HEIDIタブ(環境設定)
HEIDIウインドウの動作に関する設定を行います。
ファイルアイテムの並べ替え順
HEIDIウインドウを開いたときに選択される 「並べ替え」方法 を設定します。
HEIDIウインドウのファイルアイテムがダブルクリックされると、KLARAはそのファイルを開こうとします。
このオプションを有効にすると、そのダブルクリックされたファイルを
エクスプローラのファイルの関連付けよりも先にKLARAが開くようになります。
KLARAで開けない場合、エクスプローラの関連付けに従ってそのファイルを開こうとします。
このオプションが無効に設定されていると、ダブルクリックされたファイルは
まずエクスプローラ上でダブルクリックしたときと同じアプリケーションで開こうとし、
それが成功しないときにのみ、KLARAはそのファイルを開こうとします。
サムネイル表示を使用可能にする
このオプションを有効にすると、HEIDIウインドウ上で「サムネイル表示」を行うことができるようになります。
このオプションが無効に設定されていると、HEIDIウインドウの表示方法として「サムネイル表示」を選ぶことができなくなります。またこのときには、以下のオプションは設定できなくなります。
- サムネイルファイルの扱い
- HEIDIのファイルリスト内でサムネイルが作成されているとき、そのサムネイルデータをファイルにセーブするかどうかを設定します。
「一切使用しない」を選択した場合、サムネイルデータは一切セーブされません。
「すべて自動」を選択した場合、サムネイルデータが作成された場合、必ず自動的にサムネイルデータがディスクにセーブされます。
「セーブはユーザー指定」を選択した場合、明示的に「サムネイルをセーブする」コマンドを実行しない限り、サムネイルデータがセーブされることはありません。
- サムネイル作成ウインドウの表示
- 「作成時にのみ表示」を選択すると、サムネイルを作成しているときにだけ「サムネイル作成ウインドウ」が表示されるようになります。
- 「常に表示」を選択すると、サムネイル作成ウインドウは常に表示されたままになります。
- サムネイル表示の時アイコンを拡大表示する
- この設定は ver0.95C以降 では削除されました。
- どうしても使いたい、あるいは今まで使っていた、という人がいたら言ってください。復活させます。
操作設定
以下の各設定は、HEIDIのファイルリストをファイラーとして使用するときの動作を設定しています。
- ドロップ操作を許可する
- このオプションを有効にすると、ファイルリスト内にエクスプローラからファイルをドロップすることができるようになります。
- このとき、ドラッグされるファイルが同一ドライブ同士の場合には移動操作が、
異なるドライブ間での場合にはコピー操作が優先的に実行されます。
コピー操作と移動操作を変更したい場合には、「Ctrlキー」を押してください。
- 移動操作を許可する
- このオプションが有効になっている場合、エクスプローラからの「ファイルの移動」を許可します。
- このオプションが無効になっている場合、一切の移動操作は禁止されコピー操作しか実行できなくなります。
- 不用意なファイルの移動を行うと、アプリケーションやWindowsの動作に悪影響を与える場合があります。
あなたが明示的に作成したファイル以外のファイルを移動する場合には注意しましょう。
- 削除操作を許可する
- このオプションが有効になっていると、ファイルアイテムを削除することができるようになります。
- ファイルアイテムを削除したい場合には、「Deleteキー」を押します。
- 削除したらゴミ箱に入れる
- このオプションを有効にしていると、ファイルを削除するときに、そのファイルをゴミ箱に入れるようにします。
- 安全のため有効にするようにしましょう。
- しかしながら、「ゴミ箱に入れる」に設定した場合でも、ディスクの残容量が少ない時には注意が必要です。
このような場合に、大きな容量を持つファイル群を削除したりすると、ゴミ箱にはそのファイル群の一部しか格納されません。
ゴミ箱があるからといって、不用意にファイルを削除しないように注意して下さい。
- 隠しファイルを表示する
- このオプションを有効にしない限り、「隠しファイル属性」を持つファイルはファイルアイテムの一覧には表示されません。
- 「隠し属性ファイル」は通常「特別なファイル」であることが多いため、表示しないことにより不用意な誤操作を防ぐことができます。
- Windowsのシステムなどに詳しくない場合、「隠しファイルを表示する」オプションを有効にするのは避けてください。そのようなユーザーの場合、気付かずに不用意な操作を行ってしまうかもしれません。
- システムファイルの操作を許可
- このオプションを有効にしない限り、「システムファイル属性」を持ったファイルに関する一切の操作を実行することができません。
- しかし、このオプションに関わらず、システムファイルを扱う場合は細心の注意をして下さい。
- 仮に、ドラッグされたファイルアイテムの中にフォルダが含まれ、そのフォルダ内にシステムファイル属性のファイルが含まれていた場合、
このオプションの状態に関わらず、その操作は実行されてしまいます。一般的に、コピー操作を行ったときには問題は起きにくいのですが、
不用意な移動操作を行ったようなときには、場合によってはシステムに支障を来す恐れがあります。十分に注意して下さい。
ドロップ操作以外の赤字の注意事項は KLARA での操作に限らず、エクスプローラなどでのファイル操作の場合にも当てはまる一般的な注意事項です。