研修会などを計画的に実施して、店で実践的にやっているだけでは身に付きにくい経営の考え方、理念を分かってもらうことも金額以上に大切なものです。
もちろん旅行するだけが社員を大切にすることではありません。基本的なシフトの問題などもしっかり組み立て、また責任者に対して任せるところは任せるといった、日常業務上のことで社員を大切にしているという基本の上に、福利厚生があるのでなければ、大金をかけたリゾート旅行も、素直に喜んではもらえないでしょう。
社員を大切にしていない会社が、お客様を大切にできるでしょうか。社員の健康や保養のために出費することが福利厚生費です。健康診断、保養施設利用料、慰安旅行、社内運動会、そして研修会などが代表的なものでしょう。海外慰安旅行に関しては、現地3泊4日以上、50%以上会社負担、50%以上の社員が参加する、といった条件が税法上はついています。
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