飛騨高山は、東に乗鞍岳を始め北アルプスの山々、南に木曽御岳、西に白山連峰に 囲まれた飛騨盆地の中心、海抜五七○メートルの位置にあり、本州でも有数の寒冷地 です。
 絢爛豪華な屋台(まつり用の山車)で有名な高山祭は、春の山王祭と秋の八幡祭の 二つを総称しています。冬の長い高山は四月十四、十五日の春祭の頃ようやく春が訪 ずれ、一気に夏・秋が過ぎ、十月九・十日の秋祭りを終えると、また長い冬を迎える のです。
 高山祭は江戸時代に始まり、幕府の直轄地である天領となった後、屋台を曳く祭り になりました。それから幕末に向けては、財力を持った旦那衆(豪商)が中心となっ て屋台の改修にお金を出し、屋台作りの飛騨の匠たちの技を競わせた為、現在の様な 屋台が出来上がりました。
 高山の文化は「あおによし奈良の都」を築いた、飛騨の匠の技と心、茶道のわびを たっとんだ上方文化、さらに爛熟した元禄の江戸文化の粋が合わせられた独特なもの を生み出してきました。
 現存する今日の高山市の古い街並みに見る美しい町家や、動く陽明門と称賛される 高山祭の華麗な屋台は、何れも飛騨の匠の技を伝える貴重な文化財であり、そこに日 本の心を感じ、ふるさとを見る思いがする。
 その町の一角に、酒ばやしを軒先に吊し、美しい出格子にも気品の漂う伝統と歴史 の重厚な構えが銘酒久寿玉の醸造先です。平瀬酒造の創業年代は定かでないが元和九 年より記録され、360年有余年・14代続き今日にいたる。  酒名の久寿玉は、百薬の長・薬玉(くすだま)に由来し、「他の商売には如何なることが あっても絶体に振り向かないこと、酒造り業一筋に生きる」を家訓としており、北ア ルプスの伏流水を仕込水とし、地元の酒造好適米ひだほまれを用いて、厳冬期に醸さ れています。
 しんしんと冷え込む真冬、手の切れる様な宮川の清流を汲んで醸される久寿玉は、品の 良さを身上とし、食通に賞賛される高山の料理を肴に酌むとき、芳醇な香りが広がり、 そのまろやかな味わいは広く全国の愛煙家に珍重され、まさに飛騨の匠の技と して自慢できる酒です。



久寿玉 吟生 2本セット
フルーティな酒
種類生酒/本醸造
甘辛度やや辛口
内容量720ml×2本
セット
税送料込み(日本国内)6,900円



久寿玉 吟生 6本セット
フルーティな酒
種類生酒/本醸造
甘辛度やや辛口
内容量300ml×6本
セット
税送料込み(日本国内)5,200円



久寿玉 生 6本セット
芳醇、淡麗
種類生酒(要冷)・本醸造
甘辛度辛口
内容量300ml×6本
セット
税送料込み(日本国内)3,800円



ゴールドセット
超特選 寿 と 超辛口のセット
寿:芳醇な味のある酒
超辛口:芳醇、淡麗、超辛口の酒
種類純米吟醸
普通酒
甘辛度やや辛口
辛口
内容量1800ml 各1本
寿:
超辛口:
セット
税送料込み(日本国内)6,800円

お酒は20歳から