ベクトル処理(ProVersionのみ)モーション計算には、内積、外積、距離という、ベクトル専用の3種類の関数が含まれています。 2つのベクトルの内積からは1つの値が得られます。内積は、次に示すように、同じインデックス値どうしを乗算し、その積を加算します。 V = {x, y} W = {a, b} V ? W = x*a + y*b モーション計算の内積関数は、次のような形式です。aとbはベクトルを表します。 dot (a, b) 2つのベクトルの外積をとると、新しいベクトルが得られます。このベクトルは、最初の2つのベクトルによって構成される平面に対して垂直で、座標系によってその方向が示されます。2つのベクトルの外積によって求められるベクトルは、最初の2つと同じ次元のベクトルになります。モーション計算の外積関数は、次のような形式です。aとbはベクトルを表します。 cross (a, b) 2つのベクトルが座標系上の点として示されている場合は、これら2つのベクトル間の距離を求めることができます。モーション計算の距離関数は、次のような形式です。aとbはベクトルを表します。 dist (a, b) 得られる値は、ピクセル単位になります。モーション計算の距離関数を使うと、位置プロパティのベクトルによって、2つのレイヤー間の距離を求めることができます。 |