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ClipCalc API


WM_CLIPCALCAPI を ClipCalc に送信することにより、任意の外部プロセスが ClipCalc をコントロールしたり、プロセス内部の情報をローコストかつ確実に取得することができます。

WM_CLIPCALCAPI は RegisterWindowMessage API に ClipCalc という文字列を渡すことで定義されます。

WM_CLIPCALCAPI = RegisterWindowMessage("ClipCalc");

ClipCalc API が使用するウインドウメッセージは WM_CLIPCALCAPI のみで、具体的なコマンドは wparam および lparam で渡されます。


API 一覧

wparam 311
lparam n/a
説明 モードを確認する
戻り値 モードID

wparam 312
lparam n/a
説明 モードオプション1を確認する
戻り値

モードオプション1のID。現在のモードにより意味が異なります。

・モードが”signed”、”unsigned”の時はビット数のIDを示します。

・モードが”time”の時は時間単位のIDを示します。


wparam 313
lparam n/a
説明 モードオプション2を確認する
戻り値

モードオプション2の値。現在のモードにより意味が異なります。

・モードが”signed”、”unsigned”の時は基数を示します。

・モードが”time”の時は秒間フレーム数の整数変換された値を示します。次のコードにより復元できます。

float fps;
union {
    long  i;
    float f;
} i2f;
i2f.i = (long)SendMessage(hwnd, WM_CLIPCALCAPI, 313, 0);
fps   = i2f.f;

wparam 314
lparam n/a
説明 角度の単位を確認する
戻り値 角度単位ID


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