以下のような手順で、画面の指示にしたがってセットアップを進めてください。ここでは、ドライブB:からMS-DOSを起動した場合(つまりドライブB:からWindows 95を起動させたい場合)を例にとって説明しております。
セットアップの途中で「起動ディスク」を作成するか質問されます。あらかじめ1.2MBでフォーマット済みの3.5インチフロッピィディスクを1枚、ご用意ください(「起動ディスク」はWindows 95のセットアップ完了後に作成することもできます)。
「Windows 95はドライブB:から起動する設定でセットアップされます。別のドライブから起動したい場合は、セットアップを終了し、そのドライブからMS-DOSを起動してセットアップを実行し直してください。Enterキーを押すと続行します。Escキーを押すとセットアップを中止します。」
→ 起動ドライブ名を確認したらリターンキーを押します。
(ここからは、マウスによる操作が可能となります。)
「Windows 95セットアップへようこそ
Windows 95をお買い上げいただき、ありがとうございます。Windows 95は、コンピュータを快適に使うための新しい環境を提供します。セットアップには、約30分から1時間かかります。所要時間は、コンピュータの速度によって異なります。システムをチェックして、安全にセットアップできるか確認します。[続行]を押すと、開始します。」
→[続行]ボタンをクリックします。
「使用許諾契約書に同意されますか?[いいえ]を選ぶとセットアップを中止します。Windows 95をセットアップするには、この契約に同意してください。」
→ 契約内容に同意いただける場合は、[はい]ボタンをクリックします。同意いただけない場合は[いいえ]ボタンを押してください(この場合、このコンピュータではWindows 95をご利用になれません。MS-DOSへ戻ります)。
「この製品はWindowsへのアップグレード版です。使用するにはWindows一覧に表示されている製品のいずれかが必要です。アップグレードできるかどうか、システムを調べて確認します。以前のバージョンをすでに削除している場合は、以前のバージョンのセットアップディスクを途中で挿入するように指示されます。」→ [続行]ボタンをクリックします。
「Windows 95セットアップへようこそ。このウィザードの指示にしたがって、セットアップをおこなってください。[次へ]を押すと開始します。セットアップは次の3ステップで行われます。>1)コンピュータに関する情報の収集 2)Windows 95のファイルコピー 3)コンピュータの再起動とWindows環境の作成注意:Windows 95は現在コンピュータにあるMS-DOSやWindowsを上書きします。」
→[次へ]ボタンをクリックします。
「Windows 95をセットアップするディレクトリを選んでください。」◎ B:\WINDOWS ○ その他のディレクトリ
→ 通常はこのまま、[次へ]ボタンをクリックします。他のドライブまたは他のディレクトリにWindows 95をセットアップしたい場合は「その他のディレクトリ」を選んでから、[次へ]ボタンをクリックし、セットアップしたいドライブ名+ディレクトリ名を入力して、[次へ]ボタンをクリックしてください。
例えば、C:¥WIN95と入力した場合、ドライブC:の¥WIN95ディレクトリにファイルがコピーされます。このようにしても、Windows 95がドライブB:から起動する設定であることに変わりはありません。
「セットアップされているファイルを調べています...空きディスク容量を調べています...」
→ もしここで、「容量が足りません」というメッセージが表示されましたらセットアップを中止し、「2.6 ハードディスクの空き容量が足りない場合」の項を参照してください。
「セットアップの方法を選んで、[次へ]を押してください。」◎標準 :通常はこの方法を選んでください。 ○ポータブル:ポータブルコンピュータに適したセットアップです。 ○コンパクト:ディスクを節約するために、最低必要なファイルだけを セットアップします。 ○カスタム :コンピュータの詳しい知識がある方とシステム管理者用の セットアップです。すべてのセットアップオプションをカ スタマイズできます。
→ 通常はこのまま、[次へ]ボタンをクリックします。
「名前を入力してください。会社名も入力できます。」名前: 会社名:
→ テキストボックスにユーザの名前と会社名を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。テキストボックスでは、全角文字(漢字やひらがな)も使えます。
「Microsoft Windows 95 Operating System 3.5インチ1.44MB版」の場合
この後、次の操作があります。「10桁のキーを、123-4567890の形式でハイフンも含めて正しく入力してください。この番号はCertificate of Authenticityに記載されています。入力したら、[次へ]を押してください。」キー:
→ キー(10桁の番号)を入力して、[次へ]ボタンをクリックします。ハイフン(マイナス記号)も忘れずに入力してください。
「次の値がプロダクトIDです。この番号はWindowsやマイクロソフト社のほかのソフトウェアのユーザ情報として登録されます。このIDは後から参照できるようにメモしておいてください。[次へ]を押すと、セットアップを続けます。」プロダクトID:xxxxx - xxx - xxxxxxx - xxxxx
→ 表示されたIDをメモしてから[次へ]ボタンをクリックしてください。
「Microsoft Windows 95 Upgrade Operating System (CD-ROM版)」の場合
この後、次の操作があります。「10桁のCDキーを、123-4567890の形式でハイフンも含めて入力してください。この番号はCDケースの裏面に貼ってある黄色いステッカーに記載されています。入力したら、[次へ]を押してください。」CDキー:
→ CD(10桁の番号)キーを入力して、[次へ]ボタンをクリックします。ハイフン(マイナス記号)も忘れずに入力してください。
「コンピュータで使われているハードウェアを調べます。[次へ]を押すと続行します。」
→ [次へ]ボタンをクリックします。
「コンピュータで使われているハードウェアを調べています...
注意:コンピュータの調査には数分間かかります。ハードディスクが動作していないと思われる状態が長く続く場合は、いったん電源を切ってから再起動してください。(Ctrl+Alt+Delキーは使わないでください。)その後、修復セットアップを実行してください。」
「Windowsには電子メール、FAXツール、オンラインサービスへのアクセスがオプションとして提供されています。セットアップしたいオプションをクリックして印をつけてください。[次へ]を押すと、続行します。これらのファイルはすべて、Microsoft Exchangeを共通の電子メールクライアントとしてセットアップします(3.7MB)。」□The Microsoft Network: 電子メール、ヘッドラインニュース、インターネット、掲示板、 チャットなどのサービスにアクセスします(モデムが必要です)。2.1MB □Microsoft Mail: Microsoft Mailサーバやポストオフィスに接続します。0.6MB □Microsoft FAX: コンピュータを使ってFAXメッセージを送受信します (FAXモデムが必要です)。3.4MB」
→ 通常はこのまま、[次へ]ボタンをクリックします。通信オプションのセットアップはWindows 95セットアップ完了後でもできます。ここでは、何も選択しないことをおすすめします。ここで、いずれかのオプションを選択した場合、以降の操作に加えて「受信トレイのセットアップ」があります(本項目の最後にある補足を参照ください。)。
「次の情報は、ネットワーク上でコンピュータを認識するために使われます。このコンピュータの名前と所属するワークグループ名、簡単な説明を入力してください。」コンピュータ名: ワークグループ: コンピュータの説明:
→ コンピュータ名、ワークグループ名を入力して、[OK]ボタンをクリックします。コンピュータの説明には、例えばユーザの名前を書いてください(何も書かなくても結構です)。コンピュータ名、所属するワークグループ名がおわかりにならないときは、お使いのコンピュータを接続しているネットワークを管理している方(ネットワーク管理者)に問い合わせてください。
「Windowsにはゲーム、ディスクツール、その他アクセサリなどのオプションファイルが含まれています。オプションファイルはWindowsセットアップ後もコントロールパネルからセットアップできます。オプションファイルの中には、多くのディスク領域を必要とするため明示的に選択しないとセットアップされないものもあります。どちらかを選んで[次へ]を押してください。」◎標準的なオプションをセットアップする(推奨) ○セットアップするオプションファイルを選択する
→ 通常はこのまま、[次へ]ボタンをクリックします。セットアップするオプションファイルを選択したい方は「セットアップするオプションを選択」を選択してください。この場合Windows 95に関する詳しい知識が必要です。
「起動ディスクを作成しますか?
起動ディスクを作成すると、Windowsの起動に問題があった場合にこのディスクからコンピュータを起動し、診断プログラムを実行できます。起動ディスクを作成するには、1.2MB以上の容量を持つフロッピィディスクが1枚必要です。」◎はい(通常はこの方法を選んでください) ○いいえ
→ 通常はこのまま、[次へ]ボタンをクリックします。起動ディスクを作成しておくとWindows 95のセットアップが失敗したときに修復をおこなうことができます。
「Windowsファイルのコピーに必要な情報がすべて集まりました。設定を変更または見直す場合は、[戻る]を押してください。[次へ]を押すと、Windowsファイルのコピーを開始します。」1)コンピュータに関する情報の収集 >2)Windows 95のファイルコピー 3)コンピュータの再起動とWindows環境の作成
→ ここまでの操作でやり直したいことがある場合は[戻る]ボタンを順次クリックして、希望の箇所まで戻り、入力/選択し直してください。そうでない場合は、[次へ]ボタンをクリックします。
「フロッピィディスクに“Windows 95起動ディスク”と書いたラベルを貼って、ドライブC:に入れてください。
警告:このディスクのファイルはすべて削除されます。[OK]を押すと続行します。」
(フロッピィディスクドライブがC:の場合)
→ フロッピィディスクに“Windows 95起動ディスク”と書いたラベルを貼り、指定されたフロッピィディスクドライブに挿入して、[OK]ボタンをクリックします。
「起動ディスクが完成しました。フロッピィディスクを取り出してから[OK]を押してセットアップを続けてください。」
→ フロッピィディスクを取り出してから[OK]ボタンをクリックします。
「Windowsファイルのコピーが完了しました。Windows 95を起動して、セットアップの最終段階へ進みます。ドライブからディスクを取り出して、[完了]を押してください。コンピュータを再起動して、Windows環境を作成します。」1)コンピュータに関する情報の収集 2)Windows 95のファイルコピー >3)コンピュータの再起動とWindows環境の作成
→ [完了]ボタンをクリックすると、自動的にコンピュータが再起動します。長い時間コンピュータが応答しないときは電源を入れ直してください。
「Microsoft ネットワークへのパスワードを入力してください。」と表示されます。入力したら、[OK]ボタンをクリックします(ユーザ名、パスワードがわからない場合はネットワーク管理者にご確認ください)。再度、パスワードの入力画面が表示されますので、入力後、[OK]ボタンを押してください。┌─────────┐ ユーザ名 │ │ └─────────┘ ┌─────────┐ パスワード │ │ └─────────┘
「タイムゾーン (GMT+09:00)東京、大阪、札幌、ソウル、ヤクーツク」
→ [日付と時刻]をクリックして、日付と時刻を表示させ、正しいかどうか確認してください。正しくない場合は、訂正してください。正しい日付と時刻が表示されているのを確認したら[閉じる]ボタンをクリックします。
「Windowsから印刷するためには、まずプリンタをセットアップする必要があります。このウィザードの指示にしたがって、プリンタをセットアップしてください。」→ プリンタのセットアップはWindows 95セットアップ完了後でもできます。ここでは、[キャンセル]ボタンをクリックしてください。
→「Windows 95へようこそ」のウィンドウが出現したところで、セットアップは完了です。
Copyright NEC Corporation 1995