Platform SDK: DirectX

ステップ 4 : キーボードの動作の設定

[Visual Basic]

ここでは、C++ でのアプリケーション開発について説明する。Visual Basic については、「DirectInput Visual Basic チュートリアル」を参照すること。

[C++]

アプリケーションは、キーボードにアクセスする前に、「サンプル関数 1 : DI_Init」に示すように、IDirectInputDevice7::SetCooperativeLevel メソッドを使用してデバイスの動作を設定しなければならない。このメソッドは、デバイスに関連付けられたウィンドウへのハンドルと、協調レベルを決定するフラグの組み合わせを受け取る。この場合、アプリケーションはフォアグラウンドの非排他アクセスを要求している。

以下のコードは、デバイスの協調レベルを設定しようとする例である。失敗した場合には、DI_Term アプリケーション定義サンプル関数を呼び出し、既存の DirectInput オブジェクトがあればその割り当てを解除する。

// 協調レベルを設定する。
hr = g_lpDIDevice->SetCooperativeLevel(g_hwndMain,
DISCL_FOREGROUND | DISCL_NONEXCLUSIVE);
 
if FAILED(hr){
DI_Term();
return FALSE;
} 

次項 : ステップ 5 : キーボードへのアクセス権の取得