統合アーカイバプロジェクトDLLについて

KLARA は、unlha32.dll/unzip32.dllなどの 「統合アーカイバプロジェクト」仕様に準じたアーカイバDLLに対応しています。

ただし、現在は解凍のみ対応で、圧縮や削除には対応していません。
しかし、いずれは圧縮にも対応したいと考えています。

対応状況

KLARAが現在対応しているのは、次のDLLになります。
これらDLLは、できる限り最新のDLLを使用するようにして下さい。

  • UNLHA32.DLL ver0.94 以上
  • UNZIP32.DLL ver5.40 以上
  • TAR32.DLL ver0.45 以上
  • CAB32.DLL ver0.80 以上

マルチスレッド動作への影響

「統合アーカイバプロジェクト」のDLLは、マルチスレッドに対応していません。
このため、これらDLLへの同時アクセスは大きく制限されます。

たとえば、複数のスレッドから同時に解凍などの要求が発行された場合、 各要求を1つづつ順番に処理することになります。このため、1つのスレッドの要求に応えている間は、 その処理が終了するまで他のスレッドは、自分の要求が処理されるのを待ち続けることになります。

特別な注意

これらDLLは自動的にロードされ、SUSIEプラグインよりも常に高い優先順位を持っています。

たとえば、unlha32.dll がロードされている場合、対象となる LZHファイルが unlha32.dll で処理できない形式のときにのみ、 LZH 対応したSUSIEプラグインが使用されるようになります。

「統合アーカイブプロジェクトDLL」SUSIEプラグインとは違い、 アプリケーションが各DLLに個別に対応していない限り、利用することはできません。

参照