Microsoft DirectX 8.0 (C++)

D3DXVec3Cross

2 つの 3D ベクトルの外積を算出する。

D3DXVECTOR3* D3DXVec3Cross(
  D3DXVECTOR3* pOut,
  CONST D3DXVECTOR3* pV1,
  CONST D3DXVECTOR3* pV2
); 

パラメータ

pOut
[in, out] 演算結果である D3DXVECTOR3 構造体へのポインタ。
pV1
[in] 処理の基になる D3DXVECTOR3 構造体へのポインタ。
pV2
[in] 処理の基になる D3DXVECTOR3 構造体へのポインタ。

戻り値

2 つの 3D ベクトルの外積である D3DXVECTOR3 構造体へのポインタ。

注意

この関数は、次のコードを使用して外積を算出する。

    D3DXVECTOR3 v;
 
    v.x = pV1->y * pV2->z - pV1->z * pV2->y;
    v.y = pV1->z * pV2->x - pV1->x * pV2->z;
    v.z = pV1->x * pV2->y - pV1->y * pV2->x;
 
    *pOut = v;

この関数の戻り値は、pOut パラメータの戻り値と同じである。このように、D3DXVec3Cross 関数を別の関数のパラメータとして使用できる。

動作環境

  ヘッダー : D3dx8math.h で宣言。
  インポート ライブラリ : D3dx8.lib を使用。

参照

D3DXVec3Dot