Platform SDK: DirectX

IDirectSound3DBuffer::SetConeOutsideVolume

IDirectSound3DBuffer::SetConeOutsideVolume メソッドは、サウンド バッファの現在のコーン外部ボリュームを設定する。

HRESULT SetConeOutsideVolume(
  LONG lConeOutsideVolume,  
  DWORD dwApply             
);

パラメータ

lConeOutsideVolume
サウンド バッファのコーン外部ボリュームを 100 分の 1 デシベル (dB) の単位で指定する。許容される値は DSBVOLUME_MAX (減衰なし) と DSBVOLUME_MIN (無音) の間である。これらの値は dsound.h 内で定義されている。
dwApply
設定が適用されるタイミングを示す値。次の値のいずれかでなければならない。
DS3D_DEFERRED
アプリケーションが IDirectSound3DListener::CommitDeferredSettings メソッドを呼び出すまで設定を適用しない。アプリケーションは複数の設定を変更した後、1 回の再計算でそれらを適用できる。
DS3D_IMMEDIATE
設定を即時に適用し、システムはすべての 3D サウンド バッファの 3D 座標を再計算する。

戻り値

成功すれば DS_OK、失敗すれば DSERR_INVALIDPARAM を返す。

注意

ボリューム レベルは減衰によって表される。許容される値は DSBVOLUME_MAX (減衰なし) と DSBVOLUME_MIN (無音) の間である。デフォルト値は DS3D_DEFAULTCONEOUTSIDEVOLUME (減衰なし) である。これらの値は dsound.h 内で定義されている。現在 DirectSound は増幅をサポートしていない。

コーン外部ボリュームの概念については、「サウンド コーン」を参照すること。

動作環境

  Windows NT/2000 : Windows 2000 が必要。
  Windows 95/98 : Windows 95 以降が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
  ヘッダー : dsound.h で宣言。
  インポート ライブラリ : dsound.lib を使用。

参照

IDirectSoundBuffer::SetVolume