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D3DXLoadTextureFromFile 関数は、テクスチャをファイルからミップマップ レベルにロードし、必要なカラー変換や再スケーリングを実行する。
HRESULT D3DXLoadTextureFromFile( LPDIRECT3DDEVICE7 pd3dDevice, LPDIRECTDRAWSURFACE7 pTexture, DWORD mipMapLevel, LPSTR pSrcName, RECT* pSrcRect, RECT* pDestRect, D3DX_FILTERTYPE filterType );
成功すれば、S_OK を返す。
失敗すれば、NULL または次のいずれかの値を返す。
この関数は、ファイルからサーフェスへピクセルをコピーするためのメカニズムを提供する。
次に、mipMapLevel パラメータで考慮すべき事柄を示す。
pSrcName パラメータで、16bpp、24bpp、32bpp の正のカラーと 8bpp のパレット化の場合は TGA がサポートされている。また、8bpp と 16bpp のグレー スケールもサポートされている。前の TGA フォーマットである RLE バージョンもサポートされている。ただし TGA ファイルでは、カラー キー化したアルファや左方乗法されたアルファは現在サポートされていない。
ロード先サーフェスが Direct3DX により作成された場合、RECT 構造体はそのサーフェスのオリジナル座標で指定される。
この関数は、D3DX_SURFACEFORMAT 構造体により記述可能なすべてのサーフェス フォーマットについて、カラー変換の全範囲をサポートしている。また、フィルタリングした再スケーリングを実装したり、ミップマップを自動更新する。
pDestRect をオリジナル イメージの空間に設定すれば、アプリケーションは D3DXCreateTexture 関数の中でサーフェスがどのようにサイズ変更されても心配しなくてもよい。たとえば、イメージが 100 x 150 ピクセルの場合、構成が異なれば 128 x 256 になったり 256 x 256 になる。どちらの場合も、第 2 象限を更新するときに使用する RECT 構造体はサイズ変更が行われていないときのように (0, 0, 50, 75) となる。
Windows NT/2000 : Windows 2000 が必要。
Windows 95/98 : Windows 95 以上が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
バージョン : DirectX 7.0 が必要。
ヘッダー : d3dxcore.h で宣言。
ライブラリ : d3dx.lib を使用。
D3DXCreateTextureFromFile、D3DXLoadTextureFromMemory、D3DXLoadTextureFromSurface