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フローチャートビューによる全体構成の表示


    After Effectsでは、各コンポジションとプロジェクト全体に対して個別にフローチャートビューが用意されるため、複雑なプロジェクトの「全体像」を把握することができます。フローチャートビューでは、コンポジション、レイヤー、フッテージアイテム、および適用されたエフェクトがそれぞれボックス(タイル)の形で表されます。タイルは方向を示す矢印で結ばれ、コンポーネント間の関係を表します。

    注意:フローチャートビューには、既存の関係のみが表示されます。フローチャートビューを使って、プロジェクト要素間の関係を変更することはできません。

    フローチャートビューに表示される要素は、選択しているオブジェクトや、コンポジションの種類(別のコンポジション内でレイヤーとして使われているネスト化されているコンポジションか、ネスト化されていなルートコンポジションか)によって決まります。フローチャートビューにプロジェクトを表示すると、すべてのルートコンポジションが表示されます。コンポジションファイルを開くと、コンポジションを構成しているネスト化されたコンポジションおよび他の要素が表示されます。

    フローチャートビューにあるコンポジションの拡張ボタン(+)を押すと、ネスト化されたコンポジション、ソースフッテージ、および適用されているエフェクトが表示されます。
    フローチャートビューにあるコンポジションの拡張ボタン(+)を押すと、ネスト化されたコンポジション、ソースフッテージ、および適用されているエフェクトが表示されます。

フローチャートビューを開くには

    以下のいずれかの処理を行います。

    • プロジェクトのフローチャートビューを開くには、ウィンドウ/プロジェクトフローチャートビューを選択します。
    • コンポジションのフローチャートビューを開くには、コンポジション/ コンポジションフローチャートビューを選択します。

    フローチャートビューにあるタイルをクリックすると、その要素はプロジェクトウィンドウでアクティブになります(選択されます)。タイルがレイヤーを表している場合は、タイムラインウィンドウでレイヤーがアクティブになります。

    注意:フローチャートのタイルを結ぶグレーの線は、タイムラインウィンドウでアイテムのビデオまたはオーディオスイッチがオフになっていることを示します。黒い線は、スイッチがオンになっていることを示します。

関連項目: