Adaptec Storage Manager エージェントのポート番号やアラームを構成できます。また、オペレーティング システムのイベント ログにイベントを記録するように、Adaptec Storage Manager エージェントを構成できます。エージェントを構成するには、RaidAgnt.pps ファイルを編集するか、Adaptec Storage Manager エージェントのコンソールで全般設定を調整します。RaidAgnt.pps は、Adaptec Storage Manager をインストールしたディレクトリにあります。Adaptec Storage Manager エージェントの起動時に RaidAgnt.pps ファイルが存在しない場合は、デフォルトが埋め込まれた新しいファイルが作成されます。
Adaptec Storage Manager エージェントおよびコンソール (クライアント) のポート番号のデフォルトは 34571 です。ポート番号を変更するには、RaidAgnt.pps ファイル内の次の行を編集します。
agent.startupPortNum=34571
リモート システムにアクセスするため、Adaptec Storage Manager は始動ポートから始まる 4 つの連続したポート (34571、34572、34573、および 34574) を使用します。ご使用のシステムにおいてこれらのポートに競合がある場合は、始動ポートを別のポート番号に変更してください。
Adaptec Storage Manager エージェントを起動すると、アラーム設定が読み込まれます。RAID サブシステムに重大または致命的なイベントが発生すると、Adaptec Storage Manager エージェントはアラームを生成します (有効になっている場合)。次のいずれかを実行するまで、アラームは指定された間隔で続きます。
以下のアラーム設定を構成できます。
Adaptec Storage Manager エージェントは、オペレーティング システムのイベント ログに警告および致命的イベントを記録します。Adaptec Storage Manager コンソールからイベント ログを表示できます。Windows システムの場合は、Windows イベント ビューアでイベント ログを表示することもできます。Unix システムの場合は、/etc/syslog.conf 設定に従ってイベントが記録されます (詳細については syslogd(8) man ページを参照)。
イベント ログを有効/無効にするには、ファイル RaidAgnt.pps で次の行を編集します。イベント ログを有効にする場合は値を true に設定し (デフォルト)、無効にする場合は false に設定します。
agent.enable.logEventsWithOS = true
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