Microsoft DirectX 8.0 (C++) |
多くの Microsoft® DirectPlay® 列挙は、適切な列挙メソッドを呼び出し、返されるデータ配列を調べる、という標準パターンに従う。ホストの列挙は、このパターンに従わないので別に説明する。
データを取得するメソッドを呼び出す前に、返されるデータ ブロックを格納できるメモリを割り当てておく必要がある。ただし、事前には必要な配列の大きさがわからないことが多い。考えられるあらゆる配列を格納できるブロックを割り当てればよいが、効率的な方法ではない。代わりに、DirectPlay では、必要な配列サイズを照会してから、照会を繰り返して構造体自体を取得できる。
次の手順は、ピアツーピア ゲームのグループのメンバを列挙する方法の概要である。ホストの列挙を除き、ほかの種類の列挙もすべて同様の一般手順に従って行われる。列挙は、変化する情報のスナップショットを取得するために使用されることが多いため、ループ内で成功するまで実行しなければならない。
メソッドが構造体の配列を返す場合もある。その場合、手順は同じだが、最初のメソッド呼び出しで返される値は、配列の要素数でなく、バイト数で表した配列サイズである。詳細については、各メソッドのリファレンスを参照すること。
詳細については、「ホストの列挙」を参照すること。