DMUS_TRACKF_FLAGS
DMUS_TRACKF_FLAGS の値は、IDirectMusicTrack::Play メソッドの dwFlags パラメータ内で使われる。
typedef enum enumDMUS_TRACKF_FLAGS {
DMUS_TRACKF_SEEK = 1,
DMUS_TRACKF_LOOP = 2,
DMUS_TRACKF_START = 4,
DMUS_TRACKF_FLUSH = 8,
DMUS_TRACKF_DIRTY = 16
} DMUS_TRACKF_FLAGS;
- DMUS_TRACKF_SEEK
- IDirectMusicTrack::Play は、シークに対応して呼び出された。mtStart パラメータが直前の呼び出しの mtEnd と同じでなくてもかまわないことを意味する。
- DMUS_TRACKF_LOOP
- ループに応答して Play が呼び出された。
- DMUS_TRACKF_START
- これは IDirectMusicTrack::Play の最初の呼び出しである。トラックが先頭から演奏されていない場合は、DMUS_TRACKF_SEEK をセットしてもかまわない。
- DMUS_TRACKF_FLUSH
- フラッシュ (解放) か無効化に応答して Play が呼び出された。これは、既に演奏された何らかのものを再演奏するようトラックに要求する。この場合、DMUS_TRACKF_SEEK もセットされる。
- DMUS_TRACKF_DIRTY
- 制御セグメント が開始または終了した。mtNext が IDirectMusicTrack::GetParam を呼び出すまで通常呼び出しを待っているトラックは、データが無効になる可能性があるため、待機せずに、即座に呼び出しを行うべきである。制御セグメントの設定方法については、「DMUS_SEGF_FLAGS」を参照すること。
注意
反復 (リピート ) に応答して Play を呼び出した場合、DMUS_TRACKF_LOOP と DMUS_TRACKF_SEEK がセットされる。
無効化をサポートするには、トラックはシークをサポートしなければならない。
Windows NT/2000 : Windows 2000 が必要。
Windows 95/98 : Windows 95 以降が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
ヘッダー : dmusici.h で宣言。