Microsoft DirectX 8.0 (C++)

IDirectPlay8AddressIP::BuildAddress

ホスト名とポートからリモートの DirectPlay 8 IP アドレスを作成する。呼び出しが成功した場合は、次の要素を伴う有効なリモート アドレスとなる。

呼び出し前のオブジェクトに含まれるアドレス情報はすべて消去される。

HRESULT BuildAddress(
const WCHAR *const wszAddress,
const USHORT usPort
);

パラメータ

wszAddress
リモート ホスト アドレスには、ドットで区切られたインターネット アドレス (127.0.0.1 など) または有効なホスト名 (example.microsoft.com など) を指定できる。
usPort
接続先のリモート ホストのポート。

戻り値

成功した場合は S_OK を返し、失敗した場合は次のいずれかのエラー値を返す。

DPNERR_INVALIDPARAM
DPNERR_INVALIDPOINTER
DPNERR_NOTALLOWED

注意

  DPNSVR は、複数のプロセスが列挙用に単一のポートを共有できるようにする DirectPlay の機能である。デバイス アドレスを構築する場合、または接続を行う場合は、DPNA_DPNSVR_PORT フラグを使用しないこと。このフラグは列挙のみに使用する。列挙アドレスにポートの要素を追加しない場合、フラグによって表されるポートが自動的にそのアドレスに追加される。DPNSVR の詳細については、「DirectPlay DPNSVR アプリケーションの使い方」を参照すること。

動作環境

  Windows NT/2000 : Windows 2000 以降に対する再配布可能ファイルとして提供。
  Windows 95/98 : Windows 95 以降に対する再配布可能ファイルとして提供。
  ヘッダー : Dpaddr.h で宣言。