Platform SDK: DirectX

カスタム ロード

[Visual Basic]

ここでは、C++ で記述されたアプリケーションに関連のある内容だけを説明する。DirectX for Visual Basic では、標準的な DirectMusic オブジェクトのロードだけがサポートされる。

[C++]

特殊なアプリケーションでは、ファイルやリソースからのデータをカプセル化する、独自のオブジェクト タイプを作成できる。DirectMusic ローダに、これらのオブジェクトのロードを処理させると便利である。カスタム オブジェクトがほかのオブジェクトから参照されている場合や、カスタム オブジェクトにほかのオブジェクトへの参照が含まれている場合に、特に便利となる。

DirectMusic ローダーを利用するロード メカニズムを実装するには、次の手順を実行する。

アプリケーションが、ファイル入力そのものを管理しなければならない場合もある。たとえば、すべてのオブジェクトが、特殊な圧縮リソース ファイルに格納されている場合などである。アプリケーションは、IDirectMusicLoader インターフェイスをサポートするオブジェクトを作成し、IDirectMusicLoader::GetObject メソッドを実装して、独自のローダーを作成することができる。ほかのメソッドはすべてオプションである。また、ローダーのこの実装は、IStream および IDirectMusicGetLoader インターフェイスの両方を持つ独自のストリーム オブジェクトを作成しなければならない。