Windows 3.1編 Rev.1.0

4. セットアップの手順



以下のような手順で、画面の指示にしたがってセットアップを進めてください。ここでは、ドライブA:からWindows 3.1を起動した場合を例にとって説明しております。

Windows 95起動ドライブの確認

画面に、

「Windows 95はドライブ A:から起動する設定で、セットアップされます。別のドライブから起動したい場合は、セットアップを終了し、そのドライブからMS-DOSを起動して、セットアップを実行し直してください。[はい]を選ぶと続行します。[いいえ]を選ぶとセットアップを終了します。」
と表示されます。問題がない場合は、[はい]ボタンをクリックして、セットアップを続行してください。

セットアップ時間の確認

画面に、

「Windows 95 セットアップへようこそ
Windows 95をお買い上げいただき、ありがとうございます。Windows 95はコンピュータを快適に使うための新しい機能を提供します。セットアップには、約30分から1時間かかります。所要時間は、コンピュータの速度によって異なります。システムをチェックして、安全にWindowsをインストールできるか確認します。[続行]を押すと、開始します。」
と表示されます。[続行]ボタンをクリックして、セットアップを続行してください。

画面に、「システムを調べています」、「セットアップウィザード(セットアップを簡単にするためのツール)を起動しています」というメッセージが表示されます。次のソフトウェア使用許諾の画面がでるまで、少々、お待ちください。

ソフトウェア使用許諾の確認

画面に、ソフトウェア使用許諾契約書が表示されます。必ずお読みになって、契約内容に同意していただける場合には、[はい]ボタンをクリックしてください。もし、同意していただけない場合は、[いいえ]を押してセットアップを中止してください(この場合、Windows 95はセットアップされません)。

他のアプリケーションの終了

画面に、

「セットアップを実行する前に、ほかのWindows アプリケーションをすべて終了してください。Alt+Tabキーを押して実行中のアプリケーションに切り替え、作業中のデータを保存してアプリケーションを終了してください。実行中のアプリケーションをすべて終了したら、[OK]を押してセットアップを続けてください。」
と表示されます。「2. セットアップの開始」に書かれているように、他のアプリケーションを終了させてあれば、[OK]ボタンをクリックしてください([キャンセル]ボタンをクリックすると、セットアップを中止します)。

画面に、

「セットアップウィザード
Windows 95 セットアップへようこそ。このウィザードの指示に従って、セットアップを行ってください。[次へ]を押すと開始します。セットアップは次の3ステップで行われます。
 →1) コンピュータに関する情報の収集
  2) Windows 95 ファイルコピー
  3) コンピュータの再起動とWindows環境の作成
注意: Windows 95は、現在コンピュータにあるMS-DOSやWindowsを上書きします。」
と表示されます。メッセージを読み終わりましたら、[次へ]ボタンをクリックしてください(これ以降で[キャンセル]ボタンをクリックしますとセットアップを中止します。また[戻る]ボタンをクリックしますと、一つ前の画面に戻ることができます(画面によってはできません))。

ディレクトリの選択

画面に、

「ディレクトリの選択
Windows 95をインストールするディレクトリを選んでください。」
  ◎ A:\WINDOWS
  ○ その他のディレクトリ
と表示されます。セットアップ先をそのまま選択するために、[次へ]ボタンをクリックしてください(「その他のディレクトリ」を選択して、[次へ]ボタンをクリックすると、他のディレクトリにセットアップすることができますが、その場合、現在のWindows 3.1の設定を引き継ぐことはできません)。

画面に、「空きディスク容量を調べています」というメッセージが表示されますので、調べ終わるまでお待ちください。ここでもし「容量が足りません」というメッセージが表示されましたらセットアップを中止し、「2.5.2 ハードディスクの空き容量が足りない場合」の項を参照してください。

システムファイルの保存

画面には、

「システム ファイルの保存
現在のMS-DOSおよびWindowsのシステム ファイルを保存しておくことができます。これらのファイルがあると必要な場合に、Windows 95を削除(アンインストール)することができます。保存には最低16MBのディスク領域が必要です。Windows 95を後から削除できるようにするため、既存のシステムファイルを保存しておきますか?」
  ◎ はい(通常はこの方法を選んでください)
  ○ いいえ
と表示されます。「はい」を選択したまま、[次へ]ボタンをクリックすることをおすすめします。もし、ハードディスクの容量を節約したい場合は、「いいえ」を選択して、[次へ]ボタンをクリックしてください(この場合は、Windows 95セットアップ後にWindows 3.1に戻すことはできません)。

「はい」を選択して、[次へ]ボタンをクリックすると、Windows 3.1のシステムファイルの保存先が複数ある場合には、保存先の候補が一覧表示されますので、保存したいドライブを選択して[OK]ボタンをクリックしてください。

画面では、Windows 3.1のシステムファイルを保存している状況が表示されますので、少々、お待ちください。

セットアップの方法

画面に、

「セットアップ方法
セットアップ方法を選んで、[次へ]を押してください。」
  ◎標準    通常はこの方法を選んでください。
  ○ポータブル ポータブルコンピュータに適した設定でWindowsを
         セットアップします。
  ○コンパクト ディスクを節約するために、最低必要なファイルだけを
         インストールします。
  ○カスタム  コンピュータの詳しい知識がある方とシステム管理者用の
         セットアップです。
         すべてのセットアップオプションをカスタマイズできます。
と表示されます。通常は「標準」を選択したまま、[次へ]ボタンをクリックしてください。

ユーザ情報、製品IDの入力

画面に、

「ユーザー情報
名前を入力してください。会社名も入力できます。」
      ┌─────────┐
  名 前 │         │
      └─────────┘
      ┌─────────┐
  会社名 │         │
      └─────────┘
と表示されますので、名前と会社名(省略可能)を入力してください(漢字で入力することもできます)。入力が終了しましたら、[次へ]ボタンをクリックしてください。

CD-ROM版でセットアップしている場合は、続いて画面に

「プロダクトID
10桁のCDキーを、123-4567890の形式でハイフンも含めて入力してください。この番号はCDケースの裏面に貼ってある黄色いステッカーに記載されています。入力したら、[次へ]を押してください。」
       ┌─────────┐
  CDキー │         │
       └─────────┘
と表示されますので、CDキーを入力し[次へ]ボタンをクリックしてください。

画面に、

「コンピュータの調査
コンピュータで使われているハードウェアを調べます。[次へ]を押すと、続行します。」
と表示されますので、[次へ]ボタンをクリックしてください。

画面では、コンピュータを調査している状況が表示されますので、少々、お待ちください。

注意
コンピュータを調査している進行状況が%表示されます。お使いのコンピュータの調査がうまくいかない場合、%の値が増加せず、ハードディスクが動作しない状態が長く続きます。この場合、一度電源を切ってコンピュータを再起動してください。その後、Windows 95のセットアッププログラムを起動しますと、途中で「修復セットアップ」の選択画面が表示されますので、「修復セットアップする」を選択してセットアップを続けてください。

通信オプションの設定

画面に、

「通信オプション
Windowsには電子メール、FAXツール、オンラインサービスへのアクセスがオプションとして提供されています。インストールしたいオプションをクリックして印を付けてください。[次へ]を押すと、続行します。これらのファイルはすべて、Microsoft Exchangeを共通の電子メールクライアントとしてインストールします(3.7MB)。」
  □The Microsoft Network
   電子メール、ヘッドライン、インターネット、 2.1MB
   掲示板、チャットなどのサービスにアクセス
   します(モデムが必要です)。

  □Microsoft Mail
   Microsoft Mail サーバーやポストオフィスに  0.6MB
   接続します。

  □Microsoft FAX
   コンピュータを使ってFAXメッセージを送受    3.4MB
   信します(FAXモデムが必要です)。
と表示されます。The Microsoft Network(msn)のサービスを受けるには、msnのIDが必要です。お使いのコンピュータでMicrosoft Mailをご利用になれる場合(ネットワーク管理者にご確認ください)は、印を付けてください。Microsoft FAXを登録しなくても98FAXはご利用になれます。

注意

各オプションはWindows 95のセットアップが完了した後でも、コントロールパネルから追加することができますので、何も印をつけずに(選択せずに)、[次へ]ボタンをクリックしても構いません。

注意

Microsoft Mailを利用するには、Microsoft Mailのポストオフィスサーバに接続する必要があります。Microsoft Mailの管理者(ネットワーク管理者にご確認ください)に、ご相談ください。

Windowsファイルの選択

画面に、

「Windows ファイルの選択
Windows にはゲーム、ディスクツール、その他アクセサリなどのオプションファイルが含まれています。オプションファイルはWindows セットアップ後もコントロールパネルからインストールできます。オプションファイルの中には多くのディスク領域を必要とするため明示的に選択しないとインストールされないものもあります。どちらかを選んで[次へ]を押してください。」
  ◎ 標準的なオプションをインストールする(推奨)
  ○ インストールするオプションファイルを選択する
と表示されます。「標準的なオプションをインストールする」を選択したまま、[次へ]ボタンをクリックしてください(「インストールするオプションファイルを選択する」を選択した場合、Windows 95にどのようなツールがあるか知っている必要があります)。

ユーザ情報の入力

コンピュータがLAN等のネットワークに接続されている場合、画面に

「次の情報は、ネットワーク上でコンピュータを認識するために使われます。このコンピュータの名前と所属するワークグループ名、簡単な説明を入力してください。」
            ┌──────────────┐
  コンピュータ名   │XXXXXXXX      │
            └──────────────┘
            ┌──────────────┐
  ワークグループ名  │XXXXXX        │
            └──────────────┘
            ┌──────────────┐
  コンピュータの説明 │XXXXXXXXXX    │
            └──────────────┘
と表示されます。各欄には、Windows 3.1で設定されていたネットワーク環境の情報が自動的に表示されます。変更する場合はネットワーク管理者に確認してください。設定を確認したら、[次へ]ボタンをクリックしてください。

起動ディスクの作成

画面に、

「起動ディスク
起動ディスクを作成しますか? 起動ディスクを作成すると、Windowsの起動に問題があった場合にこのディスクからコンピュータを起動し、診断プログラムを実行できます。起動ディスクを作成するには、1.2MB以上の容量を持つフロッピィーディスクが1枚必要です。」
  ◎ はい(通常はこちらを選んでください)
  ○ いいえ
と表示されます。「はい」を選択したまま、[次へ]ボタンをクリックしてください。後で、用意したフロッピィディスクをフロッピィディスクドライブに挿入するよう表示されますので、画面の指示に従って、挿入し、[OK]ボタンをクリックしてください。

コピー開始

画面に、

「コピー開始
Windowsファイルのコピーに必要な情報がすべて集まりました。設定を変更または見直す場合は、[戻る]を押してください。[次へ]を押すと、Windows ファイルのコピーを開始します。」
   1) コンピュータに関する情報の収集
  →2) Windows 95 ファイルコピー
   3) コンピュータの再起動とWindows環境の作成
と表示されます。[次へ]をクリックするとコピーが開始されますが、ここまでの操作で間違いがあった場合や設定を見なおしたい場合は「<戻る」ボタンをクリックして戻ってください(戻った所から、またこの「コピー開始」画面に戻るには[次へ]ボタンをクリックします)。

注意

起動ディスクを作成する場合は、このコピー中に、フロッピィディスクを挿入するよう表示されます。また、起動ディスクの作成が完了すると、取り出すよう表示されます。

注意

一度コピーを開始すると、設定画面に戻ることはできません。セットアップそのものを中止することしかできませんので、ご注意ください。

再起動の準備

コピーが正常に終わると、画面に、

「コピー完了
Windows ファイルのコピーが完了しました。Windows 95を起動して、セットアップの最終段階へ進みます。ドライブからディスクを取り出して、[完了]を押してください。コンピュータを再起動してWindows環境を作成します。」
   1) コンピュータに関する情報の収集
   2) Windows 95 ファイルコピー
  →3) コンピュータの再起動とWindows環境の作成
と表示されますので、(3.5インチ1.44MB版でセットアップしている場合は、セットアップディスクを取り出してから)、[完了]ボタンをクリックして、再起動をおこないます。

注意

再起動中はハードウェアの状況などを調べています。このため、お使いのコンピュータと周辺機器によって再起動の時間が変わります。

再起動後、セットアップが続行されます。

ネットワークの設定

コンピュータがLAN等のネットワークに接続されている場合、画面に、

「Microsoft ネットワークへのパスワードを入力してください。」
        ┌─────────┐
  ユーザ名  │         │
        └─────────┘
        ┌─────────┐
  パスワード │         │
        └─────────┘
と表示されます。入力したら、[OK]ボタンをクリックします(ユーザ名、パスワードがわからない場合はネットワーク管理者にご確認ください)。再度、パスワードの入力画面が表示されますので、入力後、[OK]ボタンを押してください。

画面では、Windows環境の作成状況が表示されますので、少々、お待ちください。

時刻の設定

画面に、世界地図が表示されます。「日付と時刻」をクリックすると、コンピュータに設定されている日付と時刻が表示されます。日付と時刻が正しく設定されていれば、[閉じる]ボタンをクリックしてください。間違っていた場合は、修正をして[閉じる]ボタンをクリックしてください(Windows 95のセットアップ完了後、コントロールパネルから再度、修正することも可能です)。

受信トレイ(Microsoft Exchange)のセットアップ

通信オプションの設定でいずれかのオプション(The Microsoft Network、Microsoft Mail、Microsoft FAX)を選択した場合、以下の操作があります。ここでは、すべてのオプションを選択した場合について説明しております。選択しなかったオプションに関する設定画面は現れませんので、ご注意ください。

(1)画面に、

「受信トレイセットアップウィザードへようこそ。Microsoft Exchangeの受信トレイを使用して、電子メール、ファックスの送受信や、The MicrosoftNetworkのようなインフォメーションサービスへ接続することができます。以前にMicrosoft Exchangeを使用したことがありますか?
  ○ はい
  ◎ いいえ」
と表示されます。[いいえ]を選択したまま[次へ]ボタンを押してください。

(2) 画面に、

「Microsoft Exchangeで使用するインフォメーションサービスをクリックしてください。」
  ◎ 次のインフォメーションサービスを使用する
   ┌─────────────────────────┐
   │                         │
   │(選択した通信オプションの一覧)         │
   │                         │
   └─────────────────────────┘
  ○ 使用するインフォメーションサービスを設定する
と表示されますので、インフォメーションサービスの一覧にご希望の通信オプションが表示されていることを確認して、[次へ]ボタンをクリックしてください。

(3) 画面に、

「現在の所在地情報を設定してください。」
   国番号
    ┌─────────┐
    │日本(81)   │
    └─────────┘
   市外局番
    ┌─────────┐
    │         │
    └─────────┘
   外線発信番号
    ┌─────────┐
    │         │
    └─────────┘
   ダイヤル方法
    ◎ トーン             ○ パルス
と表示されますので、市外局番(先頭の0は入力しないでください。例えば、市外局番が03なら3を入力してください)、外線発信番号(回線によっては必要です)、ダイヤル方法を設定して、[OK]ボタンをクリックしてください。

お使いのコンピュータをネットワークに接続している場合は、このあと画面に、

「メッセージの送信と受信に何を使用しますか?」
  ◎ コンピュータに接続されているモデム
  ○ ネットワークファクシミリサービスまたははほかの種類のデバイス
と表示されます。「コンピュータに接続されているモデム」を選択したまま、[次へ]ボタンをクリックしてください(「ネットワークファクシミリサービスまたはほかの種類のデバイス」はネットワークを介した利用形態です。選択する場合は、ネットワーク管理者にご相談ください)。

(4) お使いのコンピュータに接続されているFAXモデム(もしくはモデム)の選択画面が表示されます。Windows 95のセットアップが自動的に検出したモデムが一覧表示されます(CanBeシリーズでFAXモデム内蔵の場合は自動検出されてリストに型番が表示されます)。自動検出された場合、[次へ]ボタンをクリックしてください(この場合、続いて(5)の操作へ進みます)。

自動検出されない場合は、このあと以下の操作があります。画面に、

「コンピュータに新しいポートもしくはモデムアダプタがあるようです。ハードウェアウィザードを実行し、アダプタのポートの設定を行うことができます。準備ができたら、[次へ]を押してください。」
  □ ハードウェアウィザードを実行しない
と表示されますので、そのまま(「ハードウェアウィザードを実行しない」に印をつけずに)、[次へ]ボタンをクリックしてください。

画面に、

「ハードウェアウィザードを使うと、新しいハードウェアを手早く、簡単にインストールできます。インストールを始めるには、[次へ]を押してください。」
] と表示されますので、[次へ]ボタンをクリックしてください。

画面に、

「ハードウェアがすでにインストールされている場合は、自動的に検出を行った方がよいでしょう。新しいハードウェアが検出された場合は、自動的にそのデバイスの設定が判定され、正しいドライバがインストールされます。新しいハードウェアを自動的に検出しますか?」
  ◎ はい(通常はこちらを選んでください)
  ○ いいえ
と表示されますので、「はい」を選択したまま、[次へ]ボタンをクリックしてください。

画面に、

「新しいハードウェアの検出を行います。
警告:この作業には数分かかります。そのあいだにコンピュータが応答しなくなることもあります。開始する前に、実行中のアプリケーションをすべて終了しておいてください。検出中には進行状況が表示されます。この表示が長い時間止まったままになってしまった場合は、コンピュータを再起動してください。続けるには、[次へ]を押してください。」
と表示されますので、[次へ]ボタンをクリックしてください。

ハードウェアの検出が終わると、画面に、

「ハードウェアの検出が完了し、インストールの準備ができました。検出されたデバイスの一覧を見るには、[詳細]を押してください。検出されたデバイスのインストールを完了するには、[完了]を押してください。」
と表示されますので、ここでは、[完了]ボタンをクリックしてください。

画面に、検出されたモデムが接続されているポートとともに表示されます。モデムの種類が正しければ、[次へ]ボタンをクリックしてください。間違っている場合は、[変更...]ボタンをクリックしてください([変更...]ボタンをクリックすると、Windows 95のセットアップディスクで供給されているモデムの一覧が表示されますので、選択して[OK]ボタンをクリックしてください。一覧にない場合、「NECドライバキット(Windows 95版)」で提供されている場合がありますので、「NECドライバキット(Windows 95版)」のCD-ROMのDRIVERSディレクトリの README.TXT を参照して、お使いのモデムのドライバが提供されているかどうか確認してください。ありましたら[ディスク使用...]ボタンをクリックしてインストールしてください。Windows 95のセットアップCD-ROMにも、一部のドライバがありますのでご確認ください。

[完了]ボタンをクリックすると、画面に、

「モデムの検出を行います。始まる前に、次のことを確認してください。
  1.モデムの電源が入っているか(ポートにケーブルが接続されている場合)
  2.モデムを使用しているアプリケーションがすべて終了しているか
準備ができたら、[次へ]を押してください。」
  □ モデムを一覧から選択するので検出しない
と表示されますので、そのまま(「モデムを一覧から選択するので検出しない」のチェックボックスに印をつけずに)、[キャンセル]ボタンをクリックしてください([次へ]ボタンをクリックするのは、モデムを2台以上接続している場合です)。

(5) 画面に、

「Microsoft FAX
Microsoft FAXですべての呼び出しに応答しますか?」
  ◎いいえ この回線で音声を受信したり、モデムをほかのプログラムで
       使用する場合は推奨。呼び出し音がしたらタスクバーのファク
       シミリインジケータをクリックして、メッセージを受信する。
  ○はい  応答までのコール数  ** 回
と表示されますので、「いいえ」を選択したまま、[次へ]ボタンをクリックしてください(後で設定を変更することができます)。

(6) 画面に、

「Microsoft FAX
名前とFAX番号を入力してください。」
        ┌─────────────┐
  名前    │(利用者名が表示されます)│
        └─────────────┘
        ┌─────────┐
  国番号   │日本(81)   │
        └─────────┘
        ┌─────┐┌─────────┐
  FAX番号 │(***)││         │
        └─────┘└─────────┘
と表示されますので、FAX番号(市内局番以下)を入力して、[次へ]ボタンをクリックしてください。

(7) 画面に、

「Microsoft Mail
ポストオフィスのパスを指定してください。わからないときは、MicrosoftMail管理者に問い合わせてください。」
と表示されますので、パス名を入力して(パス名はネットワーク管理者にご確認ください)、[次へ]ボタンをクリックしてください。

(8) 画面に、

「Microsoft Mail
ポストオフィスに設定されている電子メールアカウントのメールボックスとパスワードを入力してください。」
          ┌─────────┐
  メールボックス │         │
          └─────────┘
          ┌─────────┐
  パスワード   │         │
          └─────────┘
と表示されますので、メールボックス名とパスワードを入力して、[次へ]ボタンをクリックしてください(メールボックス名とパスワードはネットワーク管理者にご確認ください)。

(9) 画面に、

「The Microsoft Network オンライン サービス
The Microsoft Networkを使えば、Windows95ユーザは電子情報とコミュニケーションの世界に簡単に参加できます。The Microsoft Networkは電子メール、掲示板、インターネット、最新のニュースなど、情報への簡単なアクセスを提供します。」
と表示されますので、[次へ]ボタンをクリックしてください。

(10) 画面に、

「Windows 95の起動時にMicrosoft Exchangeを自動的に起動しますか?」
  ○[スタートアップ]グループに受信トレイを追加
  ◎[スタートアップ]グループに受信トレイを追加しない
と表示されますので、いずれかを選択して[次へ]ボタンをクリックしてください。

(11) 画面に、

「セットアップが完了しました。
これで次のインフォメーションサービスとMicrosoft Exchangeが使用できます。」
  ┌─────────────────────────┐
  │                         │
  │(設定した通信オプションの一覧)         │
  │                         │
  └─────────────────────────┘
と表示されますので、[終了]ボタンを押してください。

画面に、

「システムの設定を完了しました。
新しい設定を有効にするには、コンピュータを再起動してください。[OK]を押すと、再起動します。」
と表示されますので、[OK]ボタンをクリックしてください。コンピュータが再起動され、Windows 95が起動します。

続いてNECドライバキットをセットアップしますので、次章を読んでセットアップを続けてください。

Copyright NEC Corporation 1995