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トラック/スタビライザ制御を使った作業(ProVersionのみ)


    トラック/スタビライザは、レイヤーウィンドウからトラック/スタビライザ制御を選択したときに、レイヤーウィンドウに追加されるパネルです。トラックするために選択したレイヤーがウィンドウに表示されます。トラックするエリアを指定するには、表示されたレイヤーの機能領域、検索領域、およびトラックポイントを設定します。トラッキングは、現在のタイムインジケータの位置から行われます。現在のタイムインジケータが、トリムされたクリップの表示範囲の外側にある場合は、クリップの始めから最後までトラックします。現在のタイムインジケータが、クリップの表示範囲の内側にある場合は、現在のタイムインジケータから表示範囲の最後までトラックします。

    トラック/スタビライザの制御

    トラック/スタビライザの制御について、次に説明します。

    A. イメージエリア

    トラックされたイメージを表示します。

    B. トラッキング領域

    トラックする検索領域、機能領域、およびトラックポイントを指定します(詳しくは、トラッキング領域の定義(ProVersionのみ)を参照)。

    C. タイプメニュー

    「擬似コーナーピン」オプションまたは「遠近コーナーピン」オプションのいずれかを使って、イメージをトラックまたはスタビライズするかイメージをスタビライズするかを選択します。

    D. 「分析」ボタン

    トラッキングを開始します。

    E. 座標軸のトラッキング

    括弧内の1組目の数字は、機能領域のコーナーのレイヤー座標を示します。括弧内の2組目の数字は、トラックポイントのXY座標を示します。ここに一覧表示される座標グループの数は、選択したトラッキングの種類によって異なります。例えば、「遠近コーナーピン」を選択すると、座標の4つのグループが表示され、各グループは特定の機能領域およびトラックポイントを示します。

    F.「現在の時間」マーカー

    レイヤーの現在の時間を示します。

    G.トラック/スタビライザ制御ワークエリア

    トラッキングの開始および終了の位置を示します。黒いバーは、トラッキングされたエリアを示します。

    H.インボタンとアウトボタン

    現在の時間にインポイントまたはアウトポイントを設定します。

    I.「位置」オプションおよび「回転」オプション

    回転をトラックするか、位置をトラックするか、または両方をトラックするかを選択します。

    J.「適用」ボタン

    クリックして、該当するレイヤーまたはエフェクトポイントにキーフレームを適用します。

    K.トラッキング精度

    各機能領域が、現在の時間でトラックする精度を示します。

    L.「オプション」ボタン

    オプションダイアログボックスを開き、トラッキングを微調整します。詳しくは、トラッキング設定の定義(ProVersionのみ)を参照してください。

    M. 「リセット」ボタン

    トラッキング情報を削除します。