Platform SDK: DirectX

Direct3DDevice7.ComputeSphereVisibility

Direct3DDevice7.ComputeSphereVisibility メソッドは、このデバイスの現在のビューポート内における球の可視性 (完全、一部、不可視) を計算する。

object.ComputeSphereVisibility( _ 
    center As D3DVECTOR, _ 
    radius As Single) As Long

パラメータ

object
Direct3DDevice7 オブジェクトを表すオブジェクト式。
center
ワールド空間座標で、球の中心点を記述する D3DVECTOR 型の配列。
radius
球の半径。

戻り値

メソッドが成功すると、CONST_D3DCLIPFLAGS 列挙のフラグの組み合わせを返す。これにより、デバイスの現在のビューポート内における球の可視性を示す。戻り値が 0 ("内側" フラグの組み合わせ) の場合、その球の可視性は完全になる。

エラー コード

メソッドが失敗するとエラーが発生し、Err.Number に次のいずれかのエラー コードが設定される。

DDERR_GENERIC
DDERR_INVALIDOBJECT
DDERR_INVALIDPARAMS

トラッピング エラーについては、「Visual Basic エラー トラッピング」を参照すること。

注意

球の可視性は、ワールド、ビュー、および射影の合成行列の逆行列を使って視錐台をモデル空間に逆トランスフォームすることにより計算する。もしこの合成行列が逆行列にトランスフォームできない時 (行列式がゼロのとき) は、メソッドは失敗し、DDERR_GENERIC を返す。