ちょこっとはづかしい小説・・・・
ふふふふふ〜ん。
鼻歌まじりにアイロンをかける。
どんっ。
背中になにかがぶつかる感覚。そしてあくび。
「ふぁぁぁ〜っ」
少しあきれたように背中にもたれ掛かってきた彼に私は話しかける。
「ちょっと、今アイロンかけてるんだから、危ないから離れて。」
「や・だ」
彼は私に甘えた声で答える。
「もうっ。」
私は少しあきれながらアイロンのスイッチを切る。そして横を向いて彼の為に膝をあけてあげる。
彼は待ってましたとばかりに私の膝に頭を乗せてくる。
「ふふふっ、もうコドモなんだから。」
苦笑する私に彼は少しすねた声をだす。
「いいじゃないか。久しぶりにゆっくりできるんだからさぁ」
「そうかもね。」
私は彼に微笑みかける。
ふと私は気になって彼に声をかける。
「ところで甘えん坊さん。昔はあなた、そんな風じゃなかったと思うけど、いつのまにこんな甘えん坊になったのかしら?」
すると彼は少し照れたような顔をする。
「そんなに甘えん坊になったかな」
そういいながら片方の手で鼻の頭をこすってみせる。
「もう、コドモみたいなことしないの。」
私がそういうと彼は
「はあい、お母さん」
と答えて笑った。
「もう、私はまだそんな歳じゃないわよ。」
そういって私は彼のほっぺたをつねった。
ギュ。
「いてててててっ」
彼は派手に痛がると、
「やったな。仕返しだ」
そういって顔をうつぶせにして私の膝にこすり付ける。
「きゃっ、もう、なにするのよ。」
「へへへへ、まいったか」
彼はしてやったりといった顔をする。そして2人顔を見合わせてぷっとふきだし笑いはじめてしまう。
しばらくして落ち着くと彼はふと思い出したように話しはじめた。
「そういえばさっきおまえ、俺が甘えん坊になったとかいってたよな」
「ええ。」
私がそう返事をすると、彼は顔を反対側に向けてぼそっと、
「お前の前でだけだよ」
といった。私が「えっ?」と聞き返すと彼は私の方を向き直った。まじめな顔をしていう。
「お前の前でだけだよ。俺がこんな顔を見せるのは。男ってのはさ、自分が本当に甘えられるってわかった女の前じゃあ、
カッコつけてられないんだよ。ついつい甘えたくなるんだ。男は惚れた女の前じゃみんな子供のようなもんなんだよ」
「ふふふっ、嬉しいことをいってくれるじゃない。じゃあ、私も告白してあげる。女がね、甘えてくる男をかわいいって
感じるっていうけどあれはうそ。惚れた男が甘えてくるからかわいいって思えるのよ。で、私はいまここにいる甘えん坊を
かわいいって思ってるわ。」
私がそういうと彼は顔を真っ赤にする。その彼を見て私もなんだか恥ずかしくなってしまう。頬が熱くなるのを感じる。
彼がそっと私の膝から頭をあげる。そして私の横に座りなおすと真っ直ぐ私の顔をみつめる。
「愛してる」
「知ってるわ。」
彼の顔が近づいてくる。私はそっと瞼を閉じる。
唇がふれあう。
熱い感触。
このまま時がとまってもいい、この幸せがいつまでも続いてくれるのなら。私はそう思いながら彼に身を預けた。
ってことでぬけとうだらです。いえ、先ほどまでアルルふぁんくらぶやシェゾ様ファンクラブ!、ウィッチ様ファンクラブ!なんかの
テストプレイをしていたのですがなんかファンクラブの熱気に当てられて今回は恥ずかしい文章を書いてみようと
一念奮起して書いてみました。いや今回はちょっと恥ずかしすぎましたな。書いてたコッチが熱くなってしまいました。
えっ、今回はhtmlテストプレイを中心に作業をしていました。結構大変だったです。え〜、もし上記文章になにか
感想がきましたら次回も少し違ったシチュエイションで話を書いてみませう。それではみなさん、今回はこのへんで。
なんか書く度に内容が開発後記からずれていっているぬけとうだら