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マスクモードの使用


    マスクモードを使うと、複数の透明な部分を含む複雑なマスクシェイプを作成できます。例えば、2つのマスクを組み合わせるマスクモードを設定し、それらの2つのマスクが交差する部分を不透明にすることができます。

    円マスクにさまざまなモードを適用したときに作成されます。シェイプの画像。次のキャプションを含む:A. 元のマスク B. なし C. 加算 D. 減算 E. 交差 F. 差
    円マスクにさまざまなモードを適用したときに作成されるシェイプ A. 元のマスク B. なし C. 加算 D. 減算 E. 交差 F.

    マスクモードに関する以下の説明は、2つのレイヤーマスク間の相互作用に基づきます。上のマスクは加算モード、もう一方のマスクは説明する各マスクモードに設定されています。

    なし

    マスクは存在しないものとして処理されます。このマスクは、レイヤーまたはコンポジションに対して何の影響も与えません。線や塗りなどのエフェクトにマスクのパスを使い、しかもそのマスクパスによってレイヤーに透明な部分が作成されないようにする場合に、このオプションを使うと便利です。詳しくは、マスクにエフェクトを適用を参照してください。

    加算

    選択したマスク部分をそのレイヤーのその他のマスクに加算します。コンポジションウィンドウには、マスクの内容がすべて表示されます。複数のマスクが交差する部分では、交差するすべてのマスクの不透明度が加算されます。

    減算

    タイムラインウィンドウで、マスクをそのマスクより上にあるすべてのマスクから減算します。減算されたマスク部分の内容は、コンポジションウィンドウで穴として表示されます。別のマスクの中央に穴を作成する場合に、このオプションを使うと便利です。

    交差

    マスクをそのマスクより上にあるすべてのマスクに加算します。コンポジションウィンドウには、選択したマスクと、前にあったマスクの交差する部分のみが表示されます。複数のマスクが交差する部分では、交差するすべてのマスクの不透明度が加算されます。

    明るく

    マスクをそのマスクより上にあるすべてのマスクに加算します。コンポジションウィンドウには、マスクされたすべての部分の内容が表示されます。複数のマスクが交差する部分では、最も高い不透明度の値が使われるので、不透明度が高くなることはありません。

    暗く

    マスクをそのマスクより上にあるすべてのマスクに加算します。コンポジションウィンドウには、選択したマスクと、その他のマスクの交差する部分のみが表示されます。複数のマスクが交差する部分では、最も高い透明度の値が使われるので、透明度が高くなることはありません。

    選択したマスクをそのマスクより上にあるマスクに加算します。コンポジションウィンドウには、マスクが交差する部分を除いて、マスクされたすべての部分のマスク内容が表示されます。

マスクモードを適用するには

  1. タイムラインウィンドウで、モードを適用するマスクを含むレイヤーを選択し、Mキーを押します。
  2. マスク名の横にあるポップアップメニューをクリックして、マスクモードを選択します。