リモート システムと通信できません
説明:
- ローカルな Adaptec Storage Manager は、リモート システム上の Adaptec Storage Manager と通信できなくなりました。
- ローカルな Adaptec Storage Manager は、自身がインストールされているサーバと通信できなくなりました。Adaptec Storage Manager コンソールが利用可能な状態のままで Adaptec Storage Manager エージェントがエラーを起こし、サーバと通信できなくなっている可能性があります。
対処方法:
説明 1 の場合は、以下の手順を実行します。
- Adaptec Storage Manager がネットワーク モードで動作している場合は、次の手順を実行します。
- リモート システムで Adaptec Storage Manager エージェントまたはコンソールが稼動していることを確認します。
- [リモート システムの追加] ウィンドウでリモート システム用に指定されたポート番号が、リモート システム上の値に一致することを確認します。リモート システム上のポート番号を確認するには、そのシステムで稼動している Adaptec Storage Manager において以下の手順を実行します。
- [エージェントのアクション] メニューから [Adaptec Storage Manager エージェントの設定] をクリックします。
- [全般設定] タブをクリックします。
- ポート番号の値を確認します。リモート アクセスに使用されるデフォルトのポート番号は 34571 ~ 34574 です。
- 以下のことを確認します。
- リモート システムがオンになっている。
- ローカル システムとリモート システムの両方がネットワークに接続されている。
- ローカル システムとリモート システムの両方で TCP/IP ネットワーク サポートが構成されている。
- ホスト名を使用して接続を試みている場合に、ドメイン ネーム サーバまたはホスト ファイルにリモート システムのホスト名が定義されている。
- ネットワークが機能している。
- Adaptec Storage Manager が別のプログラムのプラグインとして動作している場合は、次の手順を実行します。
- 今回は接続に失敗するけれども以前は成功していた場合は、現在の Adaptec Storage Manager ウィンドウを閉じ、次いで RAID タスク アイコンを該当のシステムにドラッグすることにより、Adaptec Storage Manager タスクを起動し直します。
- 今回接続に失敗すると共に以前も成功していなかった場合は、次のことを確認します。
- リモート システムがオンになっている。
- Adaptec Storage Manager エージェントをプラグインとして使用するプログラムが、リモート システムにインストールされている。
- ローカル システムとリモート システムの両方がネットワークに接続されている。
- ローカル システムとリモート システムの両方で TCP/IP ネットワーク サポートが構成されている。
- ネットワークが機能している。
- メモ:
-
- Adaptec Storage Manager を使用するプログラムをインストールすると、Adaptec Storage Manager エージェントもインストールされます。Adaptec Storage Manager エージェントは、それを使用するプログラムによって自動的に起動されます。
- Adaptec Storage Manager エージェントを別のプログラムのプラグインとして使用している場合、Adaptec Storage Manager はポート番号を認識しません。
説明 2 の場合は、以下の手順を実行します。
- ローカル システムで Adaptec Storage Manager エージェントまたはコンソールが稼動していることを確認します。プロセスやサービスを表示して、エージェントが稼動していることを確認してください。
- Adaptec Storage Manager コンソールを再起動します。
- ローカル システムで TCP/IP ネットワーク サポートが構成されていることを確認します。
- ネットワークが機能していることを確認します。
- サーバを再起動します。
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