Platform SDK: DirectX

テクスチャ座標の自動生成について

システムでは、トランスフォーム後のカメラ空間位置座標または頂点の法線をテクスチャ座標として使用できる。また、キューブ環境マップを実行するための 3 要素ベクトルを計算することも可能である。頂点で明示的に指定するテクスチャ座標と同様、自動生成されたテクスチャ座標は、テクスチャ座標トランスフォーム用の入力として使用される。

テクスチャ座標の自動生成では、頂点フォーマットでの明示的なテクスチャ座標の必要性を排除することで、ジオメトリ データで必要となる帯域幅を大幅に削減できる。多くの場合、システムで生成されたテクスチャ座標は、特殊効果を施すトランスフォームと共に使用できる。もちろん、この機能は特殊な用途に使用されるものであり、明示的なテクスチャ座標を使用するケースも多くある。