Microsoft DirectX 8.0 (C++)

DMUS_LFOPARAMS

DLS アーティキュレーション チャンク用の低周波数発振器 (LFO) を定義する。DMUS_ARTICPARAMS 構造体で使用される。

typedef struct {
    PCENT pcFrequency;
    TCENT tcDelay;
    GCENT gcVolumeScale;
    PCENT pcPitchScale;
    GCENT gcMWToVolume;
    PCENT pcMWToPitch;
} DMUS_LFOPARAMS;

メンバ

pcFrequency
周波数。ピッチ単位で指定する。「注意」を参照すること。
tcDelay
初期のディレイ。タイムセント (time cent) 単位で指定する。「注意」を参照すること。
gcVolumeScale
トレモロを制御する出力スケール。減衰単位で指定する。「注意」を参照すること。
pcPitchScale
ビブラートを制御する LFO 出力スケール。ピッチ単位で指定する。「注意」を参照すること。
gcMWToVolume
トレモロを制御するモジュレーション ホイール範囲。減衰単位で指定する。「注意」を参照すること。
pcMWToPitch
トレモロを制御するモジュレーション ホイール範囲。減衰単位で指定する。「注意」を参照すること。

注意

DLS レベル 1 規格は、タイム セント、ピッチ セント、および減衰を 32 ビット対数値として定義する。詳細については、MMA (MIDI Manufacturers Association) の規格を参照すること。

動作環境

  ヘッダー : dmdls.h で宣言。

参照

DMUS_ARTICPARAMS