Microsoft DirectX 8.0 (C++)

DSFXEcho

エコー エフェクトのパラメータを保持する。

typedef struct _DSFXEcho {
    FLOAT   fWetDryMix;
    FLOAT   fFeedback;
    FLOAT   fLeftDelay;
    FLOAT   fRightDelay;
    LONG    lPanDelay;
} DSFXEcho, *LPDSFXEcho;
 
typedef const DSFXEcho *LPCDSFXEcho;

メンバ

fWetDryMix
ウェット シグナル (処理済み) とドライ シグナル (未処理) の比率。DSFXECHO_WETDRYMIX_MIN から DSFXECHO_WETDRYMIX_MAX (完全にウェット) の範囲でなければならない。
fFeedback
入力にフィードバックされる出力のパーセンテージ。値の範囲は DSFXECHO_FEEDBACK_MIN から DSFXECHO_FEEDBACK_MAX で、デフォルト値は 0 である。
fLeftDelay
左チャンネルの遅延 (ミリ秒単位)。値の範囲は DSFXECHO_LEFTDELAY_MIN から DSFXECHO_LEFTDELAY_MAX で、デフォルト値は 333 ミリ秒である。
fRightDelay
右チャンネルの遅延 (ミリ秒単位)。値の範囲は DSFXECHO_RIGHTDELAY_MIN から DSFXECHO_RIGHTDELAY_MAX で、デフォルト値は 333 ミリ秒である。
lPanDelay
左右のディケイをそれぞれの連続するエコーとスワップするかどうかを指定する値。デフォルト値は 0 で、スワップしないことを意味する。可能な値は、DSFXECHO_PANDELAY_MIN (FALSE と等価) および DSFXECHO_PANDELAY_MAX (TRUE と等価) として定義される。

動作環境

  ヘッダー : dsound.h で宣言。
  

参照

IDirectSoundFXEcho8エコー