ロードマップ
DirectX Audio については、以下のトピックで説明する。
- DirectX Audio の新機能。DirectX 8.0 のこのコンポーネントの新機能。これまでに Microsoft® DirectSound® または Microsoft® DirectMusic® を使用した経験がある場合は、DirectX 7.0 から多くの変更が行われているため、このセクションを最初に読むこと。
- DirectX Audio の概要。DirectX Audio の概要およびアプリケーションで使用可能な機能、オーディオの再生に関連する重要なオブジェクトと手順を示す。
- DirectX Audio について。基本的なメカニズムについて詳しく説明する。ここでは、アプリケーションでオーディオ再生およびキャプチャを実装する方法は説明しないが、アプリケーション プログラミング インターフェイス (API) の理解に役立つはずである。
- DirectX Audio の使い方。API の使い方のガイドである。このトピックの目次を参考にして、特定の情報が必要になったときに対象となる箇所を参照できる。このトピックは、リファレンス トピックと組み合わせて使用すること。
- DirectX Audio の高度なトピック。主に、特殊なアプリケーションまたはパフォーマンスを高度に最適化する必要のあるアプリケーションについて説明する。
- プログラミングのヒントおよびツール。DirectX Audio アプリケーションのコンパイルおよびデバッグに関するさまざまな情報を提供する。
- DirectX Audio C++ チュートリアル。基本的な機能を段階的に実装するチュートリアルである。実践的に DirectX Audio を理解することができる。
- DirectX Audio C++ サンプル。必要なサンプル コードを見つけるための、SDK のサンプル アプリケーションについてのガイド。基本的機能の実装方法を説明し、DirectX Audio の特定の機能を利用したサンプルを示す。
- DirectMusic C/C++ リファレンス。DirectMusic のヘッダー ファイルで宣言されるすべての API 要素について詳しく説明する。ここでは、DirectMusic および DirectMusic Producer で使用されるファイル形式についても説明する。
- DirectSound C/C++ リファレンス。Dsound.h で宣言されるすべての API 要素について詳しく説明する。
DirectMusic Producer
DirectMusic Producer は、DirectX SDK に含まれている強力なオーサリング アプリケーションである。このアプリケーションを使用して、作曲者はアプリケーションに組み込むことができるダイナミックなミュージック要素を作成できる。
アプリケーション開発よりもサウンドのデザインに重点を置いている場合は、このアプリケーションと共にインストールされる DirectMusic Producer ヘルプを参照すること。
アプリケーションを開発する場合に、対象となるマテリアルの概要ついて知りたい場合は、「アレンジ用のミュージック要素」を参照すること。
オーディオ スクリプティング
作曲者やサウンドの作成者は DirectX Audio のスクリプティング機能を使用して、アプリケーションでサウンドトラックを直接的に制御することができる。スクリプト API のマニュアルは、DirectMusic Producer のヘルプに含まれている。
概要については、「オーディオ スクリプト」を参照すること。スクリプトをアプリケーションに組み込む方法については、「オーディオ スクリプトの使い方」を参照すること。