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【受賞:昭和14年1月】

昭和13年に、長野県の品評会で首席、全国の品評会で上 位優等賞を受賞したときの、受賞旗と賞状などです。こ の旗は、いまでも検査室に飾ってあります。

【検査室に残る旗】

【記念写真:昭和14年1月】

昔は、こういった記念写真を撮るくらい、受賞というの は名誉なことでした。今は造り酒屋は全国で2000軒ほど ですが、当時は一万軒以上の酒屋があり、受賞をするの は非常に難しいことでした。

写真に写っている中で、後列向かって左端が当時の杜氏、 中澤整吉、その隣が先代社長、武重孝一です。前列の向 かって右端は支配人の武重英祐、その隣が当社の酒造技 術顧問の山本強先生です。山本先生は、大正12年に、現 在の国税局にあたる、名古屋税務監督局から特に招聘し てきた技術者です(現在は、長野県は、関東信越国税局 の管轄下にありますが、当時は名古屋の管轄でした)。

前列の残りの方々は、今となっては、定かではありませ んが、税務署長や酒造協会の理事長などの方々だと思わ れます。


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著作・制作: 武重本家酒造株式会社
Copyright (c) 1995, Takeshige Honke Shuzou Corp.

初稿完成:1995年9月、最終変更:1995/09/14