Microsoft DirectX 8.0

IGraphConfigCallback インターフェイス

IGraphConfigCallback インターフェイスには、IGraphConfig::Reconfigure に渡されたコールバック メソッドが格納される。このインターフェイスは、呼び出し元 (アプリケーションまたはフィルタ) が実装する。詳細については、「IGraphConfig」を参照すること。

vtable 順のメソッド

IUnknown メソッド説明
QueryInterfaceサポートされているインターフェイスへのポインタを取得する。
AddRef参照カウントをインクリメントする。
Release参照カウントをデクリメントする。
IGraphConfigCallback メソッド説明
ReconfigureIGraphConfig::Reconfigure に渡すコールバック メソッド。

IGraphConfigCallback::Reconfigure

IGraphConfigCallback インターフェイス

IGraphConfig::Reconfigure に渡すコールバック メソッド。

構文

HRESULT Reconfigure(
    PVOID pvContext,
    DWORD dwFlags
);

パラメータ

pvContext
IGraphConfig::Reconfigure メソッドの pvContext パラメータに渡す値。
dwFlags
IGraphConfig::Reconfigure メソッドの dwFlags パラメータに渡す値。

戻り値

成功した場合は、S_OK を返す。それ以外の場合は、エラーの原因を示す HRESULT 値を返す。

注意

開発するアプリケーションまたはフィルタから IGraphConfig::Reconfigure を呼び出す場合は、このメソッドを実装してコールバックとして渡す必要がある。IGraphConfig::Reconfigure メソッドは、フィルタ グラフのロック後に、指定された Reconfigure メソッドを呼び出す。グラフを動的に構築するためのその他の細かい処理はすべて、指定されたメソッド側で行う。

このメソッドが成功すると、IGraphConfig::Reconfigure はグラフのフィルタをすべて実行状態に戻そうとする。メソッドが失敗すると、IGraphConfig::Reconfigure はこのメソッドが返すエラー コードをそのまま返す。

このメソッドでは、特殊なグラフ構築が行える。動的なグラフ構築のためのより直接的な手法については、「IGraphConfig::Reconnect」を参照すること。