JPEGセーブオプション

KLARAで画像をJPEG形式で保存するときに、次の設定ダイアログが表示されます。

JPEG画像作成についての一般的注意

JPEG変換を行うと、見た目には分かりづらいかもしれませんが、作成された画像は元の画像とは異なった画像になります。
元の画像を損失なしにそのまま保存したい場合には、JPEG形式は不適切です。
このような場合には、他の画像形式で保存してください。

JPEGを作成する元になる画像の品質が高いほど、よりよい変換が期待できます。
JPEG画像をべつのJPEGに変換して、さらにそのJPEGを別のJPEGに変換するようなことはできれば避けましょう。品質が低下するおそれがあります。

画像品質の設定

JPEGに変換するときの画像品質を選択します。
「最高画質」は100、「高画質」は90、「通常画質」は75、 「低画質」は50、を指定したのと同じになります。
品質を自由に指定したいときには、「画質を自由に設定する」を有効にしてください。すると数値で指定することができるようになります。

ここで指定している「画像品質」とは、圧縮率を表しているものではありません。
JPEGで保存した場合、最高品質であってもかなりファイルサイズを減らすことができます。

画像品質を低くするほど、JPEG特有のブロックノイズが目立つようになります。
このようなときに、「スムース設定」を使用すると見た目が改善される場合があります。

プログレッシブ形式にする

JPEGをプログレッシブ形式で保存したいときに設定します。

プログレッシブ形式には対応していないビューアも少なからずありますので、WEB上で使用するとき以外は避けた方が無難かもしれません。

モノクロにする

保存しようとする画像を、強制的にモノクロ画像にして保存します。

スムース設定を使用する

スムースを指定すると、保存するときに画像をぼかして作成します。
スムースを使用したいときは、「スムースを使用する」を有効にしてください。
0 を指定すると、まったくスムースはかけられません。
100 を指定すると非常にぼやけた画像が作成されます。
あなたの目的に合った適切な値を設定してください。

スムース指定は、低い画像品質で保存したときの画面の荒れを緩和させる効果があります。
指定するときは画像がぼけすぎないように、設定値は 20 前後くらいにしておいた方がいいかもしれません。
この設定値はそのときの画像や画像品質などによって変化しますので、各自で試して確認するようにしてください。