Microsoft DirectX 8.0

定数

Microsoft® DirectShow® 編集サービスは、以下の定数を定義している。

動的再接続フラグ

これらのフラグは、レンダリング中に使用される動的再接続のレベルを指定する。

定数説明
CONNECTF_DYNAMIC_NONE0x00動的再接続なし。プロジェクトをレンダリングする前にすべてをロードする。
CONNECTF_DYNAMIC_SOURCES0x01必要なときにのみソースをロードする。
CONNECTF_DYNAMIC_EFFECTS0x02予約済み。 使用してはならない。

参照

IRenderEngine::SetDynamicReconnectLevel

ファイル名検証フラグ

これらのフラグは、メディア ロケータの動作を指定する。

定数説明
SFN_VALIDATEF_CHECK0x01ファイル名の妥当性をチェックする。ファイル名を検証するためには、このフラグを設定しなければならない。このフラグを設定しないと、他のフラグは意味を持たない。
SFN_VALIDATEF_POPUP0x02ファイルが見つからなかった場合、エンド ユーザーに [ファイルを開く] ダイアログ ボックスを表示する。
SFN_VALIDATEF_TELLME0x04不足ファイルが見つかったときに、ファイルの名前と場所を示すメッセージ ボックスを短時間表示する。このフラグは、ほぼテスト用にのみ有用である。このメッセージ ボックスは、おそらくリテール製品には適していない。
SFN_VALIDATEF_REPLACE0x08不足ファイルが見つかったときに、ソース オブジェクトの名前を更新する (IAMTimeline::ValidateSourceNames メソッドでのみ有効)。
SFN_VALIDATEF_USELOCAL0x10たとえそのファイルの別バージョンがネットワークにあっても、ローカル ファイルがいつも使用される。詳細については、「IMediaLocator::FindMediaFile」と「IRenderEngine::SetSourceNameValidation」を参照すること。
SFN_VALIDATEF_NOFIND0x20不足ファイルの検索を行わない。SFN_VALIDATEF_CHECK フラグを設定しても、ファイル名の妥当性は検証される。
SFN_VALIDATEF_IGNOREMUTED0x40ミュートされたソース オブジェクトを無視する (IAMTimeline::ValidateSourceNames メソッドでのみ有効)。

参照

IMediaLocator::FindMediaFileIRenderEngine::SetSourceNameValidation

サイズ変更フラグ

これらのフラグは、ビデオ ソースのサイズが出力ディメンジョンと一致しないときに、どのようにレンダリングされるかを指定する。

定数説明
RESIZEF_STRETCH0イメージは、アスペクト比を維持せずに、ターゲット フレームの縦と横の両方に合わせて伸縮される。
RESIZEF_CROP1イメージのサイズは変更されない。イメージがターゲット フレームより小さい場合、まわりの領域は黒になる。イメージがターゲット フレームより大きい場合、イメージは切り詰められる。
RESIZEF_PRESERVEASPECTRATIO2イメージのサイズは、アスペクト比を維持して、ターゲット フレームの縦または横のどちらか一方に合わせて変更される。イメージの高さに対する幅の比がターゲット フレームの同様の比と一致しない場合は、レターボックスが作成される。
RESIZEF_PRESERVEASPECTRATIO_NOLETTERBOX3イメージのサイズは、アスペクト比を維持して、ターゲット フレーム全体を満たすように変更される。このモードでは、レターボックスは作成されず、イメージの左右または上下の両端が切り詰められる。

以下のイメージは、これらのフラグの効果を示している。

サイズ変更フラグ

参照

IAMTimelineSrc::GetStretchModeIAMTimelineSrc::SetStretchMode