Platform SDK: DirectX

メッセージの無効化と有効化

[C++]

トラックで GUID_DisableTempo および GUID_DisableTimeSig パラメータを設定すると、それぞれ DMUS_TEMPO_PMSG および DMUS_TIMESIG_PMSG メッセージの生成を無効にすることができる。たとえば、動的にテンポを設定して、プライマリ セグメントにテンポ メッセージを送信させたくない場合などに使用できる。

メッセージを再び有効にするには、rguidType パラメータに GUID_EnableTempo および GUID_EnableTimeSig を指定して、いずれかの SetParam を呼び出す。これらのパラメータを設定して、制御セグメントでないセグメントにテンポ メッセージを送信させたり、セカンダリ セグメントに拍子記号メッセージを送信させることもできる (制御セグメントの詳細については、「セグメント」と DMUS_SEGF_FLAGS を参照すること)。

パラメータを設定する方法については、「トラック パラメータの設定と取り出し」を参照すること。

IDirectMusicTrack::IsParamSupported の「注意」も参照すること。

[Visual Basic]

DirectMusicSegment.SetTempoEnable および DirectMusicSegment.SetTimeSigEnable メソッドを使うと、テンポと拍子記号メッセージの生成をそれぞれ無効にすることができる。たとえば、動的にテンポを設定して、プライマリ セグメントにテンポ メッセージを送信させたくない場合などに使用できる。

SetTempoEnable を使うと、制御セグメントでないセグメントにもテンポ メッセージを送信させることもできる。また、SetTimeSigEnable を使って、セカンダリ セグメントに拍子記号メッセージを送信させることもできる (制御セグメントの詳細については、「セグメント」と DMUS_SEGF_FLAGS を参照すること)。