Microsoft DirectX 8.0

CAutoLock クラス

ブロックの範囲のクリティカル セクションを保持する。

宣言 : Wxutil.h

このクラスは、クリティカル セクション オブジェクトのラッパーである CCritSec クラスとの組み合わせて使用する。CAutoLock のコンストラクタはクリティカル セクションをロックし、デストラクタはロックを解除する。CAutoLock オブジェクトをローカル変数として使用して、すべてのコード パスがクリティカル セクションをロック解除することを保証しながら、クリティカル セクションをロックすることができる。

次のサンプル コードは、このクラスの使用方法を示す。

CCritSec csMyLock;  // クリティカル セクションはまだロックされていない。

{
CAutoLock cObjectLock(&csMyLock);  // クリティカル セクションをロックする。

// コードの保護されたセクション。

} // ロックはここで解除される。

このクラスのメソッドは、オーバーライドされるように設計されていない。

プロテクト メンバ変数
m_pLockこのロックのクリティカル セクション。
Public メソッド
CAutoLockコンストラクタ メソッド。指定されたクリティカル セクション オブジェクトをロックする。
~CAutoLockデストラクタ メソッド。クリティカル セクション オブジェクトのロックを解除する。

CAutoLock.m_pLock

CAutoLock クラス

このロックのクリティカル セクション

構文

CCritSec *m_pLock;

CAutoLock::CAutoLock

CAutoLock クラス

コンストラクタ メソッド。指定されたクリティカル セクション オブジェクトをロックする。

構文

CAutoLock(
CCritSec *plock
);

パラメータ

plock
クリティカル セクション オブジェクトを含む CCritSec オブジェクトへのポインタ。

CAutoLock::~CAutoLock

CAutoLock クラス

デストラクタ メソッド。クリティカル セクション オブジェクトのロックを解除する。

構文

CAutoLock(void);