Platform SDK: DirectX

DirectPlay アーキテクチャ

DirectPlay のサービス プロバイダのアーキテクチャは、アプリケーションをそれが実行されているネットワークから切り離す。アプリケーションは、DirectPlay にネットワークの特定の機能、たとえば待ち時間や帯域幅を問い合わせ、それに応じて通信を調整することができる。

次の図は、DirectPlay サービス プロバイダのアーキテクチャを示している。

DirectPlay を使用するための最初のステップは、使用するサービス プロバイダを選択することである。サービス プロバイダによって、通信に利用するネットワークまたはプロトコルの種類が決まる。プロトコルは、インターネット上の TCP/IP 、IPX ローカル エリア ネットワーク、さらには 2 つのコンピュータ間のシリアル接続まで、多岐に及ぶ。

アプリケーションは、サービス プロバイダを使用して、ネットワーク上のあるポイントへの接続を確立する。接続を確立するには、ユーザーが追加情報を提供しなければならない場合もある。または、アプリケーションで接続パラメータを指定することもできる。

DirectPlay アーキテクチャに関するさらに詳細な情報は、次のトピックを参照すること。