● 1953年10月生まれ 東京出身
○14歳の時にベンチャーズ、シャドウズといったグループの演奏に刺激を受けて
ギターを手にする。高校入学後ジャズ・ギターを学ぶ。この頃よりギター・トリオ
を結成しライブ・ハウスで演奏する。
●1971年
○17歳でファースト・アルバム「インフィニット」を発表、" 驚異の天才ギタリスト "
として大きな注目を集めると同時にプロ・ミュージシャンとして本格的にスタート
する。
○その後、今田勝トリオ、渡辺貞夫グループなどの日本ジャズ・シーンの
トップ・グループに在籍すると共に自己のグループを結成し活溌な活動を行う。
●1975年〜1976年
○「エンドレス・ウェイ」「ミルキー・シェイド」「マンデイ・ブルース」を発表。
○スイングジャーナル誌読者人気投票NO.1ギタリストとなる。
●1977年
○「オリーブス・ステップ」を発表。折からのフュージョン隆盛、ギター・ブーム
とあいまって、ジャズ・ファンはもとより広くロック・ファンをも吸収し一挙に
スーパー・スターの座につく。
●1978年
○リー・リトナー&ジェントル・ソウツとの共演アルバム「マーメイド・ブルバード
」、初の海外録音となった「ロンサム・キャット」、「ビレッジ・イン・バブルス」
を発表する。
●1979年
○坂本龍一(key) 矢野顕子(key/vo) 小原礼(b) 村上秀一(ds) 清水靖晃
(sax) 向井滋春(tb) といった気悦のミュージシャンで構成された伝説のオール
スター・バンド「KYLYN BAND」を結成し、アルバム「KYLYN」「KYLYN LIVE」を
制作、ライブ、コンサート・ツアーを行う。
○「イエロー・マジック・オーケストラ」のワールド・ツアーにゲスト・ギタリスト
として参加、各国、各地で大絶賛を浴び "KAZUMI"の名を一躍世界的なものとする。
●1980年
○マイク・マイニエリ・プロデュースのもとに制作した「TO CHI KA」を発表、
空前のビッグ・セールスを記録する。同時にマイク・マイニエリ(vib)ウォーレン
・バーンハート(key)マーカス・ミラー(b)オマー・ハキム(ds)を擁して
「トチカ・ツアー」を敢行。
○"ロサンゼルス市政200周年記念フェスティバル"に
招待出演。
○ニューヨークのトップ・ミュージシャンで結成された「STEPS」の
ジャパン・ツアーにゲスト参加。
●1981年
○前年、清水靖晃(sax)笹路正徳(key)高水健司(b)山木秀夫(ds)といった
若手ミュージシャンで結成した「KAZUMI BAND」で「頭狂奸児唐眼」を発表すると共に活溌なライブ、コンサート活動を展開する。「ブレッカー・ブラザーズ・バンド
」の" 7th アヴェニュー・サウス"(N.Y.)ライブ、日本ツアーにゲスト参加するなど
内外のミュージシャンと意欲的に交流する。
○内外アーティストとのデュオ演奏集
「ドガタナ」発表。
○ベルリン・ジャズ・フェスティヴァルに井野信義とともに
出演。
●1982年
○再び「STEPS」のジャパン・ツアーにゲスト参加。○パーソナル・レーベル" DO
MO " を設立し第1弾アルバムとしてKAZUMI BANDで「ガネシア」を発表。○FM番
組「ドガタナワールド 渡辺香津美のグッドバイブレーション」でDJを務める(〜
' 84年)
●1983年
○ジャコ・パストリアスの日本ツアーにゲスト参加。
○ニューヨークにおいてマーカス・ミラー(b) オマー・ハキム(ds)ロビー・シェイクスピア(b)スライ・ダンバー(ds)マイケル・ブレッカー(sax)などの超ヘビー級のメンバーを起用して
2枚組アルバム「Mobo」を制作。各界より絶大な評価を得る。
●1984年〜1985年
○" 新たな出会いを求めて " をテーマに気悦のミュージシャンを中心に「Mobo PRO
JECT」を発足、「Mobo Band」「Mobo。」「勉強とりお」をベースにゲストを迎えた活動を意欲的に展開する。
○この間、「MOBO倶楽部」(' 84 年)「桜花爛漫」(' 85 年)「MObo SPLASH」(' 85 年)といった話題作を発表。
○ 「Mobo 。」を率いて念願の全米ツアーを実現('85 年)。ニューヨークを始め全米12都市(17回)での講演を敢行し、各地とも大絶賛を博す。
●1986〜1987年
○10年振りにロンドンに渡りキング・クリムゾンで知られるブリティッシュ・ロック界の大物ドラマー、ビル・ブラッフォードとベーシスト、ジェフ・バーリンの参加を得て『The Spice of Life 』を録音('87年3月発売)、ロック・ファンより圧倒的な支持を得る。
○87年このユニットで、全国12 都市で講演。
○「Tokyo Music Joy 」にジョン・マクラフリンとギター・デュオで出演('87 年)。
○「Live Under The Sky '87」東京、香港講演への参加。
○「六本木ピットイン10 周年記念コンサート」で「KYLIN BAND」一夜だけの再結成('87年)。
●1988年
○再びロンドンにて、ビル・ブラッフォード(ds) ジェフ・バーリン(b) ピーター・ヴェテッツィ (key) と「The Spice of Life 2」を制作。
○ケイ・赤城(key) バニー・ブルネル (b) ジョン・ワッカーマン (ds) 率いアメリカ・ツアー(9都市)敢行。
○ビル・ブラッフォード、バニー・ブルネル、笹路正徳を率いて「Spice of Life 」日本ツアー(8回)。
○井野信義(b)東原力哉(ds)を率いてインドネシア、スリランカ、バングラディシュ、タイ、中国の5ヵ国を巡り現地ミュージシャンとも交流する。
●1989〜1990年
○ロサンゼルスでバニー・ブルネル、ジョン・ワッカーマン、を軸に「KILOWATT」を 制作。(日米同時発売)。
○バニー・ブルネル、ジョン・ワッカーマンとのトリオでスイス、モントルー・ジャズフェスティバルに出演、さらに日米にわたるツアーを果たす。
○89年12月、「ロマネスク/渡辺香津美with ブラス・アンサンブル・オーケストラ」と題したコンサートを14人編成の ブラス・アンサンブルに吉田美奈子(vo)と上田正樹(vo) を迎えて披露、ジャンゴ・ラインハルトの愛奏曲とデューク・エリントンの遺作を演奏、翌90年そのライブ・アルバム『 ロマネスク』を発表。
○90年、 ジャンゴ・ラインハルトをテーマにした音楽劇「DJANGO 1953 」 を「シアター・コクーン」で行い大好評を得る。
○山下洋輔(p)と共にヨーロッパに渡りバルセロナ・ギター・フェスティバルへの出演を始めイタリア、フランスで講演、現地の熱狂的な支持を得、大成功を収める。
○レギュラー番組、関西 TV「夢の乱入者」スタート。
●1991年
○第16回南里文雄賞受賞。
○<アジア>をテーマにした4日間連続のイベント「ASIAN FANTASY」に中国の若手演奏家達と"ASIAN MOBO"として出演。
○ 東原力哉(ds)バカボン鈴木(b)八尋知洋(perc)からなる新バンド「RESONANCE VOX」結成、デビュー・アルバム『Pandora』を発表。
○ミュージカル「バルセロナ物語」の音楽監督を務める。
○「THE HOUSTON INTERNATIONAL FESTIVAL」出演。
●1992年
○「アムラックスホール」にて 「RESONANCE VOX」4夜連続コンサート。メンバー各自が1夜をプロデュース。
○昨年に引き続き 「ASIAN FANTASY」に出演。 山下洋輔、梅津和時、韓国を代表するソウル芸術団”歌舞楽”と共演。
○ 「RESONANCE VOX」2nd アルバム「○-×-○」発表。
●1995年
○第3回 「ASIAN FANTASY」に出演、日本歌曲を採り上げた「Japonesque」を演出。
○「Mt.Fuji jazz Festival」にアル・ディ・メオラとギター・デュオで出演。
○ 「RESONANCE VOX」3rdアルバム『 RESONANCE VOX』を発表。
●1994年
○島田昌典(key)が 「RESONANCE VOX」に正式加入。
○渋谷 ON AIR WEST にて 「RESONANCE VOX」3Days LIVE を行い、初のライブ・レコーディングをする。9月に『自業自得』として発表。
○ラリー・コリエル(g)と'83以来久しぶりのデュオ・ライブを行う。
○初のアコースティック・ギター・ソロアルバム『おやつ』を発表(11月)。
●1995年
○ 井野信義(b)と”おやつ・ヨーロッパ・ツアー”(リスボン/フランクフルト/ソフィア/ブリュッセル/5月)。
○愛知芸術文化センターに於ける「日韓音楽祭」に出演(7月)。
○ 「ASIAN FANTASY ORCHESTRA」の中心メンバーとしてシンガポール/クワラルンプール/ジャカルタ/東京のアジア4都市で公演。
○アジア各国のミュージシャンをゲストに迎え アコースティック・ギター・ソロアルバム・シリーズ第2弾、『おやつ2遠足』を発表。
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