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[本番の入り口  Q&A・質問コース 目次  質問1]

[質問1];経費額の基準はありますか? またどう考えるのですか。

[答]; はい、あります。経費額が少ない方が
    安く売れるか、利益が多くなりますから。

 
次の3つのポイントについて詳しく解説してみましょう。

1. 売上利益率−経常利益率=経費率です。

1)売上利益率とは、売上額に対していくらの利益率で商いをやっている
  かです。
2)経常利益率とは、売上額に対していくらもうかるかの率です。
3)経費率とは、売上額に対していくらの経費額で商いをやるかです。

 (例)@ 売上額が月3000万円とする
    A 売上利益率が12%とする
    B 経常利益率が3%とすると、
    売上額に対して使える経費率=12%−3%=9%
    使える経費額は、3000万円×9%=270万円

2. 経費額が360万円かかっている時、売上額が3500万円時は、

  360万円(経費額)÷3500万円(売上額)=約10.286%
  売上に対して約10.286%の売上利益率で損益分岐点です。もうけたい  率(経常利益率)をプラスして売上利益率を設定してください。

3. 経費額が360万円、売上額が3500万円、売上利益率が11.5%、
  もうけたい率(経常利益率)が2%の時は、

1)3500万円(売上額)×(11.5%−2%)=332.5万円を経費額としよう。
2)360万円(経費額)÷3500万円(売上額)+2%=約12.286%の売上利
  益率としよう。
3)360万円(経費額)÷(11.5%−2%)=約3789.5万円の売上額
  をあげよう。

 

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