Microsoft DirectX 8.0 (C++)

D3DBLEND

サポートされているブレンディング モードを定義する。

typedef enum _D3DBLEND {
    D3DBLEND_ZERO               =  1,
    D3DBLEND_ONE                =  2,
    D3DBLEND_SRCCOLOR           =  3,
    D3DBLEND_INVSRCCOLOR        =  4,
    D3DBLEND_SRCALPHA           =  5,
    D3DBLEND_INVSRCALPHA        =  6,
    D3DBLEND_DESTALPHA          =  7,
    D3DBLEND_INVDESTALPHA       =  8,
    D3DBLEND_DESTCOLOR          =  9,
    D3DBLEND_INVDESTCOLOR       = 10,
    D3DBLEND_SRCALPHASAT        = 11,
    D3DBLEND_BOTHSRCALPHA       = 12,
    D3DBLEND_BOTHINVSRCALPHA    = 13,

    D3DBLEND_FORCE_DWORD        = 0x7fffffff
} D3DBLEND;

定数

D3DBLEND_ZERO
ブレンディング係数は (0, 0, 0, 0)。
D3DBLEND_ONE
ブレンディング係数は (1, 1, 1, 1)。
D3DBLEND_SRCCOLOR
ブレンディング係数は (Rs, Gs, Bs, As)。
D3DBLEND_INVSRCCOLOR
ブレンディング係数は (1-Rs, 1-Gs, 1-Bs, 1-As)。
D3DBLEND_SRCALPHA
ブレンディング係数は (As, As, As, As)。
D3DBLEND_INVSRCALPHA
ブレンディング計数は (1-As, 1-As, 1-As, 1-As)。
D3DBLEND_DESTALPHA
ブレンディング係数は (Ad, Ad, Ad, Ad)。
D3DBLEND_INVDESTALPHA
ブレンディング計数は (1-Ad, 1-Ad, 1-Ad, 1-Ad)。
D3DBLEND_DESTCOLOR
ブレンディング係数は (Rd, Gd, Bd, Ad)。
D3DBLEND_INVDESTCOLOR
ブレンディング計数は (1-Rd, 1-Gd, 1-Bd, 1-Ad)。
D3DBLEND_SRCALPHASAT
ブレンディング係数は、(f, f, f, 1)、f = min(As, 1-Ad)。
D3DBLEND_BOTHSRCALPHA
廃止されている。Microsoft® DirectX® 6.0 以降では、転送元および転送先のブレンディング係数に D3DBLEND_SRCALPHA と D3DBLEND_INVSRCALPHA をそれぞれ別の呼び出しで設定することにより、同じ効果を得ることができる。
D3DBLEND_BOTHINVSRCALPHA
転送元のブレンディング係数は (1-As, 1-As, 1-As, 1-As) で、転送先のブレンディング係数は (As, As, As, As) である。転送先のブレンディングの選択は無効になる。このブレンディング モードは、D3DRS_SRCBLEND レンダリング ステートに対してのみサポートされる。
D3DBLEND_FORCE_DWORD
この列挙型を強制的に 32 ビット サイズにコンパイルする。この値は使用されていない。

注意

前述のメンバの説明では、転送元および転送先の RGBA 値は添字 s および d によって示される。

この列挙型の値は、D3DRS_DESTBLEND レンダリング ステートによって使用される。

動作環境

  ヘッダー : D3d8types.h で宣言。

参照

D3DRENDERSTATETYPE