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ループ(ProVersionのみ)


    モーション計算では、サンプリングレートによって指定された組み込みループを使ってスクリプトを実行しますが、次のような形式でスクリプト内にループを含めることもできます。

    while (expression) {

          statement;

    }

    大括弧内のステートメントは、式で示される条件が偽になるまで繰り返し評価されます。次の例では、コンポジション内の各レイヤーに対してループが繰り返され、35という値を持つスケールキーフレームが作成されます。

    n = 1;

    while (n <= num_layers) {

          value(n, scale) = 35;

          n = n+1;

    }

    無限ループを防ぐために、モーション計算では、ループ回数が32,000回に達するとループを中止します。また、スクリプトの実行中にEscキーを押すか(Windows)、Commandキーとピリオド(.)キーを同時に押しても(Macintosh)、ループを中止することができます。