どうすればつなげられるの?

 インターネットは、基本的にコンピュータネットワークどうしを結ぶネットワークです。そのため、個人が直接自分のパソコンを接続したい、と言っても受け付けてくれません。会社や学校で、内部にコンピュータネットワークがあってもインターネットに直接接続するのは技術的、費用的にきわめて困難なことです。大学などは地域ごとや学術分野ごとにインターネットと接続しているネットワークがあるので、それとまず接続してインターネットにつなぐ、というのが一般的です。企業や個人の場合は、インターネットとの接続サービスを提供しているネットワークプロバイダーという会社に申し込み、ここを通じて接続することになるでしょう。例えば、NECの運営する「 C&Cインターネットサービス "mesh" 」などがこれにあたります。
 特に個人が家庭から接続するとか、企業でも部署単位で実験的に導入するといったレベルでは、電話線を通じて接続する「ダイヤルアップIP接続」が手ごろです。これはインターネットを使いたい時だけユーザの方から電話をかけて接続するものです。接続料は月額固定のところと、1分いくらで請求される従量制のところとがあります。電話代は使った分だけ各自が負担します。接続料金も、以前はかなり高かったのですが、最近は新しいネットワークプロバイダーが猛烈な勢いで増え、おかげでだいぶ値下がりしました。ただ、あまりにも安いところは会員数に比べて電話の回線数が満足に用意されてなく、いつも話中でつながらなかったり、設備が貧弱でつながっても遅かったり、トラブルが続くところもありますので、ご注意ください。

C&Cインターネットサービス "mesh"はNECのVANサービス販売本部が運営する商用インターネットサービス。インターネットとの接続環境の提供から情報発信サーバの構築/運用まで、幅広く皆さまを応援いたします。

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