Platform SDK: DirectX

アンチエイリアシング ステート

アンチエイリアスとは、線とエッジをスクリーン上でより滑らかに表示する方法である。Direct3D では、エッジ アンチエイリアシングおよびフルシーン アンチエイリアシングの 2 種類のアンチエイリアシングがサポートされている。これらのテクニックの詳細については、「共通のテクノロジと特殊効果」セクションの「アンチエイリアシング」を参照すること。

[C++]

デフォルトでは、Direct3D はアンチエイリアシングを実行しない。D3DRENDERSTATE_ANTIALIAS レンダリング ステートを D3DANTIALIASMODE のメンバに設定して、フルシーン アンチエイリアシングを有効にできる (デフォルト値の D3DANTIALIAS_NONE は、フルシーン アンチエイリアシングを無効にする)。

エッジ アンチエイリアシング (第 2 レンダリング パスが必要) を有効にするには、D3DRENDERSTATE_EDGEANTIALIAS レンダリング ステートを TRUE に設定する。エッジ アンチエイリアシングを無効にするには、D3DRENDERSTATE_EDGEANTIALIAS を FALSE に設定する。

[Visual Basic]

デフォルトでは、Direct3D はアンチエイリアシングを実行しない。D3DRENDERSTATE_ANTIALIAS レンダリング ステートを CONST_D3DANTIALIASMODE 列挙のメンバに設定して、フルシーン アンチエイリアシングを有効にできる (デフォルト値の D3DANTIALIAS_NONE は、フルシーン アンチエイリアシングを無効にする)。

エッジ アンチエイリアシング (第 2 レンダリング パスが必要) を有効にするには、D3DRENDERSTATE_EDGEANTIALIAS レンダリング ステートをゼロ以外の値に設定する。エッジ アンチエイリアシングを無効にするには、D3DRENDERSTATE_EDGEANTIALIAS をゼロに設定する。