オーディオピッチのタイムリマップ
タイムリマッププロパティのスピードグラフは、オーディオファイルのピッチに直接関係しています。スピードグラフを微妙に変化させると、さまざまなエフェクトを作成できます。甲高い耳障りな音を避けるには、速度を200%未満に抑えます。速度が高すぎる場合は、オーディオプロパティの下にあるレベル制御を使って音量を制御します。 タイムリマップグラフで新しいインポイントとアウトポイントを設定した後、オーディオレイヤー(またはオーディオ/ビデオレイヤー)の最初と最後で、カチッというクリック音が聞こえることがあります。このようなノイズは、レベル制御を使って除去することができます。 詳しくはオーディオレイヤーの使用を参照してください。
オーディオレイヤーのピッチを変更するには - コンポジションウィンドウまたはタイムラインウィンドウで、リマップするレイヤーを選択します。
- レイヤー/タイムリマップ使用可能を選択します。
- レイヤー名の左にある三角形をクリックして、レイヤーアウトラインを開きます。
- タイムリマップ見出しの左にある三角形をクリックして、タイムリマップのタイムグラフを表示します。
- 現在のタイムマーカーを、変更を開始するフレームに移動してから、キーフレームナビゲータボックスをクリックします。
- キーフレームの下のタイムリマップグラフで、マーカーをドラッグしながら、速度値の変化に注意します。
- ピッチを低くするには、スピードグラフマーカーを下にドラッグします。
- ピッチを上げるには、スピードグラフマーカーを上にドラッグします。
タイムリマップグラフの新しいインポイントとアウトポイントからクリックノイズを除去するには - 必要に応じて、ウィンドウ/オーディオを選択します。
- タイムラインウィンドウで、タイムリマップを適用するオーディオ(またはオーディオ/ビデオ)レイヤーを選択します。
- レイヤーアウトラインを開いて、オーディオプロパティを表示してからレベルプロパティを表示します。
- 現在のタイムマーカーを新しいインポイントに移動して、「レベル」の横にあるストップウォッチアイコンをクリックし、キーフレームを設定します。
- オーディオパレットで、デシベル値を0.0に変更します。
- キーボードのPage Upキーを押して、現在のタイムマーカーを前のフレームに移動します。
- オーディオパレットで、デシベルレベルを-96.0に変更します。
- 現在のタイムマーカーを新しいアウトポイントに移動して、デシベルレベルを0に設定します。
- キーボードのPage Downキーを押して、現在のタイムマーカーを次のフレームに移動します。
- オーディオパレットで、デシベルレベルを-96.0に変更します。
デシベルスライダの最小値は、オーディオオプションダイアログボックスで変更できます。このダイアログボックスは、オーディオパレットウィンドウメニューから表示することができます。詳しくはオーディオのプレビューを参照してください。
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