Microsoft DirectX 8.0 |
汎用メディア サンプルのプロパティを記述する。IMediaSample2 インターフェイスはこの構造体を使用する。
構文
typedef struct tagAM_SAMPLE2_PROPERTIES { DWORD cbData; DWORD dwTypeSpecificFlags; DWORD dwSampleFlags; LONG lActual; REFERENCE_TIME tStart; REFERENCE_TIME tStop; DWORD dwStreamId; AM_MEDIA_TYPE *pMediaType; BYTE *pbBuffer; LONG cbBuffer; } AM_SAMPLE2_PROPERTIES;
メンバ
- cbData
- プロパティ データの長さ (バイト単位)。この構造体メンバは拡張用である。
- dwTypeSpecificFlags
- タイプ固有のフラグ データ。フラグはメディア タイプごとに定義される。デフォルトは 0。
- dwSampleFlags
- データ タイプを列挙する AM_SAMPLE_PROPERTY_FLAGS フラグのビット組み合わせ。未定義のビットは予約されており、ゼロでなければならない。
- lActual
- バッファ内の有効なデータの長さ。
- tStart
- 有効なら、開始タイム。dwSampleFlags メンバはこのメンバが有効かどうかを示す。
- tStop
- 有効なら、終了タイム。dwSampleFlags メンバはこのメンバが有効かどうかを示す。
- dwStreamId
- ストリーム識別子。この値が AM_STREAM_MEDIA なら、ストリームにはメディア データが入る。この値が AM_STREAM_CONTROL なら、ストリ−ムにはコントロール情報が入る。アプリケーションは 0x80000000 以上の値をアプリケーション自身の用途に使用できる。
- pMediaType
- メディア タイプを示す AM_MEDIA_TYPE 構造体へのポインタ。
- pbBuffer
- バッファへのポインタ。このプロパティは読み込み専用である。
- cbBuffer
- バッファのサイズ (バイト単位)。このプロパティは読み込み専用である。