Platform SDK: DirectX

D3DCLIPPLANEn

D3DCLIPPLANEn マクロは、ユーザー定義クリップ面を有効にするビット パターンを定義する。このマクロは、D3DRENDERSTATE_CLIPPLANEENABLE レンダリング ステート値の設定を簡素化するために定義されている。

#define D3DCLIPPLANE0 (1 << 0) 
#define D3DCLIPPLANE1 (1 << 1) 
#define D3DCLIPPLANE2 (1 << 2) 
#define D3DCLIPPLANE3 (1 << 3) 
#define D3DCLIPPLANE4 (1 << 4) 
#define D3DCLIPPLANE5 (1 << 5) 
#define D3DCLIPPLANE6 (1 << 6) 
#define D3DCLIPPLANE7 (1 << 7) 

パラメータ

なし。

注意

ユーザー定義クリップ面は、D3DRENDERSTATE_CLIPPLANEENABLE レンダリング ステートに設定される DWORD 値に 1 つまたは複数のビット (つまり 0 ではない) が格納されている場合に有効になる。レンダリング ステート値の DWORD に重要性はなく、システムはその値を番号として解釈しない。その代わり、DWORD を解析し、対応するビットが設定されたクリップ面を有効にする。ビット 0 は最初のクリップ面 (インデックス 0) を制御し、ビット 1 は 2 番目の面を制御する、という順で面は制御される。

これらのマクロで作成するビット パターンは、論理和演算子で結合することで、同時に複数のクリップ面を有効にできる。この組み合わせからマクロのいずれかを省くだけで、そのインデックスのクリップ面を簡単に無効にできる。

参照

D3DRENDERSTATE_CLIPPLANEENABLE