1) MacOS 7.6に同封されているOT/PPP J-1.0を使用する場合には,以下の
準備をしなくても,標準のインストールで問題ありません。
2) OT/PPPをインストール後、仮に不具合があった際、現状復帰をご自身の力で
行うスキルがない方は、インストールするべきではありません。
3) 本解説は、私自身の環境で使用した経験をもとに内容を記述しております。
同様の手順で他の環境でも利用できる保証は一切ありません。すべてご自身の
責任の範囲でご判断下さい。
4) OT/PPPの使用に関するご質問にはお答えできません。本解説以外の点につき
ましては、自力で解決して下さい。
5) 本解説は、漢字Talk 7.5.3以降の環境を前提にしています。他の環境では解説中
の名称などが異なる場合がありますので気を付けて下さい。
1) OT/PPPはOpen Transport 1.1.1に対応していますので、OT/PPPと合わせて
TCP/IP環境もセットアップする必要があります。
2) インストール後、拡張機能ファルダ内に作成された「Scripting Additions」
というファルダから"PPP Commands"を「スクリプティング機能追加」ファルダ
に移動して下さい。
3) 「スクリプティング機能追加」ファルダのなかに「表現形式」というファイル
が保存されているはずです。CyberGateがOT/PPPにスクリプトを発行する際、
内部で英語表現形式を使用しております。仮に、同フォルダ内に"英語表現形式"
というファイルがないとCyberGateは正常に動作しません。
なお、CyberGateでは、起動時に一時的に英語表現形式に自動的に切り替えて
いますので、スクリプト編集プログラム等で英語版のDialectに切り替える
必要はありません。
4) 拡張機能ファルダ内にある「Modem Scripts」というフォルダを開き、現在
使用しているモデム名称があるか確認して下さい。もし見当たらない場合は、
使用中のモデムに対応したModem Scriptファイルを別途インストールしなけ
ればなりません。海外仕様のモデムの場合、製品に同ファイルが添付されている
ことが比較的多いですが、国産モデムの場合は不明です。
5) これまでOpen Transport 1.1Jを利用していた方は、初期設定フォルダを開き
"TCP/IP 初期設定"を捨てて下さい。この時点で、初期設定フォルダには、
Open Transport 1.1.1用の初期設定ファイル"TCP/IP Preferences"が残って
いるはずです。
6) 上記の準備が完了した後、コントロールパネルフォルダを開き、"Modem",
"PPP", "TCP/IP"各ソフトウェアで実際に接続に必要な設定を行って下さい。