Platform SDK: DirectX

IDirectDrawSurface7::GetLOD

IDirectDrawSurface7::GetLOD メソッドは、管理ミップマップ サーフェスに現在設定されている最大詳細レベルを取得する。このメソッドは、管理下のテクスチャに対してのみ成功する (「注意」参照)。

HRESULT GetLOD(
    LPDWORD lpdwMaxLOD
);

パラメータ

lpdwMaxLOD
呼び出しが成功した場合に、最大詳細レベルの値を格納する変数のアドレス。

戻り値

成功すれば、DD_OK を返す。

失敗すれば、以下の値のいずれかを返す。

DDERR_INVALIDOBJECT
DDERR_INVALIDPARAMS

注意

アプリケーションは、管理下のテクスチャ (DDSCAPS2_TEXTUREMANAGE フラグで作成されたテクスチャ) に対してのみ、このメソッドを呼び出すことができる。非管理下のテクスチャに対してこのメソッドを呼び出すと、メソッドは失敗し、DDERR_INVALIDOBJECT を返す。

このメソッドは、ローカル ビデオ メモリにロードするこのチェーンの中で最も詳細なミップマップを Direct3D テクスチャ マネージャに通知する。たとえば、5 レベルのミップマップ チェーンにおいて、lpdwMaxLOD で示す変数の値が 2 の場合、テクスチャ マネージャは指定時間になるとレベル 2 から 4 のミップマップのみローカル ビデオ メモリにロードする。同様に、チェーンの中で最も詳細なミップマップの大きさが 256 × 256 の場合、lpdwMaxLOD の値 2 は、これまでにビデオ メモリ内にある最大のミップマップは 64 × 64 であることを示す。

動作環境

  Windows NT/2000 :Windows 2000 が必要。
  Windows 95/98 : Windows 98 が必要。
  ヘッダー : ddraw.h で宣言。

参照

IDirectDrawSurface7::SetLODミップマップによるテクスチャ フィルタリング自動テクスチャ管理テクスチャ