Microsoft DirectX 8.0 (C++)

DirectPlay ネットワーク トラフィックのキャプチャ

キャプチャ処理を開始するには、[Microsoft ネットワーク モニタ] ツールバーの [キャプチャの開始] ボタンをクリックして、キャプチャ表示を開く。最初は、対象のアダプタを通るトラフィックがすべて表示される。この生のトラフィック ストリームは、興味のある一定のパケットだけに絞り込むことができる。Microsoft® DirectPlay® のパーサーをインストールすると、基本的に、DirectPlay 指向の 4 つのフィルタが Netmon に追加される。これらのフィルタを使用すると、キャプチャ表示から DirectPlay 以外のすべてのトラフィックを除外できる。

フィルタを選択するには次の手順を実行する。

  1. [Microsoft ネットワーク モニタ] ツールバーの [キャプチャ フィルタの編集] をクリックする。
  2. [Protocol == Any] をダブルクリックする。
  3. [全て無効] をクリックする。
  4. [無効なプロトコル] の [DPLAYSESSION]、[DPLAYSP]、[DPLAYTRANSPORT]、および [DPLAYVOICE] をダブルクリックする。

[OK] を 2 回クリックしてキャプチャ表示に戻る。これで、DirectPlay トラフィックの表示を開始できる。

キャプチャ表示でなく、キャプチャ処理自体にフィルタを適用することもできる。こうすると、たとえば、指定したポートから指定したポートへの IP パケットだけをキャプチャできる。詳細については、Netmon のドキュメントを参照すること。