Microsoft DirectX 8.0 (C++)

自動ゲイン制御

Microsoft® DirectPlay® Voice には、できるだけ良好な録音入力レベルを提供するために、サウンド カード上のハードウェア入力音量を自動調整する機能が用意されている。自動ゲイン制御を有効にするには、クライアント構成を設定するときに、DVCLIENTCONFIG 構造体の dwFlags メンバに DVCLIENTCONFIG_AUTORECORDVOLUME フラグを設定する。自動ゲイン制御のアクティブ/非アクティブは、音声セッション内でいつでも切り替えることができる。

ゲーム アプリケーションでは、なるべく自動ゲイン制御を使用すること。自動ゲイン制御を使用すると、ゲーム リソースがほんの少し必要になるが、ゲーム内で録音音量を制御しないで済む。ユーザーは、わざわざレベル設定をせずに、高品質で音声を送受信することができる。