●高密度だからこその、薄さ0.6mm 2枚貼合せディスク 高密度な情報を読み取るためには、今までのCDと同じ1.2mm厚のディスクでは不完全です。 そこで0.6mmのディスクが必要になったわけです。 ディスクは、製造段階で、また使用中にも、傾きが生まれてしまいます。 わずかな傾きでも、スポットがピンボケになってしまい、情報が高密度であればあるほど、データの読み落としの可能性が生まれます。 ディスク厚が薄ければ、ディスクが傾いても、ピントがぼけにくくなるのです。 しかし、薄くすると従来とのCDと互換をとりにくくなります。そこでDVDは、もう1枚0.6mm厚のディスクを背中合わせに貼り合わせることで、強度を確保しさらに2枚の同じ材質のディスクを貼り合わせることで、熱や湿気から起こる反りや変形が1.2mm単板のディスクより少なくすることができるのです。 もちろん、外形はCDと全く同サイズになります。 さらに、両面を使用するという応用も可能になります。 |