル名を付け加えて│┃
  ┃│実行しているだけです。よってテキストエディタ、バイナリエディ│┃
  ┃│タ及びデバッガーの実行ファイルは必ずしも同等の役割をはたすプ│┃
  ┃│ログラムを指定する必要はありません。                        │┃
  ┃└──────────────────────────────┘┃
  ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

■外部起動コマンドの設定

外部起動コマンド設定画面が表示されます。

↑ ↓キーを操作して目標の位置にカーソルを移動し RETURN キーを押してく

ださい。カーソルバーが消え文字カーソルが表示されライン入力モードになります。設定するアプリケーションの実行ファイル名やオプション及び文字列置き換え変数等を入力し RETURN キーを押してください。入力を間違えた時は ESC

キーを押すと入力前の状態に戻ります。

指定可能な最大文字数は31文字です。尚、ここで指定するアプリケーションの実行ファイルがパス設定されたディレクトリに無い場合は必ずドライブ及びディレクトリも共に指定してください。

  ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
  ┃                  使用可能な文字列置き換え変数                  ┃
  ┣━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━┯━━━━━━━━━━━┫
  ┃$N  │ファイル名のみ                    │ FILENAME             ┃
  ┠──┼─────────────────┼───────────┨
  ┃$E  │拡張子のみ                        │ EXT                  ┃
  ┠──┼─────────────────┼───────────┨
  ┃$F  │拡張子付きファイル名              │ FILENAME.EXT         ┃
  ┠──┼─────────────────┼───────────┨
  ┃$D  │カレントドライブ名                │ A:                   ┃
  ┠──┼─────────────────┼───────────┨
  ┃$P  │カレントディレクトリ名            │ A:\UT\BIN            ┃
  ┃    │                                  │ 但し A:\ は A: となる┃
  ┠──┼─────────────────┼───────────┨
  ┃$$  │'$'そのもの                       │                      ┃
  ┠──┼─────────────────┼───────────┨
  ┃$K  │アプリケーション終了後のキー入力待│                      ┃
  ┃    │ちを無効にする                    │                      ┃
  ┠──┼─────────────────┼───────────┨
  ┃$?D │実行時にドライブを指定する        │                      ┃
  ┠──┼─────────────────┼───────────┨
  ┃$?P │実行時にドライブ及びディレクトリを│                      ┃
  ┃    │指定する                          │                      ┃
  ┠──┼─────────────────┼───────────┨
  ┃$9  │マーキングファイルを9つ迄可能な限│                      ┃
  ┃    │りスペースで区切って引数として渡す│                      ┃
  ┠──┼─────────────────┼───────────┨
  ┃$A  │マーキングファイルを可能な限りスペ│                      ┃
  ┃    │ースで区切って引数として渡す      │                      ┃
  ┃    │1回で無理な場合は数回に分け処理す│                      ┃
  ┃    │る                                │                      ┃
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■[EXEC]時の処理設定

[EXEC]時の処理設定画面が表示されます。

番号の付けられた位置には拡張子を指定し、アルファベットの付けられた位置には実行コマンドを指定します。
拡張子の指定を行なう場合は↑ ↓ ← →キーを操作して数字の付けられた目

標の位置にカーソルを移動し RETURN キーを押してください。カーソルバーが消

え文字カーソルが表示されライン入力モードになります。設定する拡張子を大文字で入力し RETURN キーを押してください。するとカーソルはすぐ隣の位置に移

動しますから、先ほど設定した拡張子に対して実行したいコマンドを設定する位置のアルファベットを入力してください。この時大文字で指定すると実行時にライン入力による編集が可能となり、小文字で指定すると即座に起動します。
実行コマンドの設定は↑ ↓ ← →キーを操作してアルファベットの付けられ

た目標の位置にカーソルを移動し RETURN キーを押してください。カーソルバー

が消え文字カーソルが表示されライン入力モードになります。設定する実行コマンドや文字列置き換え変数等を入力し RETURN キーを押してください。入力を間

違えた時は ESC キーを押すと入力前の状態に戻ります。


指定可能な最大文字数は31文字です。尚、ここで指定するアプリケーションの実行ファイルがパス設定されたディレクトリに無い場合は必ずドライブ及びディレクトリも共に指定してください。

■[RETURN]時の処理設定

[RETURN]時の処理設定画面が表示されます。

番号の付けられた位置には拡張子を指定し、アルファベットの付けられた位置には実行コマンドを指定します。
拡張子の指定を行なう場合は↑ ↓ ← →キーを操作して数字の付けられた目

標の位置にカーソルを移動し RETURN キーを押してください。カーソルバーが消

え文字カーソルが表示されライン入力モードになります。設定する拡張子を大文字で入力し RETURN キーを押してください。するとカーソルはすぐ隣の位置に移

動しますから、先ほど設定した拡張子に対して実行したいコマンドを設定する位置のアルファベットを入力してください。この時大文字で指定すると実行時にライン入力による編集が可能となり、小文字で指定すると即座に起動します。
実行コマンドの設定は↑ ↓ ← →キーを操作してアルファベットの付けられ

た目標の位置にカーソルを移動し RETURN キーを押してください。カーソルバー

が消え文字カーソルが表示されライン入力モードになります。設定する実行コマンドや文字列置き換え変数等を入力し RETURN キーを押してください。入力を間

違えた時は ESC キーを押すと入力前の状態に戻ります。


指定可能な最大文字数は31文字です。尚、ここで指定するアプリケーションの実行ファイルがパス設定されたディレクトリに無い場合は必ずドライブ及びディレクトリも共に指定してください。

■コメントファイル設定

コメントファイル設定画面が表示されます。

コメント自動表示を行なう拡張子とコメント表示位置の指定をします。
↑ ↓ ← →キーを操作して数字の付けられた目標の位置にカーソルを移動し

RETURN キーを押してください。カーソルバーが消え文字カーソルが表示されラ

イン入力モードになります。設定する拡張子を大文字で入力し RETURN キーを押

してください。するとカーソルはすぐ隣の位置に移動しますから、先ほど設定した拡張子に対してコメント表示を行なうファイル内の位置を10進数で指定しま RETURN キーを押します。更に隣の位置にカーソルが移動しますからコメント表

示を行なう文字数を10進数で入力し RETURN キーをおします。

違えた時は ESC キーを押すと入力前の状態に戻ります。


指定可能な最大文字数は31文字です。尚、ここで指定するアプリケーションの実行ファイルがパス設定されたディレクトリに無い場合は必ずドライブ及びディレクトリも共に指定してください。

■コメント外部起動設定

コメント外部起動設定画面が表示されます。

番号の付けられた位置には識別文字列を指定し、アルファベットの付けられた位置には実行コマンドを指定します。
識別文字列の指定を行なう場合は↑ ↓ ← →キーを操作して数字の付けられ

た目標の位置にカーソルを移動し RETURN キーを押してください。カーソルバー

が消え文字カーソルが表示されライン入力モードになります。設定する文字列を入力し RETURN キーを押してください。するとカーソルはすぐ隣の位置に移動し

ますから、先ほど設定した識別文字列に対して実行したいコマンドを設定する位置のアルファベットを入力してください。この時大文字で指定すると実行時にライン入力による編集が可能となり、小文字で指定すると即座に起動します。
実行コマンドの設定は↑ ↓ ← →キーを操作してアルファベットの付けられ

た目標の位置にカーソルを移動し RETURN キーを押してください。カーソルバー

が消え文字カーソルが表示されライン入力モードになります。設定する実行コマンドや文字列置き換え変数等を入力し RETURN キーを押してください。入力を間

違えた時は ESC キーを押すと入力前の状態に戻ります。


指定可能な最大文字数は31文字です。尚、ここで指定するアプリケーションの実行ファイルがパス設定されたディレクトリに無い場合は必ずドライブ及びディレクトリも共に指定してください。

■設定の終了

各設定モードで ESC キーを押すと設定終了画面が表示されます。


編集した設定内容に間違いのない場合は Y キーを、そうでない場合は N キー

を押してください。 Y キーを押した場合は現在の内容を[EX.CFG]に書き込み

「設定」を終了します。 N キーを押した場合は書き込みを行なわずに「設定」

を終了します。

■設定で使える操作キー

ROLL UP ・・・・・・・・ 次のページに移動します。

ROLL DOWN ・・・・・・ 前のページに戻ります。

↑ ↓ ← → ・・・・・ カーソルを移動させます。

RETURN ・・・・・・・・ 項目を選択し編集モードへ移行します。

ESC ・・・・・・・・・・・ 設定を終了します。