Microsoft DirectX 8.0 (C++)

IDirectMusicPort8::DeviceIoControl

ポートを実装する基底のファイルに対して Win32 の DeviceIoControl 関数を呼び出す。

HRESULT DeviceIoControl(
  DWORD dwIoControlCode, 
  LPVOID lpInBuffer, 
  DWORD nInBufferSize, 
  LPVOID lpOutBuffer, 
  DWORD nOutBufferSize, 
  LPDWORD lpBytesReturned, 
  LPOVERLAPPED lpOverlapped
);

パラメータ

dwIoControlCode
実行される制御コード。
lpInBuffer
入力データを保持するバッファ。
nInBufferSize
入力バッファのサイズ。
lpOutBuffer
出力データを受け取るバッファ。
nOutBufferSize
出力バッファのサイズ。
lpBytesReturned
出力バイト数を受け取る変数のアドレス。
lpOverlapped
非同期処理用の重なった (オーバーラップ) 構造体のアドレス。

戻り値

成功した場合は S_OK を返す。

失敗した場合は、次のいずれかのエラー値を返す。

E_POINTER
E_NOTIMPL

注意

Windows ドライバモデル (WDM) フィルタ グラフを実装しているポートでのみ、このメソッドはサポートされている。WDM フィルタ グラフを使っている場合、ファイル ハンドルはグラフ内の最上位のピンとして利用される。

DirectMusic がフィルタ グラフに対して実行している操作と、ピンに対して定義されたカーネル ストリーミングが衝突する可能性がある場合、DirectMusic はカーネル ストリーミングの実行を拒否できる。ただし、ユーザー定義の操作は決して妨害されない。

動作環境

  ヘッダー : dmusicc.h で宣言。