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●まず、何より必要なのは、大容量

多彩で大量の情報を記録するためには、大きな容量を持ったディスクが必要だということは、わかります。

ではどうやってそれを実現するか。 一番簡単なのは、入れ物を大きくすることです。

高画質、高音質のLD(レーザーディスク)がその例です。 直径30cmのディスクの片面に映像(アナログ)が60分入ります。 LDと同じ方式で記録するCDVというCD(コンパクト・ディスク)がありましたが、その記録時間がわずか5分。

私たち東芝は、よりコンパクトに、大容量を実現したかった。 私たち東芝は、まず「どれほどの容量が必要なのか。」 「ふさわしいサイズは何cmか。」といった最初の一歩、規格づくりから始めました。


DVDディスクの主な仕様

ディスク直径  :120mm
ディスク厚  :1.2mm(0.6mm×2)
最短ピット長  :0.4μm
トラックピッチ  :0.74μm
セクター配置  :CLV
論理構造  :ISO9660/UDF準拠
変調方式  :8/16変調
誤り訂正方式  :RS-PC方式
半導体レーザー波長 :650/635nm
レンズ(NA)  :0.6