Platform SDK: DirectX

IDDVideoPortContainer

アプリケーションは、IDDVideoPortContainer インターフェイスのメソッドを使って、DirectDrawVideoPort オブジェクトを作成したり処理する。このインターフェイスへのポインタを取得するには、IID_IDDVideoPortContainer 参照識別子を指定して、DirectDraw オブジェクトの IUnknown::QueryInterface メソッドを呼び出す。

IDDVideoPortContainer インターフェイスのメソッドは、以下のグループにまとめることができる。

オブジェクトの作成 CreateVideoPort
ビデオ ポート EnumVideoPorts
  QueryVideoPortStatus
コネクション GetVideoPortConnectInfo

すべての COM インターフェイスと同様、IDDVideoPortContaine インターフェイスは IUnknown インターフェイス メソッドを継承する。IUnknown インターフェイスは、以下の 3 つのメソッドをサポートする。

IUnknown AddRef
  QueryInterface
Release

LPDDVIDEOPORTCONTAINER データ型を使用すると、IDDVideoPortContainer インターフェイスへのポインタを含む変数を宣言できる。dvp.h ヘッダー ファイルは、以下のコードで LPDDVIDEOPORTCONTAINER を宣言する。

typedef struct IDDVideoPortContainer    FAR *LPDDVIDEOPORTCONTAINER;

動作環境

  Windows NT/2000 :Windows 2000 が必要。
  Windows 95/98 : Windows 95 以降が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
  ヘッダー : dvp.h で宣言。
  インポート ライブラリ : ddraw.lib を使用。