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Direct3D では、プリミティブをレンダリングするときにプリミティブの背面が切り抜かれる。
C++ アプリケーションでカリング モードを設定するには、D3DCULL 列挙型を使用する。「D3DRENDERSTATE_CULLMODE」を参照すること。デフォルトでは、反時計回りの頂点を持つ背面が切り抜かれる。
次のサンプル コードは、時計回りの頂点を持つ背面を切り抜くカリング モードを設定する処理を示す。
// このコードでは、lpDirect3DDevice は IDirect3DDevice インターフェイスへの // 有効なポインタであるとする。 // カリング ステートを設定する。 lpD3DDevice->SetRenderState(D3DRENDERSTATE_CULLMODE, D3DCULL_CW);
Visual Basic アプリケーションでカリング モードを設定するには、CONST_D3DCULL 列挙のメンバを設定できる D3DRENDERSTATE_CULLMODE レンダリング ステートを使用する。デフォルトでは、反時計回りの頂点を持つ背面が切り抜かれる。
次のサンプル コードは、時計回りの頂点を持つ背面を切り抜くカリング モードを設定する処理を示す。
' このコードでは、 ' D3DDevice に Direct3DDevice オブジェクトへの参照が格納されているとする。 ' カリング ステートを設定する。 Call D3DDevice.SetRenderState(D3DRENDERSTATE_CULLMODE, _ D3DCULL_CW)