変換規則の使用After Effectsでは、異なる種類のフッテージを読み込んだ場合、変換方法の選択を自動化することができます。例えば、フィールドにラベルのないクリップを読み込むたびに、フィールド分割の順序を指定する必要があります。多数のクリップを読み込む場合は、Interpretation Rules.txtファイルを使って作業を自動化することにより、作業時間を節約できます。 After Effectsでは、Interpretation Rules.txt内のフレームサイズ、フレームレート、ファイルタイプ、CODECなどのパラメータを使って、フッテージを識別し、照合します。読み込み対象のフッテージが一致する場合は、フィールドの順序、フレームレート、アルファチャンネルの変換、およびピクセル縦横比が自動的に設定されます。 通常、After EffectsのInterpretation Rules.txtファイルは、After Effectsがインストールされているフォルダ内に置かれます。このファイルを編集して、カスタムファイルを作成することもできます。ファイル内にリストされているサンプルに従えば簡単に編集することができますが、スクリプトやその関連作業の経験があれば、ファイルの編集はさらに簡単です。念のため、編集前にオリジナルのファイルをバックアップしておいてください。 Interpretation Rules.txtファイルを編集するときは、各フッテージタイプまたはCODECに対して、4文字のファイルタイプコードを指定する必要があります。プロジェクト内のファイルまたはCODECに対するファイルタイプコードがわからない場合は、プロジェクトウィンドウでファイルを選択する際に、Altキー(Windows)またはOptionキー(Macintosh)を押します。プロジェクトウィンドウ最上部にあるファイル説明の最後の行に、そのファイルのファイルタイプコードとCODECコード(圧縮されている場合)が表示されます。 注意:Interpretation Rules.txtファイルに対して加えた変更は、次にAfter Effectsを起動するときから有効になります。変更を加えた時点で既にAfter Effectsが起動している場合、変更を有効にするにはAfter Effectsを終了してから再起動する必要があります。 |