IDirectInputDevice7::EnumEffectsInFile
IDirectInputDevice7::EnumEffectsInFile メソッドは、Force Editor ユーティリティや、同じファイル形式を使用する別のアプリケーションで、作成されたファイルに含まれるすべてのエフェクトを列挙する。
HRESULT EnumEffectsInFile(
LPCSTR lpszFileName,
LPENUMEFFECTSINFILECALLBACK pec,
LPVOID pvRef,
DWORD dwFlags
);
パラメータ
- lpszFileName
- Name of the RIFF file.
- pec
- アプリケーション定義のコールバック関数のアドレス。この関数の宣言は、DIEnumEffectsInFileCallback プロトタイプの宣言と同様に行わなければならない。
- pvRef
- コールバック関数に渡すアプリケーション定義の 32 ビットの値。このパラメータは、32 ビットの任意の値を取ることができる。
- dwFlags
- DIFEF_DEFAULT (= 0) あるいは以下の値の一方または両方を使用できる。
- DIFEF_INCLUDENONSTANDARD
- DirectInput で定義されていないエフェクト タイプを含める。
- DIFEF_MODIFYIFNEEDED
- 現在のデバイスで再生できるように、作成したエフェクトを必要に応じて変更するように DirectInput に対して指示する。たとえば、2 つの軸に対して作成されたエフェクトは、デフォルトでは単一軸デバイスでは再生されない。このフラグを設定すると、単一軸でそのようなエフェクトが再生される。パラメータは、DIEFFECT 構造体内で変更される。この構造体は、コールバックに渡される DIFILEEFFECT 構造体の lpDiEffect メンバにより参照される。
戻り値
成功すれば DI_OK を返す。
失敗すれば次のエラー値のいずれかを返す。
コールバック関数が列挙を途中で停止すると、その列挙は成功したと見なされる。
Windows NT/2000 :Windows 2000 が必要。
Windows 95/98 : Windows 95 以降が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
ヘッダー : dinput.h で宣言。
インポート ライブラリ : dinput.lib を使用。
参照
IDirectInputDevice7::WriteEffectToFile、「ファイルからのエフェクトの読み込み」