用語解説

クリックメニュー

クリックメニューとは、ウインドウの余白領域上で、マウスの右ボタンを押すと表示されるメニューのことです。

サムネイル

サムネイルとは、画像ファイルのプレビューとして作成された、小さな画像のことをさします。

SUSIEプラグイン

プラグインとは、アプリケーションとは独立した、拡張用の小さなプログラムのことです。
プラグインを用意することによって様々なファイル形式に対応することが出来ます。
KLARAで言うプラグインは、すべて「SUSIEプラグイン」を指します。

SUSIEプラグインとは、「SUSIE」という有名なファイルビューアが作成したプラグイン仕様です。非常に有名なプラグイン形式で、ネット上に多くの種類のプラグインが存在しています。
SUSIEプラグインの拡張子は".spi"と決まっています。

ファイラウインドウ

ファイラウインドウとは、フォルダ内容を表示しているHEIDIウインドウや、アーカイブファイル内を表示しているアーカイブウインドウのことです。
これらウインドウでは、その場所にあるファイルアイテムを表示・操作することが出来ます。

KLARAでファイラウインドウといった場合には、「HEIDIウインドウ」「アーカイブウインドウ」のいずれか・あるいは両方のことを指しています。

コンテキストメニュー

HEIDIウインドウやエクスプローラのファイルアイテム上で右クリックすると、そのファイルアイテムに対応したメニューが開きます。 このメニューをコンテキストメニューといいます。
ファイルアイテム以外の場所で右クリックしたときに表示される「クリックメニュー」とは別のものです。混同しないようにして下さい。

システムトレイ

Windowsのタスクバーの右端(あるいは下端)に、アイコンがいくつかまとまって表示されていると思います。 これらアイコンをシステムアイコンといいます。
この部分をシステムトレイといいます。
システムトレイにあるKLARAアイコンを右クリックすると、メニューが表示されます。 これをシステムメニューと呼ぶことにします。

SDIモード

SDIとは Single Document Interface の略で、ファイルを1つだけ開くように作られたソフトのことです。
画像ごとに別々にKLARAを開いているときが、SDIモードです。
環境設定「KLARA2」タブでSDIモード/MDIモードを切り替えられます。

MDIモード

MDIとは Multi Document Interface の略で、すべてのファイルを子ウインドウとして中に開くように作られたソフトのことです。
KLARAになかに画像ウインドウを開いているときは、MDIモードです。
環境設定「KLARA2」タブでSDIモード/MDIモードを切り替えられます。

スレッド

スレッドとは、Windows95/NT でのプログラムの「最小実行単位」のことです。 各スレッドは、おのおの独立して動作しています。
スレッドが分かれていると、一つのスレッド(例えばHEIDI)が仕事中で操作が出来ないときでも、他のスレッド(例えばKLARA)はその実行を妨げられることがありません。

マルチスレッドプログラムとは、プログラムの各機能の実行を、役割ごとにスレッドに分割するよう考慮されたプログラムのことです。
マルチスレッドプログラムを実行する場合は、NT系列で実行した方が、95系列よりもかなり有利です。実行環境としては、NTでさらにマルチCPUのシステムが理想的です。
現在KLARAでは常時5つ以上のスレッドが動作しています。

ちなみにプロセスとは、一つのプログラムが起動されると作成される「アドレス空間を所有する単位」です。プロセス自体には実行能力が無く、実行単位はそのプロセス内に作成されたスレッドが持っています。
プロセスは、そのプロセス内に作成されたスレッドに対して同じアドレス空間を供給しています。よって、プロセス内のスレッド間でデータを共有することは比較的容易ですが、 プロセス境界を越えてデータをやり取りするためにはかなり手間がかかります。
Win32でのメモリ空間の保護は、プロセス単位で働いています。