Platform SDK: DirectX

CONST_DDCAPS2FLAGS

CONST_DDCAPS2FLAGS 列挙は、DDCAPS 型の lCaps2lNLVBCaps2lSVBCaps2 メンバで使用され、追加のドライバ固有能力を記述する。

Enum CONST_DDCAPS2FLAGS
    DDCAPS2_AUTOFLIPOVERLAY    =     8
    DDCAPS2_CANBOBHARDWARE     = 16384
    DDCAPS2_CANBOBINTERLEAVED  =    16
    DDCAPS2_CANBOBNONINTERLEAVED =  32
    DDCAPS2_CANCALIBRATEGAMMA  = 1048576
    DDCAPS2_CANDROPZ16BIT      =   256
    DDCAPS2_CANFLIPODDEVEN     =  8192
    DDCAPS2_CANMANAGETEXTURE   = 8388608
    DDCAPS2_CANRENDERWINDOWED  = 524288
    DDCAPS2_CERTIFIED          =     1
    DDCAPS2_COLORCONTROLOVERLAY =   64
    DDCAPS2_COLORCONTROLPRIMARY =  128
    DDCAPS2_COPYFOURCC         = 32768
    DDCAPS2_FLIPINTERVAL       = 2097152
    DDCAPS2_FLIPNOVSYNC        = 4194304
    DDCAPS2_NO2DDURING3DSCENE  =     2
    DDCAPS2_NONLOCALVIDMEM     =   512
    DDCAPS2_NONLOCALVIDMEMCAPS =  1024
    DDCAPS2_NOPAGELOCKREQUIRED =  2048
    DDCAPS2_PRIMARYGAMMA       = 131072
    DDCAPS2_STEREO             = 33554432
    DDCAPS2_VIDEOPORT          =     4
    DDCAPS2_WIDESURFACES       =  4096
End Enum
DDCAPS2_AUTOFLIPOVERLAY
オーバーレイは、ビデオ ポート VSYNC が発生するたびに、フリップ チェーンの次のサーフェスに自動的にフリップされる。また、CPU のオーバーヘッドなしに、ビデオ ポートおよびオーバーレイからビデオをダブルバッファできる。このオプションは、サーフェスがビデオ ポートからデータを受け取るときだけに有効である。ビデオ ポート データがインターレイスまたはインターリーブされていない場合は、VSYNC のたびにフリップする。データがメモリでインターリーブされている場合、1 つおきの VSYNC のたびにフリップする。
DDCAPS2_CANBOBHARDWARE
オーバーレイ ハードウェアは、インターレイス ビデオ ストリームの個々のフィールドを個別に表示できる。
DDCAPS2_CANBOBINTERLEAVED
オーバーレイ ハードウェアは、特別なハードウェア サポートがなければ、通常発生する可能性のある異常を引き起こすことなく、メモリでインターリーブしている間は、インターレイス ビデオ ストリームの個々のフィールドを個別に表示できる。このオプションは、サーフェスがビデオ ポートからデータを受け取るとき、またはビデオが垂直方向に少なくても 2倍ズームされるときだけに有効である。
DDCAPS2_CANBOBNONINTERLEAVED
オーバーレイ ハードウェアは、特別なハードウェア サポートがなければ、通常発生する可能性のある異常を引き起こすことなく、メモリでインターリーブしていない間は、インターレイス ビデオ ストリームの個々のフィールドを個別に表示できる。このオプションは、サーフェスがビデオ ポートからデータを受け取るとき、または、ビデオが垂直方向に少なくても 2倍ズームされるときだけに有効である。
DDCAPS2_CANCALIBRATEGAMMA
システムには、自動的にガンマ ランプを調節できるインストールされた口径測定器があるので、その結果は口径測定器のある全システム上で示される。新しいガンマ レベルを設定するときに口径測定器を含めるには、DirectDrawGammaControl.SetGammaRamp メソッドを呼び出すときに、DDSGR_CALIBRATE フラグを使用する。ガンマ ランプのキャリブレーションでは、いくつかの処理にオーバーヘッドが起こるので、頻繁に使用できない。
DDCAPS2_CANDROPZ16BIT
16 ビット RGBZ 値を 16 ビット RGB 値に変換できる (システムは、8 ビット変換をサポートしない)。
DDCAPS2_CANFLIPODDEVEN
ドライバは、DirectDrawSurface7.Flip メソッドと共に使用する DDFLIP_ODD および DDFLIP_EVEN フラグを指定して、奇数および偶数フリップ処理を実行できる。
DDCAPS2_CANMANAGETEXTURE
Microsoft® Direct3D® テクスチャ マネージャは、このフラグを使って、管理されるサーフェスを非ローカル ビデオ メモリに入れるかどうかを決める。このフラグが設定されている場合、テクスチャ マネージャは管理されるサーフェスを非ローカル ビデオ メモリに入れる。非ローカル ビデオ メモリからのテクスチャリングが不可能なドライバでは、このフラグを設定しない。
DDCAPS2_CANRENDERWINDOWED
ドライバは、ウィンドウ モードのレンダリングができる。
DDCAPS2_CERTIFIED
ディスプレイ ハードウェアが保証されていることを示す。
DDCAPS2_COLORCONTROLOVERLAY
オーバーレイ サーフェスに、カラー コントロール (輝度、鮮明度など) を含む。
DDCAPS2_COLORCONTROLPRIMARY
プライマリ サーフェスに、カラー コントロール (たとえば、ガンマ) を含む。
DDCAPS2_COPYFOURCC
ドライバが、同じ FOURCC の別のサーフェスに対して、FOURCC サーフェスのブリットをサポートすることを示す。
DDCAPS2_FLIPINTERVAL
ドライバが DDFLIP_INTERVAL* フラグに応答することを示す (「DirectDrawSurface7.Flip」参照)。
DDCAPS2_FLIPNOVSYNC
ドライバが DDFLIP_NOVSYNC フラグに応答することを示す (「DirectDrawSurface7.Flip」参照)。
DDCAPS2_NO2DDURING3DSCENE
Direct3DDevice7.BeginScene メソッドを呼び出してから Direct3DDevice7.EndScene メソッドを呼び出すまでの間に Direct3D が使用するすべてのサーフェス上で、DirectDrawSurface7.Blt および DirectDrawSurface7.Lock のような 2D 処理を実行できないことを示す。
DDCAPS2_NONLOCALVIDMEM
ディスプレイ ドライバが、非ローカル ビデオ メモリのサーフェスをサポートすることを示す。
DDCAPS2_NONLOCALVIDMEMCAPS
非ローカル ビデオ メモリ サーフェスのブリット能力が、ローカル ビデオ メモリ サーフェスの場合と異なることを示す。このフラグが存在する場合、DDCAPS2_NONLOCALVIDMEM フラグも存在する。
DDCAPS2_NOPAGELOCKREQUIRED
ページロックされていないシステム メモリ サーフェスが、DMA ブリット処理をサポートする。
DDCAPS2_PRIMARYGAMMA
プライマリ サーフェスに対するダイナミック ガンマ ランプをサポートする。詳細については、「ガンマ コントロールとカラー コントロール」を参照すること。
DDCAPS2_STEREO
DirectX 7.0 の新機能。ステレオ モードをサポートするには、ddcaps.dwSVCaps ビットをオンにする。ドライバは、現在のモード以外の少なくとも 1 つのモードでステレオ ビューを実現できる。アプリケーションは、DirectDraw7.GetDisplayMode または DirectDraw7.GetDisplayModesEnum を使って、モードごとのステレオ情報を取得できる。
DDCAPS2_VIDEOPORT
ディスプレイ ハードウェアが、ライブ ビデオをサポートすることを示す。
DDCAPS2_WIDESURFACES
ディスプレイ サーフェスが、プライマリ サーフェスよりも広いサーフェスをサポートすることを示す。