再生モードの選択(ProVersionのみ)ペイントコンポジションの線は、以下の6種類のモードで再生できます。 すべての線を表示 レイヤーの全継続時間を通じてすべての線を表示します。線を描画したときのタイムマーカーの位置は関係ありません。 線をペースト 線は、その線が記録された時点で挿入され、レイヤーの終了時(アウトポイント)まで表示されます。 線を維持 線が描かれたフレームから線を表示し、次の線が描かれた時点まで表示を維持します。線は、停止したキーフレームのように処理されます。スライドショーのように、線が表示されると、次の線に置き換わります。 線をアニメート 線の描画を現在の時間から(つまり、線を描画したときにタイムマーカーがあったフレームから)開始します。線は描かれたときと同じ方法でアニメートされます。 現在のフレーム 線の描画の初期設定です。線がペイントされたフレームのみに線を表示します。 オニオンスキン 現在のフレームで描かれた線と、周辺のいくつかのフレームで描かれた線を表示します。周辺のフレームの線は、現在のフレームにある線と区別して、色分けされ、低い不透明度で表示されます。これらの線は実際には、線が描かれたフレーム上にのみ存在します。オニオンスキンは、線の位置の参照ポイントがわかるので、フレーム単位のアニメーションを作成するときに非常に便利です。 ベクトルペイント環境設定ダイアログボックスの「オニオンスキン」オプションを使って、アクティブな再生モードが「オニオンスキン」の場合の、後方および前方の線の表示方法を指定します(ベクトルペイント環境設定ダイアログボックスを開くには、ベクトルペイントのポップアップメニューの「オプション」を選択します)。以下のオプションがあります。 背面のフレーム/前面のフレーム 表示する後方または前方のフレームの数を設定します。これらの値のいずれかまたは両方を0に設定しない限り、前方および後方の両方のフレームが表示されます。 後方の線の色/前方の線の色 後方および前方の線の表示色を設定します。 オニオンスキンの不透明度 オニオンスキンの線の不透明度の比率を設定します。 ![]() 再生モード「オニオンスキン」での3フレームアニメーションの描画。連続するフレームに描画すると、後方(または前方)のフレームに描画した線も表示および参照できます。 ベクトルペイント環境設定については、表示オプションの選択(ProVersionのみ)を参照してください。 |