Microsoft DirectX 8.0 (C++) |
キーボードの現在の状態を取得するには、戻り値データを保持する 256 バイトの配列へのポインタを指定して、IDirectInputDevice8::GetDeviceState メソッドを呼び出す。
GetDeviceState メソッドは、Microsoft® Win32® GetKeyboardState 関数と同様に動作する。GetDeviceState メソッドは、キーボードの現在の状態のスナップショットを返す。各キーは、256 バイトの配列内の 1 バイトによって表される。配列のアドレスは、lpvData パラメータとして渡されたものである。バイトの上位ビットが設定されていると、キーは、ダウン状態にある。配列は最も便利なように、Microsoft® DirectInput® キーボード デバイス定数によりインデックスが付けられている (「キーボード データの解釈」も参照すること)。
以下のコードは、Esc キーの押下に応じて関数を呼び出す例である。lpdiKeyboard は、取得された DirectInput デバイスとする。
BYTE diKeys[256]; if (lpdiKeyboard->GetDeviceState(256, diKeys) == DI_OK) { if (diKeys[DIK_ESCAPE] & 0x80) DoSomething(); }