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RealMediaファイル


    RealMedia出力プラグインを使用して、ストリーミング用またはダウンロード用としてWebページに埋め込めるRealMediaファイルを生成することができます。このプラグインは、RealVideo(R)、RealAudio(R)およびRealVideo with audioをサポートしています。

RealMediaファイルをレンダリングするには

  1. レンダリングするアイテムをレンダーキューに配置します。レンダーキューにアイテムを配置する方法について詳しくは、レンダーキューウィンドウでの作業を参照してください。
  2. 出力モジュール設定ダイアログボックスの形式メニューで「RealMedia」を選択します。
  3. ビデオ出力セクションで、「形式オプション」ボタンをクリックします。
  4. RealMedia出力オプションダイアログボックスが表示されるので、以下の説明を参照しオプションを設定します。設定後「OK」をクリックします。
  5. RealMediaのクリップ設定

    RealMediaファイルがファイルの内容と、意図する再生画質に基づいてどの程度最適化されるかを示します。

    ビデオ画質

    ファイルの再生画質を指定します。異なるビデオ形式が混在するクリップの場合は、「標準の設定のビデオ」を選択します。このオプションを選択すると、多くの場合、作成されるファイルサイズは最も大きくなります。激しい動作を含むクリップの場合は、「動きの滑らかさを優先したビデオ」を選択します。動作が穏やかなクリップの場合は、「画像の鮮明度を優先したビデオ」を選択します。静止画像の連続として構成されているビデオの場合は、「スライドショー」を選択します。このオプションを選択すると、多くの場合、作成されるファイルサイズは最も小さくなります。

    オーディオコンテンツ

    ファイル内のオーディオの種類を指定します。音声のみが含まれるムービーには、「音声のみ」を選択します。音声とミュージックの両方が含まれるクリップには、「音声とBGM」を選択します。モノラルミュージックのみが含まれるクリップには、「ミュージック」を選択します。クリップがステレオの場合は、「ステレオミュージック」を選択します。

    対象視聴者の設定

    書き出したRealMediaファイルを最適化するバンド幅を指定します。想定されるバンド幅に対応するオプションを選択します。ファイルに複数のバンド幅を設定するとSureStreamと呼ばれる機能が有効になります。この機能では、ユーザの使用可能なバンド幅に基づいて、最も適切なストリームが再生デバイスによって動的に選択されます。

    注意:最終ファイルのサイズをできるだけ小さくするには、選択するバンド幅を4つ以内にします。

    「RealAudio」および「RealVideo」ボタン

    ボタンをクリックするとそれぞれの対象視聴者の設定ダイアログボックスを開き、オーディオおよびビデオトラックの詳細オプションを選択することができます。対象視聴者とオーディオコンテンツのビットレートを選択するメニューは、RealAudioの対象視聴者の設定ダイアログボックスとRealVideoの対象視聴者の設定ダイアログボックスの両方に含まれています。 キロヘルツ(kHz)を単位とするオーディオ周波数レスポンスは、オーディオビットレートメニューの右側に表示されます。RealVideoダイアログボックスには、「最大ビデオフレームレート」オプションと「ターゲットビットレート合計」オプションがあります。すべての設定を初期設定に戻すには、各ダイアログボックスの「初期設定に戻す」ボタンをクリックします。

    注意:RealAudioの対象視聴者の設定ダイアログボックスの設定が適用されるのは、オーディオのみのファイルをエンコードする場合のみです。

    詳細オプション

    このボタンをクリックして、以下のメニューおよびオプションにアクセスします。

    RealMediaファイルのプロパティ

    ファイルに含まれる特定の機能を指定します。チェックボックスにチェックすることで機能は有効となります。Real Playerでの再生時にファイルのコピーを許可するには、「記録を可能にする」を有効にします。RealMediaクリップのダウンロードを視聴者に許可するには、「ダウンロードを可能にする」を有効にします。検索エンジンでのクリップの検索に該当しないようにするには、「検索エンジンがファイルをインデックスしないようにする」を有効にします。クリップに年令制限を割り当てるには、視聴者のレートメニューでアイテムを選択します。

    SureStreamとビデオコーデックのオプション

    エンコードしたファイルについて、さまざまな詳細を指定します。適切なオプションのチェックボックスがチェックされていることを確認し、以下のガイドラインを参考にして、メニューからアイテムを選択するか、テキストボックスへの数値を入力します。

    オーディオを強調(オーディオよりビデオのレベルを下げる)

    バンド幅が十分でない場合の、ビデオに対するオーディオの優先度を指定します。

    ビデオコーデック

    RealPlayer G2以上のバージョンとの互換性をもたせるファイルには、「RealVideo G2」を選択します。RealPlayerバージョン6.0.6以上との互換性をもたせるファイルには、「RealVideo G2 with SVT」を選択します。すべてのビットレートで最高の画質にしたい場合には、「RealVideo 8.0」を選択します。

    可変ビットレート(VBR)エンコーディング

    エンコードされるコンテンツの種類に応じて、クリップの全体にわたりビットレートを変更するためにビデオコーデックを有効にします。

    ロスプロテクション

    ストリーミングビデオデータが、サーバから視聴者にダウンロードされる間に失われないようにします。

    VBR最大開始待ち時間

    クリップが開始される前の最大待ち時間を指定します。このオプションは、「可変ビットレートエンコード」が有効な場合に使用できます。

    キーフレーム間の最大時間

    エンコーディング中のビデオイメージがリセットされる頻度を指定します。

    クリップ情報

    ファイルに固有のメタデータを示します。テキストボックスに正確な情報を入力します。

  6. レンダーキュー内の関連するオプションを設定し、ファイルをレンダリングします。レンダーキューのオプションの設定について詳しくは、レンダリング設定の変更および出力モジュール設定の変更を参照してください。