オーディオのプレビュー
オーディオをプレビューする場合は、プレビューの音質と長さを制御できます。オーディオプレビューの環境設定は、レンダリングには影響しません。レンダリングしたビデオの画質やオーディオは、出力モジュールの設定によって決まります。詳しくは、出力モジュール設定の変更を参照してください。 オーディオのプレビュー中は、オーディオがいつクリップされているかを示すクリッピング信号が表示されます。クリッピングは、オーディオ信号がオーディオ装置が処理できる最大レベルを超えるときに発生するディストーションです。 また、再生中のオーディオレベルをアクティブに表示するボリュームユニット(VU)メーターも表示されます。VUメーターとレベルコントロールを詳細に表示するには、オーディオパレットの高さを伸ばします。 A. オーディオクリッピング警告アイコン B. VUメーター C. レベルコントロール D. レベルユニットE. オーディオオプションメニュー F. レベル値 オーディオは、レイヤーのモーションと同期させてプレビューすることもできます。詳しくは、アニメーションのプレビューを参照してください。
オーディオパレットの表示オプションを設定するには - オーディオパレットの右上隅にある三角形をクリックし、「オプション」を選択します。
- オーディオオプションダイアログボックスで、以下のいずれかを選択します。
- 「デシベル」は、オーディオレベルをデシベルで表示する場合に選択します。
- 「パーセント」は、オーディオレベルをパーセント(100%が0 dBに相当)で表示する場合に選択します。
- スライダ最小値ドロップダウンリストで、オーディオパレットに表示する最小のデシベルレベルを選択し、「OK」を選択します。
オーディオプレビューの環境設定を行うには - 編集/環境設定/プレビューを選択します。
- 「オーディオプレビュー」セクションで、オーディオプレビューの継続時間を入力します。オーディオプレビューは現在のタイムマーカーから開始され、指定した継続時間まで続行されます。このオプションは、コンポジションの一部分をチェックする場合に便利です。プレビュー中はいつでも再生を中止することができます。
- 1番目のドロップダウンリストで、オーディオサンプルレートを選択します。
- 2番目のドロップダウンリストで、オーディオサンプルサイズを選択します。
- 3番目のドロップダウンリストで、ステレオ再生またはモノラル再生を選択します。
- 「OK」をクリックします。
コンパクトディスク音質は44.1KHz、16ビットステレオです。ただし、プレビューに必要な時間とメモリを節約するために、これより低いビット深度とサンプルレートを選択することもできます。
オーディオをプレビューするには - コンポジションウィンドウまたはタイムラインウィンドウで、プレビューを開始する位置に現在のタイムマーカーを移動します。
- コンポジション/プレビュー/オーディオプレビュー(前へ)を選択するか、テンキーパッドのピリオド(.)キーを押します。
オーディオおよびレンダリングイメージをプレビューするには - 時間制御パレットが開かない場合は、ウィンドウ/時間制御を選択します。必要に応じて、「RAMプレビューオプション」が表示されるまで、「時間制御」タブの両方向の矢印(
)をクリックして、以下のいずれかの処理を行います。 - 「現在の時間から」オプションが選択されている場合は、現在のタイムマーカー(コンポジションウィンドウまたはタイムラインウィンドウのいずれかにある)をプレビューを開始する位置に移動します。
- 「現在の時間から」オプションが選択されていない場合は、プレビューする部分のワークエリアを設定します。詳しくは、ワークエリアの設定を参照してください。
- 時間制御パレットで、オーディオボタン(
)を選択します。 - 必要に応じてループボタンを繰り返しクリックして、開始から終了までのループ(
)、シングル再生(前方)( )、または前方および後方サイクリング( )からプレビューの方向を選択します。 - RAMプレビューボタン(
)をクリックするか、テンキーパッドで0(ゼロ)キーを押します。
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