正方形ピクセルフッテージを使ったD1またはDV NTSCへの出力
D1 NTSCまたはDV NTSCコンポジションで正方形ピクセルフッテージを使うと、歪みのない出力を生成することができます。D1とDVのピクセル縦横比は全く同じですが、コンポジションのフレームサイズに若干の違いがあることに注意してください。以下に示す手順には、本書の他の部分で説明されている情報が含まれています。
正方形ピクセルフッテージを使ってD1またはDV NTSCに出力するには - 以下のいずれかの方法を使って、フレーム全体を埋める正方形ピクセルフッテージを準備します。
- 最終出力がDVの場合は、720 x 534フレームサイズで作成し保存します。
- 最終出力がD1の場合は、720 x 540フレームサイズで作成し保存します。
- ファイルをAfter Effectsに読み込みます。
注意:正方形ピクセルフッテージを720 x 486または720 x 480で作成して保存した場合は、フッテージを選択して、ファイル/フッテージの変換/メインを選択します。次に、ピクセル縦横比ドロップダウンリストから「正方形ピクセル」を選択し、「OK」をクリックします。 - コンポジション/新規コンポジションを選択し、以下のいずれかを選択します。
- 最終出力がDVの場合は、NTSC DV、 720 x 480のフレームサイズ、D1 NTSCまたはDV NTSCのピクセル縦横比を選択します。
- 最終出力がD1の場合は、NTSC D1、 720 x 486のフレームサイズ、D1 NTSCまたはDV NTSCのピクセル縦横比を選択します。
- 必要に応じて他のコンポジション設定を選択して、「OK」をクリックします。
- 新規コンポジションにフッテージを追加します。
注意:フッテージを手順1のフレームサイズ以外で作成および保存した場合は、手順6を実行しないでください。 - 正方形ピクセルフッテージを含むレイヤーを選択し、「縮小して収める」コマンドを適用します。コマンドを実行するには、Control+Alt+Fキーを押すか(Windows)、Command+Option+Fキーを押します(Macintosh)。
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