RAID レベル x0 論理デバイスが状態を変更する場合について

4 台の物理ドライブを出発点とします。

2 台の物理ドライブを使用してディスク グループ A を作成し、2 台の物理ドライブを使用してディスク グループ B を作成します。

アレイ A および B を使用してスパン ディスク グループ 1 を作成します。スパン ディスク グループに属するディスク グループ A および B のことを「サブアレイ」と呼びます。

ディスク グループ A 内にサブ論理デバイスが作成され、ディスク グループ B 内に別のサブ論理デバイスが作成されます。

次に、スパン ディスク グループ 1 内に論理デバイスを作成します。

サブアレイ A 内のサブ論理デバイスが正常状態で、サブアレイ B 内のサブ論理デバイスが正常状態である場合、スパン ディスク グループ 1 内の論理デバイスは正常状態です。

サブアレイ A 内の 1 台の物理ドライブに障害が起きた場合、サブアレイ A 内のサブ論理デバイスは重大な状態に変更されます。サブアレイ B は正常状態のままです。スパン ディスク グループ 1 内の論理デバイスは重大な状態に変更されます。

サブアレイ A 内の 2 台目の物理ドライブに障害が起きた場合、サブアレイ A 内のサブ論理デバイスはオフライン状態に変更されます。サブアレイ B は正常状態のままです。スパン ディスク グループ 1 内の論理デバイスはオフライン状態に変更されます。

サブアレイ A 内のサブ論理デバイスが重大な状態であるときにサブアレイ B 内の 1 台の物理ドライブに障害が起きた場合、サブアレイ B 内のサブ論理デバイスは重大な状態に変更されます。両方のサブ論理デバイスが重大な状態であれば、スパン ディスク グループ 1 内の論理デバイスは重大な状態のままです。

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