Microsoft DirectX 8.0 (C++)

ステップ 5 : 無限エフェクトの再生

前のステップで生成したエフェクトはボタン押下に応答して始動する。明示的な呼び出しに応答して再生されるエフェクトを作成するには、「ステップ 4 : エフェクトの作成」に戻り、DIEFFECT 構造体の dwTriggerButton メンバを次のように修正する。

diEffect.dwTriggerButton = DIEB_NOTRIGGER;
 

動作開始後、そのままの動作を続けるチェーンソーを作成するには、dwDuration メンバを次のように変更する。

diEffect.dwDuration = INFINITE;
 

次にエフェクトを開始する。

g_lpdiEffect->Start(1, 0);
 

このエフェクトは中止するまで働き続ける。

g_lpdiEffect->Stop();
 

前のステップで生成したエンベロープは変更する必要がないことに注意する。アタックはエフェクトが始動すると再生するが、フェード値は無視される。

アプリケーションが無限エフェクトを再生できたら、「ステップ 6 : エフェクトの変更」に進む。