Microsoft DirectX 8.0 (C++)

デバイスのセットアップ

アプリケーションは、入力が行われるデバイスごとに Microsoft® DirectInput® デバイス オブジェクトを取得しなければならない。そのデバイスが使用できるように、最低限でもデータ形式の設定やデバイスの取得などの準備もしなければならない。ほかにも、デバイスに関する情報の収集やデバイスのプロパティの変更など、独自のタスクを実行することもある。

以下のタスクは、セットアップ手順の一部である。手順の中には必須のものもあれば、デバイスの詳細情報を必要とする場合、あるいはデフォルト値を変更しなければならない場合に限り必要となるものもある。

  1. DirectInput デバイスを作成する (必須)。「DirectInput デバイスの作成」を参照すること。
  2. デバイス能力を取得する (オプション)。
  3. デバイスのキー、ボタンおよび軸を列挙する (オプション)。「デバイス オブジェクトの列挙」を参照すること。
  4. 協調レベルを設定する (推奨)。
  5. デバイス データ形式を設定する (推奨)。
  6. デバイス プロパティを設定する (バッファリング データを取得する予定ならば、少なくともバッファ サイズを設定しなければならない)。
  7. データを読み取る用意ができたら、デバイスを取得する (必須)。「デバイスの取得」を参照すること。