Microsoft DirectX 8.0

IVPBaseNotify インターフェイス

ビデオ ポートを使用するデコーダなどのハードウェア デバイスのプロパティを、オーバーレイ ミキサーから制御できるようにする。IVPNotify インターフェイスは、このインターフェイスから派生する。「IVPBaseConfig」および「IVPConfig」を参照すること。

アプリケーションからこのインターフェイスを使用してはならない。

要件

Vptype.h、Vpnotify.h が必要である。

vtable 順のメソッド

IUnknown メソッド説明
QueryInterface サポートされているインターフェイスへのポインタを取得する。
AddRef 参照カウントをインクリメントする。
Release 参照カウントをデクリメントする。
IVPBaseNotify メソッド説明
RenegotiateVPParameters デコーダとの接続を初期化する。

IVPBaseNotify::RenegotiateVPParameters

IVPBaseNotify インターフェイス

デコーダとの接続を初期化する。

構文

HRESULT RenegotiateVPParameters(void) PURE;

戻り値

インターフェイスの実装に応じた HRESULT 値を返す。HRESULT は、次の標準的な定数の 1 つか、または一覧に示されていないその他の値となる。
E_FAIL失敗。
E_POINTERNULL ポインタ引数。
E_INVALIDARG無効な引数。
E_NOTIMPLメソッドがサポートされていない。
NOERRORエラーなし。

注意

オーバーレイ ミキサー フィルタは、デコーダまたはドライバとの間で (IVPBaseConfig インターフェイスを使用して) 各種パラメータをネゴシエートする。それらのパラメータのいずれか (ビデオ フォーマット、サイズなど) が変わったら、このメソッドを呼び出す。現在のオーバーレイ ミキサーでは、接続処理全体を繰り返す。このメソッドはグラフの再生中でも呼び出すことができる。