Microsoft DirectX 8.0 (C++)

D3DXVec3TransformNormal

指定された行列により 3D ベクトルを w = 0 でトランスフォームする。

D3DXVECTOR3* D3DXVec3TransformNormal(
  D3DXVECTOR3* pOut,
  CONST D3DXVECTOR3* pV,
  CONST D3DXMATRIX* pM
); 

パラメータ

pOut
[in, out] 演算結果である D3DXVECTOR3 構造体へのポインタ。
pV
[in] 処理の基になる D3DXVECTOR3 構造体へのポインタ。
pM
[in] 処理の基になる D3DXMATRIX 構造体へのポインタ。

戻り値

トランスフォームされたベクトルの D3DXVECTOR3 構造体へのポインタ。

注意

この関数は、ベクトル pV のベクトル法線 (x, y, z, 0) を行列 pM によりトランスフォームする。

アフィン行列以外の行列で法線をトランスフォームする場合、この関数に渡す行列は、座標のトランスフォームに使用する行列の反転の転置とする必要がある。

この関数の戻り値は、pOut パラメータの戻り値と同じである。このように、D3DXVec3TransformNormal 関数を別の関数のパラメータとして使用できる。

動作環境

  ヘッダー : D3dx8math.h で宣言。
  インポート ライブラリ : D3dx8.lib を使用。