Platform SDK: DirectX |
ページ フリッピングは、マルチメディアやアニメーション、ゲームなどのソフトウェアで主要となる。ソフトウェア ページ フリッピングは、アニメーションを紙の束で行う方法に似ている。各ページごとに、アニメ作家は人物をわずかに変化させ、フレームを早くフリップさせるとその絵はアニメーションのように見える。
ソフトウェアでのページ フリッピングは、このプロセスとよく似ている。最初に、アニメ作家の紙を次のページにフリップするように、スクリーンに“フリップ”する一連の DirectDraw サーフェスをセット アップする。最初のサーフェスはプライマリ サーフェスと呼ばれ、それに続くサーフェスはバック バッファと呼ばれる。最初にアプリケーションはバック バッファに書き込み、次にバック バッファがスクリーン上に現れるようプライマリ サーフェスをフリップさせる。システムがイメージを表示している間、ソフトウェアは再びバック バッファに書き込む。このプロセスはアニメーションの間続き、すばやく効率的にイメージをアニメーションさせる。
DirectDraw は、比較的単純なダブルバッファ スキーム (1 つのバック バッファを持つプライマリ サーフェス) から、追加のバック バッファを付加したより高度なスキームまで、ページ フリッピング スキームのセット アップを容易にする。詳細については、「DirectDraw チュートリアル」および「フリッピング サーフェス」を参照すること。