日本の名水百選に選ばれた黒部峡谷の湧水で酒を仕込む皇国晴酒造は 、黒部の東生地(いくじ)という町にある。
 ここは黒部川扇状地の最下流に位置する小さな町。富山の黒部川湧水群地域 として町中いたるところで清冽な水がこんこんと湧き出している。
 地元の人は「清水」とかいて「しょうず」と読む。生地はまさに清水の 里というべき水の町である。なかでも蔵元の家名から岩瀬家の清水と呼ばれる 皇国晴酒造の湧水は、1日千石(1万8千リットル)も湧出するという。
 幻の瀧の酒名は秘境黒部の雪解け期に突然、大瀑布が生まれる。その鳴動は こだましても見た人はいない。いつのまにか土地の人は「幻の瀧」と呼ぶことに 由来する。
 皇国晴酒造は、平成五年度全国新酒鑑評会金賞に輝き過去、昭和五十九年度以降の金賞授与が七回、また平成三年度新潟県清酒品評会で、第一位の県知事賞を獲得するなど、高品質酒メーカ−として歩み続けているものである。
 酒質の特徴は、春夏秋冬の季節の旬にマッチした香りの良い馥郁とした風味豊かな酒に仕上げてあるので、常温で良し、冷やしても良し、消費者のお好みで飲んでいただける清酒である。
 「幻の瀧」の原料米は、酒造好適米をオール精米歩合58%以下の白米を使用し、特に「山田錦」と「五百万石」は自家精米して35%から50%に高精白しており使用する白米は洗米の段階から商品にするまで、「岩瀬家の名水」をたっぷり使って、昔ながらの手づくりを守って、皇国晴酒造で酒造り一筋四十年のベテラン新潟杜氏桑原敏明を中心に、熟練した蔵人達が情熱を注いですべて吟醸仕込で寒造りしたものである。



大吟醸 幻の瀧 奥秘峡
酒造好適酒と清冽な黒部峡谷の湧き水から造り出された、
まろやかな口当たりとフルーティーな香り
種類吟醸酒
甘辛度やや辛口
内容量1800ml×1本
税送料込み(日本国内)6500円

お酒は20歳から