コンポジションの作成
新規プロジェクトを初めて作成する場合は、まずコンポジションを作成する必要があります。コンポジションの作成後にフッテージアイテムの作業を開始できます。コンポジション設定ダイアログボックスの設定を変更せずにコンポジションを作成すると、新規のコンポジションは前に作成したコンポジションと同じ設定になります。コンポジション設定の変更について詳しくは、コンポジションの基本設定についてを参照してください。 コンポジションの設定は、作成後いつでも変更できます。ただし、フレームサイズやピクセル縦横比を変更すると最終ムービーに影響するので、できる限り早い段階で設定しておくことをお勧めします。複雑なプロジェクトの全体像を表示する場合は、フローチャートビューを使います。フローチャートビューによる全体構成の表示を参照してください。 注意:新規コンポジションを設定するとその設定が初期設定となり、次のコンポジション作成時に表示されます。
コンポジションを作成するには - コンポジション/新規コンポジションを選択します。
- コンポジション名を入力します。
- ドロップダウンリストからプリセットを選択するか、以下のような基本設定を指定します。基本設定について詳しくは、コンポジションの基本設定についてを参照してください。
- フレームの幅と高さを指定します。通常、フレームサイズと縦横比は、ソースフッテージと出力メディアに合わせる必要があります。
- リストに表示されていない幅や高さを設定する場合、およびコンポジションのサイズを自動的に現在の値の縦横比に合わせる場合は、「縦横比を固定」を選択します。
- ドロップダウンリストからピクセル縦横比を選択します。プリセットでデジタル形式(D1、D4、D16、またはDV)を選択した場合は、ピクセル縦横比が自動的に設定されます。詳しくはコンポジションのピクセル縦横比の設定を参照してください。
- 1秒あたりのフレームレートを指定します。詳しくはフレームレートの設定を参照してください。
- ドロップダウンリストから解像度を選択します。解像度の設定を参照してください。
- 「タイムコード開始」または「開始フレーム」を指定して、コンポジションの最初のフレームに表示される時間値を決めます。この値は、レンダリングには影響しません。詳しくはタイムコード開始または開始フレームの設定を参照してください。
- コンポジションの継続時間を入力します。継続時間の設定を参照してください。
- 「高度」タブをクリックし、以下のような詳細設定を指定してから「OK」をクリックします。詳細設定について詳しくは、コンポジションの詳細設定についてを参照してください。
- サイズ変更したレイヤーを、コンポジションのコーナーやエッジにアンカーする場合は、アンカー制御を使います。アンカーの設定を参照してください。
- 必要に応じて、モーションブラーのシャッター角度とシャッターフェーズを設定します。詳しくはモーションブラーのシャッター角度の設定を参照してください。
- 必要に応じて、ネスト化されたコンポジションの解像度を維持できるように、「ネスト時に解像度を保持」オプションを選択します。コンポジションを特定のフレームレートに固定するには、「ネスト時にフレームレートを保持」オプションを選択します。ネスト化オプションの設定を参照してください。
- 3Dコンポジションのレンダリング用プラグインとしてサードパーティ製のプラグインを使う場合は、以下の手順を実行します。レンダリングプラグインの設定を参照してください。
コンポジションの設定を変更するには - コンポジション/コンポジション設定を選択します。
- コンポジションの基本設定についての説明に従って、基本設定を変更します。
- 「高度」タブをクリックし、コンポジションの詳細設定についての説明に従って詳細設定を変更して「OK」をクリックします。
注意:コンポジション設定の変更前に行った変更を取り消すことはできません。
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