Platform SDK: DirectX

DSEnumCallback

DSEnumCallback は、DirectSound ドライバを列挙するアプリケーション定義コールバック関数である。アプリケーションが直前に呼び出した DirectSoundEnumerate 関数または DirectSoundCaptureEnumerate 関数に応答して、システムはこの関数を呼び出す。

BOOL CALLBACK DSEnumCallback(
  LPGUID lpGuid,            
  LPCSTR lpcstrDescription,  
  LPCSTR lpcstrModule,       
  LPVOID lpContext          
);

パラメータ

lpGuid
列挙中の DirectSound ドライバを識別する GUID のアドレス。この値を DirectSoundCreate 関数に渡すと、ドライバの DirectSound オブジェクトを作成できる。
lpcstrDescription
DirectSound デバイスのテキスト記述を提供する、NULL で終わる文字列のアドレス。
lpcstrModule
このデバイスに対応する DirectSound ドライバのモジュール名を指定する、NULL で終わる文字列のアドレス。
lpContext
アプリケーション定義データのアドレス。このデータは、各コールバック関数へ渡される。

戻り値

ドライバの列挙が続行する場合は TRUE、終了する場合は FALSE を返す。

注意

アプリケーションは lpstrDescription lpstrModule の各パラメータに渡された文字列を、ヒープから割り当てられたメモリにコピーすることにより、これらの文字列を保存できる。文字列をこのコールバック関数へ渡すのに使われたメモリは、このコールバック関数が実行中のときにのみ有効になる。

動作環境

  Windows NT/2000 : Service Pack 3 を適用した Windows NT バージョン 4.0 以降が必要。
  Windows 95/98 : Windows 95 以降が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
  ヘッダー : dsound.h で宣言。
  インポート ライブラリ : ユーザー定義。

参照

DirectSoundEnumerate