Microsoft DirectX 8.0 (C++)

MultiMapper サンプル

説明

MultiMapper サンプル プログラムは、アクション マッピング機能によるデータの設定、適用、および取得の方法を示している。また、ユーザー インターフェイスによる再マッピングの方法も説明する。

パス

ソース ファイル :(SDK ルート)\Samples\Multimedia\DirectInput\MultiMapper

実行可能ファイル :(SDK ルート)\Samples\Multimedia\DirectInput\MultiMapper.exe

ユーザーズ ガイド

まず、プレーヤーの数を割り当てる。MultiMapper サンプル プログラムでは、4 人まで設定できる。プレーヤーごとに、キーボードやマウスなど、1 つのデバイスが必要である。デバイスの数よりプレーヤーの数が多い場合、プログラムは、接続されているデバイスを基準とした最大プレーヤー数までプレーヤー数を自動的に削減する。

MultiMapper サンプル プログラムは、スペース コンバット アプリケーションの形態を模して設計されている。各プレーヤーには、回転、発射、反動推進エンジンの起動など、基本的なアクション セットが割り当てられる。次に、これらのアクションがデバイス コントロールにマップされる。コントロールがアクティブになると、表示ウィンドウのデータに反映される。

アクション マッピング ユーザー インターフェイスをアクティブにするには、D のキーを押す。各デバイスには、特定のデバイスをマッピングするための個別のタブがある。デバイス オブジェクトのラベルをダブルクリックすると、そのデバイス オブジェクトに割り当てることができるアクションの一覧がアクティブになる。アクション一覧からアクションを選択し、選択したデバイス オブジェクトにマップする。また、プレーヤー間でデバイスを再割り当てすることもできる。

プログラミング上の注意

システムにジョイスティックやホイールなどのコントローラが接続されている場合、デバイスのグラフィックに、アクションが各デバイス オブジェクトのコールアウトとして表示される。このグラフィックは、そのデバイスにビットマップがある場合に表示され、ビットマップがなければ表示されない。