伝統の酒造りが、
芳香なのどごしを育む。
磨きつがれた心の酒
「岩手川」
美しい水のあるところに芳醇な酒が育ちます。「杜と水の都」とよばれている盛岡市は、美しい自然と古い歴史をもつ街です。豊臣秀吉の許しを得て南部藩主が北上川、雫石川、中津川の三河川に囲まれた自然の要塞、不来方の地に居城をかまえた時、都市・盛岡の歴史が始まりました。以後、二十万石の城下町として栄え、現在は東北の拠点都市として発展しています。
盛岡近郊は、一面に水田が広がる稲作地帯です。「岩手川」の前身「浜田屋」は、明治5年、ここ盛岡で酒屋として産声を上げました。もともと浜田屋は藩政時代からの米穀商で、当主は代々関口藤右衛門。その屋号と当主の名前から、地元では“浜藤”の名で親しまれています。 当社の第二工場「浜藤の酒蔵」は、藩制時代からの酒造りの貴重な建物として、昭和52年 12月20日、盛岡市の保存建造物に指定(第9号)されました。近くに大慈清水、青龍水の名水が湧き出しています。
ここで酒造業を始めたのは、三代藤右衛門でした。濁酒わずかl0石の製造から始めた浜藤は、明治9年、清酒の醸造にも着手。2l年には事業の規模拡大を図るため、仙北町の酒造業者・永井屋の蔵と自家工場との交換を申し入れ、l,300円という大金で買い取ります。この設備投資で23年には1,l13石に増石し、ついに酒屋の夢といわれる“千石酒屋”に躍進することができたのです。
以来、浜藤の業績は順調に伸び、大正l5年には「岩手川」を筆頭に、3銘柄で盛岡一の酒屋に成長。苦難の時代を乗り越えながら、その後も相次ぐ増資で設備の近代化を図り、昭和45年「(株)岩手川」として新たなスタートを切りました。
「岩手川」は、伝統の酒造りを基本に、コウジ製法とその量、モロミの経過などの過程に独自の技術を加え、杜氏や蔵人たちの厳しい管理と心づくしのもとに入念に造られます。寒く厳しい風土の岩手で飲む酒は、温もりに満ちた、そして思い出に残る「心の酒」でなければ――。これが、私たちの酒造りの基本。芳醇な酒を口にしたとき、その一滴一滴に、岩手の人情を感じていただければ幸いです。
「心の酒」
セット
心の酒吟醸酒:低温でゆっくりと発酵させ、特に吟味して製造。
果実のような芳香を持つ酒
心の酒特別純米酒:香味、光沢も良好でふくらみのある酒。
冷やしてお飲みいただければ最適。
心の酒特別本醸造:香味のよいすっきりした酒。
そのまま、またはお燗でも飲みごこちがよい。
種類
吟醸酒、純米酒、本醸造各1本
甘辛度
心の酒吟醸酒:辛口
心の酒特別純米酒:甘口
心の酒特別本醸造:辛口
内容量
720ml 各1本
心の酒吟醸酒:
心の酒特別純米酒:
心の酒特別本醸造:
セット
税送料込み(日本国内)
5,700円
「かけはし」
と
「黄金郷」
のセット
太平洋のかけはし:岩手独自の米、かけはしを100%使用した酒。
淡麗やや辛口ながら純米吟醸ならではのコクもある酒
奥州黄金郷:岩手県産ひとめぼれ100%使用した酒。
やや甘口で女性にも飲みやすい酒。
種類
太平洋のかけはし:純米吟醸酒
奥州黄金郷:本醸造
甘辛度
太平洋のかけはし:やや辛口
奥州黄金郷:やや甘口
内容量
720ml 各1本
太平洋のかけはし:
奥州黄金郷:
セット
税送料込み(日本国内)
4,600円
「みちのく三景」
セット
みちのく三景原酒:アルコール濃度が高い酒です。
オンザロックでお召し上がりください
みちのく三景本醸造:コクがありやや濃厚な味わい。
酒本来の香りと旨みを楽しむ酒
みちのく三景樽酒:杉の木の香りを楽しむ酒。
ごくぬる燗でお召し上がりください。
種類
原酒、本醸造、樽酒
甘辛度
みちのく三景原酒:やや甘口
みちのく三景本醸造:辛口
みちのく三景樽酒:甘辛中間
内容量
720ml 各1本
みちのく三景原酒:
みちのく三景本醸造:
みちのく三景樽酒:
セット
税送料込み(日本国内)
4,700円