Microsoft DirectX 8.0 |
出力ストリームを説明するフラグを定義する。
構文
enum _DMO_OUTPUT_STREAM_INFO_FLAGS { DMO_OUTPUT_STREAMF_WHOLE_SAMPLES = 0x00000001, DMO_OUTPUT_STREAMF_SINGLE_SAMPLE_PER_BUFFER = 0x00000002, DMO_OUTPUT_STREAMF_FIXED_SAMPLE_SIZE = 0x00000004, DMO_OUTPUT_STREAMF_DISCARDABLE = 0x00000008, DMO_OUTPUT_STREAMF_OPTIONAL = 0x00000010 };
要素
- DMO_OUTPUT_STREAMF_WHOLE_SAMPLES
- ストリームにサンプル全体が含まれている。サンプルは複数のバッファにまたがっていないし、バッファにサンプルの一部が含まれていることもない。
- DMO_OUTPUT_STREAMF_SINGLE_SAMPLE_PER_BUFFER
- 各バッファに 1 つだけサンプルが含まれている。
- DMO_OUTPUT_STREAMF_FIXED_SAMPLE_SIZE
- このストリームの中のすべてのサンプルはサイズが同じである。
- DMO_OUTPUT_STREAMF_DISCARDABLE
- このストリームは破棄できる。DMO は、IMediaObject::ProcessOutput に対する呼び出しの中で、出力バッファにデータをコピーせずに、このストリームのデータを破棄することができる。
- DMO_OUTPUT_STREAMF_OPTIONAL
- このストリームはオプションである。オプションのストリームは破棄できる。また、アプリケーションはこのストリーム全体を無視できる。アプリケーションはこのストリームのメディア タイプを設定する必要はない。一般的に、オプションのストリームには、追加情報や一部のアプリケーションだけが必要とするデータが含まれている。
注意
DMO_OUTPUT_STREAMF_DISCARDABLE フラグと DMO_OUTPUT_STREAMF_OPTIONAL フラグは両立しない。DMO はこれらのフラグのいずれかを設定できる (どちらのフラグも設定しなくてもよい) が、両方を設定することはできない。
参照