Microsoft DirectX 8.0 (C++)

D3DXMatrixInverse

行列の逆元を算出する。

D3DXMATRIX* D3DXMatrixInverse(
  D3DXMATRIX* pOut,
  FLOAT* pDeterminant,
  CONST D3DXMATRIX* pM
); 

パラメータ

pOut
[in, out] 演算結果である D3DXMATRIX 構造体へのポインタ。
pDeterminant
[in, out] この関数が戻った後の、指定された行列 pM の行列値である FLOAT 値に対するポインタ。
pM
[in] 処理の基になる D3DXMATRIX 構造体へのポインタ。

戻り値

行列の逆元である D3DXMATRIX 構造体へのポインタ。

注意

この関数では、任意の行列を使用できる。

行列の逆変換が失敗すると、D3DXMatrixInverse 関数から NULL が返される。pDeterminant パラメータが NULL 以外の場合は pM の行列値が返される。

この関数の戻り値は、pOut パラメータの戻り値と同じである。このように、D3DXMatrixInverse 関数を別の関数のパラメータとして使用できる。

動作環境

  ヘッダー : D3dx8math.h で宣言。
  インポート ライブラリ : D3dx8.lib を使用。