Microsoft DirectX 8.0 (C++)

IDirect3DDevice8::ShowCursor

カーソルを表示または隠蔽する。

BOOL ShowCursor(
  BOOL bShow
);

パラメータ

bShow
[in] TRUE を指定すると、カーソルが表示される。FALSE を指定すると、カーソルが隠蔽される。

戻り値

呼び出し前にカーソルが表示されていたかどうかを示す値。カーソルが表示されていた場合は TRUE 、カーソルが表示されていなかった場合は FALSE を返す。

注意

Microsoft® Direct3D® のカーソル関数では、ハードウェアに応じて、GDI カーソルまたはソフトウェア エミュレーションのいずれかを使用する。ユーザーは通常、WM_SETCURSOR メッセージに応じる。たとえば、ユーザーはメッセージ ハンドラを次のように記述できる。

case WM_SETCURSOR:
    // ウィンドウ カーソルをオフにする。
    SetCursor( NULL );
    m_pd3dDevice->ShowCursor( TRUE );
    return TRUE; // Windows がカーソルをウィンドウ クラス カーソルに設定しないようにする。
break;

また、カーソルを変更する場合は、ユーザーは IDirect3DDevice8::SetCursorProperties メソッドを呼び出すことができる。詳細については、Microsoft DirectX® Graphics C/C++ サンプルのサンプル コードを参照すること。

動作環境

  ヘッダー : d3d8.h で宣言。
  インポート ライブラリ : D3d8.lib を使用。

参照

IDirect3DDevice8::SetCursorPositionIDirect3DDevice8::SetCursorProperties