Microsoft DirectX 8.0

IATSCComponentType インターフェイス

IATSCComponentType インターフェイスは、ATSCComponentType オブジェクトに実装される。このインターフェイスを使用すると、ストリーム タイプがオーディオの場合に、アプリケーションから AC3 ストリームかどうかを判断できる。

メソッド名説明
get_Flagsオーディオ コンポーネントが AC-3 フォーマットかどうかを示すフラグを返す。
put_Flagsオーディオ コンポーネントが AC-3 フォーマットかどうかを示すフラグを設定する。

IATSCComponentType::get_Flags

IATSCComponentType インターフェイス

オーディオ コンポーネントが AC-3 フォーマットかどうかを示すフラグを返す。

構文

HRESULT get_Flags(
    long* Flags
    );

パラメータ

*Flags
[out, retval] ATSCComponentTypeFlags フラグを受け取る Long 型変数。

戻り値

成功した場合は、S_OK を返す。失敗した場合は、標準の IErrorInfo インターフェイスを使ってエラー情報を取得できる。

注意

定義されているフラグは、AC-3 オーディオを表すフラグのみである。
	typedef enum ATSCComponentTypeFlags {
		ATSCCT_AC3 = 0x00000001,
	} ATSCComponentTypeFlags;
 

IATSCComponentType::put_Flags

IATSCComponentType インターフェイス

オーディオ コンポーネントが AC-3 フォーマットかどうかを示すフラグを設定する。

構文

HRESULT put_Flags(
    long flags
    );

パラメータ

flags
[in] Long 型の変数。0x1 はオーディオ ストリームが AC-3 であることを示す。

戻り値

成功した場合は、S_OK を返す。失敗した場合は、標準の IErrorInfo インターフェイスを使ってエラー情報を取得できる。

注意

定義されているフラグは、AC-3 オーディオを表すフラグのみである。
	typedef enum ATSCComponentTypeFlags {
		ATSCCT_AC3 = 0x00000001,
	} ATSCComponentTypeFlags;