Microsoft DirectX 8.0

Synth フィルタ サンプル

説明

オーディオ波形を生成するソース フィルタ。

このフィルタは 動的グラフ作成 をデモンストレーションする。非圧縮 PCM オーディオと圧縮 MS_ADPCM (Microsoft Adaptive Delta Pulse Code Modulation) フォーマット間でスイッチ可能である。

このフィルタは GraphEdit 内で "Audio Synthesizer Filter" として表示される。

パス

ソース: (SDK root)\Samples\Multimedia\DirectShow\Filters\Synth

ユーザー ガイド

Synth フィルタを使うと、ユーザーは波形、周波数、チャンネル数、その他のプロパティをプロパティページを通して設定することができる。スイープ周波数レンジの上下のエンド ポイントを設定するには、シフトを押して周波数スライダを調整すること。このフィルタはこれらのプロパティ設定にカスタム インターフェイス ISynth2 をもサポートする。

動的グラフ作成機能をデモンストレーションするには、次のようにすること :

  1. フィルタを構築し、それを Regsvr32 ユーティリティで登録する。
  2. GraphEdit を開始する。
  3. Audio Synthesizer フィルタを挿入する。それは DirectShow フィルタ カテゴリを表示する。
  4. フィルタの出力ピンをレンダリングする。
  5. Play ボタンをクリックする。
  6. フィルタのプロパティ ページを開く。
  7. Output Format エリアで、PCMMicrosoft ADPCM を選ぶ。

プログラミングの注意

このサンプルは以下のファイルを含む :

CDynamicSource クラスは CSource 基底クラスから適用されている。それは CDynamicSourceStream から派生された 1 つ以上の出力ピンを使用する。CDynamicSourceStream クラスは CSourceStream から適用されているが、CBaseOutputPin クラスではなく、CDynamicOutputPin クラスから派生する。

CDynamicSource クラスは CSource にはない以下のメソッドを持つ :

CDynamicSourceStream クラスは CSourceStream にはない次のメソッドを持つ :