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3Dレイヤーのマテリアルオプションについて


    タイムラインウィンドウで、3Dレイヤーには、マテリアルオプションという新しい一連のプロパティが追加されます。これらのプロパティによって、3Dレイヤーと、ライトやシャドウとの相互作用が決まります。ライトとシャドウは、3Dアニメーションでのリアルさと遠近の重要な要素です。

    レイヤーのマテリアルのオプション
    レイヤーのマテリアルのオプション

    タイムラインで3Dレイヤーを開き、そのレイヤーのマテリアルオプションを開くと、以下のプロパティが表示されます。

    シャドウを追加

    シャドウの範囲内で、レイヤーにシャドウを付けます。シャドウの方向と角度は、光源の方向と角度によって決まります。

    シャドウを使用する

    別のレイヤーから落とされたシャドウをレイヤーに表示します。

    ライトを使用する

    レイヤーまでとどく任意のライトでレイヤーを照らします。

    アンビエント

    レイヤーのアンビエント(方向のない)反射率のレベルを設定します。設定値が100%のとき、反射率は最大になります。設定値が0%のとき、レイヤーにアンビエント反射プロパティは設定されません。

    拡散

    レイヤーの拡散(全方向)反射率のレベルを設定します。レイヤーに拡散反射率を適用するのは、光沢のないビニールシートをかぶせるようなものです。このシートにあたったライトは、全方向に均等に反射します。設定値が100%のとき、反射率は最大になります。設定値が0%のとき、レイヤーに拡散反射プロパティは設定されません。

    鏡面

    レイヤーの鏡面(方向のある)反射率のレベルを設定します。鏡面反射属性を持つレイヤーから反射されるライトは、レイヤーが鏡であるかのように反射します。設定値が100%のとき、反射率は最大になります。設定値が0%のとき、レイヤーに鏡面反射プロパティは設定されません。

    光沢

    鏡面ハイライトのサイズを設定します。この値は、鏡面の設定がゼロより大きい場合のみアクティブになります。設定値が100%のとき、小さな鏡面ハイライトで反射が生成されます。設定値が0%のとき、大きな鏡面ハイライトが生成されます。