Platform SDK: DirectX

FSWindow サンプル

[Visual Basic]

ここでは、C および C++ でのアプリケーション開発について説明する。Visual Basic については、「DirectDraw Visual Basic サンプル」を参照すること。

[C++]

説明

このサンプルでは、アプリケーションで DirectDraw がフルスクリーン排他モードで実行されている間に、ダイアログ ボックスまたはウィンドウを呼び出す方法を示す。ウィンドウの内容からビットマップを作成し、そのビットマップをデバイスにブリットすれば、GDI 非対応のデバイスでも検出しサポートする。

パス

ソース ファイル :(SDK ルート)\Samples\Multimedia\DDraw\Src\FSWindow

実行可能ファイル :(SDK ルート)\Samples\Multimedia\DDraw\Bin\FSWindow.exe

ユーザーズ ガイド

複数のデバイスがある場合、サンプルの開始と共にダイアログ ボックスが表示され、そこからサンプルを実行するデバイスを選択することができる。その後はフルスクリーン排他モードに切り替わり、ダイアログ ボックスとマウス カーソルが表示される。

ダイアログ ボックスを閉じてマウス カーソルを隠蔽するには、[Cancel] または [OK] ボタンをクリックする。ダイアログ ボックスとマウス カーソルをもう一度表示するには、F1 キーを押す。ダイアログ ボックスが表示されなくなったら、Esc キーを押してプログラムを終了する。

プログラミング上の注意

重要なコードの多くは、Fswindow.cpp ファイル内にある。

サンプルはダイナミック コンテンツ モードを使用し、ダイアログ ボックスが頻繁にリフレッシュされて、フォーカスがあるコントロールやエディット フィールドのテキストが表示されるスタティック コンテンツ モードは CPU の処理時間がより短く、たとえばヘルプ メッセージを表示するポップアップ ウィンドウに適している。

コンテンツ ウィンドウはどのような種類のウィンドウにもなれることを理解することが重要である。コンテンツ ウィンドウは、HTML Help ウィンドウや、初期化されたテキストを表示するリッチ エディット コントロールを備えたウィンドウにもなる。表示するウィンドウの形状に合わせて変化する複雑なクリップ領域があるため、ウィンドウには正方形のクリップ領域は必要ない。