Platform SDK: DirectX

DirectPlay の動的レンジを使用したホストのファイアウォール サポートの設定

ファイアウォールを介してゲームをホストするには、ホストが DirectX 6.0 以降を使用し、ファイアウォールの後ろに位置するクライアントも DirectX 6.0 以降を使用している必要がある。DirectPlay の動的レンジを使用するアプリケーションをサポートするには、ファイアウォール管理者は、初期の内向き TCP 接続を ポート 47624 上で許可し、2 次的な内向き TCP 接続をポート 2300 〜 2400、外向き TCP 接続をポート 2300 〜 2400、内向き UDP 接続をポート 2300 〜 2400、外向き UDP 接続をポート 2300 〜 2400 でそれぞれ許可する必要がある。これらの要件を示す表については、「動的レンジのポートに関する参照表」を参照すること。

Microsoft Proxy Server 2.0 の理論上の構成

残念ながら、Microsoft Proxy Server 2.0 を含む一部のファイアウォール ソリューションは、これ以外の内向き接続を 2 次的な接続として認識しない。この問題を回避するには、アプリケーションで指定される固定ポートと同じように、レンジ内の各ポート (2300、2301、2302 など) に独自のプロトコル定義を設定する必要がある。詳細については、「アプリケーションで指定されるポートを使用したホストのファイアウォール サポートの設定」を参照すること。実際には、アクティブな DirectPlay アプリケーションの数だけポートを開く必要がある。つまり、"SuperDuperGame" と "WackyFunGame" を同時に実行すると、ポート 2300 と 2301 だけが使用される。