明治以来、作付面積第1位をがんばり通しているのがダイコンである。それほどによく食べている。秋が深まるにつれてみずみずしく甘みを増してくる。ダイコンは白いものと思っているが、実はヨーロッパやアジアの各地には、中まで赤いもの、緑色のもの、茶色や黒いものまである。サラダやおろし、刺し身のつまなど、生に近い状態で食べることは多いが、油脂類がおいしさを引き出してくれるので肉類との炒め煮もおすすめである。