Microsoft DirectX 8.0 (C++)

IDirectPlay8Address::BuildFromDPADDRESS

現在のオブジェクトの内部アドレスに、指定された DirectPlay 4 アドレスに相当する DirectPlay 8 のアドレスを設定する。このメソッドの目的は、ロビー開発者が古いロビー コードを使用して新しい Microsoft® DirectPlay® インターフェイスでゲームを起動できるようにすることにある。

このメソッドは、指定されたアドレスのアドレス コンポーネントを列挙し、対応する要素を DirectPlay 8 アドレスに追加する。

HRESULT BuildFromDPADDRESS(
LPVOID pvAddress,
DWORD dwDataSize
);

パラメータ

pvAddress
DirectPlay 8 アドレスのフォーマットに変換される DirectPlay4 アドレスへのポインタ。
dwDataSize
pvAddress パラメータに保持されるデータのサイズ。

戻り値

成功した場合は S_OK を返し、失敗した場合は次のいずれかのエラー値を返す。

DPNERR_INVALIDADDRESSFORMAT
DPNERR_INVALIDOBJECT
DPNERR_INVALIDPOINTER

注意

このメソッドは DirectPlay4 アドレスから DirectPlay 8 アドレスを作成する。このメソッドは、新しいアドレスを作成する前に、すべての要素の現行アドレスを消去する。

このメソッドには次の制限がある。

動作環境

  Windows NT/2000 : Windows 2000 以降に対する再配布可能ファイルとして提供。
  Windows 95/98 : Windows 95 以降に対する再配布可能ファイルとして提供。
  ヘッダー : Dpaddr.h で宣言。