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D3DXCreateCubeMapTexture 関数は、空白のキューブ マップ テクスチャを作成する。
HRESULT D3DXCreateCubeMapTexture( LPDIRECT3DDEVICE7 pd3dDevice, LPDWORD pFlags, DWORD cubefaces, D3DCOLOR colorEmptyFaces, LPDWORD pWidth, LPDWORD pHeight, D3DX_SURFACEFORMAT* pPixelFormat, LPDIRECTDRAWPALETTE pDDPal, LPDIRECTDRAWSURFACE7* ppDDSurf, LPDWORD pNumMipMaps );
成功すれば、S_OK を返す。
失敗すれば、次いずれかの値を返す。
キューブ マップは、最大で 6 サーフェスを持つ。また、不明のサーフェスで使用する色を 1 つ指定できる。反射の錯視や屈折を作成するためにキューブ マップを使用する方法の詳細については、Direct3D 直接モードのドキュメントを参照すること。
cubefaces パラメータに D3DX_DEFAULT、0、DDSCAPS2_CUBEMAP_ALLFACES を指定した場合は、キューブ マップの 6 サーフェスすべてを作成するように指示される。DDSCAPS2_CUBEMAP_POSITIVEX、DDSCAPS2_CUBEMAP_NEGATIVEX、DDSCAPS2_CUBEMAP_POSITIVEY、DDSCAPS2_CUBEMAP_NEGATIVEY、DDSCAPS2_CUBEMAP_POSITIVEZ、または DDSCAPS2_CUBEMAP_NEGATIVEZ は、任意に組み合わせて指定できる。
pFlags パラメータがミップマップを作成しないように特に設定されていない限り、最低レベル サイズの 1x1 に達するまでミップマップは生成される。
ミップマップの詳細については、ミップマップによるテクスチャ フィルタリング を参照すること。
幅、高さ、ピクセル フォーマットは、使用可能なハードウェアに基づいて変わる。たとえば、ミップマップ ディメンジョンは 2 の累乗でなければならず、また幅は正方形テクスチャの高さと等しくなければならない。さらに、指定されたピクセル フォーマットを使用できない場合、最適に適合される。
この関数は、サイズとピクセル フォーマットをカレント デバイスの要件に合わせて調整したサーフェスを作成する。このサーフェスは、テクスチャ管理のマークが付けられたシステム メモリである。詳細については、Direct3D 直接モードのドキュメントを参照すること。
作成されたサーフェスは、幅パラメータと高さパラメータにより指定されたサーフェスよりも大きかったり、小さかったりする。選択されたピクセル フォーマットが、渡されたフォーマットでない場合もある。しかし、実際の幅、高さ、ピクセル フォーマットに注意を払わなければならないのは、この関数により返されたサーフェスに直接アクセスする場合だけである。
Windows NT/2000 : Windows 2000 が必要。
Windows 95/98 : Windows 95 以上が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
バージョン : DirectX 7.0 が必要。
ヘッダー : d3dxcore.h で宣言。
ライブラリ : d3dx.lib を使用。