Platform SDK: DirectX

CONST_DDSURFACECAPS2FLAGS

CONST_DDSURFACECAPS2FLAGS 列挙は、DDSCAPS2 型の lCaps2 メンバで使用され、追加のサーフェス能力を記述する。

Enum CONST_DDSURFACECAPS2FLAGS
    DDSCAPS2_CUBEMAP             = 512
    DDSCAPS2_CUBEMAP_ALLFACES    = 65024
    DDSCAPS2_CUBEMAP_NEGATIVEX   = 2048
    DDSCAPS2_CUBEMAP_NEGATIVEY   = 8192
    DDSCAPS2_CUBEMAP_NEGATIVEZ   = 32768
    DDSCAPS2_CUBEMAP_POSITIVEX   = 1024
    DDSCAPS2_CUBEMAP_POSITIVEY   = 4096
    DDSCAPS2_CUBEMAP_POSITIVEZ   = 16384
    DDSCAPS2_D3DTEXTUREMANAGE    = 131072
    DDSCAPS2_HARDWAREDEINTERLACE = 2
    DDSCAPS2_HINTANTIALIASING    = 256
    DDSCAPS2_HINTDYNAMIC         = 4
    DDSCAPS2_HINTSTATIC          = 8
    DDSCAPS2_MIPMAPSUBLEVEL      = 65536
    DDSCAPS2_OPAQUE              = 128
    DDSCAPS2_STEREOSURFACELEFT   = 524288 
    DDSCAPS2_TEXTUREMANAGE       = 16
End Enum
能力フラグ
DDSCAPS2_CUBEMAP
DirectX 7.0 の新機能。このサーフェスがキューブ環境マップであることを示す。
DDSCAPS2_CUBEMAP_ALLFACES
DirectX 7.0 の新機能。このフラグを DDSCAPS2_CUBEMAP フラグと共に使用して、キューブ環境マップの 6 つの面をすべて作成する。
DDSCAPS2_CUBEMAP_NEGATIVEX
DirectX 7.0 の新機能。このフラグを DDSCAPS2_CUBEMAP フラグと共に使用して、キューブ環境マップの負の x 面を作成する。
DDSCAPS2_CUBEMAP_NEGATIVEY
DirectX 7.0 の新機能。このフラグを DDSCAPS2_CUBEMAP フラグと共に使用して、キューブ環境マップの負の y 面を作成する。
DDSCAPS2_CUBEMAP_NEGATIVEZ
DirectX 7.0 の新機能。このフラグを DDSCAPS2_CUBEMAP フラグと共に使用して、キューブ環境マップの負の z 面を作成する。
DDSCAPS2_CUBEMAP_POSITIVEX
DirectX 7.0 の新機能。このフラグを DDSCAPS2_CUBEMAP フラグと共に使用して、キューブ環境マップの正の x 面を作成する。
DDSCAPS2_CUBEMAP_POSITIVEY
DirectX 7.0 の新機能。このフラグを DDSCAPS2_CUBEMAP フラグと共に使用して、キューブ環境マップの正の y 面を作成する。
DDSCAPS2_CUBEMAP_POSITIVEZ
DirectX 7.0 の新機能。このフラグを DDSCAPS2_CUBEMAP フラグと共に使用して、キューブ環境マップの正の z 面を作成する。
DDSCAPS2_D3DTEXTUREMANAGE
DirectX 7.0 の新機能。テクスチャが常に Direct3D によって管理されることを示す。
DDSCAPS2_HARDWAREDEINTERLACE
このサーフェスが、インターレイス方式ではないハードウェアを使用するビデオ ポートからデータを受け取ることを示す。これにより、ドライバは要求される可能性のある外部バッファにメモリを割り当てることができる。DDSCAPS_VIDEOPORT および DDSCAPS_OVERLAY フラグも設定しなくてはならない。
DDSCAPS2_HINTANTIALIASING
アプリケーションがアンチエイリアスを使用することを示す。DDSCAPS_3DDEVICE が同様に設定されている場合にだけ有効である。
DDSCAPS2_HINTDYNAMIC
このサーフェスが非常によくロックされること (手続きテクスチャやダイナミック ライト マップなど) をドライバに示す。このフラグは、テクスチャ サーフェスに対してだけ使用できる (DDSCAPS_TEXTURE フラグは、lCaps2 メンバに設定する)。このフラグは、DDSCAPS2_HINTSTATIC または DDSCAPS2_OPAQUE フラグと共に使用できない。
DDSCAPS2_HINTSTATIC
このサーフェスが、ロードにより再び整理されたり再びタイル表示できることをドライバに示す。この処理では、テクスチャのサイズを変更できない。アプリケーションはこれらのビットをロックする場合があるので、相対的に早く、左右対称である (この処理のときにパフォーマンスが低下する場合がある)。このフラグは、テクスチャ サーフェスに対してだけ使用できる (DDSCAPS_TEXTURE フラグは、lCaps2 メンバに設定する)。このフラグは、DDSCAPS2_HINTDYNAMIC または DDSCAPS2_OPAQUE フラグと共に使用できない。
DDSCAPS2_MIPMAPSUBLEVEL
DirectX 7.0 の新機能。ルート サーフェスに複数のミップマップ サーフェスがアタッチされているキューブ マップなどのサーフェス構成要素に対して、EnumAttachedSurfaces ではなく GetAttachedSurface を使用できる。GetAttachedSurface の呼び出しで、最上位サーフェスとアタッチされたミップマップ レベルを区別できるように、ミップマップ キューブマップの最上位レベル以外のサーフェスにはすべてこのフラグを設定する必要がある。CreateSurface ではこのフラグを無視する。
DDSCAPS2_OPAQUE
このサーフェスが、決して再ロックされないことをドライバに示す。ドライバは、再タイル表示や実際の圧縮によりこのサーフェスを自由に最適化できる。このようなサーフェスはロックされたり、ブリット処理で使用されたりできない。この能力でサーフェスをロックしたりブリットしようとすると、失敗する。このフラグは、テクスチャ サーフェスに対してだけ使用できる (DDSCAPS_TEXTURE フラグは、lCaps2 メンバに設定する)。このフラグは、DDSCAPS2_HINTDYNAMIC または DDSCAPS2_HINTSTATIC フラグと共に使用できない。
DDSCAPS2_STEREOSURFACELEFT
DirectX 7.0 の新機能。このサーフェスが、ステレオ フリッピング チェーンの一部であることを示す。DirectDraw7.CreateSurface の呼び出し時にこのフラグを設定すると、プライマリ フリッピング チェーンの各バッファに対して、ステレオ サーフェスのペアが作成される。このフラグでは、複合フリッピング チェーン (バック バッファを含む) を作成しなければならない。単一セットのステレオ サーフェスは作成できない。DirectDrawSurface7.Flip メソッドを実行するには、バック バッファが必要である (少なくとも 4 つのサーフェスが作成されていなければならない)。

また、DirectDraw7.GetDisplayModesEnum または DirectDraw7.GetDisplayMode の呼び出しで取得された DDSURFACEDESC2 型にこのフラグが設定されている場合、そのモードでステレオがサポートされていることを示す。

DDSCAPS2_TEXTUREMANAGE
クライアントがこのテクスチャ サーフェスを、ドライバが使用可能な場合はドライバによって、使用不能な場合は Direct3D 直接モード (DirectX 7.0 の新機能) によって管理することを示す。このフラグは、テクスチャ サーフェスに対してだけ使用できる (DDSCAPS_TEXTURE フラグは、lCaps2 メンバに設定する)。詳細については、Direct3D 直接モードの「自動テクスチャ管理」を参照すること。アプリケーションが Direct3D 保持モードを使用する場合には、このフラグを使用せずに、システム メモリにテクスチャを作成し、保持モードで管理できるようにする。