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IEnumComponents インターフェイスは、所定のプログラム ストリームに含まれるコンポーネント (サブストリーム) に対応する標準 COM 列挙オブジェクトを提供する。C++ アプリケーションから特定のプログラム ストリームに含まれる Component オブジェクトを列挙するには、IComponents ではなく、このインターフェイスを使用すること。
メソッド名 説明 Next コレクションの次から始まる n 個の要素を取得する。 Skip コレクションに含まれる指定された要素をスキップする (取得しない)。 Reset 列挙子をコレクション先頭に戻す。 Clone コレクション全体の新しいコピーを作成する。
コレクションの次から始まる n 個の要素を取得する。
構文
HRESULT Next( ULONG celt, IComponent** rgelt, ULONG* pceltFetched );
パラメータ
- celt
- [in] 取得する要素数を指定する ULONG 型変数。
- rgelt
- [out, size_is(celt), length_is(*pceltFetched)] 取得した Component オブジェクトを受け取る IComponent インターフェイス ポインタ配列のアドレス。
- pceltFetched
- [out] 実際に取得した要素数を受け取る ULONG 型変数へのポインタ。
戻り値
成功した場合は、S_OK を返す。失敗した場合は、標準の IErrorInfo インターフェイスを使ってエラー情報を取得できる。
コレクションに含まれる指定された要素をスキップする (取得しない)。
構文
HRESULT Skip( ULONG celt );
パラメータ
- celt
- [in] スキップする要素を指定する ULONG 型変数。
戻り値
成功した場合は、S_OK を返す。失敗した場合は、標準の IErrorInfo インターフェイスを使ってエラー情報を取得できる。
列挙子をコレクション先頭に戻す。
構文
HRESULT Reset();
戻り値
成功した場合は、S_OK を返す。失敗した場合は、標準の IErrorInfo インターフェイスを使ってエラー情報を取得できる。
コレクション全体の新しいコピーを作成する。
構文
HRESULT Clone( IEnumComponents** ppEnum );
パラメータ
- ppEnum
- [out] 新しいコレクションに設定する IEnumComponents インターフェイス ポインタのアドレス。
戻り値
成功した場合は、S_OK を返す。失敗した場合は、標準の IErrorInfo インターフェイスを使ってエラー情報を取得できる。
注意
新しいコレクションは、使用後にアプリケーション側で解放する必要がある。