Microsoft DirectX 8.0 (C++)

プロパティ セット

プロパティ セットによって、DirectX Audio はポートやサウンド カードで提供される拡張サービスをサポートできる。

ハードウェア ベンダーは新しい能力をプロパティとして定義し、そのプロパティの仕様を発表する。GUID がプロパティ セットを識別し、ULONG がセット内の特定のプロパティを識別する。たとえば、ハードウェア ベンダーがリバーブ エフェクトを作成できるカードを設計し、DSPROPERTY_REVERBPROPERTIES_HALL と DSPROPERTY_REVERBPROPERTIES_STADIUM などのプロパティを保持するプロパティ セット DSPROPSETID_ReverbProperties を定義することも考えられる。通常、番号 0 で始まる C 言語の列挙型を使ってプロパティ識別子を定義する。

個別のプロパティにパラメータを関連付けてもよい。パラメータの意味は、プロパティと共に定義される。