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「最小」オプションと「最大」オプションを使ったレイヤーマップの出力範囲の設定(ProVersionのみ)


    レイヤーマップの輝度値の範囲全体が広すぎたり、または狭すぎたりする場合は、「最小」オプションと「最大」オプションを使って、レイヤーマップによって生成される値の範囲を拡大、縮小、またはシフトします。次の例で、「最小」と「最大」の調整方法を説明します。

    • テキストの最小フォントサイズを10ポイント、最大サイズを96ポイントに設定します。最小値を10、最大値を96に設定します。
    • パーティクルの初期表示色を設定し、レイヤーマップを使って、パーティクルの色を変化させます。色の変化があまり大きくない場合は、最小値を小さくし、最大値を大きくして、色の変化のコントラストを高めることができます。
    • パーティクルの初期速度を設定し、レイヤーマップを使って、X速度プロパティに影響を与えます。その結果、最も速いパーティクルと最も遅いパーティクルの差が大きくなりすぎた場合は、X速度プロパティにマップされているレイヤーマップチャンネルの最小値を大きくし、最大値を小さくして、パーティクル速度の最終範囲を狭めます。
    • レイヤーマップを使ってパーティクルのスケールプロパティに影響を与えたところ、最小パーティクルはあまり小さくなく、最大パーティクルは大きすぎることがわかた場合は、出力範囲全体を引き下げ、最小値と最大値をともに小さくする必要があります。
    • レイヤーマップがパーティクルを目的の方向と逆の方向に変更しました。最小値と最大値を入れ替えます。これによって、レイヤーマップを反転するのと同じ効果がもたらされます。

    注意:レイヤーマップのアルファチャンネルは、持続プロパティマッパーと一時プロパティマッパーの選択マップとして使われます。詳しくは、反響のオプションを使ったパーティクルの指定(ProVersionのみ)を参照してください。