Platform SDK: DirectX |
ここでは、C++ でのアプリケーション開発について説明する。Visual Basic については、「Visual Basic プログラミングについて」を参照すること。
DirectX には、ハードウェア リソースやアプリケーションで利用可能なその他の項目を列挙するために使用するメソッドが数多く用意されている。これらのメソッドは、基本的にすべて同じ方法で機能する。
プロトタイプのコールバック関数は、各 DirectX コンポーネントで示されている。アプリケーションは、これらのプロトタイプと同じ戻り値とパラメータで関数を宣言する。コールバック関数は CALLBACK、WINAPI、または FAR PASCAL タイプとして宣言される。これらはすべて同等である。
アプリケーションが列挙メソッドを呼び出す場合は、実装された適切なコールバック関数へのポインタを提供する。メソッドは、列挙する項目ごとに 1 回関数を呼び出し、項目についての情報を渡す。関数内で、アプリケーションはこの情報を使用し、リストの構築や特定のデバイス能力の検索といったあらゆるタスクを実行できる。すべての項目が列挙されるか、またはコールバック関数が列挙の終了を示す値 (コールバック関数の戻り型により、FALSE または指定された HRESULT) を返すと、列挙メソッドは戻る。
例については、「DirectInput デバイスの列挙」を参照すること。