既存のスクリプトの実行と編集(ProVersionのみ)
以下に、スクリプトを読み込んで実行するための手順の概要を示します。ただし、あらかじめ用意されているスクリプトごとに使用方法は少しずつ異なるので注意してください。既存のスクリプトを編集することにより、コンポジションに簡単に新しいエフェクトを作成することができます。既存のスクリプトを編集した後で、元のスクリプト内容が失われないように、必ず別の名前でスクリプトを保存してください。
スクリプトを実行するには - コンポジションを開いて、モーション計算によってキーフレームを作成する時間の長さに対応したワークエリアを設定します。
- レイヤーを選択します。
- レイヤー/キーフレーム補助/モーション計算を選択します。初期設定では、初めてモーション計算を起動すると、スクリプトエディタにCopy Valuesスクリプトが表示されます。
- 別のスクリプトを実行するには、読み込みボタンをクリックして、実行するスクリプト名を指定します。
- スクリプトを選択して、「開く」をクリックします。スクリプトエディタに、選択したスクリプトが表示されます。
- レイヤー、プロパティ、チャンネルなどのメニューを使って、モーション計算スクリプトで作成または編集されたキーフレームを含める要素を選択します。
- モーション計算によるキーフレームの生成方法を指定します。
- 「サンプル率」を指定すると、指定した数のキーフレームが新しく作成されます(1秒あたり)。キーフレームの管理を容易にするために、10以下の値を指定してください。
注意:「サンプル率」を選択すると、モーション計算によって、指定されたプロパティとレイヤーに対応するワークエリア内の既存のキーフレームが削除されて置き換えられます。ワークエリア外のキーフレームは影響を受けません。 - 「既存のキーフレームのみでサンプル」を選択すると、新しいキーフレームは作成されず、既存のキーフレームの値が変更されます。
- 「適用」をクリックして、結果をプレビューします。
- モーションやエフェクトを変更したり再適用したりするには、モーション計算ウィンドウをもう一度開きます。手順7での選択内容を変更してスケール値を必要に応じて調整し、最後に「適用」をクリックします。
- スクリプトに加えた変更を保存するには、「保存」をクリックし、スクリプトに新しい名前を付けます。
1秒あたりの新しいキーフレーム数の指定に加えて、スムーザーを使ってキーフレーム数を減らすこともできます。詳しくはモーションおよび速度のスムージングを参照してください。
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