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IDirectMusicComposer::AutoTransition メソッドは、パフォーマンスのプライマリ セグメント (または無音) からほかのセグメントへの移行部をアレンジし、演奏の目的でその移行部とセカンダリ セグメントを挿入する。
HRESULT AutoTransition( IDirectMusicPerformance* pPerformance, IDirectMusicSegment* pToSeg, WORD wCommand, DWORD dwFlags, IDirectMusicChordMap* pChordMap, IDirectMusicSegment** ppTransSeg, IDirectMusicSegmentState** ppToSegState, IDirectMusicSegmentState** ppTransSegState );
成功すれば S_OK を返す。
失敗すれば E_POINTER を返す。
dwFlags が DMUS_COMPOSEF_MODULATE を含んでいない場合、pToSeg の値は NULL でもよい。pToSeg が NULL またはスタイル トラックを含んでいない場合 (MIDI ファイルに基づいている場合)、イントロの装飾は無効になる。演奏中のセグメントが NULL またはスタイル トラックを含んでいない場合は、フィル、ブレーク、エンド、およびグルーブの装飾が無効になる。演奏中のセグメントまたは pToSeg によって表されるセグメントでスタイル トラックが利用できない場合は、すべての装飾が無効になり、移行は行われない。その場合、ppTransSeg と ppTransSegState の両方が NULL を返すが、ポインタが NULL 以外のときメソッドは成功し、pToSeg によって表されるセグメントが挿入される。
pChordMap の値は NULL でもよい。値が NULL の場合、コード マップ トラックからコード マップを取得する試みが行われる。最初に pToSeg、次にパフォーマンスのプライマリ セグメントが試される。どのセグメントにもコード マップ トラックが含まれない場合は、現在のタイムにプライマリ セグメント内で発生するコードが移行部のコードとして使われる。
Windows NT/2000 : Windows 2000 が必要。
Windows 95/98 : Windows 95 以降が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
ヘッダー : dmusici.h で宣言。