Platform SDK: DirectX

D3DX_DEVICEDESC

D3DX_DEVICEDESC 構造体は、3D でレンダリングできるデバイスを記述する。

typedef struct _D3DX_DEVICEDESC {
  DWORD       deviceIndex;
  DWORD       hwLevel;
  GUID        ddGuid;
  GUID        d3dDeviceGuid;
  GUID        ddDeviceID;
  char        driverDesc[D3DX_DRIVERDESC_LENGTH];
  HMONITOR    monitor;
  BOOL        onPrimary;
} D3DX_DEVICEDESC;

メンバ

deviceIndex
デバイスの一意の番号 (DWORD)。
hwLevel
関係のあるアクセラレート レベル。これは、事前に定義されたデバイス インデックスの 1 つであり、情報提供のためだけにこの構造体に用意されている。システムにデバイスが複数あるときは、同じ hwLevel となる。D3DX ユーティリティ ライブラリで特定のデバイスを参照するには、代わりに deviceIndex メンバの値を使用する。
ddGuid
DirectDraw グローバル ユニーク識別子 (GUID)。
d3dDeviceGuid
Direct3DDevice の GUID。
ddDeviceID
IDirectDraw7::GetDeviceIdentifier の GUID。この GUID は、特定ビデオ カードの特定ドライバ バージョンに対して一意である。
driverDesc
ドライバを記述した文字列。可能な最大文字列長は 256 文字である。
monitor
このデバイスにより使用されるビデオ モニタのハンドル (マルチ モニタ特有)。マルチ モニタ システムで複数のモニタを使用するデバイスでは、このフィールドにさまざまな値が報告される。そのためマルチ モニタ システムについてテストするとき、アプリケーションは Direct3DX デバイス リストの複数のモニタ ハンドルを検索する。
onPrimary
デバイスがプライマリ モニタ上にあるかどうかを示す (マルチ モニタ特有)。

注意

次のステートメントは、driverDesc 文字配列パラメータで使用される定数を定義する。

#define D3DX_DRIVERDESC_LENGTH    256

動作環境

  Windows NT/2000 : Windows 2000 が必要。
  Windows 95/98 : Windows 95 以上が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
  バージョン : DirectX 7.0 が必要。
  ヘッダー : d3dxcore.h で宣言。