Platform SDK: DirectX

ステップ 4 : セッションの作成

[Visual Basic]

ここでは、C++ でのアプリケーション開発について説明する。Visual Basic については、「DirectPlay Visual Basic チュートリアル」を参照すること。

[C++]

ユーザーが新しいセッションを作成する場合は、アプリケーションで IDirectPlay4::Open メソッドを呼び出し、DPOPEN_CREATE フラグを設定することにより、新規のセッションを作成することができる。この場合も、セッションを作成する前に、サービス プロバイダによってユーザーに情報を要求するダイアログ ボックスが表示されることがある。

次の例は、新しいセッションの作成方法を示している。

ZeroMemory( &dpsd, sizeof(dpsd) );
dpsd.dwSize           = sizeof(dpsd);
dpsd.guidApplication  = g_AppGUID;
dpsd.lpszSessionNameA = g_strSessionName;
dpsd.dwMaxPlayers     = 10;
// DPSESSION_KEEPALIVE フラグは、プレーヤーが
// 異常終了した場合にセッションを維持する。
dpsd.dwFlags          = DPSESSION_KEEPALIVE | DPSESSION_MIGRATEHOST;
if ( g_bUseProtocol )
    dpsd.dwFlags |= DPSESSION_DIRECTPLAYPROTOCOL;
 
// 新しいセッションを作成する。
g_bHostPlayer = TRUE;
if ( FAILED( hr = g_pDP->Open( &dpsd, DPOPEN_CREATE ) ) )
    return hr;

次項 : ステップ 5 : 新しいプレーヤーの作成