Platform SDK: DirectX |
IDirectInput7::EnumDevice メソッドは、現在コンピュータにアタッチ されているか、アタッチ可能なデバイスを列挙する。
HRESULT EnumDevices( DWORD dwDevType, LPDIENUMCALLBACK lpCallback, LPVOID pvRef, DWORD dwFlags );
成功すれば DI_OK を返す。
失敗すれば次のエラー値のいずれかを返す。
DIERR_INVALIDPARAM |
DIERR_NOTINITIALIZED |
すべてのインストール済みデバイスは、たとえそれが現存していなくても列挙可能である。たとえば、操縦桿は、システムにインストールするが、当面コンピュータに接続しないでおくこともできる。dwFlags パラメータを設定して、アタッチされているデバイスだけを列挙するか、またはインストール済みのすべてのデバイスを列挙するかを指示する。DIEDFL_ATTACHEDONLY フラグが存在しない場合は、インストール済みの全デバイスが列挙される。
選別したいデバイス タイプを dwDevType フィルタとして渡して、そのタイプのデバイスだけを列挙することができる。
LpCallback パラメータには、DIEnumDevicesCallback として表記されている種類のコールバック関数のアドレスを指定する。DirectInput は、列挙されているデバイスごとに、この関数を呼び出す。このコールバック関数の中では、デバイス タイプと登録名、および製品 GUID と登録名が、各デバイスに対して与えられる。単一の入力デバイスが、複数の DirectInput デバイス タイプとして機能することができる場合は、サポートする各デバイス タイプごとに返される。たとえば、組み込みマウス付きのキーボードは、1 つのキーボードとして、かつ、1 つのマウスとして列挙される。ただし、製品 GUID は各デバイスに対して同じである。
Windows NT/2000 :Windows 2000 が必要。
Windows 95/98 : Windows 95 以降が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
ヘッダー : dinput.h で宣言。
インポート ライブラリ : dinput.lib を使用。