エクスプレッション言語についてJavaScript 1.2に基づくAfter Effectsのエクスプレッション言語には、一連の拡張オブジェクトが追加されています。すべてのエクスプレッションは、グローバルオブジェクトから始まります。エクスプレッションでは、グローバルオブジェクトの属性またはメソッドだけを、左側に何も付けずに使用できます。 どのエクスプレッションのグローバルオブジェクトも、そのエクスプレッションが記述されるレイヤーです。例えば、Solid1という名前のレイヤーのスケールプロパティにエクスプレッションを追加し、エクスプレッションがSolid1の位置プロパティの値を返すようにする場合は、以下のいずれのエクスプレッションも使用できます。これらのエクスプレッションは等価です。 this_comp.layer("Solid1").position this_layer.position position エクスプレッションを含むレイヤー以外のオブジェクトから値を取り出すには、エクスプレッションにオブジェクトを挿入します。例えば、Solid1という名前のレイヤーにエクスプレッションを入力し、Solid2という名前のレイヤーから位置の値を取り出す場合は、次のエクスプレッションを使います。 this_comp.layer("Solid2").position 関連項目: |