Platform SDK: DirectX |
アプリケーションでプレーヤーを作成すると、そのプレーヤーはセッションに参加しているほかのプレーヤーとプレーヤー メッセージをやり取りすることができる。さらに、DirectPlay 自体がシステム メッセージを作成し、プレーヤーにイベントを通知する。このイベントには、プレーヤーのセッションへの参加や退出などが含まれる。
プレーヤー メッセージは、個別のプレーヤー、すべてのプレーヤー、グループとして定義されたプレーヤーのサブセットのいずれかに送信することができ、送信側プレーヤーの ID によって識別される。システム メッセージは、セッションに参加しているすべてのプレーヤーに送信され、定数 DPID_SYSMSG と同じ値の送信側 ID を保持する。
アプリケーションが受信したメッセージは、すべて受信キューに入れられる。アプリケーションは、各メッセージをキューから取り出し、それに応じて動作する必要がある。アプリケーションは、受信キューをポーリングしてメッセージを調べるか、新しいメッセージが到着したという通知に対する同期イベントに依存することができる。
以下のトピックでは、DirectPlay でメッセージを使用する方法について詳しく説明する。