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インデックスの使用(ProVersionのみ)


    ベクトルの特定の次元に値を代入したり、値を取得したりするには、インデックスを使います。インデックスは、括弧でくくってベクトルの後に置く数値で、特定の次元を指定しています。次元指定に使う数値は0から始まり、最初の次元は0、2番目の次元は1で示され、以下の次元も同様に表わされます。インデックスの使用により、他の次元の値を変えずに、1つの次元の値だけを変更することができます。次の例では、Knobというレイヤーの位置ベクトルの2番目の次元(y座標)に35という値が代入され、キーフレームが作成されます。

    value (Knob, position) [1] = 35;

    別の例では、boatというレイヤーの位置ベクトルの最初の次元(x座標)の現在値が、変数M1に代入されます。

    M1 = value (boat, position) [0];

    この例では、変数M1に格納される値は1つだけです。

    インデックスの指定に数値を使う以外にも、次の例に示すように、2次元ベクトルでxyを使うことができます。

    Loc2 = value (car, position) [x];

    ここで使われている文字xはインデックス0と同じで、文字yはインデックス1と同じです。