Microsoft DirectX 8.0 (C++) |
IDirectMusicBuffer8 は、ポートによってシーケンス化される、タイム スタンプの割り当てられたデータ (通常は MIDI メッセージ形式) を含むバッファを表す。セグメントとは異なり、バッファはわずかな量のデータ (通常は 200ms 未満) を保持し、アプリケーションはイベントの微小性を制御する際にこのデータを利用する。
IDirectMusicBuffer8 は IDirectMusicBuffer の型定義である。2 つのインターフェイス名は入れ替え可能である。
アプリケーションが独自のシーケンス化を行わない限り、このインターフェイスのこのメソッドを使う必要はない。
IDirectMusicPort8::PlayBuffer メソッドか IDirectMusicPort8::Read メソッドのどちらかを呼び出してバッファをポートに渡すまでは、バッファ オブジェクトはポート オブジェクトから完全に独立している。その後アプリケーションはバッファを解放して、再利用を可能にする。
IDirectMusicBuffer8 インターフェイスのメソッドは、以下のグループにまとめることができる。
データ | Flush |
GetNextEvent | |
GetRawBufferPtr | |
PackStructured | |
PackUnstructured | |
ResetReadPtr | |
パラメータ | GetBufferFormat |
GetMaxBytes | |
GetUsedBytes | |
SetUsedBytes | |
時間 | GetStartTime |
SetStartTime | |
TotalTime |
すべての COM インターフェイスは IUnknown インターフェイスのメソッドを継承する。IUnknown インターフェイスは、以下の 3 つのメソッドをサポートする。
IUnknown | AddRef |
QueryInterface | |
Release |
LPDIRECTMUSICBUFFER8 型は、IDirectMusicBuffer8 インターフェイスへのポインタとして定義されている。
typedef IDirectMusicBuffer8 *LPDIRECTMUSICBUFFER8;
ヘッダー : dmusicc.h で宣言。