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筆圧設定の選択(ProVersionのみ)


    注意:「スタイラスの半径」オプションまたは「スタイラスの不透明度」オプションが選択されていない線は、ウィグルの筆圧設定の影響を受けません。ただし、これらのオプションは、タブレットがインストールされていないときでも有効にすることができます。

    マウスで描画した線の半径と不透明度をウィグリングさせるには、それらの線をコンポジションウィンドウで選択し、エフェクトコントロールウィンドウで「スタイラスの半径」オプションと「スタイラスの不透明度」オプションを選択します。

    筆圧を感知するペンを使って描画した線の「スタイラスの半径」フラグと「スタイラスの不透明度」フラグをチェックすると、筆圧情報を記録できます。この情報は、ウィグリングが有効になっているときに線の多様性の向上に役立ちます。

    筆圧の変化

    この値によって、ウィグリング時に線の「半径」の値と「不透明度」の値がどの程度変化するかが決まります。「スタイラス:半径」が有効になっている線の場合、半径がウィグリングします。「スタイラス:不透明度」が有効になっている線の場合、不透明度がウィグリングします。ウィグリング時の「半径」の値または「不透明度」の値の変化の程度は、「筆圧の変化」に指定した値によって異なります。

    ブラシ設定の「半径」と「不透明度」の設定が最大値として機能します。ウィグリング時にこれらの設定を超えることはありません。

    「筆圧の変化」の値がゼロの場合(左)、小さい場合(中央)、大きい場合(右)
    「筆圧の変化」の値がゼロの場合(左)、小さい場合(中央)、大きい場合(右)

    エフェクトコントロールウィンドウで、「筆圧の変化」の下線付きの値をクリックして-30,000〜30,000の任意の数値を入力するか、筆圧の変化スライダをドラッグして、「筆圧の変化」の値を設定します。

    筆圧の詳細

    この値によって、線上で筆圧の変化がどれだけ厳密に表されるかが決まります。値が大きいほど、変化が緻密になりますび。

    「筆圧の詳細」の値が小さい場合(左)、中間の場合(中央)、大きい場合(右)
    「筆圧の詳細」の値が小さい場合(左)、中間の場合(中央)、大きい場合(右)

    エフェクトコントロールウィンドウで、「筆圧の詳細」の下線付きの値をクリックして0〜1000の数値を入力するか、筆圧の詳細スライダをドラッグして、「筆圧の詳細」の値を設定します。

    個々の線シード

    このオプションを選択すると、レイヤー上の各線に、異なる不規則なウィグルシードが作成されます。

    ウィグリング制御は、レイヤー上のすべての線に適用されるので、ウィグルのパラメータは常に同じです。個々の線のウィグリングを不規則にするには、「個々の線シード」オプションを選択します。

    「個々の線シード」を選択しなかった場合、すべての線に同じウィグルシードが使われ、空間ウィグルの値がすべて同じになります。例えば、正確に重なり合う2本の線は、揃ってウィグリングします。各線に個別のシードを設定することによって、複数の同じ線が同じ方法でウィグリングしないようにすることができます。

    元の線(左)、「個々の線シード」がオフの場合(中央)、「個々の線シード」がオンの場合(右)
    元の線(左)、「個々の線シード」がオフの場合(中央)、「個々の線シード」がオンの場合(右)