Platform SDK: DirectX |
ここでは、C++ でのアプリケーション開発について説明する。Visual Basic については、「Direct3D 直接モード Visual Basic サンプル」を参照すること。
Billboard サンプルでは、ビルボーディング技法を示す。ビルボーディングとは、2D スプライトを 3D に見せる方法である。この技法は、煙、雲、水蒸気の軌跡、エネルギー ブラストなどに使用することもできる。詳細については、「共通のテクノロジと特殊効果」を参照すること。
ソース ファイル :(SDK ルート)\Samples\Multimedia\D3dim\Src\Billboard
実行可能ファイル :(SDK ルート)\Samples\Multimedia\D3dim\Bin\Billboard.exe
利用可能なコマンドを調べるには、F1 キーを押すか、メニューから選択する。
このサンプルは、木立のある草原を表示する。木々は 3D オブジェクトのように見える。しかし、これらは、実際には 2D テクスチャ ビットマップで、見えない矩形ポリゴンにブレンドされている。
サンプル プログラムを実行すると、視点が変化する。視点が変化するたびに、木々が描画されるすべてのビルボード ポリゴンは回転して、ビューアの方を向く。次に、プログラムは、木々のイメージをビルボード ポリゴンにブレンドする。木々は、あらゆる角度から見ることができるため、3D であるかのように見える。ただし、詳しく調べると、木々はすべての角度からまったく同じに見えることがわかる。多くのアプリケーションで、ユーザーがこの小さな欠点に気づくことはない。
影も、2D テクスチャである。
このサンプルは、Direct3D サンプル フレームワークを使用してビルドされた。