アーカイブファイルウインドウ

このウインドウがアーカイブファイルの内容を表示します。
アーカイブウインドウはいくつでも開くことができます。

アーカイブウインドウを開くためには、SUSIEプラグイン統合アーカイバDLL、のいずれかが必要です。

アーカイブウインドウ上で、「ESCキー」を押すと、KLARAウインドウに移動することが出来ます。

このウインドウは他のウインドウとは別のスレッドで動作しています。
このため、外見上はこのウインドウだけで独立して動作しているように見えます。

表示方法

アーカイブ内のファイルを表示する方法には、次の種類があります。

  • 大きいアイコン表示
  • 小さいアイコン表示
  • 一覧表示
  • 詳細表示
  • サムネイル表示
  • 大きいサムネイル表示
サムネイルサイズを変更したいときは、「サムネイルサイズのカスタマイズ」を参照してください。

ファイルの展開

アーカイブ内のファイルを展開するには、[ファイル]メニューから「全ファイルを展開」などを選択して展開するか、 ドラッグ操作によって目的のフォルダに展開してください。

詳しくは、アーカイブメニューを参照してください。

ドラッグ操作で「HEIDI」にファイルを展開すると、 アーカイブ内に含まれていたパス付きで展開されます。
ドラッグ操作でエクスプローラにファイルを展開すると、 アーカイブ内に設定されていたパスが無効になるので注意してください。

パスの階層表示を行っているときは、とくに内部パスの扱いに注意してください
詳しくは「アーカイブウインドウでのフォルダ階層表示」を参照してください。


SUSIE形式アーカイブプラグイン対応

各アーカイブ形式に対応したSUSIEプラグインを用意することにより、様々なフォーマットに対応することが出来ます。

各アーカイブ形式に対応したSUSIEプラグインは必要に応じてネットなどから別途入手してください。

統合アーカイバDLL対応

LZH形式に対応しています。unlha32.dll ver0.94以上が必要です。(ver1.29以上推奨)
ZIP形式に対応しています。unzip32.dll ver5.40以上が必要です。
TARとその派生形式(TAR/TGZ/tar.gz/TAZ/tar.Z/tar.bz2/gz/z/bz2)に対応しています。 tar32.dll ver0.45以上が必要です。
CAB形式に対応しています。cab32.dll ver0.80以上が必要です。 ただし、一部のCABファイルは開くことができません。

ただし、解凍のみで圧縮や削除には対応していません。
GZ/Z など一部のTAR派生形式では、正しくサイズを表示することができません。

マルチボリューム形式のアーカイブファイルの展開には対応していません。


フォルダの階層表示

アーカイブ内に含まれている相対パスを階層表示して表示することができます。
フォルダを階層表示するためには、[表示]メニューの「フォルダ階層表示を使用」を有効にしてください。

[ウインドウ]メニューの「フォルダツリーの表示」によってフォルダツリーを表示することもできます。

階層表示時の注意

階層表示をしているときは、各コマンドでの相対パスの扱いが少し異なります。
詳しくはアーカイブウインドウでのフォルダ階層表示を参照してください。

ドラッグ&ドロップ操作

アーカイブ内のファイルアイテムをエクスプローラHEIDIドロップすると、 それらを展開することができます。

HEIDIへ展開すると、アーカイブ内に含まれている相対パスを有効にすることができます。
このとき、左ドラッグするとそのとき表示されているフォルダ以下のパスのみが展開されます。これに対し右ドラッグすると、そのときいるフォルダに関わらず全ての相対パスが展開されます。

例えば path1\path2\path3\file1 というファイルがあった場合、path1\path2 に移動していたとします。
このとき path3 をHEIDIウインドウへ左ドラッグで展開すると、 path3\file1 が作成されます。 これを右ドラッグで展開すると path1\path2\path3\file1 として展開されます。

エクスプローラに展開した場合には、相対パスは無視されます。
相対パスを有効にしたい場合には、HEIDIに展開するようにするか、「全ファイルを展開」などのコマンドで展開して下さい。

関連項目として、アーカイブウインドウでのフォルダ階層表示も参照して下さい。

アーカイブウインドウへのファイルアイテムのドロップ操作は現在サポートされていません。
しかし、ファイルの追加にもいずれは対応するかもしれません。(予定は未定)

壁紙にする方法

アーカイブ内の画像ファイルを壁紙にすることが出来ます。
詳しくは、画像ファイルを壁紙にする方法を参照して下さい。

スライドショーの起動

メニュー[ファイル]-[スライドショーの起動]によって、 アーカイブ内に含まれている画像ファイルによる「スライドショー」を実行することが出来ます。

詳細は、「スライドショーを実行する方法」「スライドショーウインドウ」を参照して下さい。

ツールヘルプの表示

ファイルアイテム上でマウスを止めていると、ツールヘルプが表示されます。
ツールヘルプを表示したくない場合には、環境設定「一般」タブで、 「アーカイブファイルでツールヘルプを表示する」をオフに設定してください。

ファイルアイテムが画像として認識されているときには、画像サイズ等の情報が同時に表示されます。

編集メニュー「コピー」コマンド

選択しているファイルアイテムをクリップボードにコピーすることができます。
しかしこのコマンドでは以下の点に注意してください。

クリックメニュー

アーカイブファイルを開いているウインドウ上で右クリックを押すと、以下のコマンドを含んだクリックメニューが開きます。

これらコマンドの詳細は、アーカイブメニュー内の各解説を参照して下さい。