Microsoft DirectX 8.0

REGFILTERPINS 構造体

構造体

フィルタを登録するためのピン情報が格納される。

構文

typedef struct
{
    LPWSTR            strName;
    BOOL              bRendered;
    BOOL              bOutput;
    BOOL              bZero;
    BOOL              bMany;
    const CLSID       *clsConnectsToFilter;
    const WCHAR       *strConnectsToPin;
    UINT              nMediaTypes;
    const REGPINTYPES *lpMediaType;
} REGFILTERPINS;

typedef REGFILTERPINS AMOVIESETUP_PIN, 
    * PAMOVIESETUP_PIN, 
    * FAR LPAMOVIESETUP_PIN;

メンバ

strName
ピンの名前。(廃止)
bRendered
TRUE の場合、フィルタはこのピンからの入力をレンダリングする (入力ピンのみに適用される)。出力ピンの場合は常に FALSE。
bOutput
TRUE の場合、このピンは出力ピンとなる。それ以外の場合は、入力ピンとなる。
bZero
TRUE の場合、フィルタがこのピンのインスタンスを 1 つも持たないことがある。
bMany
TRUE の場合、フィルタがこの種類のピンのインスタンスを複数作成できる。
clsConnectsToFilter
このピンが接続するフィルタのクラス識別子 (CLSID)。(廃止)
strConnectsToPin
このピンが接続するピンの名前。(廃止)
nMediaTypes
このピンがサポートするメディア サンプル数。
lpMediaType
REGPINTYPES 構造体の配列へのポインタ。配列のサイズは nMediaTypes

注意

この構造体は、フィルタを登録するために IFilterMapper2 インターフェイスで使用される。この構造体を使用する場合には、REGFILTER2 構造体の dwVersion メンバに 1 を設定する。ピンのメディアまたはカテゴリを登録するには、REGFILTERPINS2 構造体を使用する。この場合、REGFILTER2 構造体の dwVersion メンバに 2 を設定する。

クラス ファクトリ テンプレート (CFactoryTemplate) では、同等の AMOVIESETUP_PIN 型が使用される。

strNameclsConnectsToFilter、および strConnectsToPin メンバは廃止された。これらメンバの値はレジストリに追加されない。

詳細については、「DirectShow オブジェクトの登録方法」を参照すること。