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バンド トラック形式は最上位の形式にも使用できるが、トラック形式のデータ部分としても使用される。構造は次のとおりである。
RIFF( 'DMBT' [<bdth-ck>] // バンド トラック ヘッダー [<guid-ck>] // バンド トラックの GUID [<vers-ck>] // バージョン情報 [<UNFO-list>] // 名前、作者、著作権情報、コメント <lbdl-list> // バンド リストのリスト )
このオプションのチャンクには、バンド トラックのヘッダー情報が含まれる。構造体のデータは、自動ダウンロードのフラグのみである。
<bnth-ck> -> bdth( <DMUS_IO_BAND_TRACK_HEADER> )
これらの 3 つのチャンクについては、「共通のチャンク」を参照すること。
最後のチャンクには、1 つまたは複数のバンドが含まれる。
<lbdl-list> -> LIST( 'lbdl' <lbnd-list>... )
各バンドは、次のリストにカプセル化される。
<lbnd-list> -> LIST( 'lbnd' <bdih-ck> or <bd2h-ck> <DMBD-form> )
バンド リストは次のヘッダーで始まる。従来形式のファイルでは、これは <bdih-ck> であり、新形式のファイルでは <bd2h-ck> を使用する。
<bdih-ck> -> ( <DMUS_IO_BAND_ITEM_HEADER> ) <bd2h-ck> -> ( <DMUS_IO_BAND_ITEM_HEADER2> )
ヘッダーの後にバンド形式が続き、バンドの音色に関する情報が含まれる。