単一のプロパティに対するエクスプレッションの作成After Effects 5.5でエクスプレッションを記述するときに、エクスプレッションが記述されるプロパティを指定する必要はありません。指定を省略すると、エクスプレッションの最初のオブジェクトはエクスプレッションが記述されるプロパティ、2番目のオブジェクトはエクスプレッションを含むレイヤーになります。これによって、エクスプレッションを短くできます。例えば、After Effects 5.5では、レイヤーの位置プロパティについて記述したウィグラーのエクスプレッションは以下のように短くなります。 wiggle(5,10) これに対して、After Effects 5.0では、同じエクスプレッションが以下のように記述されます。 position.wiggle(5,10); レイヤーおよびプロパティを取り出すときに、エクスプレッションがそのレイヤーとプロパティの外で記述される場合は、従来の例のように、レイヤーとプロパティを指定する必要があります。 this_comp.layer("OtherLayer").position.wiggle(5, 10); |