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トラッキング領域の定義(ProVersionのみ)


    モーションをトラックする前に、モーションフッテージレイヤーで、検索領域、機能領域、およびトラックポイントの3つのトラッキング領域を定義します。各領域のサイズを変更するには、ハンドルをドラッグします。

    ヒントアイコントラック/スタビライザができるだけ正確かつ高速に選択した領域をトラックできるように、領域はできる限り小さくします。領域のサイズを拡大すると、トラッキングに必要な時間が増加します。

    次のキャプションを含む画像:A. 検索領域 B. 機能領域 C. トラックポイント
    A. 検索領域 B. 機能領域 C. トラックポイント

    検索領域

    ボックスのサイズを変更して、次のフレームでトラックされたオブジェクトまたは領域をトラック/スタビライザが検索する場合に使われる機能領域の外側のエリアを定義します。フレーム間の機能の動きが大きいと、正確に検索したり、1つのフレームの機能と次のフレームを一致させたりするために、大きな検索領域が必要になります。ボックスは、フレームから次のフレームまでの、想定される最大の機能領域の動きを含めるために十分な大きさである必要があります。検索領域が増えるとトラッキング時間も増えますが、小さすぎるよりは大きすぎる検索領域を指定します。

    機能領域

    ボックスのサイズを変更して、トラックする要素を詳細に定義します。

    トラックポイント

    十字型を動かして、トラックされたエリアと2番目のレイヤー間の追加ポイントを指定します。トラック/スタビライザは、指定されたトラックポイントのキーフレームを生成し、2番目のレイヤーの位置プロパティにそのキーフレームをコピーします。レイヤーを再生すると、2番目のレイヤーは、最初のレイヤーに追加されます。レイヤーをスタビライズする場合、トラック/スタビライザは、スタビライズされたレイヤーのアンカーポイントにトラッキングデータをコピーします。2番目のレイヤーの代わりにエフェクトを追加する場合、トラック/スタビライザは、指定されたエフェクトポイントにキーフレームをコピーします。このエフェクトポイントは、イメージのどこにでも配置することができます。トラッキングがスタビライズモードになっている場合は、トラックポイントが常に機能領域の中央にあるので、十字型は表示されません。

    ヒントアイコン検索領域、機能領域、およびトラックポイントすべてを一度に動かすには、機能領域のハンドルとハンドルの間をドラッグします。トラックポイントを動かさずに機能領域を動かすには、Altキー(Windows)またはOptionキー(Macintosh)を押しながら機能領域をドラッグします。