Platform SDK: DirectX

テクスチャ ファイルの理解

Direct3DX ユーティリティ ライブラリを使用すれば、BMP、DIB、TGA、および DDS のファイル フォーマットからテクスチャをロードできる。テクスチャはロードされてから、カレント ラスタライザの制約に合ったサイズとフォーマットに変換される。このように、Direct3DX ユーティリティ ライブラリを使用すればテクスチャを簡単に作成、操作できる。

テクスチャ作成関数から返される IDirectDrawSurface7 インターフェイスへのポインタは、IDirect3DDevice7::SetTexture メソッドで直接使用できる。

イメージのサイズを変更する必要がある場合、そのイメージはバイリニア フィルタリングによりサーフェス全体を覆うように伸ばされる。

発生する可能性があるサイズ変更エラーを回避するために 256×256 (またはそれ以下) の平方のテクスチャを 2 つ使用することをお勧めする。Direct3DX がカレント ハードウェアで操作するために特定のテクスチャを変更する必要があるかどうかは、D3DXCheckTextureRequirements 関数を使用して判断する。

サイズやフォーマットの変更が必要な場合、パフォーマンスが低下する可能性がある。広範囲のハードウェア プラットフォームでイメージの品質を最大限に保つためには、24 ビットの RGB または 32 ビットの ARGB を使用する。