Portfolio 5.0Jでは、ギャラリーウインドウの扱い方が変わりました。 以前は、Portfolioのギャラリーウインドウは静的つまり不変なものであると見なされていました。 Portfolio 5.0Jでは、ギャラリーウインドウは時間の経過と共に変化する動的なファイルとして扱われます。 その結果、ギャラリーウインドウの作成、変更、並べ替え、更新、カスタマイズを以前よりも簡単に行うことができるようになりました。
新しいギャラリーウインドウが開いている場合、または検索の実行結果が新しいギャラリーウインドウに表示されている場合、「名称未設定」という名前がギャラリーウインドウのタイトルバーに表示されます。 名前が「名称未設定」であるギャラリーウインドウには、作成順に番号が付けられます。 例えば、複数の検索を実行して、それぞれの結果が異なるウインドウに表示される場合、ギャラリーウインドウには「名称未設定:1」、「名称未設定:2」などの名前が付けられます。 保存していないギャラリーウインドウの場合だけ、ウインドウのタイトルバーに「名称未設定」と表示されます。
ギャラリーウインドウを保存すると、ウインドウのタイトルバーは保存したギャラリーウインドウの名前を表示するようになります。 ギャラリーウインドウを保存した後で変更が加えられた場合、アスタリスク(*)が名前に付けられます。 これにより、保存したギャラリーウインドウのレコードセットやレイアウトが変更されたことが視覚的に認識できるようになります。
保存したギャラリーウインドウを変更した場合にそのギャラリーウインドウが閉じていると、それらの変更の保存に関するオプションが表示されます。
保存: 現在の保存済みギャラリーウインドウを上書きします。
キャンセル: ギャラリーウインドウに戻ります。
別名で保存: 前に保存したギャラリーウインドウを変更せずに、新しいギャラリーウインドウ名として変更を保存することができます。
保存しない: 変更を破棄してギャラリーウインドウを閉じます。
ヒント: 検索方法を保存するには、カタログを開く際に発行者以上のアクセス権が必要です。
ヒント: command+S(Macintosh)またはCtrl+S(Windows)というシステム標準の保存コマンドを使うと、現在アクティブなギャラリーウインドウを保存できます。
ギャラリーウインドウを保存する方法
ギャラリーウインドウに必要なアイテムがすべて含まれていることを確認します。
検索機能を使って、現在のギャラリーウインドウの内容を変更したり、新しいウインドウを作成することができます。 また、他のカタログやギャラリーウインドウのアイテムをコピーまたはドラッグ&ドロップしたり、新しいアイテムを追加することもできます。
ギャラリーウインドウのアイテムを表示したい順番に並べ替えるか、または手動で順番を変更します。
「ウインドウ」メニューから「ギャラリーウインドウを保存...」を選択、またはcommand+S(Macintosh)かCtrl+S(Windows)を押します。
「削除の確認」ダイアログボックスが表示されます。
保存するギャラリーウインドウの名前を入力して「OK」をクリックします。
保存したギャラリーウインドウは、「ウインドウ」メニューの「ギャラリーウインドウのリスト...」および「ギャラリーウインドウ」パレットに表示されます。
保存済みギャラリーウインドウで削除されたアイテム
保存済みギャラリーウインドウのアイテムは、カタログ(保存済みギャラリーウインドウ以外の任意のギャラリーウインドウ)から削除されても、保存済みギャラリーウインドウを開くと表示され、 サムネールには「アイテム削除」と表示されます。 見つからないアイテムをギャラリーウインドウから消去するには、「表示」メニューから「ギャラリーウインドウの更新」を選択、またはcommand+option+U(Macintosh)かCtrl+Shift+U(Windows)を押し、ギャラリーウインドウを再び保存します。