ドラッグ&ドロップ操作

KLARAのドラッグ&ドロップ操作は、対象ウインドウごとにその意味が異なります。
ここでは各ウインドウごとの動作の違いを説明します。

システムツールバーへのドロップ

システムツールバーにファイルをドロップすると、そのファイルを開くことが出来ます。
ドロップできるのは、ファイル・フォルダ・ショートカットです。

ドロップされたファイルに関連付けがあるとき、その関連付けを優先するか、それともKLARAで開くのを優先させるかは、 環境設定「HEIDI」タブ「通常の関連付けよりもプラグインの使用を優先する」で決定されます。


KLARAウインドウへのドロップ (ファイルを開く)

KLARAウインドウへファイルをドロップした場合、「ファイルを開く」でファイルを開いたときと同じになります。
これは、画像ファイルウインドウアニメーションファイルウインドウなどの子ウインドウにドロップしたときも同様です。

KLARAで開いた画像のドラッグによるコピー (Ctrl+左ドラッグ)

コピーしたい画像ウインドウでCtrlを押しながら左ドラッグすると、 画像をドロップ操作でコピーできます。

「貼り付け」「KLARAでの画像加工」によって作成されたファイルのときは、事前に名前を変更しておくといいでしょう。
名前を変更するには、KLARACtrl+R(名前の変更) を押してください。

KLARAで開いた画像のドラッグによるBMPセーブ (Ctrl+Shift+左ドラッグ)

コピーしたい画像ウインドウでCtrlとShiftを押しながら左ドラッグすると、 画像をドロップ操作でBMP形式セーブできます。

このドラッグ操作によるセーブでは、BMP形式しか選択できません。
また、名前を変更することもできません。

指定の名前でセーブしたいときには、「名前の変更」で事前に名前を変更しておいて下さい。


アーカイブウインドウへのドロップ (未サポート)

アーカイブウインドウは一切のドロップを受け付けません。
アーカイブウインドウにドロップしてアーカイブにファイルを追加できるわけではありません。
しかしながら、将来的にはアーカイブへのファイルの追加が可能になるかもしれません。

アーカイブウインドウからのドラッグ (ファイルの展開)

アーカイブウインドウから、その中に表示されているファイルアイテムを、HEIDI やエクスプローラなどにドロップして展開することができます。

エクスプローラに展開した場合には、相対パスは無視されます。 相対パスを有効にしたい場合には、HEIDIに展開するようにするか、 「全ファイルを展開」などのコマンドで展開して下さい。

ちなみに、既に述べられていますが、アーカイブウインドウへファイルをドロップしても、ファイルを追加することはできません。


HEIDIウインドウのディレクトリツリーやファイルリストでのドラッグ&ドロップ(コピーや移動)

HEIDIウインドウディレクトリツリーウインドウへファイルをドロップすると、 それらのファイルをコピーできます。同じようにフォルダ上にドロップすれば、そのフォルダ内にコピーできます。
このとき、ドラッグされるファイルが同一ドライブ同士の場合には移動操作が、 異なるドライブ間での場合にはコピー操作が優先的に実行されます。 コピー操作と移動操作を変更したい場合には、「Ctrlキー」を押してください。

ただし、移動操作は環境設定のファイルリストタブ内で、 「移動操作を許可する」オプションが有効になっていないと、実行することができません。
このオプションが無効になっている場合には、「Ctrlキー」に関わらずコピー操作になります。

コントロールパネルなどの特殊なファイルをドロップした場合には、 ショートカットが作成されます。

HEIDIウインドウのファイルリストへの右ドロップ (コピー・移動・ショートカット作成)

HEIDIウインドウへファイルアイテムを右ボタンでドロップするとサブメニューが開き、 コピー・移動・ショートカットの作成のいずれかを選択できるようになります。
このとき、ドロップしたアイテムによっては、選択できる操作が限定されます。


スライドショーウインドウへのファイルのドロップ (ファイルの追加)

スライドショーウインドウにファイルをドロップすると、それらファイルをスライドショーに追加できます。
アーカイブスライドショーにはファイルを追加できません。
詳しくは「カスタムスライドショーの使い方」を参照してください。


メッセージウインドウでのドラッグ&ドロップ (一切無効)

メッセージウインドウは一切のドラッグ&ドロップ操作を受け付けません。
このウインドウは、発生したエラーなどをユーザーに報告するためだけにあります。