Platform SDK: DirectX

DirectX 3.0 以降からの移行

[Visual Basic]

ここでは、C++ でのアプリケーション開発について説明する。

[C++]

DirectX バージョン 3.0 以降の一部であったバージョンから DirectPlay の現在のバージョンに以降する場合は、いかなる変更も加える必要はない。しかし、新しい IDirectPlay4 または IDirectPlay4A インターフェイスを使用する場合は、アプリケーションをアップグレードする必要がある。

一部のシステム メッセージは DirectX 6.0 で変更され、新しいデータ メンバが最後に追加された。これらの新しいメンバは、現在のバージョンでも継続して利用される。従来のランタイム ファイルとの互換性を確保しなければならないアプリケーションでは、以下のいずれかを行う必要がある。

バージョン 5.0 に対して新しいメンバが追加されたシステム メッセージ構造体は、以下のとおりである。

構造体 新しいメンバ
DPMSG_CREATEPLAYERORGROUP DPID dpIdParent
  DWORD dwFlags
DPMSG_DESTROYPLAYERORGROUP DPNAME dpnName
  DPID dpIdParent
DWORD dwFlags