Platform SDK: DirectX

DMUS_COMPOSEF_FLAGS

DMUS_COMPOSEF_FLAGS は、IDirectMusicComposer::ComposeTransitionIDirectMusicComposer::AutoTransition の各メソッドの dwFlags パラメータで使われる。

typedef enum enumDMUS_COMPOSEF_FLAGS { 
    DMUS_COMPOSEF_NONE                = 0,
    DMUS_COMPOSEF_ALIGN             = 0x1,
    DMUS_COMPOSEF_OVERLAP           = 0x2,
    DMUS_COMPOSEF_IMMEDIATE         = 0x4,
    DMUS_COMPOSEF_GRID              = 0x8,
    DMUS_COMPOSEF_BEAT             = 0x10,
    DMUS_COMPOSEF_MEASURE          = 0x20,
    DMUS_COMPOSEF_AFTERPREPARETIME = 0x40,
    DMUS_COMPOSEF_MODULATE       = 0x1000,
    DMUS_COMPOSEF_LONG           = 0x2000
}  DMUS_COMPOSEF_FLAGS;
DMUS_COMPOSEF_NONE
フラグなし。デフォルトでは、移行部は小節境界から開始する。
DMUS_COMPOSEF_ALIGN
移行部を、現在演奏されているセグメントの拍子記号に揃える。このフラグは現在実装されていない。
DMUS_COMPOSEF_OVERLAP
移行部を pToSeg に重ねる (オーバーラップ)。このフラグは現在実装されていない。
DMUS_COMPOSEF_IMMEDIATE
AutoTransition only.ミュージック タイムまたは基準タイムの境界から移行部を開始する。
DMUS_COMPOSEF_GRID
AutoTransition のみ。グリッド境界から移行部を開始する。
DMUS_COMPOSEF_BEAT
AutoTransition のみ。拍の境界から移行部を開始する。
DMUS_COMPOSEF_MEASURE
AutoTransition only.小節境界から移行部を開始する。
DMUS_COMPOSEF_AFTERPREPARETIME
AutoTransition のみ。移行部を挿入するときは、DMUS_SEGF_AFTERPREPARETIME フラグを使う。
DMUS_COMPOSEF_MODULATE
pToSeg のコードを使って、pFromSeg から pToSeg へスムーズに変化する移行部をアレンジする。
DMUS_COMPOSEF_LONG
長い移行部をアレンジする。このフラグがセットされていない場合、ComposeTransition または AutoTransitionwCommand パラメータで終了部を指定し、スタイルに 1 小節より長い終了部が含まれていない限り、移行部の長さは最大でも 1 小節である。このフラグがセットされている場合、移行部の長さは 1 小節増える。

動作環境

  Windows NT/2000 : Windows 2000 が必要。
  Windows 95/98 : Windows 95 以降が必要。Windows 95 用に再配布可能な形で使用可能。
  ヘッダー : dmusici.h で宣言。

参照

DMUS_SEGF_FLAGS