アイテムを自動的に追加

Portfolioが一定の間隔でチェックする「監視フォルダ」またはディレクトリを指定しておくと、カタログ化の作業を自動化することができます。 新しいファイルがこのフォルダに置かれると、自動的にカタログに追加され、変更したファイルがカタログ内で更新されます。

 

概要

指定した「監視フォルダ」にアイテムを追加すると、「カタログ作成オプション」(「カタログ」メニューから「カタログ作成オプション...」を選択)にある設定を使ってこれらのアイテムがカタログ化されます。 この時カタログ化されるのは、新しく追加されたアイテム、または変更されたアイテムだけです。 異なる設定で自動化作業を複数作成したり、フォルダを監視する頻度を5秒〜1日の間で指定できます。

ヒント: Portfolioは、監視しているフォルダからなくなったアイテムをカタログから自動的に削除することはありません。

アイテムの自動追加作業はカタログに対して行われるものなので、カタログを開くたびに自動化作業を使用可能にしなければなりません。 これにより、複数ユーザー環境で複数のコンピュータから自動化作業を行ってしまうのを防ぐことができます。

「アイテムを自動的に追加」ダイアログボックス(「カタログ」メニューから「アイテムを自動的に追加...」を選択)を開いておくと、Portfolioが監視フォルダのパスを確認します。 自動化作業は、パス(フォルダ)が正しく変更されるまで実行することはできません。

「アイテムを自動的に追加」ダイアログボックスからは、特定の自動化作業を使用可能に指定することができます。 自動化作業は、カタログを閉じるまで継続して行われます。 「メッセージを表示しない」が選択されていない場合は、アイテムがカタログ化される時に「カタログの処理状況」ウインドウが表示されます。

カタログ化の進行状況を表示しないでカタログ化作業を行う場合は、「メッセージを表示しない」を選択します。 「メッセージを表示しない」を使用して自動化を行う場合は、新しくカタログ化されたレコードは、現在表示しているギャラリーには追加されません。 これで、アイテムを自動的に追加している間にPortfolioで他の作業を行うことができるようになります。

 

「アイテムを自動的に追加」の使用方法

アイテムの自動追加作業を設定する方法

  1. 「カタログ」メニューから「アイテムを自動的に追加...」を選択します。

    「アイテムを自動的に追加」ダイアログボックスが表示されます。

  2. 「新規...」をクリックします。

    「自動化作業の設定」ダイアログボックスが表示されます。

  3. 「自動化作業の名前」を入力します。

  4. フォルダボタン(Macintosh)または「参照...」ボタン(Windows)をクリックして、監視するフォルダを指定します。

    注意: 自動化作業とディスクのプレビューで同じフォルダを選択しないでください。 同じフォルダを選択すると、自動化作業が行えなくなります。

  5. 必要に応じてその他のオプションを選択します。

  6. 自動化作業の設定が終了したら、「OK」をクリックします。

  7. リストからこの設定を選択して、自動化作業を実行するようにします。

  8. 「完了」をクリックします。

 

アイテムの自動追加作業を使用可能にする方法

  1. アイテムの自動追加作業を実行するカタログを開きます。

  2. 「カタログ」メニューから「アイテムを自動的に追加...」を選択します。

    Portfolioは、現在リストにある自動化作業設定のパスをチェックし、設定に問題がある場合は「状況」欄に「フォルダなし」と表示します。

  3. 各自動化作業名の前にチェックマークを付けると、その作業が使用可能になります。

  4. 「完了」をクリックします。

    Portfolioは、その自動化作業に設定された時間間隔で監視フォルダのチェックを開始します。

 

「フォルダなし」と表示されている自動化作業を使用可能にする方法

  1. リストから自動化作業を選択し、「編集...」をクリックします。

  2. フォルダボタン(Macintosh)または「参照...」ボタン(Windows)をクリックして、正しい監視フォルダを指定し直します。

  3. 「完了」をクリックして「自動化作業の設定」ダイアログボックスを閉じます。

  4. 「アイテムを自動的に追加」ダイアログボックス(「カタログ」メニューの「アイテムを自動的に追加...」を選択)を再度開いて、「状況」欄に「フォルダが見つかりました」と表示されていることを確認します。

    「アイテムを自動的に追加」ダイアログボックスを再度開くと、Portfolioがパスを再度チェックします。 ダイアログボックスを再度開くまで、行った修正は適用されません。

 

次のページも参照してください。

「アイテムを自動的に追加」ダイアログボックス

「自動化作業の設定」ダイアログボックス