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ヘルプ:

スニピットの編集

はじめに


スニピットのフォーマットについて

スニピット用のフォーマットは2種類あります:プリンテキストスタイル付きテキスト&ピクチャー。「プレインテキスト」フォーマットでスタイルなしのテキストだけは保存されますが、「スタイル付きテキスト&ピクチャー」フォーマットを使用するとフォーマット付きのテキストと好きな画像(画像数は無制限)を組み合わせることができます。

アプリケーションの互換性を向上させるため、スタイル付きテキスト&ピクチャーフォーマットのスニピットが1つだけの画像を含む場合にシングルピクチャーモードは使用されます。混ざっているテキストと画像をペーストすることができないアプリケーションの場合はこのシングルピクチャーモードを使用して下さい。この場合に TextExpander はペースト操作をシミュレートして、画像を挿入します。TextExpander のデフォルト設定内の llaughwwbr 省略形を Microsoft Word 内で試してみるとこの機能をすぐ理解できると思います。

スニピットに画像を追加するためにクリップボード内の画像をペーストするか、入力フィールドの下の TextExpander の [+] ポップアップメニューからピクチャーコマンドを選択します(↑ はじめに)。

特別な内容:日付、時刻など

TextExpander のスニピットに特別なダイナミック内容を追加することができます:

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日付&時刻

現在の日付&時刻を自分のスニピットに挿入することができます。日付&時刻のフォーマットを strftime (日付と時刻を文字列に変換する UNIX 系機能)と同様に設定します。基本的な使用方法例として TextExpander のデフォルト設定内の最初の2つのスニピットをご覧下さい。

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クリップボード

クリップボードのプレースホールダー(%clipboard)をスニピット内で挿入すると、プレースホールダーの代わりに TextExpander は挿入されたスニピットに現在のクリップボード内容を挿入します。※クリップボードから挿入される内容はプレインテキストに限られます。フォーマット情報はすべて除去されます。

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カーソルの位置

ウェブデザイナーは「<a href=""></a>」をよく入力します。ahref などの省略形で <a href=""></a> を挿入するためのスニピットを作成すると便利ですが、URL を入力するためにスニピットの挿入後にカーソルを引用符の間へ移動する必要があります。TextExpander でカーソルの位置を自動的に変更することができます。「カーソル」メニュー内の「カーソルをここに移動」コマンド(%|)をスニピットに挿入するとスニピットの挿入後にカーソルは自動的にその位置へ移動されます。また、スニピットの内容の最後にカーソルを左側へ移動させるためのコマンド(%<)を適当に追加することもできます。「カーソルをここに移動」コマンドを使用するとスニピットは <a href="%|"></a> のようになります。カーソルを左側へ移動させるためのコマンドを使用するとスニピットは <a href=""></a>%<%<%<%<%<%< のようになります。※TextExpander で最初の「カーソルをここに移動」コマンドしか認識されません。「カーソルをここに移動」コマンドを使用するとカーソルを移動させるための他のコマンド(左、右、上、下)は認識されません。また、カーソルを移動させるためのコマンドはスニピットの最後に追加されていないと無効になります。

日付&時刻やカーソル位置のコマンドをスニピットに追加するため、入力フィールドの下の TextExpander [+] ポップアップメニューを使用します(↑ はじめに)。

省略形の設定について

省略形の基本...

• 短く、

• 覚えやすく、

• 間違って入力しにくく、

• ユニーク

※現在のバージョンでサポートされている省略形は半角ローマ字のみです。

上記の条件に合っている省略形を作成する方法はいくつかあります。 1つのワード内で入力された省略形は常に認識されないので、省略形の最初の文字を繰り返すと間違いが少なくなります。例えば、 lilorem ipsum の省略形として設定すると「life」、「like」などの言葉を入力するとスニピットが間違って挿入される可能性が高いです。ただし、省略形の最初の文字を繰り返す「lli」を使用すると間違って入力することはほとんどないと思います。

「ユニーク」条件は設定によって異なります。TextExpander のデフォルト設定を使用すると、 llillid の 省略形は一緒に使用不可能になります。「lli」を入力するだけでスニピットは自動的に挿入されるので、「llid」は入力不可能になります。ただし、TextExpander パネルの環境設定セクション内で「次の時に自動的に挿入」設定の「省略形の後に区切り文字を入力した時」オプションを選択することができます(区切り文字は [スペース]、[タブ]、[リターン] です。このオプションが選択されていると lli[スペース] と llid[スペース] を一緒に使用することができます。

「省略形の後に区切り文字を入力した時」オプションを選択すると、省略形を間違って入力してしまう場合も少なくなります。

省略形の使用設定は3つあります:

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大文字と小文字を区別

例:スニピットの内容が lorem ipsum で省略形が lli の場合...

... 

lli (完全一致)を入力すると TextExpander は lorem ipsum を挿入します。

... 

lLiLLILLilLILlILlillI などを入力しても TextExpander は何も挿入しません。

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大文字と小文字を無視

... 

llilLiLLILLilLILlILlillI などを入力すると TextExpander は lorem ipsum を挿入します。

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スニピットの大文字と小文字を省略形に合わせる

... 

LLI (すべて大文字)を入力すると TextExpander は LOREM IPSUM を挿入します。

... 

LLiLlILli (最初の文字は大文字)を入力すると TextExpander は Lorem ipsum を挿入します。

... 

llilLilLIllI などを入力すると TextExpander は lorem ipsum を挿入します。

スニピットの大文字と小文字を省略形に合わせるモードはセンテンスの初めや真ん中で挿入するスニピットの場合に役立ちます。


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