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DirectPlayLobby3.Connect メソッドは、現在 DirectPlayLobby3 オブジェクトと共に格納されている DirectPlayLobbyConnection オブジェクトによって指定されるセッションに、アプリケーションを接続する。
object.Connect(flags As Long) As DirectPlay4
成功すれば、DirectPlay4 オブジェクトを返す。
失敗すればエラーが発生し、Err.Number に次のいずれかの値が設定される。
DPERR_CONNECTING |
DPERR_INVALIDFLAGS |
DPERR_INVALIDINTERFACE |
DPERR_INVALIDOBJECT |
DPERR_INVALIDPARAMS |
DPERR_NOTLOBBIED |
DPERR_OUTOFMEMORY |
デフォルトでは、Connect は接続が確立されるか、または接続がタイムアウトになった後で戻る。DPCONNECT_RETURNSTATUS フラグを使用すると、Connect は、接続が進行中であることを示す DPERR_CONNECTING エラー コードと共に直ちに戻る。アプリケーションは、メソッドが成功するか、または別の失敗コードが返されるまで、このメソッドを繰り返し呼び出す必要がある。接続をキャンセルするには、DirectPlayLobby3 オブジェクトを解放する。
接続のタイムアウトの上限は、1 分である。
このメソッドが適切に完了すると、アプリケーションは DirectPlay4.InitializeConnection、DirectPlay4.GetDPEnumSessions、および DirectPlay4.Open を呼び出す手順を省略することができる。アプリケーションでは、ユーザーに名前をたずねるべきではない。代わりに、DirectPlayLobbyConnection インターフェイスでプレーヤー名を使用してプレーヤーを作成すべきである。
アプリケーションでは、このメソッドを呼び出す前に、DirectPlayLobby3.GetConnectionSettings メソッドを使用して、アプリケーションを起動するために使用される接続設定を調べることができる。DirectPlayLobby3.SetConnectionSettings メソッドを使用すると、これらの設定を修正および設定することができる。DirectPlaySessionData オブジェクトには特に注意を払い、セッションの適切なプロパティが設定されるようにする必要がある。