例:エクスプレス構成

サーバが以下のものを備えている場合、

エクスプレス構成では、以下のように 3 つのアレイと 1 つのホットスペア ドライブが作成されます。

アレイ A:このアレイの総容量は 1024 MB (1 × 1024 MB) で、1024 MB の RAID レベル 0 論理ドライブを 1 つ含んでいます。

アレイ B:このアレイの総容量は 4300 MB (2 × 2150 MB) であり、2150 MB の RAID レベル -1 論理ドライブを 1 つ含んでいます。

アレイ C:このアレイの総容量は 12900 MB (3 × 4300 MB) であり、8600 MB の RAID レベル 5 論理ドライブを 1 含んでいます。

ホットスペア:エクスプレス構成では、4 台の 4300 MB ドライブのうち 1 台がホットスペア ドライブとして定義されます。

メモ:
  1. 同じ容量のレディ状態のドライブが 4 台以上ある場合、エクスプレス構成ではそのうちの 3 台をまとめて 1 つのアレイ (アレイ C など) が形成され、1 台がホットスペアとして定義されます。

  2. ホットスペア ドライブの容量は、それが置き換わるべきドライブと同じかそれより大きい必要があります。この構成において 4300 MB のドライブは、アレイ B やアレイ C 内のどの故障ドライブにも置き換わることができます。アレイ A には冗長性がないので、ホットスペア ドライブは使用されません。

関連情報


用語集 | 目次

 

x-1022-SRM-00-00-JA