ホットスワップ再構築とは、ディスク グループに属する故障状態の物理ドライブが取り除かれ、SCSI ケーブルやバックプレーン上で再挿入されたことを検知したときに、コントローラによって開始される再構築操作を指します。物理ドライブ (同じドライブであるか新しいドライブであるかを問わない) が再挿入されると、コントローラは再構築操作を開始します。再構築操作の間、再構築されるドライブは再構築状態になり、再構築操作が正常に完了するまで論理デバイスは重大な状態のままとなります。
ほとんどのサーバでは、ホットスペア ドライブが用意されている場合、故障ドライブを交換する必要なく自動的に再構築操作が始まります。同じディスク グループ内の複数のドライブが故障した場合、再構築は行われません。別々のディスク グループ内の複数のドライブ (アレイあたり 1 台の物理ドライブ) が故障した場合、コントローラは、最初に故障した物理ドライブを含むディスク グループ内の論理デバイスに対して再構築操作を開始します。この再構築操作は、ディスク グループの有効なメンバーになるだけのサイズを持った最初のホットスペア ドライブに対して行われます。
ホットスワップ再構築を開始するには、以下の手順を実行します。
あるいは、物理ドライブを同じサイズ (またはより大きいサイズ) の新しいドライブに入れ替え、再構築操作を続行します。
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