MorphX は、絵から絵へとモーフィング(変形)してゆく画像をつくるアプリケーションです。 作業結果は複数枚のイメージとして保存され、あとから QuickTime Player で開くことができます。
イメージ上に線を追加し、変形前後でどのエリアが対応するのか指定します。画像の上でマウスボタンを押して、そのままマウスを引っぱってドラッグし、そして任意の場所でボタンを放してください。 次に、もう一方の画像の上で線の位置を調整し、どのエリア同士が対応するのかを指定します。たとえば顔の画像が2枚あるとして、左の画像の目・鼻・口・輪郭の上に線を引いたとします。あとは右の画像の線をしかるべき場所に移動すれば、左右で目や鼻どうしの位置関係が指定できます。
繋がった線を描きたければ、イメージ上をドラッグするのではなく、順にクリックしていってください。同じ場所で2度クリックすると、線はそこで終了します。こうして描いた繋がった線も、変形の段階ではふつうの線とおなじように動作します。
線を移動するには、移動したい線をクリックしてドラッグします。線の端をドラッグすれば、角度や長さを変えることができます。
線の移動には、かわりにキーボードの矢印キーを押してもかまいません。同時に Shift キーまたは Option キーを押すと、線の片端だけを移動できます。いちど引いた線を削除するには、まず削除したい線をクリックして選んでから、キーボードの backspace キー(または delete キー)を押してください。
変形のようすは、ウインドウ下部で試写できます。「計算」ボタンで最新の結果を表示します。
線の情報をみるには、「Edit」メニューから「線の設定を表示」を選んでください。線周辺のポイントが変形するタイミングや速度を、くわしく決めることができます。Shift キーを押しながらクリックすると、複数の線を選ぶことができます。
最後に、「File」メニューから「Morph フレームを保存...」を選んでください。変形を実行し、結果のイメージファイルを書き出します。
Copyright 2002, Martin Wennerberg. martin@orcsoftware.com
日本語メニュー翻訳: ノラウィグゼル
日本語版マニュアル翻訳: 石崎 圭 kei@whobe.net