Microsoft DirectX 8.0 (C++)

D3DLINEPATTERN

線パターンを記述する。

typedef struct _D3DLINEPATTERN {
    WORD    wRepeatFactor;
    WORD    wLinePattern;
} D3DLINEPATTERN;

メンバ

wRepeatFactor
wLinePattern メンバで指定する連続した 1 および 0 を繰り返す回数。これにより、アプリケーションでは線パターンを伸縮できる。
wLinePattern
線パターンを指定するビット。たとえば、次の値は点線を生成する。 1100110011001100.

注意

これらの値は、D3DRENDERSTATETYPE 列挙型の D3DRS_LINEPATTERN レンダリング ステートで使用される。

線パターンは線の描き方を指定する。線パターンは、起点の位置に関係なく常に同じである (これは点描とは異なる。点描はオブジェクトのレンダリング方法、つまり透過性の表現方法に影響する)。

線パターンでは、線に沿った 16 個のピクセルのオン/オフ パターンを指定する。wRepeatFactor メンバでは、wLinePattern の各エントリに対して繰り返すピクセルの数を指定する。

動作環境

  ヘッダー : D3d8types.h で宣言。