使用および更新頻度が高いカタログは、すぐに情報が古くなります。 定期的にすべてのカタログとオリジナルファイルをバックアップする(さらにバックアップを安全な場所に保管する)だけでなく、その他の管理作業も定期的に行うことをお勧めします。 Portfolioには、カタログ管理者が日常のカタログ保守に使用できる各種のツールが用意されています。
カタログからアイテムを削除する
「アイテムを削除...」コマンドを使って、不要な、または古くなったアイテムや参照のカタログを消去できます。
カタログから選択したアイテムを削除するには
カタログのギャラリーウインドウで、削除したいアイテムを選択します。
「カタログ」メニューから「アイテムを削除...」を選択します。
「削除の確認」ダイアログボックスが表示されます。
「ギャラリーウインドウとカタログから削除」を選択して、「OK」ボタンをクリックします。
注意: アイテムをギャラリーウインドウだけから削除したい場合は、「ギャラリーウインドウから削除」を選択します。 この場合、「OK」ボタンをクリックすると、アイテムがギャラリーウインドウから削除されますが、カタログには残ります。
または
ギャラリーウインドウで削除したいアイテムを選択して、option+delete(Macintosh)かCtrl+Backspace(Windows)を押します。
「消失ファイル...」コマンドを使って、Portfolioカタログ中のアイテムで、オリジナルファイルとのリンクが切れているものを簡単に調べることができます(「カタログ」メニューから「消失ファイル...」を選択、またはcommand+option+M(Macintosh)かCtrl+Shift+M(Windows)を押します)。 Portfolioは、マウントされているボリューム内だけで消失ファイルをチェックします。 詳細は、「消失ファイルのチェック」を参照してください。
Portfolioカタログを開く際に問題があり、カタログが損傷していると思われる場合は、「修復」コマンドを使って、損傷を修復することができます。 「修復」コマンドは、フィールドで並べ替えを行っているときにシステムが停止したような場合にも利用できます(修復できない場合もありますのでご注意ください)。
カタログを修復するには
修復したいカタログを閉じます。
開いているカタログに対しては、「修復」コマンドを実行することはできません。
「ファイル」メニューから「修復...」を選択、または command+option+V(Macintosh)かCtrl+Shift+V(Windows)を押します。
修復するカタログファイルの保存場所を指定するダイアログボックスが表示されます。
修復したいカタログの保存場所と名前を指定して、「開く」ボタンをクリックします。
修復後のカタログファイルの保存場所と名前を指定するためのダイアログボックスが表示されます。
修復したカタログを保存する場所と新しいファイル名を指定し、「保存」ボタンをクリックします。
Portfolioがカタログをチェックし、修復を実行している間、進行状況ウインドウが表示されます。
完了を知らせるメッセージが表示されたら、「OK」ボタンをクリックします。
修復されたカタログを開いて、すべてのアイテムが元どおりに修復されていることを確認してください。