Microsoft DirectX 8.0 (C++)

slt

第 1 ソース オペランドの値が第 2 ソース オペランドの値未満の場合は、デスティネーションに 1.0 を設定する。それ以外の場合は、デスティネーションに 0.0 を設定する。

slt   vDest, vSrc0, vSrc1

レジスタ

vDest
処理の結果を保持するデスティネーション レジスタ。
vSrc0
入力引数を指定するソース レジスタ。
vSrc1
入力引数を指定するソース レジスタ。

処理

次のコードは、slt 命令によって実行される処理とデスティネーションへの結果の書き込みを示している。

    SetDestReg();
    SetSrcReg(0);
    SetSrcReg(1);

    m_TmpReg.x = (m_Source[0].x < m_Source[1].x) ? 1.0f : 0.0f;
    m_TmpReg.y = (m_Source[0].y < m_Source[1].y) ? 1.0f : 0.0f;
    m_TmpReg.z = (m_Source[0].z < m_Source[1].z) ? 1.0f : 0.0f;
    m_TmpReg.w = (m_Source[0].w < m_Source[1].w) ? 1.0f : 0.0f;

    WriteResult();

注意

次の例は、slt 命令の使い方を示している。

slt   r1, r2, v1