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ベジェ時間補間


    ベジェ補間を使うと、キーフレームのいずれかの端で値グラフまたはモーションパスの線分の形が手動調整されるので、最も詳細に補間を制御できます。「自動ベジェ」または「連続ベジェ」とは異なり、ベジェキーフレームの2つの方向ハンドルは、値グラフおよびモーションパスの両方で独立して動作します。

    ベジェ時間補間をレイヤープロパティのすべてのキーフレームに適用する場合、初期設定では、After Effectsはキーフレーム間の変化をスムーズにします。方向ハンドルの最初の位置は、自動ベジェ補間の場合と同じ方法で計算されます。ベジェキーフレーム値を変更しても、既存のハンドルの位置は維持されます。

    ベジェ時間補間は他の補間法と異なり、モーションパスに沿って、曲線や直線をさまざまに組み合わせることができます。2つのベジェ方向ハンドルは独立して動作するので、ベジェキーフレームでは曲線のモーションパスを突然コーナーに変えることもできます。ベジェ空間補間は、地図やロゴのアウトラインなど、複雑な形のモーションパスを描くときに使うのが理想的です。

    モーションパスキーフレームを移動しても、既存の方向ハンドルの位置は維持されます。パス上のモーション速度は、各キーフレームに適用されている時間補間によって制御されます。速度の制御について詳しくは、モーションパス上の速度の制御を参照してください。