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フレーム合成の使用


    ライブアクションビデオなど、レイヤーのソースフッテージにモーションが既に含まれている場合は、フレーム合成を使います。静止画のシーケンスにはフレーム合成を適用することもできますが、単独の静止画には適用できません。レイヤーをアニメートする場合(レイヤーを画面上で移動させる場合など)は、モーションブラースイッチを使います。詳しくは、モーションブラーについてを参照してください。

    フレーム合成を使うと、プレビューおよびレンダリングの処理速度が低下します。処理速度を上げるには、適用したフレーム合成を再描画またはレンダリングには使いません。画質の設定も、フレーム合成に影響します。レイヤーを最高画質に設定している場合、フレーム合成を行うとモーションはスムーズになりますが、ドラフト画質に設定した場合よりもレンダリングに長い時間がかかる可能性があります。また、ムービーのレンダリング時に、すべてのコンポジションに対してフレーム合成を適用することもできます。詳しくは、レンダリング設定の変更を参照してください。

レイヤーにフレーム合成を適用するには

    タイムラインウィンドウでレイヤーを選択して、レイヤー/スイッチ/フレーム合成を選択します。

    「フレーム合成」コマンドの横にあるチェックマークは、フレーム合成が選択されたレイヤーに適用されていることを表します。また、タイムラインウィンドウのレイヤーのスイッチパネルにもフレーム合成(フレーム合成アイコン)が表示されます。フレーム合成スイッチをクリックするか、「フレーム合成」コマンドをもう一度選択して、フレーム合成を削除します。

再描画およびレンダリングのフレーム合成を使用可能または使用不可にするには

    タイムラインウィンドウメニューの「フレーム合成使用可能」を選択するか、タイムラインウィンドウの一番上にあるフレーム合成使用可能ボタン(フレーム合成アイコン)をクリックします。