Microsoft DirectX 8.0

SMPTE ワイプ トランジション

Society of Motion Picture and Television Engineers (SMPTE) が SMPTE 文書 258M-1993 で定義している任意の標準ワイプを生成する。ただし、クアッド スプリットは除く。

次のイメージは、進行中のワイプ トランジションを示している。

ワイプ トランジション

クラス ID (CLSID) :  DE75D012-7A65-11D2-8CEA-00A0C9441E20

CLSID 変数名 :  CLSID_DxtJpeg

プロパティ

プロパティ デフォルト 説明
BorderColorlong 0x000000 ワイプ パターンの端を囲む枠の色。この属性の値は、0xRRGGBB フォーマットの 16 進数値であり、RR は赤の 16 進値、GG は緑の 16 進値、BB は青の 16 進値である (したがって、純色の赤、緑、青は、それぞれ 0xFF000、0x00FF00、0x0000FF となる)。
BorderSoftness long 0 ワイプ パターンの端を囲む、ぼやけたリージョンの幅。ぼやけたリージョンをなしにするには、ゼロを指定する。
BorderWidthlong 0 ワイプ パターンの端を囲む枠の幅。枠をなしにするには、ゼロを指定する。
MaskName BSTR NULL NULL 以外の場合は、標準の組み込みワイプの代わりにワイプ マスクとして使用する JPEG ファイルの名前を指定する。ファイルは、モノクロで、ピクセル当たり 8 ビットの傾斜が含まれていなければならない。傾斜は、ワイプの進行を定義するマスクとして使用される。
MaskNum long 1 使用するワイプのスタイルを指定する標準 SMPTE ワイプ コード。ワイプ コードおよび対応するスタイルの一覧については、SMPTE 文書 258M-1993 を参照すること。
OffsetX long 0 イメージの中心点からワイプの開始点までの、水平方向のオフセット。
OffsetY long 0 イメージの中心点からワイプの開始点までの、垂直方向のオフセット。
ReplicateX long 0 ワイプ パターンを水平方向に繰り返す回数。
ReplicateY long 0 ワイプ パターンを垂直方向に繰り返す回数。
ScaleX double 1.0 ワイプを水平方向に伸縮する量。ワイプの元の定義に対する割合で指定する。
ScaleY double 1.0 ワイプを垂直方向に伸縮する量。ワイプの元の定義に対する割合で指定する。