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Cineonファイルの読み込み


    Cineon 4.5またはDigital Picture Exchange(DPX)ファイルを、個別のフレームまたは番号付きの静止画シーケンスとして、直接After Effectsプロジェクトに読み込むことができます。Cineonファイルを読み込むと、コンポジション内でCineonファイルが使用可能になり、コンポジションをCineonシーケンスとしてレンダリングできるようになります。詳しくは、静止画ファイルシーケンスの読み込みを参照してください。

    Cineonファイルは、通常、映画フィルムをデジタル形式に変換する場合に使われます。映画フィルムのフルダイナミックレンジを保持するために、Cineonファイルは、10bpc(ビット/チャンネル、対数)で格納されます。ただし、After Effects内部ではリニア8bpcカラーを使います(ProVersionのみ16bpc)。初期設定では、使用できる対数の値は利用可能なすべての範囲まで拡張されます。さらに、Cineon読み込みオプションダイアログボックス、またはCineonコンバータエフェクトを使って、変換を制御することができます(時間によってコマ数の変わるフィルムシーケンスで作業している場合は、キーフレームを設定して、時間の経過に応じて変換を変更することができます)。Cineonコンバータの使用方法については、Cineonコンバータを参照してください。

Cineonシーケンスを読み込むには

  1. ファイル/読み込み/ファイルを選択します。
  2. ファイルの種類としてCineonを選択してから、「Cineonシーケンス」を選択します。
  3. 番号のついたCineonシーケンスファイルのうち先頭にあるファイルを検索して選択します。
  4. 「Cineonシーケンス」オプションを選択し、「開く」をクリックします。
  5. Cineonファイルまたはシーケンスがプロジェクトウィンドウに表示されます。

Cineonシーケンスを対数からリニアに変換するには

  1. プロジェクトウィンドウでシーケンスを選択し、ファイル/フッテージの変換/メインを選択します。
  2. フッテージの変換ダイアログボックスで、「追加オプション」をクリックします。
  3. Cineon変換ダイアログボックスで、「対数変換」オプションを選択して「OK」をクリックし、さらにもう一度「OK」をクリックします。
  4. Cineonファイルから出力する準備ができたら、必ず変換を対数からリニアに戻します。