【必須】の項目はPaPi-Mail3をご利用になる上で必ず設定が必要な項目です。
- メールサーバの設定
PaPi-Mail3でメールの送受信を行う為にサーバの設定を行います。
PaPi-Mail3画面右上に[サーバ1]と表示されているフィールドをタップし、メールサーバの設定画面に移ります。
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図:メールサーバの設定 |
- 設定名称の変更及びサーバの切り替え
- 画面右上の[サーバ設定名]フィールドは任意の名称に変更できます。必要なければ、変更する必要はありません。
また、PaPi-Mail3はメールサーバの設定を8つまで持つことができます。[サーバ設定名]フィールド左のドロップダウンリストをタップすることによって[サーバ1]から[サーバ8]までのリストが表示されます。任意のサーバを選択し、以下の設定を行って下さい。
サーバの設定を切り替えたい場合には、切り替えたいサーバをドロップダウンリストから選択し、[設定]をタップして下さい。これは、メイン画面の[サーバ設定名]フィールド右のドロップダウンリストをタップし、リストより任意のサーバを選択することによっても行えます。なお、サーバを切り替えた場合、切り替える前に取得していたリストは破棄されます。
- POP3サーバ【必須】
- 入力フィールドにPOP3サーバのサーバ名又はアドレスを入力して下さい。
- ユーザ【必須】
- POP3サーバにログインするときのユーザ名を入力して下さい。
- パスワード【必須】
- POP3サーバにログインするときのパスワードを設定します。[パスワード]フィールドをタップすると入力用のダイアログが開きます。入力フィールドにパスワードを入力して[設定]ボタンをタップして下さい。入力内容を破棄する場合は[キャンセル]ボタンをタップして下さい。パスワードが設定されているときは[設定済み]、設定されていないときは[未設定]と表示されます。
- SMTPサーバ【必須】
- 入力フィールドにSMTPサーバのサーバ名又はアドレスを入力して下さい。通常はPOP3/APOPサーバと同じであることが多いようです。
- メールアドレス【必須】
- メールを送信する際にFrom:行に表示する自分のメールアドレスを入力します。
- 名前
- メールを送信する際にFrom:行と共に表示する自分の名前を入力します。送信メールのFrom:行は名前 <メールアドレス>という形式になります。必要なければ、入力する必要はありません。
- 署名
- メールを送信する際に添付する署名(シグネチャ)を入力します。[署名]フィールドをタップすると入力用のダイアログが開きます。入力フィールドに署名を入力して[設定]ボタンをタップして下さい。入力内容を破棄する場合は[キャンセル]ボタンをタップして下さい。必要なければ、入力する必要はありません。
署名が設定されているときは[設定済み]、設定されていないときは[未設定]と表示されます。
また、メールリーダで設定しているシグネチャを使用する場合は、[メールリーダの署名を使用する]チェックボックスをオンにします。
(注)メールリーダで、送信するメールを編集する際に[詳細]ボタンから呼び出されるメールの詳細ダイアログの[署名]チェックボックスをオンにしている場合のみ有効です。
[設定]ボタンをタップすると、設定した内容を保存します。[キャンセル]ボタンをタップすると、設定した内容を破棄します。さらに詳細な設定が必要な場合は[詳細...]ボタンをタップします。
- メールサーバの設定(詳細)
メールサーバの設定の画面から[詳細...]ボタンをタップし、詳細の画面を開きます。
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図:詳細 |
- ポート(POP3)
- POP3で使用するポート番号を設定します。デフォルトは110です。[POP3サーバ]で設定したサーバがこれ以外のポートを使用している場合はそのポート番号を入力して下さい。
- APOP
- APOPを使用する場合は、チェックボックスをオンにして下さい。
- ポート(SMTP)
- SMTPで使用するポート番号を設定します。デフォルトは25です。[SMTPサーバ]で設定したサーバがこれ以外のポートを使用している場合はそのポート番号を入力して下さい。
- POP before SMTP
- メール送信時に、予め POP サーバでの認証が必要な SMTP サーバを使用する場合、チェックボックスをオンにして下さい。
[設定]ボタンをタップすると、設定した内容を保存します。[キャンセル]ボタンをタップすると、設定した内容を破棄します。
- 一般設定(オプション)
PaPi-Mail3通信画面でメニューを開き、[オプション]−[一般設定]と選択すると下のような画面が表示されます。設定項目は受信関連と送信関連に分かれています。[受信][送信]を選択することで、それぞれの設定項目が表示されます。
- 全般
- TCP/IPタイムアウト
- ネットワークの切断検知の時間間隔を指定します。接続先のメールサーバの反応が遅い場合には長めに設定して下さい。デフォルトは15秒です。最大180秒まで指定できます。
- 受信関連
- メール最大取得サイズ
- メール1つあたりの読み込むことのできる最大サイズを設定します。ここで指定した以上のサイズを持ったメールは、指定サイズまでしか読み込まれません。デフォルトは4KBです。最大60KBまで指定できます。
- 全メール取得
- サーバ接続に、サーバ上にあるすべてのメールを無条件で取得します。[全メール取得]のチェックボックスがオンになっている間、PaPi-Mail3のメイン画面の[リスト]ボタンが[全取得]と表示されるようになります([全削除]のチェックボックスもオンになっている場合は[全取削]となります)。
- 全メール削除
- サーバ接続に、サーバ上にあるすべてのメールを無条件で削除します。[全メール削除]のチェックボックスがオンになっている間、PaPi-Mail3のメイン画面の[リスト]ボタンが[全削除]と表示されるようになります([全取得]のチェックボックスもオンになっている場合は[全取削]となります)。
(注)[全メール削除]だけではメールは取得されません。全メール取得後に全メールを削除する場合は[全メール取得]のチェックボックスもオンにして下さい。
- クイック実行
- このチェックボックスをオンにしてPaPi-Mail3のメイン画面の[実行]ボタンをタップすると、操作指定されたメールにのみ処理を行いリスト全体のチェックを行わないため、メール処理にかかる時間を短縮することができます。このとき、サーバ上のメールと ID が一致しない場合は指定した操作は実行されません。
(注)メールサーバ上に新しいメールが届いていても、[実行]ボタンではリストに追加されなくなります(新しいメールをリストに追加するには[リスト]ボタンをタップしてください)。
- リスト前に設定内容を表示
- このチェックボックスをオンにしてPaPi-Mail3のメイン画面の[リスト]ボタンをタップすると、接続前に[範囲指定]及び[検索キー]の設定内容を確認することができるようになります。また、この画面から、[範囲指定]及び[検索キー]の設定内容を編集することも可能です。
- 送信関連
- 送信メールを保存
- PaPi-Mail3から送信したメールをメールリーダの[保存]ボックスに保存します。[送信メールを保存]チェックボックスがオフの場合は[削除済み]ボックスに保存します。
- BCCメールをカプセル化しない
- このチェックボックスをオフにしてPaPi-Mail3からBCCメールを送信すると、BCCメールをカプセル化します。チェックボックスをオンにするとカプセル化しないでプレーンテキストで送信します。
- Dateヘッダを付加
- このチェックボックスをオンにするとPaPi-Mail3から送信するメールに Palm の日時を元にDateヘッダを付加します。チェックボックスをオンにした時に表示される Palm の日時が正しいことを確認してください。また、チェックボックス横の時間帯(タイムゾーン)を適切な値に設定してください。日本国内で使用する場合は一般的に[+0900]を使用します。
[設定]ボタンをタップすると、設定した内容を保存します。[キャンセル]ボタンをタップすると、設定した内容を破棄します。
- その他の設定
PaPi-Mail3メイン画面の[オプション]メニューからは[一般設定]以外に、以下の設定が可能です。
- モデム
PaPi-Mail3メイン画面でメニューを開き、[オプション]−[モデム]と選択するとPalmの[環境設定]−[モデム]の項目が表示されます。各項目はPalm標準添付のマニュアル等をご覧下さい。
(Palm OS 3.3 以降の場合は、[Prefs]−[Connection]を開きます)
- ネットワーク
PaPi-Mail3メイン画面でメニューを開き、[オプション]−[ネットワーク]と選択するとPalmの[環境設定]−[ネットワーク]の項目が表示されます。各項目はPalm標準添付のマニュアル等をご覧下さい。
- シリアル切替
PaPi-Mail3メイン画面でメニューを開き、[オプション]−[シリアル切替]と選択すると、3Com 社のEnhanced Infrared Updateがインストールされていれば、[環境設定]−[Serial/IR]の項目が表示されます。赤外線通信の設定についてはAppendix C.赤外線通信の設定を御覧下さい。
(Palm OS 3.3 以降の場合はこのメニューは動作しません。赤外線通信の設定は[Prefs]−[Connection]で行ってください)