Microsoft DirectX 8.0

TIMECODE 構造体

構造体

基本的なタイムコード フレーム カウント情報が格納される。

構文

typedef struct tagTIMECODE {
    WORD  wFrameRate;
    WORD  wFrameFract;
    DWORD  dwFrames;
}TIMECODE;

メンバ

wFrameRate
1 秒あたりのフレーム数。以下の値のいずれかを指定する。
ED_FORMAT_SMPTE_3030 フレーム/秒。
ED_FORMAT_SMPTE_30DROP 30 フレーム/秒のドロップ フレーム (実際のレートは 29.97 fps)。
ED_FORMAT_SMPTE_2525 フレーム/秒。
ED_FORMAT_SMPTE_2424 フレーム/秒。
wFrameFract
フレームの分数。フルスケールはは 0x1000。
dwFrames
バイナリのフレーム カウントで表現されたタイムコード値。

注意

フレームの分数を使用すると、タイムコードが実際に外部デバイスから読みこまれた時間を、フレーム内における時間的なオフセットで示すことができる。たとえば、wFrameFract=0x7ff は、デバイスから読みこまれたタイムコード値が、第 1 ビデオ フィールドの最後にあったことを意味する。

注 :  コンピュータとのタイムコードのやり取りは、通常、ASCII 値で行われるため、サンプル フィルタには、バイナリのフレーム カウントと ASCII 値を変換するためのヘルパー メソッドが用意されている。