Microsoft DirectX 8.0 (C++)

DMUS_IO_CHORDMAP_SUBCHORD

サブコードに関する情報を保持する。コード マップ形式で使用される。

typedef struct _DMUS_IO_CHORDMAP_SUBCHORD {
    DWORD   dwChordPattern;
    DWORD   dwScalePattern;
    DWORD   dwInvertPattern;
    BYTE    bChordRoot;
    BYTE    bScaleRoot;
    WORD    wCFlags;
    DWORD   dwLevels; 
} DMUS_IO_CHORDMAP_SUBCHORD;

メンバ

dwChordPattern
サブコード内のノート。下位 24 ビットはそれぞれ 1 つの半音を表し、最下位ビットはルート音である。ビットがセットされている場合、それに対応するノートはコード内に存在する。
dwScalePattern
スケール内のノート。下位 24 ビットはそれぞれ 1 つの半音を表し、最下位ビットはルート音である。ビットがセットされている場合、それに対応するノートはスケール内に存在する。
dwInvertPattern
スケール内で転回が発生できるポイント。ビットがオフになっている場合、それに対応する音程ではノートを転回できない。たとえば、パターン 100001111111 は、陽音階 (メジャー スケール) の 5 度と 7 度を除き、どこでも転回が認められることを意味する。
bChordRoot
サブコードのルート音。0 は範囲内の最低音の C、23 は最高音の B である。
bScaleRoot
スケールのルート音。0 は範囲内の最低音の C、23 は最高音の B である。
wCFlags
将来の使用に備えて予約されている。
dwLevels
このサブコードがサポートするレベルを示すビット フィールド。スタイル内の各パートにはレベルが割り当てられ、レベルがこのメンバに含まれるパートだけについてこのコードが使用される。

動作環境

  ヘッダー : dmusicf.h で宣言。

参照

DMUS_SUBCHORD