サムネイルファイル

HEIDIウインドウアーカイブウインドウサムネイル表示 を行うときに使用されるファイルをサムネイルファイルといいます。
サムネイルファイルは、以前に作成したサムネイルデータを次回も作成し直さなくても良いように、 サムネイルデータをディスクにセーブしたものです。

この名前や場所は自動的に決定されます。
名前や場所を変更することは出来ません。

サムネイルファイルは、次回のサムネイル作成時に検出されると、自動的に読み込まれ使用されます。

サムネイルファイルをセーブ・ロードするためには、ファイルシステムがロングファイルネームをサポートしている必要があります。 システムでロングファイルネームの使用を禁止しないで下さい。

サムネイルのセーブ

サムネイルファイルのセーブを明示的に実行するためには、それぞれのクリックメニュー「サムネイルをセーブ」コマンドを実行します。

サムネイルをファイルにセーブしておくと、次回からはサムネイルがファイルから読み込まれるようになります。 サムネイルファイルを作成しておくと、次回からサムネイル作成に要する時間が短縮できます。
同一フォルダ内に多くのサムネイルがあるときほど、より効果的となります。

サムネイルファイルの圧縮

サムネイルを保存するとき、サムネイルデータを圧縮して保存することができます。
圧縮したい場合には、環境設定「サムネイル」タブ「サムネイルを圧縮する」を有効にしてください。
この圧縮オプションはデフォルトでは有効になっていません。

サムネイルの自動セーブ

サムネイルが作成されているときに、そのデータを自動的にセーブするかどうかはそのときの設定に依存します。

これら項目が「すべて自動」に設定されている場合には、サムネイルファイルのセーブは自動的に行われます。 逆に「一切使用しない」に設定されているときには、セーブを実行することはできません。
サムネイル表示を使用する場合には、「すべて自動」に設定しておくとよいでしょう。

「セーブはユーザー指定」は、勝手に変なファイルがセーブされるのがいやな場合や、ディスクの使用量を節約したいときなどに選択してください。

「一切使用しない」を選択すると、全てのサムネイルが毎回作成されるようになります。 サムネイルの作成が行われなくなるわけではありませんので、注意してください。

セーブが選択できない場合

以下の場合には、「サムネイルをセーブする」コマンドはグレー表示され実行できません。

サムネイルファイルのディスク使用量

サムネイルをディスクにセーブする場合、当然それに見合ったディスク容量が必要になります。
セーブされるサムネイルの数が少ないときには、必要とされるディスク容量が比較的小さいため特に問題にはなりません。 しかし、その数が1000を越えるような場合には、そのディスク使用量は無視できない大きさとなります。

個々のサムネイルデータは、単純なBMPデータで作成しています。
利便性を考慮して、ほとんど完全なBMPデータを書き込んでいます。
また、サムネイルを表示するためには、そのサムネイルファイルサイズと同じ容量のメモリを消費する点にも注意してください。

サムネイルサイズを大きくしていると、さらに大きな容量を必要とします。
サムネイルファイルのサイズを小さくしたいときには、サムネイルを圧縮をするよう設定してください。

サムネイル用フォルダ

以下の場合に限り、サムネイルデータを「サムネイル専用フォルダ」にセーブすることが出来ます。

リムーバブルメディアの場合、サムネイルをセーブしようとすると「リムーバブルメディアにセーブしますか?」と質問されます。
リムーバブルメディアにセーブしたい場合には「はい」を、 専用フォルダにセーブしたい場合には「いいえ」を押して下さい。

CD-ROMの場合、サムネイルデータをCD-ROM上にセーブすることはできませんので、 自動的に「サムネイル専用フォルダ」にセーブされます。

「サムネイル専用フォルダ」は、KLARAのあるフォルダ内に自動的に "spNail" というフォルダ名で作成されています。
このフォルダの名前や場所を変更することはできません。
また、このフォルダを作成できない場合には、サムネイル専用フォルダにサムネイルをセーブすることはできません。
サムネイル専用フォルダには、次第に多くのサムネイルファイルが格納されるようになりますので、 十分なディスク容量を確保するようにしましょう。

ハードディスクにあるフォルダのみを開いている場合には、「サムネイル専用フォルダ」にサムネイルファイルが作成されることはありません。