Microsoft DirectX 8.0 |
MIDI レンダリング フィルタは、MIDI パーサー フィルタからの MIDI データをレンダリングする。
フィルタ インターフェイス | IAMDirectSound、IAMResourceControl、IBaseFilter、IBasicAudio、IMediaPosition、IMediaSeeking、IQualityControl、IReferenceClock |
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入力ピン メディア タイプ | MEDIATYPE_Midi、MEDIASUBTYPE_NULL |
入力ピン インターフェイス | IMemInputPin、IPin、IQualityControl |
出力ピン メディア タイプ | 利用できない。 |
出力ピン インターフェイス | 利用できない。 |
フィルタ CLSID | CLSID_AVIMIDIRender |
プロパティ ページ CLSID | プロパティ ページなし。 |
実行モジュール | quartz.dll |
メリット | MERIT_PREFERRED |
カテゴリ | CLSID_MidiRendererCategory |
注意
フォーマット タイプの GUID は NULL だが、フォーマット ブロックには次の構造体が入る :
typedef struct _MIDIFORMAT { DWORD dwDivision; DWORD dwReserved[7]; } MIDIFORMAT, FAR * LPMIDIFORMAT;dwDivision メンバ変数はファイルの時間分割を指定する。時間分割は標準 MIDI ファイル (SMF) のヘッダーの MThd チャンクで与えられている。MIDI レンダラは midiStreamProperty 関数を呼び出すことによって、このプロパティを MIDI データ ストリームに設定する。
MIDI パーサー フィルタからのサンプルには 1 秒の MIDI データが入っている。MIDI レンダラは midiStreamOut 関数を使って MIDI データをレンダリングする。各サンプルは つの 同期ポイント である : そのバッファの始めには、そのバッファをレンダリングするための正しい状態を設定するのに必要なすべてのコマンドが含まれている。