Microsoft DirectX 8.0 (C++) |
Microsoft® DirectPlay® のプロトコル スタックには、3 つの基本レイヤがある。
DirectPlay パーサーをインストールすると、Netmon を使って、これら 4 つのレイヤのいずれかを通るネットワーク トラフィックを分析できる。サービス プロバイダ パーサーを選択すると、DirectPlay の全トラフィックを表示できる。また、上位レベルのパーサーのいずれかを選択すれば、興味のないトラフィックを除外することができる。
トランスポート レイヤ パーサーを使用すると、音声とセッションの全トラフィックが表示され、接続のためのハンドシェイクといった下位レベルのトラフィックは除外される。トランスポート レイヤでは、MTU (Maximum Transfer Unit) より長いメッセージが 1 つ以上の断片に分解されるので、注意すること。
セッション レイヤ パーサーと音声レイヤ パーサーを使用すると、セッション関連のトラフィックと音声関連のトラフィックを別々に分析できる。これらのパーサーは、どちらも分割を検知し、ユーザーに知らせるようになっているが、分割したパケットを分析することはできない。