Microsoft DirectX 8.0 (C++)

テンプレートのメンバ

テンプレート メンバは、名前付きデータ型の後に、オプションの名前、または名前付きデータ型の配列が続くという構成になる。有効なプリミティブ データ型を次の表に示す。

サイズ
WORD 16 ビット
DWORD 32 ビット
FLOAT IEEE 浮動小数点
DOUBLE 64 ビット
CHAR 8 ビット
UCHAR 8 ビット
BYTE 8 ビット
STRING NULL 終端文字列
CSTRING フォーマットされた C 文字列 (サポートされていない)
UNICODE Unicode™ 文字列 (サポートされていない)

追加のデータ型も、テンプレート内でデータ ストリームの前に定義されていれば、テンプレート定義内で参照できる。前方参照は実行できない。

有効なデータ型はすべてテンプレート定義内で配列として表現できる。基本的な構文の例を次に示す。

array <data-type> <name>[<dimension-size>];

<dimension-size> は、整数か、またはほかのテンプレート メンバへの名前付き参照である。名前付き参照の場合は、参照先の値が代入される。使用できる配列は n 次元である。ここで n とは、定義文の後に付けられた角かっこのペアの数である。次に例を示す。

array DWORD FixedHerd[24];
array DWORD Herd[nCows];
array FLOAT Matrix4x4[4][4];