1ヶ月の御無沙汰です。タチの悪い風邪が巷で流行しているようですが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか?
さて、二月と言えば‥‥‥クリスマスに続く愛の一大イベント、St'バレンタインディ。この時期のデパートやスーパーの特設売場やマス・メディアの仰々しい特集を見る度に、何だか日本中がお菓子屋さんの陰謀にハメられているような感じがするのですが、見渡してみると、職場では通例化している義理チョコとか、ホワイトディの三倍返し‥‥‥など、すっかり日本の風土に溶けこんでしまって、お中元やお歳暮感覚に果てしなく近くなっているような‥‥‥。
ともあれ、このバレンタインディという風習。本来は、キリスト教にヨーロッパの古い土着宗教の春を呼ぶ為の祭りが吸収合併されて始まった習慣らしいのですが、この日に恋人や好きな相手に花やプレゼントを送り合い、周囲に恋人同士であることを広く公表する、という、いかにもヨーロッパらしい、春を待つ行事だったらしい、というのを以前何かの本で読んだことがあります。
さて、ここまでいっちゃうと、チョコレートはいったい何処からやってきて何処に行ってしまうのやら。やはり、お菓子屋さんの陰謀説と言うセンが俄然強くなってくるわけですが、お返しは3倍返しっ!とか、シャネルッ!!(別にシャネルじゃなくってもいいんだけど‥‥‥)とかいう打算がなければ、ロマンス音痴の日本人にしては結構プリティな習慣ではないでしょうか?
とにかく、せっかくのバレンタインディですから、チョコを渡す人もいただく人も、思い出に残る素敵な一日になることを心からお祈りします。
ところで、この占いのページも順調にアクセス件数が延び、12月にはこのコーナーだけでも4万件を越えるアクセスがあったそうで、いやはやもう、本当に皆さんのおかげです。そんなわけなので、このコーナーもさらに内容の充実を計れることになりそうです。もし、こんな事をやって欲しい、とか、こんなテーマを取り上げて欲しい‥‥‥といった御意見などがあったら、なんでもお便りくださいね。お待ちしています。(98INFO@pcvan.or.jp)
また、このページに関するアンケートをくださった皆さん、本当にどうもありがとうございました。これからも応援、よろしくお願い致します。
ではまた、来月、このページでお会いしましょう。
1969年11月8日生まれ。占い師、モデル、デザイナー。
G.タビデ研究所で「ピチ・レモン」、「レモン」、「プチセブン」等のティーン誌に占いや心理テストを執筆。その後フリーになり「バースディ・ブック」での執筆や年末の占い雑誌の特集記事などを手がけている。