Microsoft DirectX 8.0 (C++)

IKsPropertySet::Set

プロパティ セット内の特定のプロパティの値を設定する。

HRESULT Set(
  REFGUID rguidPropSet,
  ULONG ulId,
  LPVOID pInstanceData,
  ULONG ulInstanceLength,
  LPVOID pPropertyData,
  ULONG ulDataLength
);

パラメータ

rguidPropSet
アクセスすべきプロパティ セットを表す GUID への参照 (C++) またはアドレス (C)。
ulId
アクセスすべきプロパティ セット内の項目。項目は 0 から始まるインデックス番号を割り当てられており、特定のプロパティ セット GUID では常に同じである。
pInstanceData
Set 呼び出しの対象となるインスタンス データ。この操作を実行できるオブジェクトがポート内に複数存在する場合、インスタンス データはどのオブジェクトを使うべきかを指定する。DirectMusic® API レベルでは、標準的なプロパティ セットのどの項目もインスタンス データを使っていない。しかし、ベンダーが定義した拡張では、インスタンス データを自由に使ってよい。
ulInstanceLength
pInstanceData が指すバイト数。
pPropertyData
この項目に設定されるプロパティ データ。
ulDataLength
pPropertyData が指すバイト数。

戻り値

戻り値は、プロパティ セットの設計者によって決定される。

成功した場合は S_OK を返す。

失敗すると、メソッドは 1 つの E_POINTER を返す。

注意

pInstanceData pPropertyData の各データのフォーマットは、項目ごとに異なる。

動作環境

  ヘッダー : dsound.h で宣言。