Microsoft DirectX 8.0 (C++)

相対座標と絶対座標

軸座標は、相対値として返される場合もある。すなわち、アプリケーションが前回デバイスの状態を取得してからの変化量、バッファリング入力の場合は、直前の項目がバッファに入れられてからの変化量である。

絶対軸座標とは、デバイスの取得以来、システムが返したすべての相対座標の連続合計のことである。すなわち、ある固定点に対する軸の位置を示す。

デフォルトでは、マウスの軸は相対座標であり、ジョイスティック軸は絶対座標で報告される。プロパティを設定することで、デバイスの座標システムを変更できる。詳細については、「デバイス プロパティ」を参照すること。