Platform SDK: DirectX

IDirectSoundBuffer::SetFrequency

IDirectSoundBuffer::SetFrequency メソッドは、サンプリング オーディオの再生周波数を設定する。

HRESULT SetFrequency(
  DWORD dwFrequency  
);

パラメータ

dwFrequency
サンプリング オーディオを再生する新しい周波数で、単位はヘルツ (Hz) である。値の範囲は DSBFREQUENCY_MIN から DSBFREQUENCY_MAX の間でなければならない。現在これらの値は dsound.h 内で、それぞれ 100、100,000 と定義されている。

値が DSBFREQUENCY_ORIGINAL の場合、周波数は現在のバッファ フォーマット内のデフォルト値にリセットされる。このフォーマットは IDirectSound::CreateSoundBuffer メソッドで指定されたものである。

戻り値

成功すれば DS_OK、失敗すれば次のエラー値のいずれかを返す。

DSERR_CONTROLUNAVAIL
DSERR_GENERIC
DSERR_INVALIDPARAM
DSERR_PRIOLEVELNEEDED

注意

周波数を上下させると、オーディオ データの認識ピッチが変化する。このメソッドはバッファのフォーマットには影響を及ぼさない。

このメソッドはプライマリ サウンド バッファには有効ではない。

動作環境

  Windows NT/2000 : Service Pack 3 を適用した Windows NT バージョン 4.0 以降が必要。
  Windows 95/98 : Windows 95 以降が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
  ヘッダー : dsound.h で宣言。
  インポート ライブラリ : dsound.lib を使用。

参照

IDirectSoundBufferIDirectSound::CreateSoundBufferIDirectSoundBuffer::GetFrequencyIDirectSoundBuffer::PlayIDirectSoundBuffer::SetFormat