Microsoft DirectX 8.0

BDA IP シンク

BDA IP シンク はカーネルモード フィルタで、BDA あるいは 非 BDA、アナログあるいはデジタル、TV グラフ使用され、(NABTS VBI スキャン ラインにあるような) IP データを Winsock に出力する。アナログ グラフでは、アップストリームを BDA SLIP デフレーマ に接続する。デジタル グラフでは、アップストリームを BDA MPE フィルタ に接続する。DirectX® 8.0 ではダウンストリームへの接続はサポートされていない、アプリケーション開発者は Winsock から IP データを受け取り処理するには、自身のコンポーネントを実装しなければならない。BDA IP シンク にはアプリケーションから呼び出し可能なインターフェイスはない。

BDA IP シンク は GrapEdit 内で"BDA Network Providers" カテゴリにある。これはカーネルモード フィルタなので、アプリケーションはそれを直接 Co-Create できないが、「デバイスとフィルタの列挙」で説明されているように、システム デバイス列挙子 を使ってそれをインスタンス化することができる。このフィルタは IFilterGraph::AddFilter を使って、グラフに手動で追加されなければならない、キャプチャ グラフ ビルダ はこのフィルタをグラフに追加するためは使えない。