ネスト化を使用したプロジェクトの整理
コンポジションをネスト化すると、階層構造を使ってプロジェクトを整理できます。最もシンプルな形式では、最終ムービーをレンダリングする1つのメインコンポジションに複数のコンポジションが結合されるようにネスト化されます。コンポジションを別のコンポジションにネスト化すると、ネスト化されたコンポジションは、親コンポジションのレイヤーになります。 コンポジションのネスト化を使うと、以下の処理が可能になり、それによって作業やレンダリングの時間を短縮することができます。 - コンポジション全体に複雑な変更を適用する。例えば、すべての静止画を含む1つのコンポジションを作成し、すべてのコンポジションをネスト化し、ネスト化したコンポジションをアニメートすると、すべての静止画が同じ時間、同じ方法で変更されます。
- 作成済みのアイテムを再利用する。例えば、作成したアニメーションを専用のコンポジションに入れておくと、必要に応じて何度でも他のコンポジションにドラッグして再利用することができます。この処理を行うと、3Dレイヤーなど、複雑なエフェクトを適用する場合に、スペースを大幅に節約することができます。
- アニメートされた元のコンポジションを編集して、多くのコンポジションのコピーを同時に更新する。
- レイヤーの初期設定のレンダリング順を変更する。例えば、エフェクトをレンダリングする前にトランスフォーム(回転など)をレンダリングすることができます。
注意:ペアレンティングを使っても、コンポジション全体に複雑な変更を適用することができます。詳しくは、親レイヤーについてを参照してください。
関連項目:
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