<DVD-Video> の映像機能

●プロの目に叶う、高画質

MPEG2デジタル画像圧縮技術の採用によって、スタジオマスターテープ級の高画 質の実現が可能です。

MPEG2はビデオCDなどで採用されたMPEG1と比較して画像サイズが約4倍で、 1秒間の画面の数は2倍の60枚となます。

また、画質を左右するデータ転送レートはビデオCDでは1.15Mビット/秒に固定されてますが、 DVDでは最高9.80Mビット/秒のレートが設定できます。

さらに、可変ビットレートを採用することにより、 圧縮の難易度に応じて転送レートを変化させることで、 効率よくディスク1枚に長時間の収録をしつつ、 画質も常に最適なレベルを維持することを可能にしています。

通常のビデオデッキや普及価格帯のLDプレーヤーと画質を比較してみると、 DVDは暗い場面でもノイズが少なく、解像度が高いために輪郭などがすっきりし、 奥行き感や遠近感のはっきりした画像となっています。

これが、お金をかければ品質もあがるアナログ機器と違い、 低価格の機器でも、高画質を実現できるデジタル技術の成果です。