================================================================================       NVSYSTEM−mini コマンドリファレンス表          ================================================================================  説明の頭にあるアルファベットは、低レベル関数はL、高レベル関数はH、その他の関 数はEを意味しています。コマンド後の[~~Res] はNVから戻り値があることを示してい ます。コマンド後の[変数名]は変数名にNVから戻り値を入れて返ってくることを示して います。  ・TAB は4カラムです。 <コマンド一覧>================================================================ ~C: ~R: ~A: ~TC: ~TR: ~FS num: ~FC num: ~FP num: ~PS num,num,num,num: ~ES num: ~ED: ~EG:[~~res] ~K: ~KP: ~GS num,num,num,num,num: ~GC: ~GT: ~GG: ~SS num,num: ~SP num,num: ~SW num,num: ~CKR: ~CKA: ~SELTOP: ~SELEND:[選択結果] ~EDR: ~ACG num: ~BCG num: ~CCG num: ~CGCLR: ~InitSystem: ~RemoveSystem: ~PTOP num: ~PEND: <コマンド詳細説明>============================================================ ~C: 文字バッファ内の文字を画面に出力します。 ''で囲まれた文字は一旦NVSYSTEM-mini 内部文字バッファに溜められます。 ~C: コマンドが発行されると、文字バッファからデータを取得して画面に出力 します。~C: コマンドが発行されると、内部的に~TR:~GT:コマンドも発行され ます。 ~R: 改行です。 ~A: ページクリアです。文字セルのみをクリアします。 ~TC: 文字セルをクリアします。~TR:~C: コマンドで復帰します。 ~TR: ~TC:コマンドでクリアされた文字セルを復帰します。 ~FS num: 文字サイズを設定します。numの有効範囲は24〜640 です。 ~FC num: 文字カラーを設定します。numの有効範囲は16〜240 です。 ~FP num: 文字表示スピードを設定します。num=0xffffでデフォルト値に戻ります。 ~PS num1,num2,num3,num4: 文字パレットを設定します。 num1=パレット番号(有効範囲 16〜240) num2=RGBのR (有効範囲 0〜255) num3=RGBのG (有効範囲 0〜255) num4=RGBのB (有効範囲 0〜255) ~ES num: 選択肢番号を設定します。~EG:で、NVSYSTEM-mini から返ってくる戻り値は、 num で指定された番号になります。 num = 0:以降1行づつ1番から順に番号を振っていきます。 num \ 0:~ED:が来るまでの行をnum 番の選択肢として登録します。 ※選択肢の構造上、行の途中から選択肢にすることはできません。 ~ED: 選択肢の終わりを指定します。NVSYSTEM-mini は~ES:〜~ED:までの一ブロック を選択肢とみなします。 ※選択肢の構造上行の途中までを選択肢にする事はできません。 ~EG:[~~Res] 選択を実行します。~ES:で指定された選択番号が戻り値として戻ってきます。 ~ES 0: '選択肢1番です。'~ED:~R: ;選択肢番号1番で登録される '選択肢2番です。'~ED:~R: ;選択肢番号2番で登録される '選択肢3番です。'~ED:~R: ;選択肢番号3番で登録される ~EG:~~選択結果: ;”選択結果”に戻り値が返ってくる ~ES 1:'選択肢1番です。'~ED:~R: ;1番で登録される ~ES 2:'選択肢2番です。'~R: ;2番で登録される 'ここも2番です。'~ED:~R: ;←ここも2番 '????' ~CKR: ;これは選択肢ではありません。 { D01=0:~ES 3:'選択肢3番です。'~ED:~R:} ;D01=0なら表示 3番で登録 { D01\0:~ES 4:'選択肢4番です。'~ED:~R:} ;D01\0なら表示 4番で登録 ~EG:~~選択結果: ; ~K:~KP: キー入力を待ちます。 ~K: 見た文章は速く が実行中は キー入力を待ちません。 ~KP:見た文章は速く が実行中でもキー入力を待ちます。 ~GS num1,num2,num3,num4,num5: グラフィックセル情報を設定します。 num1 = グラフィックセルバッファ番号(0〜9) num2 = CG番号 (=0で表示しない) num3 = 表示X座標(=0xffff でCGデフォルト値) num4 = 表示Y座標(=0xffff でCGデフォルト値) num5 = スプライト抜きをするかフラグ(=0しない/=1する) ※グラフィックセルバッファ0番はシステムCGです。  num2=0xffff の場合は1〜8までのグラフィックセルバッファの内容が  システムCGの代わりに使用されます。(デフォルト) ※すぐ画面には反映されません。~GT:~C: ~A:コマンド等実行時に反映  されます。 ~GC: グラフィックセルバッファの内容をクリアします。 画面には反映されません。 ~GT: グラフィックセルバッファの内容を画面に反映します。 ~TC:コマンドの影響を受けます。~TC:コマンド実行時は、画面に文字セル を表示しないままグラフィックセルバッファの内容を反映します。 ~GG num1,num2: グラフィックエフェクトを指定します。 num1 = グラフィックエフェクト番号(SYSTEM35マニュアルのCEを参照してください) num2 = グラフィックエフェクトスピード num1 = 1000:でフェードin/1001:でフェードoutになります。 ※画面に反映するすべてのコマンドで指定する事ができます。  一度グラフィックエフェクトが実行されるとnum1=0,num2=0で初期化されます。 ~SS num1,num2: CDを演奏します。 num1 = CD番号(=0でCDストップ) num2 = 演奏回数(=0で無限ループ) ~SP num1,num2: PCMを演奏します。コマンド発行後すぐ戻ります。 num1 = PCM番号(=0でPCMストップ) num2 = 演奏回数(=0で無限ループ) ~SW num1,num2: PCMを演奏します。PCM演奏終了までNVSYSTEM-mini 内でループして待ちます。 num1 = PCM番号(=0でPCMストップ) num2 = 演奏回数(=0で無限ループ) ================================================================================ 高級レベルコマンドは、NVFUNC.ADVも併せて参照してください。 ~CKR: 文字表示、キー待ち、改行 をします。 コマンド~C:~K:~R: を連続で実行します。 ~CKA: 文字表示、キー待ち、改頁 をします。 コマンド~C:~KP:~A:を連続で実行します。 ~SELTOP: ~SELEND:[選択結果] ~EDR: 選択肢スタート、ストップコマンド、選択コマンド実行中専用Rコマンド です。~SELTOP:以降一行づつに選択肢番号を割り振ります。~SELEND:を実 行すると、"選択結果"という変数に選ばれた選択肢番号が返ってきます。 ~SELTOP: '選択肢1'~EDR: ;選択肢番号1 '選択肢2'~EDR: ;選択肢番号2 '選択肢3'~EDR:~SELEND: ;選択肢番号3 { 選択結果=1:'1番が選択されました。'} { 選択結果=2:'2番が選択されました。'} { 選択結果=3:'3番が選択されました。'} ~ACG num:~BCG num:~CCG num:~CGCLR: それぞれ、スプライトCG表示、背景CG表示、フルサイズCG表示、 全CGのクリアになっています。 num のところにCG番号を入れます。=0で消去です。 ~ACG 1: ; 1番のCGをスプライトで表示 ~BCG 2: ; 2番のCGを背景で表示 ~CCG 3: ; 3番のCGをフルサイズCGで表示 文字>ACG>BCG>CCG の順で重なって表示されます。 ================================================================================ ~InitSystem:~RemoveSystem: NVminiの初期化、終了処理を行います。 STARTUP.ADV も併せて参照してください。 ~PTOP num: ~PEND: ページ番号の設定、解除をします。 「見た文章は速く」「次の選択肢まで進む」に影響を与えます。 ページの頭に~PTOP:、終わりには~PEND:を必ず付けるようにしてください。 ================================================================================ ================================================================= ・キー文字の設定方法  キー文字のチェックは、NVSPSTR.ADV内のSpStrTbl,SpKeyStrTblのテーブルを参照して います。SpKeyStrTbl内には、キー文字列データを書いてください。"///"という文字 列がエンドコードです。SpStrTbl はキー文字列が選択されたときに表示する文字列への アドレスのテーブルです。ただし最初はSpKeyStrTblのアドレスになります。キー文字列 が選択されたときの表示文字列は、"///"をエンドコードにしてください。 *SpKeyStrTbl: "はつね" "つぐみ" "かなこ" "かずぽん" "///" *SpStrTbl: _SpKeyStrTbl _はつねのメッセージ _つぐみのメッセージ _かなこのメッセージ _かずぽんのメッセージ *はつねのメッセージ: "はつねさん" "///" *つぐみのメッセージ: "つぐみっすよーつぐみ" "///" *かなこのメッセージ: "みゃーちゃん" "///" *かずぽんのメッセージ: "かずぽーん" "///" ================================================================================ NVSYSTEM-mini manual since 1998/ 8/31〜 ver.1.00-00 一通り完成