Platform SDK: DirectX

DIPROPGUIDANDPATH

DIPROPGUIDANDPATH 構造体は、GUID とパスを表す値を持つプロパティへのアクセスに使用される。

typedef struct DIPROPGUIDANDPATH {
    DIPROPHEADER diph;
    GUID         guidClass;
    WCHAR        wszPath[MAX_PATH];
} DIPROPGUIDANDPATH, *LPDIPROPGUIDANDPATH;

メンバ

diph
DIPROPHEADER 構造体。以下のように初期化する。
メンバ
dwSize sizeof(DIPROPGUIDANDPATH)
dwHeaderSize sizeof(DIPROPHEADER)
dwObj エフェクトの識別子。デバイスの場合はゼロである。
dwHow dwObj メンバの解釈方法。

guidClass
オブジェクトのクラス GUID。
wszPath
返されるオブジェクトのパス。これは Unicode 文字列である。

注意

DIPROPGUIDANDPATH 構造体に関連付けられた DIPROP_GUIDANDPATH プロパティを使うと、詳細設定の可能なアプリケーションは、DirectInput でサポートされていない HID に対して操作を実行できる。

アプリケーションは、rguidProp パラメータに DIPROP_GUIDANDPATH を指定して IDirectInputDevice7::GetProperty メソッドを呼び出す。デバイスのクラス GUID は、DIPROPGUIDANDPATH 構造体の guidClass メンバに返される。デバイス インターフェイスのパスは、wszPath メンバに返される。その後、アプリケーションはこのパスに対して CreateFile 関数を呼び出して、デバイスに直接アクセスすることができる。

動作環境

  Windows NT/2000 :Windows 2000 が必要。
  Windows 95/98 : Windows 98 が必要。
  ヘッダー : dinput.h で宣言。