アクセス制限が正常動作しない場合のトラブルシューティング
TeraStationのアクセス制限機能が正常動作しない場合は、
以下原因が考えれられます。ご確認ください。
1.Windowsログイン時に設定されているユーザ名、パスワードと異なっている。
2.パソコン起動時のネットワークパスワード入力画面でパスワードを入力していない。
(WindowsMe、Windows98、Windows95の場合)
3.ユーザの切り替え機能を使用している。(WindowsXPの場合)
4.アクセス制限が正しく設定されていない。
5.ドメイン環境で使用時に、PDCのアクセス認証が無効になっている。
6.グループ単位でアクセス制限を設定している。(Macintosh環境の場合)
7.グループ単位でアクセス制限を設定している。(FTP環境の場合)
8.Windowsの標準機能でアクセス制限を設定している(WindowsXP、Windows2000)
9.複数ユーザで一つのアカウントを使用している。
1.Windowsログイン時に設定されているユーザ名、パスワードと異なっている。 |
「TeraStationのWEB設定画面にて登録した、ユーザ名、パスワード」と
「パソコンのWindowsのネットワークログイン時のユーザ名、パスワード」が異なっている場合、
アクセス制限が正常動作しない場合があります。
TeraStationのアクセス制限機能を使用する場合、
必ず、WEB設定画面に登録するユーザ名、パスワードは
パソコンのWindowsネットワークログイン時のユーザ名、パスワードを設定してください。
※注意(WindowsXPをご使用の方へ)
WindowsXPではユーザを作成後、Windowsログインするユーザ名を変更することができます。
TeraStationの認証に使用するユーザ名は変更したユーザ名ではなく、
Windowsセットアップ時に作成されたユーザ名です。
パソコン起動時に入力するユーザ名を変更している場合は、
Windowsのユーザアカウント作成時のアカウントに戻してください。
Windowsログイン時のユーザ名が漢字であるユーザ、パスワードが無いユーザ、
登録可能文字数を超えるユーザアカウントを既にご使用の場合、
TeraStationに登録できないため、アクセス制限設定ができません。
その場合、Windowsのユーザアカウントを新規作成してご使用ください。
Windowsアカウントの作成方法につきましては、マイクロソフト様、
パソコンメーカ様にご相談下さい。
■参考
・TeraStationのアクセス制限機能が正常動作しているか確認方法
アクセス許可である共有フォルダにアクセスした場合:
ユーザ名パスワードなどを入力することなくアクセスすることができます。
アクセス不可である共有フォルダにアクセスした場合:
ユーザ名パスワードなどを入力させるメッセージが表示されます。
・TeraStationに登録できるユーザの文字制限については【こちら】をご覧ください。
※WindowsXP、Windows2000ではネットワークログイン名が異なっていた場合、
ユーザ名とパスワードを入力する画面が表示されますが、
入力した場合でも、正常な認証が行われない場合があります。
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2.パソコン起動時のネットワークパスワード入力画面でパスワードを入力していない。 (WindowsMe、Windows98、Windows95) |
パソコン起動時のネットワークパスワードの入力画面で、「ESC」キーや
「キャンセル」ボタンで起動し、パスワードに何も入力をしない場合は、
TeraStationに正常にアクセスすることができません。
Windows起動時のネットワークパスワードの入力画面では、設定したユーザ名、
パスワードでログインを行ってください。
■参考
・Windowsのネットワークログイン時のユーザ設定につきましては、
Windows(OS)のマニュアルをご参照ください。
・TeraStationに登録できるユーザの文字制限は【こちら】をご覧ください。
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3.ユーザの切り替え機能を使用している。(WindowsXPの場合) |
WindowsXPのパソコン環境では、ユーザを変更する際に[ユーザの切り替え](※)を行うと
ユーザのログオフが行われず、アクセス制限が正しく動作しない場合があります。
[ユーザの切り替え]は使用しないでご利用ください。
ユーザを変更する場合は、ログオフしてから再ログインを行う、もしくは、
パソコンを再起動してください。
※[ユーザの切り替え]とは、[スタート]-[ログオフ]-[ユーザの切り替え]を
実行する動作になります。
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TeraStationのWEB設定画面では、ユーザ単位、グループ単位で、
共有フォルダに対して許可の設定を行います。
アクセス制限が正常に設定されているかどうかご確認ください。
■原因切り分け方法(新規ユーザの作成でアクセス制限が正常動作するかどうか。)
1.パソコン上で新しくユーザ(アカウント)を作成します。
(例 ユーザ名:test パスワード:123)
2.TeraStationのWEB設定画面のユーザ設定にて
「1」で作成したユーザと同一のユーザ(アカウント)を作成します。
3.設定画面にて該当共有フォルダに対してtestユーザを、
アクセス制限(許可・拒否等)を設定します。
4.パソコンを再起動し、「1」で作成したユーザ(アカウント)でログインします。
5.TeraStationのアクセス制限設定した共有フォルダにアクセスし、
「3」で設定したアクセス制限が正常動作しているかどうかご確認ください。
■参考
・ユーザグループの設定がされている場合はユーザ単位のアクセス許可設定と、
グループ単位のアクセス許可設定、どちらかの許可設定されていればアクセス可能になります。
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5.ドメイン環境で使用時に、PDCのアクセス認証が無効になっている。 |
TeraStationのWEB設定画面で「PDCのアクセス認証は現在無効です」と
表示されている場合は、PDCから取得したドメインユーザのアクセス制限は
正常に動作しない場合があります。
TeraStationの状態が「ドメインコントローラによるアクセス認証は現在無効です。」と
表示される場合は【こちら】をご覧ください。
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6.グループ単位でアクセス制限を設定している。(Macintosh環境の場合) |
Macintoshユーザに対してアクセス制限を設定するときは、ユーザ単位で行ってください。
グループ単位でアクセス制限を設定するとアクセス制限が正常に動作しない場合があります。
本内容は制限事項になります。
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7.グループ単位でアクセス制限を設定している。(FTP環境の場合) |
FTP接続時、登録ユーザに対してアクセス制限を設定するときは、
ユーザ単位で行ってください。
グループ単位でアクセス制限を設定するとアクセス制限が正常に動作しない場合があります。
本内容は制限事項になります。
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8.Windowsの標準機能でアクセス制限を設定している(WindowsXP、Windows2000) |
・TeraStationのアクセス制限機能は、WEB設定画面でのみ設定が可能です
・TeraStation内のフォルダのプロパティで表示されるセキュリティタブで
アクセス制限を設定した場合、ファイルアクセスが正常動作しなくなる場合がありますので
設定しないでください。
・TeraStationにコピーしたフォルダの所有者情報は
搭載のOSの仕様上、保持できません。
そのため、表示上所有者情報などが変更されることがありますが、
ファイル共有において問題はありません。
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TeraStationのアクセス制限機能は、ユーザアカウントにて行うため、
複数台のパソコンから同一ユーザアカウントでTeraStationにアクセスする場合、
アクセス制限、ファイル共有ともに正常に動作しない可能性があります。
アクセス制限を設定するユーザそれぞれをTeraStationに登録してください。
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以上