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DMUS_TIMESIG_PMSG 構造体は、パフォーマンスの拍子記号を制御するメッセージ用のデータによって構成されている。
typedef struct _DMUS_TIMESIG_PMSG { DMUS_PMSG_PART BYTE bBeatsPerMeasure; BYTE bBeat; WORD wGridsPerBeat; } DMUS_TIMESIG_PMSG;
拍子記号メッセージは、拍子記号トラックとスタイル トラックによって生成される。通常、セグメントには、拍子記号トラックまたはスタイル トラックのどちらかが含まれるが、両方含まれることはない。MIDI ファイルを表すセグメントには拍子記号トラックが含まれるが、DirectMusic Producer などのツールを使ってオーサリングされたセグメントのほとんどには、スタイル トラックに拍子記号情報が含まれる。
デフォルトでは、プライマリ セグメントだけが拍子記号メッセージを送信する。この動作を変更する方法については、「メッセージの無効化と有効化」を参照すること。
拍子記号はパフォーマンスによって使われ、DMUS_SEGF_FLAGS または DMUS_TIME_RESOLVE_FLAGS でタイムを調整できるすべてのメソッドで、タイムを小節、拍、およびグリッドの境界に解決する。また、拍子記号トラックとスタイル トラックは、拍子記号を使って、小節境界および拍境界に対する通知を生成する。「DMUS_NOTIFICATION_PMSG」を参照すること。
Windows NT/2000 : Windows 2000 が必要。
Windows 95/98 : Windows 95 以降が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
ヘッダー : dmusici.h で宣言。