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外部関数


外部関数が親プロセスから実行されると、外部関数内で以下の変数および配列を参照することで、親プロセスから渡されたパラメータ数と各パラメータ値を確認することができる。
@! 外部関数のパラメータの数
@0...@9

外部関数の各パラメータ変数。親プロセスで、外部関数のパラメータとして、定数または変数を指定した場合に値が格納される。

なお、親プロセスでパラメータに変数を指定していた場合、外部関数内で、コマンド:paramの発行により親プロセスへの反映ONに設定されている状態でこれらの変数の値を変更すると、親プロセスで指定した変数の値が更新される。例えば、外部関数testを、

:param 0 1
@0=123

と記述して、

!test @A

と実行すると、@Aに変更後の@0の値123が返される。

@@0...@@9

外部関数の各パラメータ配列。親プロセスで、外部関数のパラメータとして、配列名を指定した場合に配列値がコピーされる。また、文字列定数を指定した場合、文字列が一次元配列としてコピーされる。

なお、外部関数内で、コマンド:paramの発行により親プロセスへの反映ONに設定されている状態でこれらの配列に対して変更をおこなうと、親プロセスで指定した配列に反映される。例えば、外部関数testを、

:param 0 1
@@0 0=123

と記述して、

!test @@A

と実行すると、配列@@Aの要素0123になる。

角度を求める外部関数では、角度の単位指定コマンド:rad 1:deg 1または:grad 1を発行することが必須である。(外部関数サンプル:atan.cef

外部関数のパラメータとして角度をとる場合、:angleコマンドを発行することが必須である。(外部関数サンプル:sin.cef


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