Microsoft DirectX 8.0

CC デコーダ フィルタ

CC VBI デコーダはカーネルモード ストリーム クラス フィルタである。GraphEdit では "WDM Streaming VBI CODEC" カテゴリにある。キャプチャされた VBI ラインを処理し、デコードされたクローズドキャプション データを Line 21 デコーダ や適切なアプリケーションに出力する。

このフィルタには 2 つの入力ピン VBI と HWCC がある。VBI ピンはロー VBI データ用に使用され、HWCC ピンは VBI デコードがキャプチャ フィルタによってハードウェアで処理されるときに使用される。データを HWCC ピンで受け取ったとき、CC デコーダは "パススルー モード" で操作し、データ ディレクトリを何も処理せず Line 21 デコーダに送る。

CC デコーダには 8 つまでの出力ピンがあり、それぞれが自身のラインとサブストリームを選択することができる。最初の出力ピンは Line-21 デコーダに接続される。

これはカーネルモード フィルタなので、アプリケーションはそれを直接 co-create できないが、「デバイスとフィルタの列挙」で説明されているように、システム デバイス列挙子 を使ってインスタンス化しなければならない。