Windows 95の関連付けの設定にある「DDE」とは何のことですか。
DDEとは「Dynamic Data Exchange」の略で,Windowsのアプリケーション間で通信が必要な場合に利用する共通規格のことです。これに沿った形でアプリケーションを作成すれば,ほかのアプリケーションからそのアプリケーションをコントロールできるようになります。
規格の中にある「ファイルを開く」ためのDDEを利用すれば,「DDEConnect」「DDEAdvice」といったメッセージを送受することで,受け取ったアプリケーションは「ファイルを開く」という動きをします。
関連付けの設定にあるDDEの項目は,該当するドキュメントを,DDEメッセージを使ってオープン処理を行わせるかどうかを設定するものです。
(三谷直之)
アプリケーションの関連付けのDDE関連の設定