Platform SDK: DirectX

DirectPlay アドレスの使用例

[Visual Basic]

ここでは、C++ でのアプリケーション開発について説明する。Visual Basic 用の DirectX では、DirectPlayAddress クラスのオブジェクトがアドレス情報を保持する。このオブジェクトは、DirectPlayLobby3 のいずれかのメソッドによって作成される。詳細については、「サービス プロバイダ ダイアログの置換」を参照すること。

[C++]

ここでは、DirectPlay アドレスとそれに含まれるデータを、接続形態ごとに説明する。

IPX 接続を記述する DirectPlay アドレス

この接続を初期化すると、DirectPlay オブジェクトが IPX サービス プロバイダにバインドされる。

guidDataType dwDataSize データ
DPAID_ServiceProvider 16 {685BC400-9D2C-11cf-A9CD-00AA006886E3}

モデム接続を記述する DirectPlay アドレス

この接続を初期化すると、DirectPlay がモデム サービス プロバイダにバインドされ、電話番号が格納される。アプリケーションがセッションの列挙を開始すると、サービス プロバイダはユーザーに電話番号をたずねることなく、この番号に電話する。

guidDataType dwDataSize データ
DPAID_ServiceProvider 16 {44EAA760-CB68-11cf-9C4E-00A0C905425E}
DPAID_Phone 9 (NULL ターミネータを含む) "555-8237"

TCP/IP 接続を記述する DirectPlay アドレス

この接続を初期化すると、DirectPlay が TCP/IP サービス プロバイダにバインドされ、IP アドレスが格納される。アプリケーションがセッションを列挙するとき、サービス プロバイダはユーザーに IP アドレスをたずねない。

guidDataType dwDataSize データ
DPAID_ServiceProvider 16 {36E95EE0-8577-11cf-960C-0080C7534E82}
DPAID_INet 10 (NULL ターミネータを含む) "127.0.0.1"