Microsoft DirectX 8.0

キー トランジション

RGB 値、アルファ値、色相、または輝度に基づいてキーイングを実行する。

次のイメージは、キー トランジションを示している。

クラス ID (CLSID) :  C5B19592-145E-11D3-9F04-006008039E37

CLSID 変数名 :  CLSID_DxtKey

プロパティ

プロパティ有効な範囲説明適用先
Hue int 0–360 キーイングを行う色相値。 色相
Invert BOOL FALSE または TRUE キーのデフォルト処理を逆にするかどうかを示すブール値。FALSE の場合、上になるイメージのピクセルはデフォルトの方法で透過にされる。TRUE の場合、逆の処理が行われる。 クロマ、色相、輝度、非赤
KeyType int 「注意」を参照。 キーのタイプを指定する。詳細については、「注意」を参照すること。 すべて
Luminance int 0–100 キーイングを行う輝度値。 輝度
RGB DWORD 0x0 – 0xFFFFFF キーイングを行う色。値は、0xRRGGBB フォーマットの 16 進数値であり、RR は赤の値、GG は緑の値、BB は青の値である (純色の赤、緑、青は、それぞれ 0xFF0000、0x00FF00、0x0000FF となる)。 クロマ、色相
Similarity int 0–100 透過になる色データの範囲。高い値ほど、透過になる同系の色の範囲が広くなる。 クロマ、非赤

注意

実行されるキーのタイプは、KeyType プロパティの値によって決まる。この値は、以下のいずれかでなければならない。

列挙値 説明
0 DXTKEY_RGB クロマ キー (RGB 値によるキー)。
1 DXTKEY_NONRED 非赤キー (青と緑の領域が透過になる)。
2 DXTKEY_LUMINANCE 輝度キー。
3 DXTKEY_ALPHA アルファ値によるキー。
4 DXTKEY_HUE 色相によるキー。

デフォルトのキー タイプは DXTKEY_ALPHA である。