『Pin Headsの歴史。それはミシン目がついているにもかかわらず、別のところで切れてしまった
トイレットペーパーの存在にも似ている』と現代の詩人、パラメトリック・イコ氏は語った。
そう、それは1986年、代々木公園に突然あらわれた。そして1988年、原宿歩行天で活動するやいなや
バンドブームの嵐。みんながデビューしていく中、ニコニコして出遅れていった。
いや『大器晩成、性器覚醒』とはイギリスの前衛芸術家、ゾーモー・フサの言葉ではあるが、まさにPin Headsにあては
まる言葉であろう。数々のコンテスト、LIVEで財津一夫氏(Ex.チューリップ)等にも認められるがリーダー
の押葉が財津一夫氏と財津一郎氏を間違え『キビシィー』と連呼、大きなチャンスを棒にふった。
その後、メンバー脱退
により一時、活動停止。しかし、リーダー押葉は天の声を聞き、再びPin Headsを再開すべくメンバーを探
しに四国遍路の旅に出た。1994年にギターリストと出会い現在の黄金のLine-UPとなった。もちろん
メンバーはギターのチャーリー、ベースのポッポ、ドラムのマーカスである