Microsoft DirectX 8.0 (C++)

データ文字列

データ文字列には、アドレス情報が保持される。データ文字列の最初の部分は、セミコロン (;) で区切られた一連の要素 "keyname=value" から成り立っている。最後の値の後にシャープ記号 (#) を付け、アプリケーションで定義した文字列を続けると、オプションのユーザー データを含めることができる。

キー名は、データを識別し、値に入っているデータの種類を非明示的に示す小文字の文字列である。たとえば、"provider" というキー名は、Microsoft® DirectPlay® サービス プロバイダの GUID が、GUID 文字列の形で値に格納されていることを示す。以下の文字は予約済みなので、値の文字列に使用しないこと。

アンパサンド (&) 順スラッシュ (/)
アット マーク (@) シャープ記号 (#)
コロン (:) 疑問符 (?)
等号 (=) セミコロン (;)

データ文字列の最初の要素は、プロバイダでなければならない。ほかの要素は、任意の順序で続けることができる。一般的な URL は、次のようになる。

x-directplay:/provider=%provider GUID%;[keyname1=value1];[keyname2=value2][...]#[user defined string]