発注してもらう時も、初めは在庫数だけをアルバイトさんに書いてもらい、発注量は店長が決め、次第に在庫数と発注量を書いてもらい、店長はチェックするだけというようにしていくと、店長の仕事量はだんだん減っていくはずです。大丈夫かな、と思うことが自分でやったことと同じになります。 店長は店のすべてのことに対して責任が与えられていますので、店長が忙しいようでは店の運営はうまくいきません。場所を決めて、事務所でお茶でも飲みながら、テレビモニターで確認する形になれば、冷静な判断ができて楽になるはずです。なんでもアルバイトさんにしてもらってください。そのためにマニュアルがあるか、誰にでも分かる状態にすることが必要です。
(例1)最低在庫数以下になると発注してください。
でもかんじんなのは、店長が責任をもってチェックすることです。何をしてもらうかを全部書き出し、すべて店長が見る。そうすれば自ずから責任は店長になります。
棚の時は棚に赤ラインを(前面陳列を忘れずに)。
商品名 | 在庫数 | 1ヶ月に売れると思う数 | 発注数 | 備考 |
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A/12入 | 3本 | 5ケース | 2ケース | 来月よりラベル変更 |
B/12入 | 5ケース | 20ケース | 22ケース | 条件10:1のため |
C/24入 | 30ケース | 198ケース | 128ケース | 1P64ピース |
D/ 6入 | 2本 | 6本 | 1ケース | |
E/12入 | 3ケース | 15ケース | 5ケース |
(例2)プライスカードの裏に最低在庫数と発注数を記入しておく。
A商品は3本になると3ケース発注しましょう。 3ケース/3本
B商品は5ケースになると10ケース発注します。10ケース/5ケース
C商品は30ケースになると128ケース発注です。128ケース/30ケース
D商品は2本になると6本発注しましょう。 6本/2本
E商品は3ケースになると5ケース発注しよう。 5ケース/3ケース