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一時プロパティマッパーの演算子を使った値の調整(ProVersionのみ)


    初期設定では、パーティクルプレイグラウンドは、パーティクルのプロパティ値を、パーティクルの現在位置のレイヤーマップのピクセルによって表されている値に置き換えます。一時プロパティマッパーで数値演算子を指定し、パーティクルのプロパティ値と、それに対応するレイヤーマップのピクセル値を使って、結果値を増加、削減、または制限することもできます。演算子は、一時プロパティマッパーでのみ使用できます。以下の演算子が使用可能です。

    設定

    パーティクルのプロパティ値を、対応するレイヤーマップのピクセル値に置き換えます。これは、初期設定の演算子です。

    加算

    パーティクルのプロパティ値と対応するレイヤーマップのピクセル値の和を使います。

    パーティクルのプロパティ値と、レイヤーマップの対応するピクセルの輝度値の差の絶対値を使います。この演算子は、差の絶対値を取るので、結果値は常に正の値になります。この演算子は、値を正の値だけに制限する場合に便利です。現実味のある動きを形成しようとする場合、差演算子は適切でないことがあります。

    減算

    パーティクルのプロパティ値から、レイヤーマップの対応するピクセルの輝度値を引きます。

    乗算

    パーティクルのプロパティ値に、レイヤーマップの対応するピクセルの輝度値を掛け合わせて、その結果を使います。

    最小

    レイヤーマップの輝度値とパーティクルのプロパティ値を比較して、小さいほうの値を使います。

    最大

    レイヤーマップの輝度値とパーティクルのプロパティ値を比較して、大きいほうの値を使います。

    数値演算子に不慣れな場合は、以下のガイドラインを参考にして、演算子を使うべきかどうかを判断してください。

    • 一番よく使われる演算子は設定です。これは初期設定の演算子で、パーティクルのプロパティ値をレイヤーマップの対応するピクセルの輝度値に置き換えるだけです。
    • プロパティの既存の値を大きくするには、正の値を使って加算演算子を適用するか、1.0よりも大きい値を使って乗算演算子を適用します。
    • プロパティ値の変化を弱める(トーンダウンさせる)には、0から1.0までの値を使って乗算演算子を適用します。
    • パーティクルプロパティを一定の値以下に制限するには、最小演算子を使って、最小プロパティと最大プロパティの両方をその値に設定します。白い平面をレイヤーマップとして使う場合は、その値に最大プロパティのみを設定します。