Microsoft DirectX 8.0 |
グラフを構築中に、フィルタ グラフ マネージャがフィルタを試行する順序を定義する。「フィルタ グラフの構築」も参照すること。
構文
enum { MERIT_PREFERRED = 0x800000, MERIT_NORMAL = 0x600000, MERIT_UNLIKELY = 0x400000, MERIT_DO_NOT_USE = 0x200000, MERIT_SW_COMPRESSOR = 0x100000, MERIT_HW_COMPRESSOR = 0x100050 };
注意
各フィルタには、メリット値が登録される。フィルタ グラフ マネージャは、グラフを構築する際に、適切なメディア タイプに登録されているすべてのフィルタを列挙する。次にフィルタ グラフ マネージャは、メリットの上位から下位の順にフィルタを試行する。(メリット値が同じフィルタに対しては別の条件を適用する。) フィルタ グラフ マネージャは、メリット値が MERIT_DO_NOT_USE 以下のフィルタは試行しない。
通常再生において考慮されるべきではないフィルタは、MERIT_DO_NOT_USE 以下のメリットを持つ必要がある。フィルタには、ここに挙げていない中間値 (たとえば MERIT_NORMAL + 1) を登録することができる。