DPMSG_DESTROYPLAYERORGROUP
DPMSG_DESTROYPLAYERORGROUP 構造体は、DPSYS_DESTROYPLAYERORGROUP システム メッセージに関する情報を保持する。DirectPlay は、プレーヤーやグループがセッション内で壊れると、このメッセージを生成し、各プレーヤーに送信する。
typedef struct{
DWORD dwType;
DWORD dwPlayerType;
DPID dpId;
LPVOID lpLocalData;
DWORD dwLocalDataSize;
LPVOID lpRemoteData;
DWORD dwRemoteDataSize;
DPNAME dpnName;
DPID dpIdParent;
DWORD dwFlags;
} DPMSG_DESTROYPLAYERORGROUP, FAR *LPDPMSG_DESTROYPLAYERORGROUP;
- dwType
- メッセージを識別する DWORD。このメンバは、DPSYS_DESTROYPLAYERORGROUP である。
- dwPlayerType
- メッセージをプレーヤー (DPPLAYERTYPE_PLAYER) またはグループ (DPPLAYERTYPE_GROUP) のいずれに適用するかを指定する DWORD。
- dpId
- 壊されたプレーヤーまたはグループの ID。
- lpLocalData
- このプレーヤーまたはグループに関連付けられたローカル データへのポインタ。
- dwLocalDataSize
- ローカル データのサイズ (バイト単位)。
- lpRemoteData
- このプレーヤーまたはグループに関連付けられたリモート データへのポインタ。
- dwRemoteDataSize
- リモート データのサイズ (バイト単位)。
- dpnName
- プレーヤーやグループの名前が格納されている構造体。
- dpIdParent
- 壊されたグループが親グループのサブグループの場合、つまり壊されたグループが IDirectPlay4::CreateGroupInGroupを呼び出して作成された場合、親グループの ID。それ以外の場合、この値は 0 となる。
- dwFlags
- プレーヤーまたはグループのフラグ。次の値のいずれか、またはいくつかとなる。
- DPGROUP_HIDDEN
- 隠しグループが壊れたとき、設定される。
- DPGROUP_STAGINGAREA
- ステージング領域であるグループが壊れたとき、設定される。
- DPPLAYER_SERVERPLAYER
- 壊れたプレーヤーがクライアント/サーバー通信のサーバー プレーヤーのとき、設定される。
- DPPLAYER_SPECTATOR
- 壊れたプレーヤーが観客のとき、設定される。
注意
DirectX 5.0 では、この構造体のバージョンで dpnName、dpIdParent、dwFlags の 3 つのメンバが最後に追加されている。
Windows NT/2000 : Windows 2000 が必要。
Windows 95/98 : Windows 95 以降が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
ヘッダー : dplay.h で宣言。
参照
IDirectPlay4::DestroyGroup、IDirectPlay4::DestroyPlayer