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プロパティマッパーの使用(ProVersionのみ)


    プロパティマッパーのオプションは、キーフレームと連携して、個々のパーティクルプロパティを空間的にも時間的にも全面的に制御します。レイヤーマップを使うと、パーティクルプロパティをフレーム内の任意の位置で変更できます。プロパティマッパーのオプションにキーフレームを適用してレイヤーマップをアニメートすると、パーティクルプロパティの変化を制御できます。

パーティクルプロパティを設定するには

  1. エフェクト制御ウィンドウのパーティクルプレイグラウンドで、持続プロパティマッパーまたは一時プロパティマッパーを開きます。必要に応じて、どちらか一方または両方を使用できます。
  2. 「マップとしてレイヤーを使用」では、パーティクルの値を変更する値のソースとして使うレイヤーマップを選択します。レイヤーマップは、コンポジションの一部である必要があります。詳しくは、レイヤーマップについて(ProVersionのみ)を参照してください。
  3. パーティクルのサブセットにエフェクトを適用するには、必要に応じて反響のプロパティを指定します(反響のオプションを使ったパーティクルの指定(ProVersionのみ)参照)。
  4. 「赤をマップ」、「緑をマップ」、「青をマップ」の各オプショングループでは、必要に応じて、カラーチャンネルに関連付けるプロパティをメニューから選択します。プロパティをすべてのカラーチャンネルにマップする必要はありません。例えば、イメージマップ全体のスケールを変更する場合は、他のプロパティは設定せずに赤だけをスケールにマップできます。
  5. 必要に応じて、それぞれのオプショングループで、レイヤーマップで生成する最小値と最大値を「最小」オプションと「最大」オプションを使って指定します。「最小」は、黒のピクセルがマップされる値、「最大」は、白のピクセルがマップされる値です。これで、「最小」から「最大」までの完全な色調配分が比例してスケールされます。詳しくは、「最小」オプションと「最大」オプションを使ったレイヤーマップの出力範囲の設定(ProVersionのみ)を参照してください。
  6. 一時プロパティマッパーを使っている場合は、パーティクルプロパティの値と、それに対応するレイヤーマップのピクセルの値に適用する演算子を選択することもできます。詳しくは、一時プロパティマッパーの演算子を使った値の調整(ProVersionのみ)を参照してください。
  7. 注意:パーティクルプロパティでは、ピクセル、度数、秒数などのさまざまな単位を使うので、レイヤーマップから値の範囲を縮小または拡大して、すべての結果値を特定のパーティクルプロパティの計測システムで使用可能にすることができます。最初に、「最小」オプションと「最大」オプションを使って、レイヤーマップから使う値の範囲を定義します。一時プロパティマッパーでより高度な調整が必要な場合は、レイヤーマップの効果を増加、削減、または制限できる数値演算子を使います。