Platform SDK: DirectX

バンド トラック形式

バンド トラック形式は最上位の形式にも使用できるが、トラック形式のデータ部分としても使用される。バンド トラック形式の構造は、次のとおりである。

RIFF( 'DMBT'
[<bdth-ck>]     // バンド トラック ヘッダー
[<guid-ck>]     // バンド トラックの GUID
[<vers-ck>]     // オプションのバージョン情報
[<UNFO-list>]   // 名前、作者、著作権情報、コメント
<lbdl-list>     // バンド リストのリスト
    )

サブチャンクは次のとおりである。

<bnth-ck> -> bdth( <DMUS_IO_BAND_TRACK_HEADER> )

このオプションのチャンクには、バンド トラックのヘッダー情報が含まれる。構造体のデータは、自動ダウンロードのフラグのみである。

次の 3 つの要素はオプションである。「共通のチャンク」を参照すること。

最後のチャンクには、1 つまたは複数のバンドが含まれる。

<lbdl-list> -> LIST( 'lbdl'
<lbnd-list>...
    )

各バンドは、次のリストにカプセル化される。

<lbnd-list> -> LIST( 'lbnd'
<bdih-ck>
<DMBD-form>
    )

バンド リストは次のヘッダーで始まる。

<bdih-ck> -> ( <DMUS_IO_BAND_ITEM_HEADER> )

ヘッダーの後にバンド形式が続き、バンドの音色に関する情報が含まれる。