Microsoft DirectX 8.0

スコープ フィルタ サンプル

説明

サウンド データを波形で表示するレンダリング フィルタ

パス

ソース : (SDK ルート)\Samples\Multimedia\DirectShow\Filters\Scope

ユーザー ガイド

このフィルタを使用するには、GraphEdit を開いてオーディオ ファイル (または、オーディオ ストリームを含むビデオ ファイル) をレンダリングする。オーディオ レンダラの接続を一時的に解除して、インフィニット ピン ティー (InfTee) サンプル フィルタを挿入したら、オーディオ レンダラを再度接続する。続いて、インフィニット ピン ティー フィルタの 2 つめの出力ピンをスコープ フィルタに接続する。この状態で、グラフを実行する。

スコープ ウィンドウは、実際のウィンドウではなくダイアログ ボックスとして実装される。フィルタ パラメータをリアルタイムで変更するためのコントロール パネルを作成する開発者は、プロパティ ページの代わりにこのような技術を利用できる。

スコープ フィルタは、データ処理用に別スレッドを設定する方法を示す。この場合、データは単に IMemInputPin::Receive メソッドのバッファにコピーされた後、別スレッドのスコープ ウィンドウ上に表示される。

スコープ フィルタでオーディオ出力を監視して、クリッピングが起こっているかどうかを確認し、ゲインを調整することもできる。

このフィルタは、GraphEdit に "オシロスコープ" として表示される。