Platform SDK: DirectX

EnumDPCallback

EnumDPCallback は、DirectPlayEnumerate 関数に対してアプリケーションにより定義されたコールバック関数である。UNICODE が定義されているかどうかにより、コールバック関数のプロトタイプは lpSPNameLPWSTR 型 (Unicode の場合) または LPSTR 型 (ANSI の場合) のいずれかとして定義する。

BOOL FAR PASCAL EnumDPCallback(
  LPGUID lpguidSP,
  LPSTR/LPWSTR lpSPName,
  DWORD dwMajorVersion,
  DWORD dwMinorVersion,
  LPVOID lpContext
);

パラメータ

lpguidSP
DirectPlay サービス プロバイダの一意の識別子へのポインタ。
lpSPName
ドライバの記述が格納されている文字列へのポインタ。UNICODE シンボルが定義されているかどうかにより、パラメータは LPWSTR 型 (Unicode) または LPSTR 型 (ANSI) のいずれかとなる。
dwMajorVersion および dwMinorVersion
ドライバのメジャー バージョンとマイナー バージョン。
lpContext
アプリケーションにより定義されたコンテキストへのポインタ。

戻り値

列挙を継続する場合は、TRUE を返す。列挙を停止する場合は、FALSE を返す。

注意

コールバック関数で返されるポインタは一時的なものであり、コールバック関数の内部でのみ有効である。アプリケーションは、ポインタ情報を保存する必要がある場合、データを保持するためのメモリを割り当て、データをコピーしてから、この新しいデータへのポインタを保存する必要がある。この関数で、lpguidSPlpSPName は一時的なものである。

必要条件

  Windows NT/2000 : Windows 2000 が必要。
  Windows 95/98 : Windows 95 以降が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
  ヘッダー : dplay.h で宣言。