Microsoft DirectX 8.0 (C++)

IDirectXFileSaveObject::CreateDataObject

データ オブジェクトを作成する。

HRESULT CreateDataObject(
  REFGUID rguidTemplate,
  LPCSTR szName,
  const GUID* pguid,
  DWORD cbSize,
  LPVOID pvData,
  LPDIRECTXFILEDATA* ppDataObj
);

パラメータ

rguidTemplate
[in] データ オブジェクトのテンプレートを表すグローバル ユニーク識別子 (GUID)。
szName
[in] データ オブジェクトの名前へのポインタ。オブジェクトに名前がない場合は、NULL を指定する。
pguid
[in] データ オブジェクトを表す GUID へのポインタ。オブジェクトに GUID がない場合は、NULL を指定する。
cbSize
[in] データ オブジェクトのサイズ (バイト単位)。
pvData
[in] 全必須メンバのデータが格納されているバッファへのポインタ。
ppDataObj
[out, retval] 作成されたファイル データ オブジェクトを表す IDirectXFileData インターフェイスへのポインタのアドレス。

戻り値

成功した場合は、DXFILE_OK を返す。

失敗した場合は、次のいずれかの値を返す。

DXFILEERR_BADALLOC
DXFILEERR_BADVALUE

注意

データ参照オブジェクトが作成したデータ オブジェクトを参照する場合は、szName パラメータと pguid パラメータの少なくとも一方は NULL 以外の値でなければならない。

このメソッドで作成したデータを保存する前に、IDirectXFileSaveObject::SaveTemplates メソッドを使ってテンプレートを保存しなければならない。作成したデータは IDirectXFileSaveObject::SaveData メソッドを使って保存する。

オプション データを保存する必要がある場合は、このメソッドを呼び出した後、SaveData メソッドを呼び出す前に、IDirectXFileData::AddDataObject メソッドを使用して行う。子オブジェクトがある場合は、SaveData を呼び出す前に追加する。

動作環境

  ヘッダー : dxfile.h で宣言。
  インポート ライブラリ : d3dxof.lib を使用。

参照

IDirectXFileData::AddDataObjectIDirectXFileSaveObject::SaveDataIDirectXFileSaveObject::SaveTemplates