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配列表現


@@char val [val...] インデックスを文字charで指定する。
@@:code val [val...]

インデックスを文字コードcodeで指定する。例えば、

@@:\x42  @@:'B  @@:('A+1)

と指定した場合、いずれも@@Bを指定したことになる。

@@とそれに続くインデックスで配列名を表す。配列名に続けて1つ以上の配列番号valが続く。配列番号の個数が配列の次元数になる。

以下の配列は予約されている。

@@:0 行列計算結果
@@0...@@9 外部関数の各パラメータ

CLIP言語では、多次元配列をサポートする。配列の要素数の宣言を必要とせず、現在の要素数より大きいインデックスに対して値の代入を行った時点で自動的に拡張される。拡張された場合、既存のデータは受け継がれ、新規データは値0で初期化される。なお、現在の要素数より大きいインデックスまたは負のインデックスで配列を参照すると、値0が返される。

なお、同じ配列名で、複数の次元の意味を持たせることができる。それぞれの次元のデータは独立している。例えば、

@@A 0=123
@@A 0 0=234

のような記述が可能である。この場合、配列名@@Aで一次元配列と二次元配列の両方の意味を持つことになる。


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