Platform SDK: DirectX |
ここでは、C++ でのアプリケーション開発について説明する。Visual Basic については、「Visual Basic プログラミングについて」を参照すること。
デバッグ用のビルドを使用する場合は、デバッガが関連するすべてのシンボリック情報を確実に見つけられるようにするために、以下に示す場所にシンボル ファイルを置いておかなければならない。
OS | デバッガ | .pdb ファイルの場所 | .dbg ファイルの場所 |
---|---|---|---|
Windows 95、Windows 98 | Visual C++ | バイナリと同じディレクトリ | バイナリと同じディレクトリ |
Windows NT、Windows 2000 | Visual C++ | バイナリと同じディレクトリ | %SystemRoot%\Symbols\<binary extension>\ |
Windows NT、Windows 2000 | NTSD/KD | %SystemRoot%\Symbols\<binary extension>\ | %SystemRoot%\Symbols\<binary extension>\ |
注 : Microsoft® Windows NT® および Windows 2000® で Visual C++ 開発システムを使ってデバッグする場合は、開発ツールの WIN32API Splitsym を使用してはならない。WIN32API Splitsym は、プライベート シンボリック情報を <binary>.dbg ファイルからバイナリ エクステンションのシンボル ディレクトリ (%SystemRoot%\Symbols\Dll\ など) にコピーし、バイナリ ディレクトリからは元のファイルを削除してしまう。Visual C++ を使用するには、プライベート シンボリック情報のファイル (<binary>.dbg) がバイナリ ファイルと同じディレクトリに置かれている必要がある。したがって、デバッグ用のビルドを使用する場合は、プライベート シンボリック情報のコピーだけを行い、削除を行ってはならない。これが問題となるのは、Windows NT および Windows 2000 で Visual C++ を使用する場合だけである。その他のデバッグ情報については、Visual C++ のドキュメントおよび Windows 2000 Driver Development Kit (DDK) のドキュメントを参照すること。