Platform SDK: DirectX

ステップ 5 : エフェクトの再生

[Visual Basic]

ここでは、C++ でのアプリケーション開発について説明する。Visual Basic については、「DirectInput Visual Basic チュートリアル」を参照すること。

[C++]

前のステップで生成したエフェクトはボタン押下に応答して始動する。明示的な呼び出しに応答して再生するエフェクトを生成するには、ステップ 4 に戻って、DIEFFECT 構造体のメンバ dwTriggerButton を次のように変更する必要がある。

diEffect.dwTriggerButton = DIEB_NOTRIGGER;
 

ここで、実際に始動し、動き続けるチェーンソーを作ることを考える。dwDuration メンバを次のように変更するだけでよい。

diEffect.dwDuration = INFINITE;
 

このエフェクトを始動するのは非常に簡単である。

g_lpdiEffect->Start(1, 0);
 

このエフェクトは次のようにして止めるまで働き続ける。

g_lpdiEffect->Stop();
 

注意してほしいのは、前のステップで生成したエンベロープを変更する必要がないことである。アタックはエフェクトが始動すると再生するが、フェード値は無視される。

次項 : ステップ 6 : エフェクトの変更