2台めのPCを自作したのですが,一つのキーボードとマウスを2台以上のPCに接続して操作することはできないのでしょうか。
2台,3台……とPCが増えてくると,悩みのタネとなるのが台数分だけ用意しなければならないキーボードとマウスです。いっそすべてのPCを1組のキーボードとマウスで操作できれば……と思っている人も多いのではないでしょうか。
そんなときに役立つのがCPU切り替え器です。これは1台のキーボードやマウス,ディスプレイを複数のPCで共有可能にできる周辺機器で,価格は切り替え可能な台数によって変わってきますが,2台用の小型のもので1万円前後です。
キーボードだけなら,ロジクールのCordless Freedom Compact「CK-36M」(オープンプライス)などが,受光部にUSBとPS/2の両コネクタを持っているので,2台を1本で利用可能です。
「そんなに高い周辺機器はとても買えない」という人でも,すでにLANを導入してさえいれば,「どこドア」(作者:Team Quick
ware/シェアウェア1800円)を使うことで,比較的簡単にキーボードとマウスを3台で共有できます。これを使うとノートPCでデスクトップPCを操作することも,その逆もでき,なにかと便利なものです。
(左藤カツオ)
キーボードやマウス,ディスプレイをハードウェア的に切り替えることができるCPU切り替え器。写真は4台のPCを一つのキーボードで操作できる「SwitchMan
SW4」(価格:3万4860円)。
発売元はロジテック(http://www.logitec.co.jp/)
シェアウェアの「どこドア」を使えば,CPU切り替え器がなくてもキーボードやマウスの共有が可能になる
(入手先http://homepage2. nifty.com/quickware/)。
本誌の付録CD-ROM にも収録