Microsoft DirectX 8.0

IAMFilterMiscFlags インターフェイス

IAMFilterMiscFlags インターフェイスは、フィルタ グラフ マネージャに対して、フィルタのデータ ストリームがソース データまたはレンダリングされるデータのどちらであるかを判別する手段を提供する。これを元に、予測されるムービー終了時までの EC_COMPLETE 通知の個数を判別できる。このインターフェイスは、VFW キャプチャ フィルタファイル ライタ、およびオーディオ キャプチャ フィルタで実装される。

アプリケーションでこのインターフェイスを使用することはない。

vtable 順のメソッド

IUnknown メソッド説明
QueryInterface サポートされているインターフェイスへのポインタを取得する。
AddRef 参照カウントをインクリメントする。
Release 参照カウントをデクリメントする。
IAMFilterMiscFlags メソッド説明
GetMiscFlags フィルタの状態フラグを取得する。

IAMFilterMiscFlags::GetMiscFlags

IAMFilterMiscFlags インターフェイス

フィルタの状態フラグを取得する。

構文

ULONG GetMiscFlags(void);

戻り値

ストリームがレンダリングされている場合は、AM_FILTER_MISC_FLAGS_IS_RENDERED を返す。ストリームがソース データの場合は、AM_FILTER_MISC_FLAGS_IS_SOURCE を返す。両方のフラグは、AM_FILTER_MISC_FLAGS 列挙型で定義される。フィルタが IMediaSeeking をサポートし、いくつかのストリームをレンダリングする場合、AM_FILTER_MISC_FLAGS_IS_RENDERER が返される。