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変数(ProVersionのみ)


    モーション計算における変数については、整数やベクトルなどの特定の型を宣言する必要はありません。変数は、割り当てられる対象の種類を自動的に判断します。例えば、P1という変数にsine(a)という値を代入すると、P1は自動的に弧度単位の実数型または浮動小数型となります。V1という変数に、{2,7}などの2次元ベクトルを代入すると、V1は自動的に2と7の次元を持つベクトルになります。ベクトルについては、ベクトルについて(ProVersionのみ)を参照してください。

    変数名は次の規則に従う必要があります。

    • 変数名は必ず文字から始めます。2文字目以降には数字を使用できます。
    • スペースまたは演算子を含めることはできません。
    • xまたはyは、ベクトルのインデックス(ベクトルについて(ProVersionのみ)参照)と重複するので、変数名に使うことはできません。ただし、変数名の一部にxまたはyという文字を含めることはできます。

    また、モーション計算言語では、大文字と小文字は区別されません。例えば、モーション計算では、circle、CIRCLE、Circleの各変数は、すべて同じものとして扱われます。