製品情報
IBM は Java テクノロジーの開発と普及における業界リーダーの Sun Microsystems その他の重要なパートナーです。 IBM OS/2 Warp デベロッパーズ・キット Java(TM)版は、
Java の「一度書けば、どこでも実行できる」 クロス・プラットフォーム機能を
IBM の OS/2 Warp オペレーティング・システムで実現します。
IBM OS/2 Warp デベロッパーズ・キット Java(TM)版は以下のコンポーネントにより構成されます。
- ランタイム
- ツールキット
- ツールキットの資料
- サンプル
- ICAT for Java OS/2
- Times New Roman MT 30 Unicode フォント
「ランタイム」コンポーネント
「ランタイム」コンポーネントは単独で FAT または HPFS
形式にフォーマットされたドライブにインストールでき、
OS/2 セッションのコマンド行から Java アプリケーションおよびアプレットを実行させることができます。「ランタイム」コンポーネントは
Java アプリケーションまたはアプレット内で頻繁に使われるバイト・コード・シーケンスのマシン・コードを実行時に生成する
just in time(JIT) コンパイラーを含みます。
「ツールキット」コンポーネント
自分用の Java アプリケーションおよびアプレットを開発したい場合、
HPFS 形式でフォーマットしたドライブに「ツールキット」コンポーネントをインストールしてください。ツールキットは以下をサポートします。
- 100% Pure Java に準拠したアプレットの開発
- スタンドアローン Java アプリケーションの開発
ツールキット
は、Java プログラムを開発するための以下のようなツールを、アプリケーションおよびアプレット開発者に提供します。
- Java コンパイラー
- Java コンパイラー(javac.exe)は、Java ソース・コードを
Java インタープリター(java.exe)と一緒に実行可能な Java バイト・コードに変換します。
- Java クラス・ライブラリー
- Java クラス・ライブラリーは
Java アプリケーションが Java オプジェクトを作成したり既存の Java オブジェクトを変更するための標準 Java クラスを定義します。
- Java アプレット・ビューアー
- Java アプレット・ビューアー(applet.exe)は、
OS/2 セッションのコマンド行からアプレットを実行する方法を提供します。
- Java ドキュメンテーション・ジェネレーター
- Java ドキュメンテーション・ジェネレーター(javadoc.exe)は、正しくコメントされた Java プログラムから API ドキュメンテーションを生成します。 ツールキットの一部として提供されている API 情報は、
javadoc.exe を使って作成されました。
- その他
-
「サンプル」コンポーネント
Java では、プログラムを最初から書く必要はありません。
「サンプル」コンポーネントをインストールして、既存で実行中の
Java アプリケーションおよびアプレットから、コードを取ってくることができます。
「ツールキットの資料」コンポーネント
「ツールキットの資料」コンポーネントは、
ツールキットに含まれるツールについてのドキュメントを提供します。 また、「Java Application Programming
Interface (API) User's Guide」は
IBM OS/2 Warp デベロッパーズ・キット Java(TM)版に含まれるすべてのパッケージおよびクラスについての詳しい情報を提供します。
インターフェース、クラス、例外、変数、メソッドなどについてカラー・コードされた情報により、プログラマーは
Java プログラミング情報へ手早く簡単にアクセスすることができます。
「ICAT for Java OS/2」コンポーネント
ICAT(対話式コード分析ツール) デバッガー(Java OS/2 版)
は、IBM OS/2 Warp デベロッパーズ・キット Java(TM)版に新しく追加されました。 ICAT デバッガーはパワフルなソース・レベルのデバッガーで、
Java アプリケーションの開発を援助します。
Times New Roman MT 30 Unicode フォント
このコンポーネントは、各国の文字を表示するための Times New Roman MT 30
Unicode フォントと、それに対応する TrueType エンジンを含みます。