Microsoft DirectX 8.0 (C++)

スピーカの構成

DirectSound は、スピーカがリスナーに対する相対的な位置をとるスピーカ構成を使って、ユーザーのサウンド システムに合わせて 3D エフェクトを最適化する。

Windows® 98 と Windows® 2000 では、ユーザーはコントロール パネルを使ってスピーカ構成を設定できる。アプリケーションは IDirectSound8::GetSpeakerConfig を使ってこの値を取得し、IDirectSound8::SetSpeakerConfig を呼び出してその値を変更できる。

SetSpeakerConfig がすぐに有効になるという保証はなく、単にレジストリ設定を変更しただけで、コンピュータを再起動しなければ有効にならない場合もある。このメソッドを使用する代わりに、コントロール パネルを使ってスピーカ構成を変更するようユーザーにアドバイスする必要がある。

Windows 95 では、GetSpeakerConfig は単純に、デフォルトの値または SetSpeakerConfig で設定した直前の値を返す。