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利き酒

20石から50石(1.8〜9キロリットル)のタンクから一本一 本一升瓶に移した酒を、明るいところに並べます。タン ク一本毎に酒を取り分けるために、当社では一升瓶の数 は五十本以上になります。

上の写真で、一升瓶に書いてある数字はタンクの番号で す。並べたビンの前に並べてある白いものは、利き猪口 と呼ばれる、酒を検査する特別な猪口です。

一升瓶を並べた状態で、まず最初に、酒を眺めて、色は どうか、にごりは無いかを良く見ます。

次に、利き猪口を使って、利き酒をして、酒の色や、味、 香りなどを調べます。


純白の利き猪口の底には、紺色の円が描かれています。 これは酒の色を見やすくするためのものです。この利き 猪口を使うと、酒の色や照りの状態がはっきりとわかり ます。

利き酒をする場合は、最初に色などを見た後、香りを嗅 ぎ、次に口に含んで味や香りを確かめます。最後に、含 んだ酒を吐き出して、口に残る香りと味を確認します。


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著作・制作: 武重本家酒造株式会社
Copyright (c) 1995, Takeshige Honke Shuzou Corp.

初稿完成:1995/07/31、最終変更:1995/08/06